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初期症状を見逃さない!EDの症状や原因を徹底解説

 

初期症状を見逃さない!EDの症状や原因を徹底解説

 

男性にとって非常に深刻な悩みのひとつでもある「勃起不全」や「勃起障害」などの”インポテンツ”の悩み。

最近では「ED」という言葉もだんだん浸透してきましたよね。

「ED」と聞くとなんだか「ピクリとも勃たない」というイメージを持たれがちですが、実際にはどんな症状が出たらEDという認識なのでしょうか。

今回は、EDや勃起不全、インポテンツなどの症状にフォーカスしてお話をしてみようと思います。

EDとは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【EDはErectile Dysfunctionの略で、性交時に男性器の機能が低下したり、全く勃起をしないなどの状態を指します。

日本には約1000万人以上の男性が悩んでいる症状と言われており、年齢を重ねるほどEDになる人も多いです。

特に最近では年齢にかかわらず若い世代の男性でもEDになってしまうこともあるため、「若いからまだ大丈夫」という発想では、どんどん症状が進行していく可能性もあるのです。

EDのような症状になる原因とは?

若い男性にも起こるEDの症状は、一体何が原因となっているのでしょうか?

年齢を問わずにEDが起こりうる原因は、

1. 器質性ED
2. 心因性ED
3. 薬物性ED
4. 混合性ED

主にこの4つの原因が挙げられています。それぞれを詳しく見ていきましょう。

器質性のED

動脈硬化の進行や、神経系に異常がある場合など、主に50歳前後から見られる原因のひとつとして器質性のEDが挙げられます。

血管系の病気

年齢を重ねるにつれてかかりやすい血管系の病気のひとつとして「動脈硬化」が有名ですよね。そもそも勃起をさせるために血の巡りが深く関係しているということは、みなさんもよく知っている話だと思います。

簡単に説明すると、動脈硬化は血管が硬くなり広がりにくくなり、血液の循環も悪くなるという生活習慣病のひとつです。そのため、動脈硬化による血管の不具合はEDの原因としても考えられています。

動脈硬化気味の男性にとっては、男性器の血液の循環が悪くなることで十分に勃起をさせるための血が陰茎や海綿体へと送られず、勃ちづらかったり中折するなどのEDが起こりやすくなってしまうのです。

特に高血圧の人や糖尿病予備軍、過度の飲酒をしている人や喫煙者は動脈硬化が進行している可能性もあるので、生活習慣の改善を心がけましょう。

神経系の病気

器質性が原因となっているEDには、神経系の病気にも注意が必要です。

脳卒中や脳腫瘍、脊髄損傷やパーキンソン病などは神経に障害がでるためEDを引き起こしやすく、ED治療が必要なケースも多くなってしまいます。

心因性ED

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心因性EDとは、いわゆるストレスや精神的な心配事、不安感などから引き起こされるEDで、その原因はひとによってさまざまです。

パートナーとの関係や仕事のストレスなど、日常生活においてのストレスが性欲を減退させたり、神経を介して性的興奮上手にペニスに伝わらなかったりと、年齢を問わず誰にでも起こる可能性はあるのです。

また、一度性交がうまくいかずに一種のトラウマのような記憶が結びつくことで「次もうまくいかないのではないか」という不安を持ち、焦りや不安から勃起がしにくくなることもあります。

薬物性ED

普段から服用している薬がEDを引き起こしてしまうのはあまり知られていませんが良くある話です。
血液などの循環器系に作用する薬剤、中枢神経や末梢神経などの神経に作用する薬剤、消化器系に作用する薬剤などが一例として挙げられます。

体力や薬の種類にもよりますが、解熱剤や鎮痛剤、消炎作用のあるお薬でも原因になることがあるので、風邪薬や痛み止めなど身近な薬でもEDを引き起こしてしまうのです。

混合性ED

勃起の不調は非常に複雑な原因の場合もあります。

血液の循環や神経の伝達、体調や男性ホルモン、性欲などさまざまな要因が十分に揃ってこそ性交に十分な勃起をさせることができるため、どれか一つが欠けても思うような勃起が得られません。

特に特定の要因だけでなくいくつかの原因がある場合は混合性EDと呼ばれています。

EDの初期症状

 

主な症状には、

途中で中折して挿入が困難になる
挿入するために十分な勃起が出来ない
性欲自体が弱まる(勃起が起こらない)
射精に至らない・感度が鈍くなる
射精の快感が弱くなる

これらの症状に心当たりがある場合には要注意で、自分がEDである自覚症状がない場合でも、泌尿器科などの病院やクリニックではEDとして診断されることも珍しい話ではありません。

ペニスが中折れしてしまう

「中折れ」はEDの症状のなかでも初期症状のうちのひとつで、射精ができなかったり相手を満足させれないのではないかという心因性のEDを引き起こしてしまう可能性もあるため、できることならこの段階からEDについてしっかりと治療や対策をしておくのがおすすめです。

性欲の減退

勃起の着火材ともなる性欲の減少はEDを引き起こす大きな原因でもあります。
疲労感やストレスなど、肉体的にも精神的にも健康な状態であれば男性ホルモンも活発になり、興奮を感じやすくなります。

特に疲れは体力の衰えなど加齢が原因の場合が多く、生活習慣病に掛かりやすい状態でもあるため、健康を維持するためにも運動や食事の見直しを行う必要があります。

射精の快感が減る・射精に達しない

射精をするには十分な勃起が必要不可欠ですが、EDになってしまうと十分に快感を得られなかったり、射精に達することができなくなってしまいます。

不感症のような悩みや、以前よりも気持ちよさが少なくなったという人はEDの可能性も十分にあるので、一度治療をしてみるのがおすすめです。

 

 

EDの解決法や治療方法は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「EDの悩みをどうにかしたい」「症状をなんとか治したい」と思っている男性にとって、その解決方法や治療方法選びはとても重要です。

最近ではネット通販でも購入出来る勃起を補助してくれる機械や器具なども発売されていますが、根本的な解決とはならないだけでなく混合性EDを引き起こす可能性も高くなるためあまりおすすめとは言えません。

やはりEDの原因を引き起こす体力・精神的な健康を取り戻すのが理想です。

ただ、理想はあくまで理想なぶん、現実の生活ではなかなか思うような生活習慣を送ることができなかったり、ストレスやトラウマを自力でゼロにするのはなかなか難しいですよね。

そんな時はED治療のスペシャリストでもある泌尿器科やメンズクリニックに掛かるのがおすすめです。

ED治療に対してきちんとした知識を持った医師の診断を受け、自分の生活スタイルにあった健康づくりや、パートナーとの性交でポジティブなイメージが持てるようにお薬と上手に付き合うことで、EDの原因を治療しつつ勃起を回復させるリハビリにも繋がります。

勃起薬の服用は危険じゃないの?

バイアグラやシアリスなどの勃起薬は身体に良くないんじゃないか?という疑問を持つ方も多いと思います。

ですが、医師がわざわざ患者さんの身を危険にするお薬を処方するはずはないですよね。

それは患者さんの状態や身体との相性などに合わせてお薬が処方できるからです。

確かに勃起薬は常用している薬がある人にとっては大変危険性が高くなるという特徴もあります。

ですが、医師が飲み合わせをしっかりと考慮するためあまり心配しすぎも良くありません。

ちなみに、最近ではインターネットの通販で勃起薬を販売していることもありますが、薬の飲み合わせや用量によっては大変危険な好意なので、素人判断で勃起薬を飲むのは絶対にやめましょう。

 

もしかしてコレって性病?代表的な性病一覧と発覚したときの対処方法

 

 

もしかしてコレって性病?代表的な性病一覧と発覚したときの対処方法

 

パートナーとのセックスや風俗店で楽しんだあと、数日経ってから股間に違和感を感じたことはありませんか?

そこで気になるのがこの違和感が性病なのかどうなのかということ。

性器同士の接触をした後に陰茎から膿やブツブツなど表面的な症状が出ているなら自身でも気づきやすいですが、中にはオーラルセックス(キスやフェラチオ)などで感染する性感染症もあります。

なので以下では、代表的な性感染症をピックアップして特徴や症状をまとめてみましたので、自身の症状と照らし合わせるような形でこの記事を活用してみてください。

代表的な性感染症まとめ

以下では性感染症の中でも最もポピュラーな疾患を特徴や症状を添えてまとめてみましたので参考にしてみてください。

 

クラミジア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラミジアは性病の中でも最も多い性感染症で、重症化すると卵管炎などを起こして不妊症の原因になります。

症状や特徴については女性なら黄色い濃いおりものが出たり、男性なら副睾丸の痛みを訴える事があります。

また感染しているにも関わらず、無症状である場合もあるので知らず知らずのうちにピンポン感染(パートナー間での感染)しているケースも多いです。

しかし感染力はそれほど強くなく、コンドームの着用によって性器粘膜との接触を防いだり、お風呂場や空気感染などで感染することは極めて可能性が低いので、しっかりとスキンの着用をしていれば感染することは稀です。

 

淋病

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

淋病とは淋菌ウィルスが様々な部位に感染することで発症する感染症です。

特に最近多いのはオーラルセックスなどによる咽頭部への感染で、その場合『淋菌性咽頭感染』と呼ばれます。

症状としては女性ならある程度、病状が進行するまで表面的な症状が現れず無症状である場合が多いです。

また男性なら排尿時の痛みや尿道口から濃い黄白色の膿のような分泌物が排出されることがあります。

同時に20-30%の割合でクラミジア感染症に罹っている可能性もあるので、淋病に感染していることが分かったらクラミジアの検査も行っておくのが無難です。

 

トリコモナス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスは特に女性の感染が多くを占める性感染症です。

症状としては、黄緑色の泡状のような生臭いおりものが排出されたり、陰部が過敏になって痛みが生じることもあります。

男性も表面的な症状が出ることが稀にあるのですが、ほとんどが無症状である場合が多いです。

またこちらも発覚した場合はピンポン感染が再発の原因にもなるので、パートナーと一緒に治療を受ける事が大切になってきます。

 

梅毒

 

 

梅毒は主に性行為が元で、梅毒トレポネーマという病原菌に感染することで発症する性感染症です。

梅毒の特徴の一つとして第一期から第三期まで、感染してからの経過日数に応じて症状が進行していきます。

症状としては、体全体に『バラ疹』と言われる赤茶色の盛り上がった湿疹が全身を覆います。

ちょっと昔までは『不治の病』と恐れられた疾患でしたが、今ではペニシリン系の抗菌薬の登場によって治療方法が確立されました。

なので症状が長期化する前に適切な治療を受ければほぼ完治すると言えるでしょう。

 

性器ヘルペス感染症

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘルペス感染症は、主に性器などの部位に病原菌である『単純ヘルペスウィルス』が感染する事によって引き起こされる性感染症です。

感染後、2-10日の潜伏期間を経て性器を中心に水疱が出現したり、発赤したりするのが特徴です。

また表面的な症状が出てから2週間-4週間ほど経過すると自然治癒するが、あくまで表面的な症状だけであって、ウィルス菌が死滅したわけではないのでそこから再発を繰り返すケースが非常に多いです。

また感染は性器粘膜の接触だけに限らず、口唇ヘルペスを患っている方とのオーラルセックスでも感染するのでコンドームの着用だけで感染を防ぐのは困難です。

 

 

性病の検査方法

 

では症状が疑われる場合はどのようにして確認をとるのか?

以下では症状を特定する検査方法をまとめてみました。

 

医療機関での検査

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性病クリニックなどの医療機関で検査をする方法があります。

検査キットと比べると、医師に相談するため、直接病院に足を運ぶ必要がありますが、カウンセリングをしながらどの検査をするのが適切なのかを判断してくれるので、症状の特定が早いです。

また仮に陽性反応が出たとしても引き続き治療までがスムーズに行えるというメリットもあります。

 

発覚から治療までの流れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発覚~治療までの流れを大まかに解説してみましたのでご参考までに。

 

クリニックで検査を受ける場合

検査可能なクリニックまで足を運ぶ

医師の診断を受け、適切な検査を実施

1週間前後で検査結果がでるので、その結果を元に必要な治療を開始

と医療機関での治療の流れはこのようになります。

 

検査キットでは事前に自覚症状などを元に、該当しそうな性病検査をできるパッケージを選ぶ必要がありますが、医療機関の場合は性病の専門家が常駐しているので適切な判断を下す事ができます。

 

おわりに

風俗産業の増加やコンドーム着用などの意識低下に伴い、性感染症患者は年々増加傾向にありあります。

もちろんコンドームの着用などによる予防対策も大切なのですが、症状がでたあとではどうしようもないので、自覚症状がでた時点で早急に検査を受け病状を特定し、適切な治療を受ける事がより重要になってきます。

今では医師と対面して相談をする医療機関での検査に限らず、匿名で受けられる検査キットも流通していますが、どうしても他人に相談するのが難しい方は当院までご相談下さい。

もちろん陽性反応が出た場合は、治療を受けることもお忘れなく。

 

 

ご相談は栄セントラルクリニックまで

 

トリコモナスって何?その特徴を解説します!

トリコモナスって何?その特徴を解説します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスはたくさんある性感染症の種類の中の一つですが、その病態や症状・治療法についてはあまり多くの人に知られてはいません。

今回の記事ではトリコモナスについて深く解説するとともに、トリコモナスに完成した場合にどのような症状が起こり、どのような治療法があるかということについて述べていきたいと思います。

 

 

〇そもそもトリコモナスとは?

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスとは、さまざまな感染経路からトリコモナス原虫が体の粘膜に付着することで感染が成立する疾患です。

原虫とはいっても目に見えないほどの非常に小さな大きさなので、肉眼的に見ることでトリコモナスであると疑うことはできません。

感染する上になって症状も異なってくることが特徴で、膣に感染すればトリコモナス膣炎、尿道に感染すればトリコモナス尿道炎を発症します。

 

 

〇トリコモナスの感染経路は?どのようにして感染するの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスは性感染症であることから、性行為を行うことで感染が成立するということはイメージしやすいでしょう。

しかし、 トリコモナスは性行為をしていなくても感染する可能性があるのです。

具体的には便器に付着したトリコモナスが他人のせ性器や尿道に感染したり、他人が使用したタオルや浴槽を介してでも感染が成立するという特徴があります。

また、動物を介しても感染することがあるので、性交渉を行ったことのない人や乳幼児であっても感染する可能性はあるので注意が必要です。

 

 

〇トリコモナスに感染するとどのような症状が出るのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気になるのはトリコモナスに感染するとどんな症状が出るのかということです。

トリコモナスは男性と女性によって出現する症状が違うので、それぞれの違いを理解しておく必要があります。

また、感染してから症状が出るまでの潜伏期間は男女とも同じ程度で約10日とされています。

そのため症状が出現していなかったとしてもここまで述べたような感染経路をたどって他人に感染していくという危険性があるのです。

まずはトリコモナスに感染することによる男性に起こる症状を見ていきましょう。

 

・尿道からの膿

・軽い排尿痛

 

男性の場合は尿道や排尿に関連した症状が出てくることが特徴です。

これらの症状は他の性感染症と同様な症状ですので、トリコモナスに特徴的な症状というわけではないですが、検査をすることで診断を確定させ治療へと進むことが可能になります。

続いて女性に起こる症状を見ていきます。

 

・あわ状の悪臭の強いおりもの増加

・外陰部や腟の痛みや強いかゆみ

 

女性の場合は尿道に起こる症状よりも膣に起こる症状によってトリコモナス膣炎を疑うことができます。

これらの症状も男性の場合と同じで他の性感染症と同じような症状になりますので、検査を進めていくことで診断が確定していきます。

 

 

〇トリコモナスってどうやってわかるの?その検査方法とは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスであることを確定させるためには検査を行うことが重要であることを述べました。

トリコモナスであるとどのように検査して把握するのかというと、尿検査や膣内ぬぐい検査があります。

直接顕微鏡で見ることでトリコモナスが存在しているということを把握する方法もあるのですが、男性の場合は顕微鏡で見てもトリコモナスが確認できない場合があります。

そのため、培養検査を行うことでトリコモナスが増殖するかどうかということを調べることで、トリコモナスに感染しているということを診断していきます。

 

 

〇トリコモナスであるということが分かるとどのように治療が進んでいくのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

検査をすることでトリコモナスに感染していると診断された場合、トリコモナスの治療が進んでいきます。

男性の場合は内服で治療を行い、女性の場合は内服で治療を行うことや腟錠を処方されて治療を進めていく場合もあります。

先ほども述べたように男性の場合はトリコモナスであることを検査で把握することができないこともあります。

そのため女性がトリコモナスであると診断された場合、パートナーである男性のトリコモナスに感染しているものだとみなして治療を開始することが必要です。

どちらか一方のみが治療をしたとしても、トリコモナスが治癒した後に再び性交渉を行うことで、治療を行っていないパートナーから再びトリコモナスに感染してしまう確率が高いからです。

ピンポン感染を防ぐためにはパートナー同士で治療を進めていくようにしていきましょう。

正しく治療していれば9割以上の確率で治癒できるのですが、処方された薬を正しく使用できていなかったり、自己判断で内服を中断してしまっているということが考えられます。

トリコモナスの症状が改善してきたからといって内服を途中で中断してしまうと、薬に対してトリコモナスが耐性を持ってしまい、同じ薬が効かなくなってしまいます。

そのため薬についての医師や薬剤師からの説明をよく聞き、正しく治療を進めていくことが完全にトリコモナスを治癒させるためにも重要です。

 

 

〇性交渉はすぐに再開して良いの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスの症状が出現している時は、膣炎や尿道炎を起こしている場合が多いので、性交渉による痛みにつながり、性行為を行えない状態になっていることも考えられます。

治療を開始すると徐々に症状が落ち着いてくるため、性交渉を行うことが可能な状態になってきます。

しかし、症状が良くなってきたからといってトリコモナスが完全に死滅したわけではありません。

治療期間中に性交渉を行うことは絶対にいけないというわけではないのですが、ピンポン感染を引き起こさないためにも、完全にトリコモナスが治癒したことを確認してから性交渉を行う方が安全です。

 

 

〇トリコモナスとはどのように予防したらよいの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスを予防するためにはコンドームを使用したり、トリコモナスに感染している人と同じタオルを使用しない、便器は綺麗に拭いてから使用する、トリコモナスに感染している人は入浴を最後にするなどといった対策が有効です。

しかし、コンドームを使用していたからといって完全にトリコモナスを予防することはできません。

なぜなら性器のみでなく性器周囲に付着しているトリコモナスがパートナーの性器に触れることでも感染が成立するということや、性器同士の接触以外でも感染が成立する可能性があるからです。

しかし、トリコモナスや他の性感染症の症状が出現していなくても、すでに感染していることは考えられるので、予防行動をとりながら性交渉を行うことは重要な対策です。

 

 

〇トリコモナスを疑う場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の記事ではトリコモナスについての基本的な知識や症状、検査方法や治療方法について解説してきました。

栄セントラルメンズクリニックでは、性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。

また、完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。

男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。

カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。

さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。

駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。

今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

 

 

性感染症 ブライダル

既に子供がいて満足している方は検討しておきたい『パイプカット手術』という選択肢

最近話題になりつつある『パイプカット手術』という避妊方法。

 

現状、日本ではポピュラーではありませんが、全体的に避妊に対しての考え方が変わりつつあると感じています。

 

人生計画をした上で『もうこれ以上子供は望んでいない』という方や『妊娠を気にせずパートナーとのセックスを楽しみたい』という方は知っておいても損がないと言える情報を以下にまとめてみました。

 

お時間のあるときにでも読んでみて、魅力的に感じたら『パイプカット手術』の選択肢を検討してみてはどうでしょうか?

 

『パイプカット手術』とはなんなのか?

 

パイプカット手術とは男性の生殖能力を意図的に失くすことのできる手術です。

 

手術内容を詳しく話すと、男性には陰茎内に『精管』という管があるのですが、これを切断することにより、精液と精子を混ざる事を意図的に防ぐ事ができます。

 

また受精に必要な精子は精液中の約1-5%程度しか含まれていないので、術後に射精しても放出される分量は施術前とあまり変わらないとされています。

 

なので射精時の快感はそのままで、妊娠を気にせずセックスを楽しむことができます。

 

現代医療で最も効果的な避妊方法

 

 

避妊方法はコンドームや避妊ピルなどがありますが、それらの中でもパイプカット手術は最も避妊効果が高いと言えます。

 

また他にも女性が受ける避妊手術もありますが、それは一度手術を受けてしまうと元の状態に戻すことが困難なので十分に検討する必要があります。

 

反対にパイプカット手術を受けた約3-6%の方々はさまざまな事情で再結合手術を行い、精管の再結合を行った人の約80%が再び妊娠に成功しているので、もし気が変わって『生殖能力を再生させたい』と思った時でも希望のあるパイプカット手術を受けるのが無難だと言えます。

 

パイプカット手術の費用

調べてみたところ手術を受けるには大体22万円の費用で受けられることが分かりました。

 

決して安いとは言えない金額ですが、月に1万5000円ほどを1年間我慢すれば蓄えられる金額です。

 

手術を受けるにはパートナーの同意書が必要

 

まず手術を受ける前提として以下の条件を定めているところが多いので検討しているかたはまず条件をクリアしているかどうか確認してみてください。

 

1.手術を受ける方が30歳以上

2.子供が1人以上いる方

3.配偶者(妻)の同意書

 

と以上の条件をクリアすることで受けられるとされていました。

 

なので必然的に独身男性や30歳未満の方は施術を受けられないので、条件を満たしてからもう一度、再検討してみましょう。

 

パイプカット手術のメリットデメリット

 

『避妊方法の中でもパイプカット手術が効果的なのは分かったけどどのようなメリットとデメリットがあるの?』と感じている方に、パイプカット手術を受けるメリットとデメリットを書き出してみたので参考にしてみてください。

 

定期的に避妊具を購入していたコストを抑えられる

 

コンドームや避妊ピルを処方してもらうには少ないながらもお金が掛かってしまいます。

 

1日、1か月単位で見たら大した金額じゃないかもしれませんが、これが1年、5年、10年となってくると話は変わってくるはずです。

 

パイプカット手術の費用は約22万円なので、月に1万円ほど避妊具に充てている方は検討してみてもいいかもしれません。

 

妊娠を気にせずパートナーとのセックスを楽しむ事ができる

 

2つ目のメリットとしてパートナーとのセックスを楽しむ事ができるという点が挙げられます。

 

精管を切断し、意図的に精子の排出を妨げるので、結果的に受精する可能性が低くなることで純粋にパートナーとのセックスを楽しむ事ができます。

 

肝心な避妊率はというと99.5%となっており、手術を受けると高い避妊効果を得られると言えます。

 

少ない確率で妊娠する可能性はある

 

高い避妊効果があるのは確かなんですが、それでも0.5%で妊娠する可能性はあります。

 

具体的に話すとパイプカット手術を受けても約1/2000の確立で妊娠すると言われており、完全に避妊をすることはできません。

 

ですが、毎日セックスしたとしても365回なので妊娠する可能性というのは限りなく低いです。

 

パイプカット手術がおすすめなのはこんな人

 

 

上記の事を踏まえて、パイプカット手術はどんな人におすすめなのか下記にまとめてみました。

 

 

・現在、1人以上の子供に恵まれていて満足な方

 

・妊娠を気にせずにパートナーとのセックスを楽しみたい方

 

・長期的にみて、現在購入している避妊具の費用を抑えたい方

 

とパイプカット手術をおすすめできるのは以上のようになりました。

 

当てはまる方は検討してみてもいいのではないでしょうか?

 

パイプカット手術は最も避妊効果の高い方法

 

現代医療で避妊効果の高いパイプカット手術は海外を中心に日本にも広まりつつあります。

 

この傾向から少しづつではありますが、望まない妊娠を『避妊』するという考え方が根強くなってきたのではないかと考えられます。

 

 

賛否両論あるとは思いますが、中絶手術をするくらいならはじめから避妊しておいた方がいいのは間違いないです。

 

そこで避妊方法の数ある1つの選択肢としてパイプカット手術を検討してみてはどうでしょうか?

淋菌とクラミジアの違いは?それぞれの特徴を解説します!

「淋菌とクラミジアはよく聞く性病だけど違いがわからない」
「性病によってどのような症状の違いが出るのか知らない」
このように性病について疑問に思ったり詳しく知りたいと思った経験はありませんか?
結論から言うと性病によって出現する症状は違います!
今回の記事では淋菌とクラミジアに焦点を当ててそれぞれの違いについて解説します。
性病による症状の違いを理解した上で、正しく性感染症を予防していけるようになりましょう。

 

↑↑気になる方はこちら↑↑

〇そもそも淋菌とクラミジアの違いって何?

まずは淋菌とクラミジアの違いから解説していきたいと思います。
名前にある通り、淋菌は淋菌という菌が感染することで様々な症状を引き起こす疾患で、クラミジアはクラミジアのウィルスが感染することで様々な症状を発症します。
性器に感染することで淋病性尿道炎やクラミジア性尿道炎を発症し、目に感染することで淋病性結膜炎やクラミジア性結膜炎を発症するのです。
その他にも喉に感染することで咽頭淋菌や咽頭クラミジアを発症し、目に感染することで淋菌性結膜炎やクラミジア性結膜炎を発症します。
このよううに、原因となる病原菌やウイルスは同じでも、感染する部位によって発症する症状や診断名が変わってくるのです。

〇淋病とクラミジアに感染することでどのような症状が起こってくるのか?

 


ここまでの内容で原因となる細菌やウイルスが同じでも、感染する部位によって起こってくる症状が違うということがわかりました。
それでは淋病とクラミジアに感染することで具体的にどのような症状が出てくるのでしょうか?
まずは性器に感染することにより尿道炎を引き起こす疾患から解説していきます。
淋菌が性器に感染することで淋菌性尿道炎を発症し、クラミジア性器に感染することでクラミジア性尿道炎を発症します。
これらの症状として尿道から膿が出たり排尿時痛が出るということがあります。
中には尿道にかゆみを自覚したり血尿が出るという人もいます。
淋菌性尿道炎とクラミジア性尿道炎の違いとしては、クラミジア性尿道炎に感染してから症状が発症するまでの潜伏期間が10日以上であることに対して、淋菌性尿道炎では潜伏期間が1日〜7日と比較的短くなっていることが特徴です。
クラミジア性尿道炎では症状を発症しないという人もいるので、検査をしなければ感染を拡大させてしまう危険性があるので注意が必要になります。
淋菌性尿道炎では性行為があってから比較的早期に症状が出現することや、クラミジア性尿道炎よりも膿が黄色く濃いといった特徴があるのです。
これらの症状の違いも性病の原因を特定するための大切な情報ですので、どのような症状を発症しているのかということを主治医にしっかりと説明しましょう。

次に淋菌とクラミジアが喉に感染した場合に起こる症状について解説していきます。
淋菌が喉に感染することで淋菌性咽頭炎を発症し、クラミジアが喉に感染することでクラミジア性咽頭炎を発症します。
尿道炎の時と同じように、淋菌性咽頭炎の方がクラミジア性咽頭炎よりも潜伏期間が短いため、淋菌性尿道炎の方が性行為があってから比較的早く症状を発症することが特徴です。
性病による咽頭炎を発症すると以下のような症状が出てきます。
・のどの腫れ
・のどの痛み
・発熱など
一見風邪のような症状が出現するため、耳鼻咽喉科や内科を受診する人も多いです。
性病は適切に治療しなければ治癒することはないので、性病の疑いがあるのであればそのことを伝えて適切に治療を開始できるようにしましょう。

淋菌がクラミジアが目に感染するとどのような症状が起こってくるのでしょうか?
リンキンが目に感染することで淋菌性結膜炎を、 クラミジアが目に感染することでクラミジア性結膜炎を引き起こします。
淋菌性結膜炎とクラミジア性結膜炎に感染すると以下のような症状が出てきます。
・結膜が、強い炎症を起こします。
・白色クリーム状のドロっとした目ヤニが出る
・まぶたや結膜が腫れる
・角膜に穴が開き、失明する可能性がある
・耳の前のリンパ節がはれ、痛みを伴う
淋菌は、新生児が出産する際に母親から感染することが最も多いとされています。
しかし、性病の菌やウイルスが付着した手で目の粘膜に触れたり、尿や便や体液が直接目の粘膜に触れることで大人でも目の性病に感染する可能性は十分にあるのです。
性病の菌やウイルスが目に入らないようにすることと、性行為が終わった後は流水と石鹸でしっかりと手を洗うように意識しましょう。

〇淋菌とクラミジアで検査方法に違いはあるの?

結論から言うと淋菌もクラミジアもけ検査方法は同じです。
しかし、発症している症状や性行為があってからの期間や主治医の判断によって検査方法が異なる場合もあります。
検査方法には血液検査や尿検査、膣内ぬぐい検査やうがい液検査などがあります。
どのような検査を行なっていくのかを主治医と相談しながら一緒に決めていきましょう。
検査結果はその場でわかる迅速検査のあれば、外部の登録衛生研究所に検査を依頼するという方法をとっている医療機関もあります。
検査方法や検査をどこで行うのかによって結果がわかる時期が異なりますので、検査結果が判明するまでにどれくらいの期間がかかるか気になれば主治医に聞いてみましょう。

〇淋病とクラミジアで治療方法に違いはあるの?

淋病とクラミジアは全く違った原因で症状を発症するので、標的によって治療方法は異なってきます。
そのため治療を開始する前に検査を行うことで原因を確定させることは非常に重要です。
どちらとも治療方法は抗生剤を内服することで治療を進めていくことが一般的です。
あまりにも症状が強かったり、抗生剤を内服しても効果が見られないという場合は注射薬を選択される場合もあります。
また、淋菌性結膜炎やクラミジア性結膜炎であれば点眼薬を合わせて処方される場合もあります。
治療を進めていくと徐々に症状が軽減していくことが実感できるのですが、症状が軽減したため自己判断で治療を中止する人もいるのです。
自己判断で治療を中止すると細胞の中に潜んでいた性病が再び増殖して、症状が再発するということもあります。
性病が完治したといわれるまでは通院治療を続けるようにしましょう。

〇性病を疑う場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう


今回の記事では淋菌とクラミジアの違いについて解説しました。
栄セントラルメンズクリニックでは性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間について、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
また、完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

 

 

 

ヘルペスって性病?その特徴を解説します!

ヘルペスって性病?その特徴を解説します!


「性器に湿疹ができているのだけれど、これって性病なの?」
「口の周りにできるヘルペスの性病なの?」
このようにヘルペスについて疑問に思った経験はありませんか?
今回の記事ではヘルペスについて解説するとともに、その症状や治療方法についても合わせて説明していきたいと思います。

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そもそもヘルペスとはどのような病気のことを言うのか


ヘルペスとは、単純ヘルペスⅠ型と単純ヘルペスⅡ型が病原となり、感染することにより様々な症状を発症させる病気です。
ヘルペスと聞くと口唇ヘルペスを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、性器からうつることにより口唇ヘルペスになることも性感染症の口唇ヘルペスに該当します。

ヘルペスになるとどのような症状が起こるの?


ヘルペスは感染してから1週間から2週間程度の潜伏期間が経過すると様々な症状が出現してきます。
ヘルペスは初感染であれば症状が強く出やすくなっており、再発する回数が増えれば増えるほど症状が軽くなってくるとされています。
ヘルペスが発症したことで出現する症状を以下に挙げます。
・患部にヒリヒリ感、むずかゆさ
・発熱
・かゆみを伴った1〜2mmの赤いブツブツや水ぶくれができ、それが破れて潰瘍となる
・強い痛みがあり発熱を伴う
・太もものリンパ節の腫れ

性器ヘルペスの場合はこのような症状が性器に出現しますが、口唇ヘルペスの場合は口唇にこのような症状が出現します。
また、ヘルペスに一度感染すると三叉神経というところに永続的にウイルスが潜むようになります。
そのためヘルペスに感染している人の免疫力が下がってくると、ヘルペスが活動的になるためヘルペスの症状が再度出現するようになるのです。
免疫力が維持されることでヘルペスを出現させないよう抑えてくれるので、規則正しい食生活や睡眠をしっかり取るなど生活習慣を整えることが重要になってきます。
その他にもヘルペスは男性と女性によっても症状が分かれてくることも特徴です。
男性にヘルペスが感染した場合に起こってくる症状として、亀頭・陰茎体部・太もも・おしり・肛門周囲・直腸粘膜などに上記のような症状が出ます。
そして女性の場合は、外陰・膣入り口・子宮頚管・膀胱などに症状が出ることが特徴になっています。
これらの症状の違いを理解して、パートナーに同様の症状が出ていたり、あなた自身にこのような症状が出現すれば、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。

ヘルペスであることはどのように診断されるの?検査は必要?


ここまで述べたようなヘルペスの症状が出た場合は、ヘルペスに詳しい医師だと一目瞭然でヘルペスだと診断することができます。
ヘルペスは血液検査をすることでヘルペスの抗体が血液の中にあるかが把握できるので、それによってヘルペスだと診断することもありますが、明らかにヘルペスであるということが外見から分かる場合は、わざわざ血液検査を行わないという医療機関もあります。
この辺りは医療機関の医師によって変わってくるところですので、主治医とよく相談しながら検査をするかどうかということについて決めていくと良いでしょう。
また、性感染症は一般的にパートナーも同時に感染している可能性が高い疾患です。
そのため、どちらか一方が性感染症であると診断されればパートナーも同時に性感染症の治療を進めていくことが多いです。
しかし、ヘルペスの場合はパートナーに症状が出ていなければ必ずしも血液検査や治療は必要とされていません。
免疫力が低下してヘルペスの症状が出てきた場合は、症状が持続する期間を短くするために治療が必要となるので、その時は一緒に治療を受けるということになります。

ヘルペスはどのように治療を進めていくの?


先ほども述べたようにヘルペスは感染していても症状が起こっていなければ治療する必要がないとされています。
しかし、自覚症状が出現している場合は、症状がひどくなる前にできるだけ早く治療を開始する必要があります。
具体的な治療方法としては、抗ウイルス薬を内服したり点滴するということや、点眼薬や軟膏を塗布することで症状が悪化することを防ぎます。
あくまで症状が早期に改善するための投薬治療ですので、体からウイルスを完全に排除することはできません。
そのため症状が改善してからもヘルペスが再発する可能性はあるので、免疫力が下がらないように注意しておきましょう。

ヘルペスに感染しないためにはどうしたら良いの?


他の性感染症も同様なのですが、性行為を行うときは必ずコンドーム使用するようにすることで、ヘルペスに感染するリスクを下げることができます。
しかし、ヘルペスは症状が出ていなくてもウイルスを持っているという場合もありますし、コンドームを使用していたからといって感染しないというわけではありません。
特にヘルペスの症状が出ている場合は、症状が出ていない時と比較して感染しやすくなっていますので、あなたやパートナーにヘルペスの症状が出ている場合は性行為を行うことを避けた方が良いでしょう。
また、口唇ヘルペスが出ている時はオーラルセックスでも性器にヘルペスが感染しますので、ヘルペスの症状が出ている部位と口や目、性器や肛門などの粘膜と接触しないように注意が必要です。
ヘルペスによる水疱ができてそれが破綻した場合は、そこから出る液の中にヘルペスウイルスが大量に含まれていますので、あまり手で触れないように注意したり、こまめに手洗いをするといった対策も有効になります。

ヘルペスを再発させないために免疫力を維持する方法とは?


先ほども述べたようにヘルペスを再発させないために免疫力を強くしておくことが重要です。
免疫力を維持するためには質の良い睡眠をとることやストレスを溜めないこと、規則正しい食習慣を心がけて栄養をしっかりと摂取することが大切になります。
また、喫煙やアルコールを大量に摂取するということも免疫力を低下させる原因になりますので注意しましょう。
ステロイドなどを使用するような病気を持ってる人は、ステロイドにより免疫力が低下している可能性もあるので、基礎疾患をしっかりとコントロールしておくことが重要です。

ヘルペスを疑うような症状が出現した場合は栄セントラルクリニックに相談しよう


今回の記事ではヘルペスについての基本的な知識や、症状や治療法について解説してきました。
栄セントラルクリニックでは性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
また、完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
男性医師やスタッフによるカウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期にヘルペスを疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

ペニスに米粒状の水泡が!それは性器ヘルペスかも

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ペニスに米粒状の水泡が!それは性器ヘルペスかも

ヘルペスというと、「唇にできものができる病気」と認識している方は多いでしょう、
確かに、口唇ヘルペスは唇に症状が現れますが、性器ヘルペスでは性器に同じようなできものができます。
一般的にヘルペスと呼ばれる病気は単純ヘルペスⅠ型、Ⅱ型に感染して発症するもので、それぞれⅠ型は唇に、Ⅱ型は性器に感染するものとされてきました。
しかし近年のオーラルセックスの広がりから、Ⅰ型であっても性器に感染したり、Ⅱ型であっても唇に感染したりということが増えています。
今回はヘルペスについて詳しく解説します。
唇や性器に小さな水泡が現れている場合は、ぜひ医療機関で診察を受けてくださいね。

ヘルペスとはどんな病気?

ヘルペスというと唇にできるものが特に知られていますが、実際には人に感染するヘルペスは8種類知られています。
そのうち、一般的にヘルペスと呼ばれるのは単純ヘルペスウイルスⅠ型とⅡ型です。
Ⅰ型は口唇ヘルペス、Ⅱ型は性器ヘルペスとも呼ばれ、それぞれ唇や性器に発生するものと分類されています。
しかし、最近はオーラルセックスが広く浸透したことにより、Ⅰ型が性器に感染したり、Ⅱ型が唇に感染したりすることもあります。

単純ヘルペスウイルスの厄介な点は、神経の細胞内に長期間留まり続けるということです。
単純ヘルペスウイルスに感染した細胞は、基本的には免疫細胞による攻撃を受け、細胞死に追いやられます。
しかし、一部の感染細胞では単純ヘルペスウイルスがおとなしく潜んでいるため、免疫細胞が感染に気付かずスルーしてしまうのです。
こうしてスルーされた単純ヘルペスウイルスは、普段はおとなしくしていますが、感染者の疲労が溜まっていたり、感染者が年齢を重ねたりして免疫力が落ちた時に活性化し、再発を起こします。

ヘルペスウイルスの潜伏部位は、単純ヘルペスウイルスⅠ型は三叉神経、Ⅱ型は腰仙髄神経節という部位になります。
三叉神経とは顔面で五感を司る神経で、腰仙髄神経は下半身を司る神経です。
そのため、潜伏している単純ヘルペスウイルスが再発する場合には、Ⅰ型では口唇ヘルペスとして、Ⅱ型では性器ヘルペスとして再発するのがほとんどです。

ヘルペスの症状とは

ヘルぺスの症状の特徴は痛みのある水膨れや潰瘍ができることです。
大きさはそれほど大きくなく、米粒ほどの小さな変化であることが多いです。
1つだけ病変が現れることもあれば、複数の病変ができることもあります。
また、性器ヘルペスの場合は体の中心から左右対称に病変が現れる人もいます。
性器で症状が出る部位は亀頭や陰茎をはじめ、臀部や大腿部、同性愛者の場合は肛門にも現れます。
痛みの程度が強く、全身の倦怠感や強い痛みによって排尿や歩行が困難になる人もいるほどです。

感染してすぐ症状が現れる場合はセックスをした後3~7日ほどして現れますが、感染した人すべての人に現れるというわけではなく、感染しても症状がすぐに現れない人もいます。
症状が現れなくでも、その後ヘルペスが体内の細胞に潜んでしまえば時間が経過してから症状が現れることもあります。

ヘルペスの検査とは

 

単純ヘルペスウイルスⅠ型、Ⅱ型に感染しているかどうかは、直接患部を見て、ヘルペスに特徴的な水膨れや潰瘍ができていないかをまず確認します。
確定診断するには病変から単純ヘルペスウイルスを検出することでおこなわれますが、検出に時間がかかること、診療が自費になることなどが欠点です。
血液中に単純ヘルペスウイルスの抗体があるかを調べることもありますが、検査を受けるタイミングによっては抗体が十分量存在しないため、陰性と判断される可能性もあります。

ヘルペスの治療とは

初めてヘルペスの病変が現れた場合でも、再発の場合でもヘルペスは自然に治ってしまうことがあります。
しかし、抗ウイルス薬を飲んだり塗ったり、点滴したりして治療を行うと、よりスムーズに病変の治療できることが多いです。
ただし、自然治癒でも抗ウイルス薬でも、病変のウイルスを殺すことはできますが、神経に潜伏しているウイルスを殺すことはできません。
そのため、ヘルペスに1度感染すると再発の可能性をぬぐいきることはできないといえます。

ヘルペスの予防は可能?

単純ヘルペスウイルスはワクチンが開発されていないため、ワクチンによる予防はできません。
そのため、感染しないようにすることがヘルペスへの最大の予防となります。
ただし、単純ヘルペスウイルスは接触感染や飛沫感染によって人から人にうつります。
そのため、触れ合うだけでなく、くしゃみや咳で飛んだ唾液に単純ヘルペスウイルスが他人の皮膚や粘膜に付着するだけでも感染する可能性があります。
そのため、唇に症状が現れやすい単純ヘルペスウイルスⅠ型は20歳代までに約半数が感染するとされています。

性病としてのヘルペスはセックスによって感染するため、セックスを避けることが最大の予防法です。
不特定多数の相手とのセックスを避け、セックスする際にはコンドームを使用しましょう。
ヘルペスウイルスは肛門や唇にも感染するため、オーラルセックスやアナルセックスでもコンドームを使用する必要がありますし、病変が現れている部位がコンドームで隠れない場合にはコンドームでは防ぎきれないこともあります。

感染してしまった場合には、再発をさせないことが大切

 

再発は免疫力が落ちることで起こりやすいため、規則正しい生活をし、疲れをためないことを心がけましょう。
再発が起こる前には局所の違和感や痛みが生じるケースがあるため、そのような場合には早めに薬を処方することで病変の出現を予防できることもあります。

ヘルペスへの感染が気になるときには栄セントラルクリニックへ

 

今回は、ヘルペスについて詳しく解説しました。
特に単純ヘルペスウイルスⅠ型は20歳代までに約半数が感染するとされており、珍しくない病気です。
体に疲れがたまり、免疫力が落ちた時に再発しやすいので、規則正しい生活を心がけ、免疫力を下げないように心がけることが、ヘルペスウイルスの再発を防ぐためには大切です。
再発してしまった場合でも、免疫力が回復するようリラックスした生活を心がけ、抗ウイルス薬を処方してもらうことで早く病変が消失します。

栄セントラルクリニックではヘルペスの検査や治療にも対応しています。
性器の悩みはデリケートですが、医師やカウンセラーは男性が対応し、他の患者さんに会わぬように配慮しますので安心して通院ができます。
さらに栄セントラルクリニックは深夜0時までの診療時間に加え、土日祝日も診療を行っています。
お仕事やプライベートが忙しく、医療機関への受診が難しいと感じる方もいるかと思いますが、そのような方でも時間の融通が利きやすいです。
受診の前に気軽に相談したいという方は、フリーダイヤルやメール、LINEでの無料相談も可能です。
こちらから勧誘やダイレクトメールをすることはありませんし、LINEであれば相談後ブロックすることもできます。

あなたは今、性器に出ているできものが気になっていませんか?
男性器に現れるできものは様々なものあり、何が原因で現れているのかを患者さん自身が判断するのはとても難しいです。
あなたのその悩みを解決するために、ぜひ栄セントラルクリニックを受診してみてくださいね。

これってカンジダ?男性のカンジダの特徴とは?

「男性と女性で性病の症状に違いがあることを知らなかった」
「男性がカンジダにかかるとどのような症状が出るのだろうか」
このようにカンジダについて疑問に思った経験はありませんか?
今回の記事では主に男性に焦点を当ててカンジダの症状や治療方法と言った特徴について解説していきたいと思います。

 

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〇そもそもカンジダとはどのような病気なのか?

カンジダとは、カンジダというカビ(真菌)が陰部に増殖することで様々な症状を発症する病気です。
カンジダ菌自体は膣の中に存在するという方が多く、カンジダを持っていても症状が発症していなければ問題にならない場合が多いのです。
体には常在菌といって様々な菌が住み着いているのですが、何らかの原因で常在菌のバランスが崩れてしまいカンジダ菌が異常に増殖してしまうことで、不快な症状が出現します。
症状が出ていなければ治療の対象にならないことが多いのですが、カンジダが異常増殖することで症状がでてくるようであれば治療の対象になります。
カンジダは性病であるイメージが強いのですが、性交渉を行ったことがないという人でもカンジダを発症する人もいるのです。
治療することで治癒する病気なのですが、多くの人が再発するということも特徴の一つです。

 

〇男性特有のカンジダの症状とは!?

 

女性と男性で性病の症状が違うということをあまり知らない方が多いです。
実は男性には男性の特徴的な性病の症状があり、特にカンジダは男性に特徴的な症状が出現します。
カンジダで起こる症状について理解しておくことで、早期にカンジダを疑うことができ、医療機関を受診するという行動とすることができます。
もちろん早期に診断してもらい治療を開始することで、症状が悪化することを防げるわけですから、カンジダについての知識をつけておくことは非常に重要になってきます。
以下に男性特有の患者の症状を挙げましたので確認してみましょう。
・亀頭のかゆみ、ただれ
・亀頭が赤くなり、白いカスが出る
・亀頭に小さな水疱
・尿道炎
女性は陰部周辺の症状やおりものに症状が出てくるという特徴があるのですが、男性では亀頭や尿道に関連する症状が出てくるということが特徴です。
女性と比較して男性はカンジダの症状が出にくいのですが、女性がカンジダに感染していたりすると性交渉によって男性にも感染してしまう可能性は高いので、これらの症状が起こり得るということを理解しておくことが重要です。
また、免疫力がしっかりと維持されている場合はカンジダが体に感染していても症状は出ないという場合もあります。
その場合は治療をしないという場合もありますので、主治医と相談しながら今後の方針を決めていくようにしていきましょう。

 

〇カンジダはどのように診断されるの?その検査方法とは!?

カンジダであることを診断するためには性行為の既往やどのような自覚症状があるかということを問診することに加えて、検査を行う必要があります。
カンジダであるかどうかを判定するためには、尿を採取してその検体を培養することで判定することができます。
検査結果が出るまではそこまで長い期間かからないため、3日あれば検査結果を伝えることが可能です。
カンジダに感染していることが確定すればすぐに治療へと移っていきます。

〇男性のカンジダはどのように治療を進めていくの?

 

カンジダであることがわかればすぐに治療が開始されます。
カンジダの治療方法は抗真菌薬というカビを殺す軟膏を患部に塗ることで治療を進めていきます。
また、カンジダは湿気が多いところを好んで増殖するため、通気性の良い下着を着用するように気をつけることでカンジダの増殖を抑えます。
カンジダは常在菌とのバランスが取れていれば症状を出現させることはありません。
しかし、免疫力が下がっていたりステロイドを内服したり塗布していたりすると、カンジダの菌が常在菌と比較して優位になってしまうため、カンジダは増殖しやすくなってしまいます。
そのため、質の良い睡眠をしっかりとることや、バランスの取れた食生活を意識することでカンジダの治療を早めることが可能です。

〇カンジダを予防するために必要な行動とは?

 

先ほども述べたように男性のカンジダは女性のカンジダと比較すると発症する確率は少なくなりますが、免疫力が落ちていたりステロイドを使用していたりするとカンジダにかかりやすくなってしまいます。
日頃から免疫力が落ちないように生活習慣を整えることや、通気性の良い下着を着用して陰部が蒸れにくくすること、性行為の後はシャワーでしっかりと陰部を洗うことが重要になってきます。
しかし、カンジダの症状が出ている場合は刺激のある石鹸を使用することで症状を悪化させてしまう可能性があるので注意が必要です。
皮膚に付着したカンジダ菌のほとんどがシャワーで洗い流すことが可能なので、常に陰部を清潔に保つように意識しておきましょう。
また、他の性感染症でも同じようなことが言えるのですが、性交渉を行うときはコンドームを正しく着用することで、性器粘膜同士が接触することを防いでくれます。
カンジダのみでなく他の性感染症を予防することにもつながりますので、性交渉時の感染予防対策は非常に重要です。
また、糖尿病にかかっていることや包茎であることもカンジダに感染しやすいリスクとなっています。
糖尿病を患っていたり、包茎で陰部が蒸れやすくなっているとカンジダが繁殖しやすくなるので、基礎疾患をしっかりとコントロールしたり、陰部が湿った状態が続かないように日頃から意識して生活しましょう。

 

カンジダを疑った場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう

 

今回の記事では男性に焦点を当ててカンジダの症状や治療方法について解説してきました。
性感染症は男性のみでなく女性と一緒に治療を進めていくことで再び性感染症に罹患する危険性を低くすることができます。
パートナーのみに症状が出た時であっても、あなたに性感染症が潜んでいる可能性は十分にあります。
症状が発症していなくても潜伏期間である場合もあるので、潜伏期間中に感染症を拡大させないためには、できるだけ不特定多数との性交渉を避けることや、性感染症の予防行動を徹底することが重要です。
栄セントラルメンズクリニックではカウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
また、完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

性病で肝臓の病気に!?B型肝炎、C型肝炎も性病の一種

 

 

性病というと、クラミジアをはじめとした性器の病気を想像する人が多いのではないでしょうか。
しかし、性病は性器に感染する病気だけではなく、病原体が全身に回って症状が現れるものがあります。
病原体が全身に回る性病として有名なのはHIVや梅毒ですが、実が肝臓に炎症を引き起こすB型肝炎やC型肝炎の原因になるウイルスも、セックスによって感染するのです。
今回はB型肝炎、C型肝炎について詳しくご紹介します。
感染しないための予防法もご紹介しているので、あなたのセックスライフの参考にしてみてくださいね。

 

性病は性器の病気だけではない

性病というと、性器が痒くなってできものができたり、膿が出たりするものを想像していませんか?
確かに性病にはこのような症状が現れるものもありますが、それだけではありません。
実は肝硬変・肝臓がんの原因となるB型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルス、全身の免疫力が低下するHIVもセックスによって感染します。
ですから、「性器に異常がないから性病に感染していない」と判断することはできないのです。
これらに感染しているかどうかは医療機関での検査や、正確な検査結果を得ることが出来る自己検査キットによる検査によって判明します。

 

B型肝炎とはどんな病気?

B型肝炎は、B型肝炎ウイルスに感染することで発症する感染症です。
患者さんによって、一時的に感染してその後ウイルスが排除される一過性感染となる人と、6ヶ月以上継続して感染し続ける持続型感染になる人がいます。

 

一過性感染とは

一過性感染とは、その名の通り一時的に感染した状態になり、その後ウイルスが排除される状態を言います。
成人になってからB型肝炎ウイルスに感染するケースでは、ほとんどが一過性感染で経過することが多いです。
ウイルスに感染すると抗体が出来るため、その後ウイルスが排除されれば再感染することはありません。
しかし、最近の研究ではウイルスが排除されたと思った患者さんでも、ごくわずかな量のウイルスが体内に残り、将来の再発に繋がる可能性もあります。
一過性感染の場合でも、症状が現れる人(顕性感染)と症状が現れないまま経過する人(不顕性感染)がいます。
顕性感染の場合は、感染してから1~6か月後に倦怠感、食欲不振、吐き気、黄疸(皮膚や白目の部分が黄色くなる)の症状が現れます。
さらにこれらの症状が現れた人の中には重症化する人もおり、重症がすると肝不全と意識障害が起こります。
この状態を劇症肝炎と言います。
劇症肝炎では高熱、倦怠感、強い吐き気に加え、体内の毒素であるアンモニアを分解できなくなることにより脳に障害が現れる可能性があります。
劇症肝炎を発症すると、70~80%は死に至ります。

持続感染とは

B型肝炎ウイルスが半年以上排除されないケースを持続感染といいます。
持続感染は、生まれつきや幼少期にB型肝炎ウイルスに感染した場合に起こりやすいです。
もしあなたがB型肝炎に感染したことに気づかずパートナーとセックスした場合には、パートナーが感染する可能性があります
さらにそのパートナーが感染に気付かず妊娠した場合には、出産時に赤ちゃんがB型肝炎に感染し、B型肝炎ウイルスに持続感染することも考えられます。
B型肝炎ウイルスの持続感染では、無症状か、だるい、食欲がないなどの軽い症状しか現れません。
感染に気付かずにそのまま経過すると、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんと進行し、死に至ることもあります。

B型肝炎はワクチンが開発されている

B型肝炎はワクチンが開発されています。
ですから、ワクチンを接種することでB型肝炎に感染するリスクを減少することができます。
2016年10月から、赤ちゃんの定期予防接種のスケジュールにB型肝炎も組み込まれるようになりました。
しかしこれ以前に生まれている私たち成人は子供の頃にB型肝炎の予防接種を受けていないため感染予防のためにはこれからワクチンの接種を受けることが必要です。
B型肝炎のワクチンは4~6ヶ月以内に3回打たなければ十分に抗体が出来ないので、ワクチン接種を受ける時には注意してください。
また、年齢を重ねるほど抗体が出来にくいとされているので、接種を考えている方は早めに受けることをおすすめします。

C型肝炎とはどんな病気?

 

C型肝炎は、C型肝炎ウイルスに感染することで発症する感染症です。
B型肝炎同様、一過性感染になる人と持続感染になる人がいます。
C型肝炎ウイルスに感染した場合の症状は、B型肝炎ウイルスに感染した場合の症状とほとんど変わりません。
しかしB型肝炎ウイルスとは違い、成人になってから初めて感染した場合でも60~70%が持続感染となるのが特徴です。
持続感染しやすい分、B型肝炎と比べると慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんと進行しやすくなっています。

 

C型肝炎ウイルスのワクチンは未開発

また、C型肝炎の厄介な点はワクチンが2019年5月現在で未だ開発中ということです。
ワクチンによる予防が期待できないため、「感染する機会を減らす」ということが大切になります。

 

B型肝炎、C型肝炎にならないためにはどうすれればいい?

 

B型肝炎やC型肝炎にならないためには他の性病と同様の予防が大切です。
具体的には次のようなことです。
・不特定多数の相手とセックスしない
・セックスの際にはコンドームを使用する
コンドームは避妊のためと考えられることが多いですが、実は性病の予防にも効果があります。
しかし、予防を100%保証するものではありません。
また、セックスの最初から最後まで使用することが大切で、オーラルセックスやアナルセックスであってもコンドームを使用しな

B型肝炎、C型肝炎に感染しているかは血液の検査によってわかる

 

B型肝炎、C型肝炎に感染しているかどうかは、血液を調べることでわかります。
これらのウイルスのことを「抗原(こうげん)」、これらのウイルスと戦うために作られる免疫物質を「抗体」と呼びますが、今現在感染しているかどうかを調べる場合には、B型肝炎の場合はB型肝炎の抗原を、C型肝炎の場合は抗体を検査します。
B型肝炎では一過性の感染で終わる人も多いため、抗体のみならず病原体を直接検出する抗原の検査が欠かせません。
一方、C型肝炎は持続感染となることが多いため、抗体を持っていればC型肝炎に持続感染している可能性が高いと言えます。
検査を受ける際にはウイルスが体内で十分増殖し、抗体が産生されてから検査をしなければ正確な結果は得られません。
具体的には最後にセックスをしてから2~3ヶ月程度経過してから検査を受けることが大切です。
不特定多数の人とセックスを楽しむ人、複数人のパートナーがいる人は半年~1年に1回程度、定期的に検査を受けることをおすすめします。

 

性病の検査は栄セントラルメンズクリニックへ

 

栄セントラルメンズクリニックでは、B型肝炎、C型肝炎の検査にも対応しています。
これらの病気は症状がはっきりと表れない分、知らぬ間に進行しやすい病気です。
1度進行してしまうと、肝臓を元の状態に戻すことはできないため、早期発見、早期治療が重要となります。
通院に抵抗がある方は、まずはメールや電話、ラインでの問い合わせからでも大丈夫です。
取り返しのつかないことになる前に、ぜひ1度栄セントラルメンズクリニックにご相談ください。

これってカンジダ?女性のカンジダの特徴とは?

 

「性行為を行ってから外陰部にかゆみが出るのだけど、これってカンジダ?」
「女性のカンジダはどのような症状が出てくるの?」
このようにカンジダについて疑問に思った経験はありませんか?
実は男性と女性でカンジダの症状は違うのです!
今回の記事では女性に焦点を当ててカンジダの特徴について解説します。

 

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〇そもそもカンジダとはどのような病気なの?

カンジダとは、カンジダというカビ(真菌)が陰部に増殖することで様々な症状を発症する病気です。
カンジダ菌自体は膣の中に存在するという方が多く、カンジダを持っていても症状が発症していなければ問題にならない場合が多いのです。
体には常在菌といって様々な菌が住み着いているのですが、何らかの原因で常在菌のバランスが崩れてしまいカンジダ菌が異常に増殖してしまうことで、不快な症状が出現します。
症状が出ていなければ治療の対象にならないことが多いのですが、カンジダが異常増殖することで症状がでてくるようであれば治療の対象になります。
カンジダは性病であるイメージが強いのですが、性交渉を行ったことがないという人でもカンジダを発症する人もいるのです。
治療することで治癒する病気なのですが、多くの人が再発するということも特徴の一つです。
また、近年の女性の社会進出が増えてきたという時代背景から、元々は性病は男性が罹患することが多かったとされていたものが、女性にも増えてきているという特徴があります。
男性のみが性感染症に注意すれば良いというものではなく、女性も性交渉の機会が増えてくるようになったため、社会全体で性感染症の拡大防止に注意しなければなりません。

 

〇カンジダは男性と女性で症状が異なる!

 

カンジダはカンジダ菌が異常に増殖することで症状を出現させるという特徴があることを述べました。
しかし、男性と女性で同じような症状が出るわけではなく、女性のカンジダでは女性特有の症状が出現するのです。
パートナーが女性である場合はカンジダの症状が出ていれば病院で治療することを促すことができるようになりますので、男性の方も女性特有の症状について理解しておくと良いでしょう。
以下に女性のカンジダで起こる症状について上げていきます。
・外陰部、腟のかゆみ
・ヨーグルト状のおりもの増加
・性器の炎症
・性交痛
・排尿障害
このように外陰部や膣の症状やおりものなどに関連した症状が出現するというのは女性特有の症状だと言えます。
これらの症状は他の性病と同じように一定の期間の潜伏期間を経過してから発症するということが特徴です。
カンジダの場合は性交渉があってから約1カ月程度の潜伏期間を経過すると発症してきます。
中には数ヶ月経過しても発症しないという人もいますし、1ヶ月経たないうちに症状が出てくるという人もいます。

 

〇カンジダの検査方法

カンジダであることを診断するためには性行為の既往やどのような自覚症状があるかということを問診することに加えて、検査を行う必要があります。
カンジダであるかどうかを判定するためには、尿を採取してその検体を培養することで判定することができます。
検査結果が出るまではそこまで長い期間かからないため、3日あれば検査結果を伝えることが可能です。
カンジダに感染していることが確定すればすぐに治療へと移っていきます。

 

〇カンジダの治療方法は?どのように治していくの?

それではカンジダをどのように治療していくのかということについて見ていきましょう。
カンジダの治療方法は男性と女性で異なることがあります。
外陰部に出ている症状であれば抗真菌薬の軟膏を塗ることで治療を進めていくのですが、膣の中に症状が出ているようであれば膣錠を膣の中に入れることで膣内に潜んでいるカンジダを死滅させていきます。
症状の程度や治療する人の免疫力によって治療期間は異なってくるので、治療期間は様々ですが、症状が軽かったり無症状である場合は治療しないこともあります。

 

〇カンジダは予防できる?カンジダの予防方法とは?

 

カンジダに感染しないために重要なのは予防行動をとることです。
カンジダも性感染症の一つに分類されており、性行為を行う際に正しい感染予防対策を取ることでカンジタに感染することを防げます。
まず重要なことが性交渉を行うときには必ずコンドームを使用するということです。
カンジダ菌が付着した性器同士が接触することでパートナーからパートナーへとカンジダ菌がうつってしまいます。
コンドームを使用していれば直接性器同士が接触することを避けることができるので、大きな予防効果が得られます。
しかし、カンジダの症状がひどく出ている場合は性器の範囲外でカンジダ菌がいる部位が接触することで感染するという可能性もあるので注意が必要です。
とはいっても皮膚についたカンジダ菌はシャワーで簡単に流すことができるので、皮膚を清潔に保っていれば感染が拡大する可能性は低いでしょう。
カンジダを予防するためにもう一つ重要なことがあります。
それは体調管理に気をつけて生活するということです。
先ほども述べたように体には常在菌があることで体を健康な状態に維持しているのですが、体の免疫のバランスが崩れることで常在菌のバランスも崩れてしまいます。
カンジダ菌が存在していたとしても常在菌とのバランスが取れていて症状を発症していなかったという人でも、常在菌のバランスが崩れることでカンジダの症状が強く出るようになってしまいます。
規則正しい食生活や睡眠をしっかりとるなどといった体調管理をしっかりと行なっておくことで、カンジタに感染したり発症したりする確率を低くすることができます。

 

カンジダを疑った場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう

今回の記事では女性に焦点を当ててカンジダの症状や治療方法について解説してきました。
性感染症は男性のみでなく女性と一緒に治療を進めていくことで再び性感染症に罹患する危険性を低くすることができます。
パートナーのみに症状が出た時であっても、あなたに性感染症が潜んでいる可能性は十分にあります。
症状が発症していなくても潜伏期間である場合もあるので、潜伏期間中に感染症を拡大させないためには、できるだけ不特定多数との性交渉を避けることや、性感染症の予防行動を徹底することが重要です。
栄セントラルメンズクリニックではカウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
また、完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。