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2019.12.02
ペニスに米粒状の水泡が!それは性器ヘルペスかも

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ペニスに米粒状の水泡が!それは性器ヘルペスかも

ヘルペスというと、「唇にできものができる病気」と認識している方は多いでしょう、
確かに、口唇ヘルペスは唇に症状が現れますが、性器ヘルペスでは性器に同じようなできものができます。
一般的にヘルペスと呼ばれる病気は単純ヘルペスⅠ型、Ⅱ型に感染して発症するもので、それぞれⅠ型は唇に、Ⅱ型は性器に感染するものとされてきました。
しかし近年のオーラルセックスの広がりから、Ⅰ型であっても性器に感染したり、Ⅱ型であっても唇に感染したりということが増えています。
今回はヘルペスについて詳しく解説します。
唇や性器に小さな水泡が現れている場合は、ぜひ医療機関で診察を受けてくださいね。

ヘルペスとはどんな病気?

ヘルペスというと唇にできるものが特に知られていますが、実際には人に感染するヘルペスは8種類知られています。
そのうち、一般的にヘルペスと呼ばれるのは単純ヘルペスウイルスⅠ型とⅡ型です。
Ⅰ型は口唇ヘルペス、Ⅱ型は性器ヘルペスとも呼ばれ、それぞれ唇や性器に発生するものと分類されています。
しかし、最近はオーラルセックスが広く浸透したことにより、Ⅰ型が性器に感染したり、Ⅱ型が唇に感染したりすることもあります。

単純ヘルペスウイルスの厄介な点は、神経の細胞内に長期間留まり続けるということです。
単純ヘルペスウイルスに感染した細胞は、基本的には免疫細胞による攻撃を受け、細胞死に追いやられます。
しかし、一部の感染細胞では単純ヘルペスウイルスがおとなしく潜んでいるため、免疫細胞が感染に気付かずスルーしてしまうのです。
こうしてスルーされた単純ヘルペスウイルスは、普段はおとなしくしていますが、感染者の疲労が溜まっていたり、感染者が年齢を重ねたりして免疫力が落ちた時に活性化し、再発を起こします。

ヘルペスウイルスの潜伏部位は、単純ヘルペスウイルスⅠ型は三叉神経、Ⅱ型は腰仙髄神経節という部位になります。
三叉神経とは顔面で五感を司る神経で、腰仙髄神経は下半身を司る神経です。
そのため、潜伏している単純ヘルペスウイルスが再発する場合には、Ⅰ型では口唇ヘルペスとして、Ⅱ型では性器ヘルペスとして再発するのがほとんどです。

ヘルペスの症状とは

ヘルぺスの症状の特徴は痛みのある水膨れや潰瘍ができることです。
大きさはそれほど大きくなく、米粒ほどの小さな変化であることが多いです。
1つだけ病変が現れることもあれば、複数の病変ができることもあります。
また、性器ヘルペスの場合は体の中心から左右対称に病変が現れる人もいます。
性器で症状が出る部位は亀頭や陰茎をはじめ、臀部や大腿部、同性愛者の場合は肛門にも現れます。
痛みの程度が強く、全身の倦怠感や強い痛みによって排尿や歩行が困難になる人もいるほどです。

感染してすぐ症状が現れる場合はセックスをした後3~7日ほどして現れますが、感染した人すべての人に現れるというわけではなく、感染しても症状がすぐに現れない人もいます。
症状が現れなくでも、その後ヘルペスが体内の細胞に潜んでしまえば時間が経過してから症状が現れることもあります。

ヘルペスの検査とは

 

単純ヘルペスウイルスⅠ型、Ⅱ型に感染しているかどうかは、直接患部を見て、ヘルペスに特徴的な水膨れや潰瘍ができていないかをまず確認します。
確定診断するには病変から単純ヘルペスウイルスを検出することでおこなわれますが、検出に時間がかかること、診療が自費になることなどが欠点です。
血液中に単純ヘルペスウイルスの抗体があるかを調べることもありますが、検査を受けるタイミングによっては抗体が十分量存在しないため、陰性と判断される可能性もあります。

ヘルペスの治療とは

初めてヘルペスの病変が現れた場合でも、再発の場合でもヘルペスは自然に治ってしまうことがあります。
しかし、抗ウイルス薬を飲んだり塗ったり、点滴したりして治療を行うと、よりスムーズに病変の治療できることが多いです。
ただし、自然治癒でも抗ウイルス薬でも、病変のウイルスを殺すことはできますが、神経に潜伏しているウイルスを殺すことはできません。
そのため、ヘルペスに1度感染すると再発の可能性をぬぐいきることはできないといえます。

ヘルペスの予防は可能?

単純ヘルペスウイルスはワクチンが開発されていないため、ワクチンによる予防はできません。
そのため、感染しないようにすることがヘルペスへの最大の予防となります。
ただし、単純ヘルペスウイルスは接触感染や飛沫感染によって人から人にうつります。
そのため、触れ合うだけでなく、くしゃみや咳で飛んだ唾液に単純ヘルペスウイルスが他人の皮膚や粘膜に付着するだけでも感染する可能性があります。
そのため、唇に症状が現れやすい単純ヘルペスウイルスⅠ型は20歳代までに約半数が感染するとされています。

性病としてのヘルペスはセックスによって感染するため、セックスを避けることが最大の予防法です。
不特定多数の相手とのセックスを避け、セックスする際にはコンドームを使用しましょう。
ヘルペスウイルスは肛門や唇にも感染するため、オーラルセックスやアナルセックスでもコンドームを使用する必要がありますし、病変が現れている部位がコンドームで隠れない場合にはコンドームでは防ぎきれないこともあります。

感染してしまった場合には、再発をさせないことが大切

 

再発は免疫力が落ちることで起こりやすいため、規則正しい生活をし、疲れをためないことを心がけましょう。
再発が起こる前には局所の違和感や痛みが生じるケースがあるため、そのような場合には早めに薬を処方することで病変の出現を予防できることもあります。

ヘルペスへの感染が気になるときには栄セントラルクリニックへ

 

今回は、ヘルペスについて詳しく解説しました。
特に単純ヘルペスウイルスⅠ型は20歳代までに約半数が感染するとされており、珍しくない病気です。
体に疲れがたまり、免疫力が落ちた時に再発しやすいので、規則正しい生活を心がけ、免疫力を下げないように心がけることが、ヘルペスウイルスの再発を防ぐためには大切です。
再発してしまった場合でも、免疫力が回復するようリラックスした生活を心がけ、抗ウイルス薬を処方してもらうことで早く病変が消失します。

栄セントラルクリニックではヘルペスの検査や治療にも対応しています。
性器の悩みはデリケートですが、医師やカウンセラーは男性が対応し、他の患者さんに会わぬように配慮しますので安心して通院ができます。
さらに栄セントラルクリニックは深夜0時までの診療時間に加え、土日祝日も診療を行っています。
お仕事やプライベートが忙しく、医療機関への受診が難しいと感じる方もいるかと思いますが、そのような方でも時間の融通が利きやすいです。
受診の前に気軽に相談したいという方は、フリーダイヤルやメール、LINEでの無料相談も可能です。
こちらから勧誘やダイレクトメールをすることはありませんし、LINEであれば相談後ブロックすることもできます。

あなたは今、性器に出ているできものが気になっていませんか?
男性器に現れるできものは様々なものあり、何が原因で現れているのかを患者さん自身が判断するのはとても難しいです。
あなたのその悩みを解決するために、ぜひ栄セントラルクリニックを受診してみてくださいね。

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