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HIV(エイズ)
human
immunodeficiency
virus
HIVとは「ヒト免疫不全ウイルス(human immunodeficiency virus)」のことで、HIVに感染し一定期間を経過後に発症する疾患を、「エイズ(後天性免疫不全症候群(acquired immunodeficiency syndrome, AIDS))と呼びます。エイズは 1981年にアメリカで認識された疾患で、1983年にその原因ウイルスHIVが発見されました。その当時、エイズは突然現れ、原因(病原体)が不明なエイズが突然現れたこと、治療法がなくエイズを発症するとごく短期間で死亡すること、患者層が偏っていたことなどから、世界中で注目され「エイズパニック」が起こりました。
近年になり、HIV(エイズ)に対する治療薬や治療方法が進歩し、感染者の予後は飛躍的に良くなりました。その一方で、日本では現在もHIV感染者、エイズ患者ともに増加傾向にあります。
原因となる微生物はヒト免疫不全ウイルス(HIV)です。HIVはその構造の違いからHIV-1とHIV-2に分類されます。このうちHIV-1はさらに4つのグループに分かれ、そのうちのGroupMはさらに11のサブタイプに分かれます。世界的にみるともっとも感染者数が多いのはサブタイプCですが、日本国内ではサブタイプBの感染者がおよそ88%を占めています。
HIVの主な感染経路は(1)性的接触(性行為)、(2)母子感染、(3)血液に直接触れることです。唾液や汗・涙に含まれるHIVはごくわずかであり、血液や体液に直接触れなければ日常生活で感染することはほとんどありません。日本での報告例の多くは性的接触または母子感染です。
HIV感染からエイズ発症、死に至るまでは大きく3つの時期に分かれます。
抗HIV薬と呼ばれる内服薬を3剤以上組み合わせて投与する多剤併用療法が一般的です。日本には6つのタイプの薬剤が使用可能で、この中から3~4剤を組み合わせて服用しますが、近年、3~4剤を一つにした「合剤」も開発され、現在では1日1回1錠という服薬方法もあります。
早期に発見し抗HIV薬をきちんと服用すれば生命予後は非感染者と変わりません。しかし抗HIV薬はHIVを根絶するものではなく、生涯にわたって服用を継続する必要があります。
※本文は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長 鈴木秀明 医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています
HIV感染症です。これは血液を介して感染する病気で、何年もかけてから発症します。それまでは症状が出ないため検査をしないと発見できず、その間、大切なパートナーをはじめ周りの人に感染させてしまうリスクが生じます。ただ一度発症すると、後天性免疫不全症候群と言って、普通なら致死性もないような細菌、ウイルスなどでも、抵抗することができず、命に関わる症状を起こしてしまうことがあります。予防接種はなく、AIDSが発症してからは対症療法しか方法がありません。そんな怖い病気ですが、早めの検査で早期発見をして、抗HIV薬をスタートすることで、AIDS発症を防ぐことができるようになっています。
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