カンジダ治療・検査は名古屋・大阪のアモーレクリニック

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sexually transmitted diseases

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カンジダ(性器カンジダ感染症/カンジダ症)

candida

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カンジダとは

カンジダ菌によって起こる性器の感染症です。カンジダ菌は常在菌と呼ばれるものの1つで、健康な人の体内(皮膚、口腔、膣、消化管)に常に存在しています。
健康な女性の膣内でのカンジダ常在率は30~50%ともいわれ、普段は害のない菌であるため、カンジダ菌が存在していることが確認されただけではカンジダ症であると診断されることはありません。カンジダ菌による感染症の症状は、性行為、ステロイド外用薬の誤った使い方、局所を清潔にできていない、抗生物質の内服などさまざまな要因によって発症することが多くなっています。また常在しているカンジダ菌が免疫力の低下により増殖して炎症を起こす「自家感染」も多い疾患です。女性性器の感染症としては頻繁にみられ、女性特有の疾患とも言えるほど発症者の多くは女性で、男性での発症例が少ない疾患です。

カンジダの原因微生物

原因となる微生物は酵母様真菌(カビの一種)であるカンジダです。厳密に言うとカンジダにはたくさんの種類があり、そのうちの4つの菌種(Candida albicansが最も多く、次にCandida glabrata、Candida parapsilosis、Candida tropicalis)が、性感染症としてのカンジダ症の原因菌全体の9割程度とする報告があります。これらの原因菌種の混合感染例や、近年は先の4菌種以外も原因菌種として増加しているものや、薬剤耐性を示す菌種も多くなっています。前述のとおり、常在菌として私たちの体内に存在しているカンジダは通常、病気を引き起こすことはなく、いわゆる日和見菌と呼ばれるものです。

カンジダが原因となるカンジダ症には、病変が表皮や粘膜面に限られる表在性カンジダ症と、深部臓器や全身への播種性病変を生じさせる深在性カンジダ症に分けられます。
性感染症として発症するカンジダ症は表在性の感染症です。深在性カンジダ症に比べると患者数は多いのですが、重症度は低いケースがほとんどです。反対に深在性カンジダ症は患者数が少ないものの、重い症状を引き起こすことが多い感染症です。

国際的に注視されているカンジダ

近年問題視されているのが、深在性カンジダ症の原因菌種カンジダ・アウリス(Candida auris)です。カンジダ・アウリスは、2009年に日本から世界で初めて報告された菌種です。一般的に利用されている真菌同定法では正確に同定するのが難しく、他の菌種との誤同定の可能性があるとされています。また、分岐株として6つの遺伝子型が確認されており、遺伝子型によって侵襲性や薬剤耐性傾向に違いがあります。

米国・インド・アフリカなどの諸外国で報告されているカンジダ・アウリスは、日本で報告されている遺伝子型とは異なり、多剤耐性で重篤な感染症を引き起こす可能性、感染拡大のスピードの速さ、院内感染の原因菌といったことが問題になっています。WHOは2022年に公表した『Fungal Priority Pathogens List, 2022』において、 カンジダ・アウリスを最も対応優先度の高いグループの1つに指定しています。国内では2023年に、海外株のカンジダ・アウリスの多剤耐性によって引き起こされた感染症(真菌血症)による国内初の死亡例が報告され、患者数の増加や院内感染拡大などが懸念されています。
※多剤耐性菌とは、多くの抗菌薬(抗生剤)に対して耐性を獲得した菌のこと。

カンジダの症状

潜伏期間は数年に及ぶこともあります。

女性の場合

女性では膣や外陰部に炎症として発症し、周辺部位も含めさまざま症状が現れます。膣や外陰部周辺に症状が現れた状態を外陰膣カンジダ症と呼んでいます。膣や外陰部、股部が赤くなる、軽度のむくみ、灼熱感(ひりひりと焼けるような熱い感じ)、強い痒みやひっかき傷がみられることもあります。また、ヨーグルト(酒かす、カッテージチーズ、粥)のような状態の白いおりものが増加します。排尿痛や性交痛もみられます。糖尿病合併例やステロイド剤投与例では、膣よりも外陰部や股部に強い炎症が起こり、湿疹のような症状が現れます。

男性の場合

男性では症状が現れることが少ないのですが、ほとんどは亀頭炎として発症し、かゆみや違和感で自覚します。ほかに、亀頭が赤くなる、赤いブツブツ、小さい水泡、びらんなどがみられることがあり、まれに尿道炎を起こすこともあります。症状が現れる場合の多くは、糖尿病、包茎、ステロイド剤投与、炎症性疾患や悪性腫瘍などの消耗性疾患例です。

女性・男性

口腔内でのカンジダの症状として、舌や口腔粘膜に白い斑点がみられたり、痛みや味覚異常が現れたりします。口腔カンジダで最も多い型は偽膜性カンジダ症で、口腔粘膜の小さな斑点状の白苔の付着がみられますが、簡単に拭い取ることができます。白苔周囲が赤くなったりただれたりすることもあり、痛みが出ることもあります。まれな型として、委縮性カンジダ症、肥厚性カンジダ症があります。
口腔カンジダを放置し続けると、咽頭や食道の粘膜まで感染が広がる可能性があります。

以上のような症状がみられる場合は放置せず、早めに泌尿器科、婦人科、性病専門クリニック、口腔外科を受診してください。

カンジダ症状が起こる要因

症状が引き起こされる要因としては、疲労、風邪、ストレスなどの体調の乱れや、糖尿病やHIV感染症、ステロイド薬の投与による免疫機能の低下、包茎などが考えられます。
外陰膣カンジダの場合の感染経路として多いのは、人体にもともと備わっている「膣の自浄作用」が低下することによって膣内の常在菌であるカンジダが増殖してしまう自己感染です。膣は有害な菌の増殖を抑えるために乳酸菌が糖分を分解し乳酸を作り出していますが、体調の乱れ、ホルモンバランスの変化、服薬などによって乳酸菌が減ると、膣に存在する微生物のバランスが崩れ、結果カンジダの増殖につながります。カンジダが増殖している状態での性行為で感染することもあります。下着の締め付けや下着の蒸れなど湿潤した環境下においてカンジダが増殖し感染しやすい傾向にあります。

カンジダは口腔内の常在菌です。通常は他の微生物とのバランスがを保っている状態ですが、それが崩れることでカンジダが増殖、病原性が表出します。口腔内のバランスを崩す要因となるのは、ステロイド吸入薬の長期使用、糖尿病、体調不良などによる免疫機能の低下、口腔内の乾燥による唾液量減少、カンジダが付着しやすい入れ歯の不潔など不適切な使用などに注意が必要です。

カンジダの検査

症状がある部位を診察し、必要な検査を実施します。

女性の場合

膣に症状がみられる場合、綿棒で膣の分泌物を採取し、顕微鏡でカンジダ菌の有無を確認します。生理中は検査ができません。

男性の場合

尿道炎の症状がある場合、尿検査を行います。

女性・男性

患部に皮膚症状がある場合、綿棒で皮膚をこすり検体を培養して確認します(皮膚擦過検査)。そのほかには、採取した検体からカンジダの遺伝子を増幅させて検出する方法(PCR法)があります。

カンジダの治療

カンジダは特に、患部周辺を清潔に保ち安静にすることが大切です。刺激の強い石鹸の使用は中止すること、通気性のある下着を着用すること、性交渉を控えることなど十分注意します。
治療薬は抗真菌薬の投与が有効です。膣錠、軟膏、クリーム、経口薬など、症状によって治療を行っていきます。

女性の場合

通院の際は、女性は基本的に膣の洗浄を行い、膣錠を投与します。外陰部など炎症がみられる部位には軟膏やクリームを用います。経口薬の投与を行うこともあります。妊娠中や授乳中の場合は、医師と相談の上、治療を行います。

男性の場合

男性では、女性同様の抗真菌の軟膏やクリームを用います。再発を繰り返す例では薬剤を変更したり、ステロイドなどの薬剤を用いることもあります。

女性・男性

口腔カンジダの場合は、口腔内を洗浄し、抗真菌薬を含んだ塗り薬やうがい薬や内服薬を使用し治療します。

治療を継続することで、症状は回復していきます。処方された薬は自己判断で中断することなく、医師の指示通りにきちんと続けましょう。また、パートナーの抵抗力が低下している場合感染する可能性があるため、治療中は性交渉を避けてください。

カンジダの予防

カンジダが性器周辺で増殖している場合、性行為を行うことで感染する可能性があります。性行為による感染を予防するためには、コンドームを正しく使用することが必要です。どちらかに症状が出ている場合は、性行為を控えてください。

カンジダは再発を繰り返しやすい感染症のため、ご自身で予防することが重要となります。カンジダ菌は高温多湿の環境下で増殖しやすいため、膣、外陰部周辺は清潔に保ち、しっかり乾燥させ、通気性を意識した生活を心がけてください。特に生理中は蒸れやすいため、おりものシートやナプキンはこまめに交換するようにしましょう。前述のとおり、膣内の微生物のバランスの変化がカンジダの増殖につながるため、膣内の頻繁な洗浄(使い捨てビデなど)は控えたほうがいいでしょう。免疫力を低下させないためにも、十分な睡眠と休養、バランスのよい食生活を意識することも大切です。また、性器カンジダ症は母子感染することがありますから、ホルモンバランスの変化が大きい妊娠中は発症に注意しましょう。
なお、カンジダは入浴で他人へ移ることはありませんが、タオルの共有で菌が移る可能性があるため注意が必要です。

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アモーレクリニック
統括院長 兼 名古屋院院長
医師鈴木 秀明

※本文は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長 鈴木秀明 医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています

女性特有の疾患ともいわれますが、男性が発症します。時々、「自分は、膿が出ないから!」とか、「おしっこするときに痛くないから…」と言い切られる患者様がいますが、断言できることは何一つありません。思い当たるふしがあるようでしたら積極的に受診しましょう。

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