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仮性包茎は清潔ならそのままでOK?手術が必要なケースも多い!

仮性包茎については「手術を受けるべき」「清潔にしていれば手術は必要ない」など、インターネット上でさまざまな情報が見られます。

 

そのため、手術を受けるべきか受けないべきか、迷っている仮性包茎の男性も多くいらっしゃるでしょう。

 

仮性包茎は手術は受けなくて良い、と言われれば安心するでしょうが、実際にはちゃんと手術で治療したほうが良い仮性包茎も存在するのです。

 

そこで今回は、仮性包茎でもどのような状態だったら手術を受けたほうが良いのか、そのポイントをご紹介します。

 

仮性包茎でも手術を受けたほうが良い4つのパターン

「仮性包茎だと手術を受けなくて良い」と言われるのは、仮性包茎は真性包茎やカントン包茎と違って、包皮を剥くこと自体は可能だからです。

 

手を使う、または勃起することで亀頭が露出するのであれば性交渉に問題はありませんし、女性を妊娠させることもできます。

 

また「皮に締め付けられて痛い」なんて場合も少ないので、日常生活を送るうえでは特に問題がないため、仮性包茎はそのままでもOKだと言われているわけですね。

 

しかし「仮性包茎でも手術を受けたほうが良い」という男性も、存在しているのです。

 

そこで仮性包茎でも手術を受けるべき男性とはどんな状態の男性か、4つのパターンをご紹介します。

 

手術を受けたほうが良い仮性包茎①包皮内に垢が溜まりやすくニオイがキツい

仮性包茎の男性は、基本的に亀頭が皮で包まれています。

 

そうすると亀頭と皮の隙間に垢が溜まるわけで、この垢と雑菌の繁殖によって、不潔でニオイがキツいペニスになってしまいます。

 

この垢の溜まる量やスピードは、男性の体型や体質によって変わってきますので、なかには他の男性よりも圧倒的なスピードで垢が溜まり、悪臭がしてしまう男性もいるのです。

 

こういった男性は、一日お風呂に入らなかっただけでもペニスの汚れやニオイが酷くなります。

 

包茎手術を受けて常に亀頭が露出した状態にすれば、この状態は軽減しますので、仮性包茎でも手術を受けたほうが良いパターンの筆頭、とも言えるでしょう。

 

手術を受けたほうが良い仮性包茎②陰毛を巻き込んでしまう

仮性包茎の場合、亀頭と皮の間に陰毛を巻き込んでしまうことが多くなります。

 

あまり気にしない男性も多いでしょうが、なかには巻き込んだ陰毛によって包皮や亀頭が切れて傷ついてしまうケースもあります。

 

ペニス自体のサイズによっては、陰毛を短くしてもなかなかこの巻き込みを解消できないこともあるでしょう。

 

そういった場合は、手術を受けて仮性包茎を解消すれば陰毛を巻き込む悩みを解消できます。

 

手術を受けたほうが良い仮性包茎③包皮があまりすぎている

仮性包茎と言っても、その程度は男性によってそれぞれです。

 

軽く亀頭に皮が被っている程度の男性もいれば、先端に皮がたっぷりあまっている重度の仮性包茎の男性もいます。

 

その場合は清潔さも保ちにくいですし、セックスのときにコンドームを使っていても、あまっている皮のせいでズレたり外れたりしてしまう場合も。

皮のあまり具合によっては、手術を受けるべきでしょう。

 

手術を受けたほうが良い仮性包茎④見た目がどうしても気になってしまう

「仮性包茎はそのままで大丈夫」と言われても、どうしても他人からの目が気になってしまう男性もいます。

 

そういった男性の場合、悩むよりも手術を受けて包茎を解消したほうが、気が楽になります。

 

また老後に介護されることを考えると、包茎だと恥ずかしいと考えてしまう高齢者も。

 

精神的に健康に生きるためには、悩みは解消しておいたほうが良いですよね。

 

「仮性包茎なら手術を受けなくて良い」は本当?

「手術を受けなくて良い」と言われると、つい安心してしまうものです。

 

なぜならば誰だって、ペニスの皮をカットするような手術は痛そうで受けたくないわけですから。

 

それではなぜ「仮性包茎なら手術を受けなくて大丈夫」と言われるのか、その理由をご紹介しましょう。

 

その理由を知って、もしも自分がそこに当てはまらないと考えるのであれば、手術を検討しても良いのではないでしょうか。

 

仮性包茎なら手術が不要と言われる理由①しっかり洗って清潔にしていれば問題ない

「仮性包茎に手術は必要ない」と言われる理由として多いのが、この「清潔にしていれば問題ない」との理由です。

 

これ自体は確かにそのとおり、とも言えます。

 

ただ単に亀頭が包皮を被っているだけで臭くも汚くも痛くもなければ、自分にとっても他人にとってもなんの問題もないわけですから。

 

しかし実際には、残念ながらペニスをしっかりと洗って清潔にしていて、ニオイもまったくない、なんて男性は少数派です。

 

自分では皮を剥いて、しっかり洗っているつもりでも、実際にはちゃんと洗えていなくて汚れが残っていることが多いのです。

 

不思議なことに、ペニスが臭くても本人はあまり感じず、気付くのは周囲の人間だけ、なんて場合も。

 

そのため他人から指摘されても、自分では実感できずに放置してしまうわけです。

 

特に名古屋市の栄周辺には、風俗店も数多く存在していますので、風俗で遊ぶ男性も多いでしょう。

 

そのときにペニスが臭かったら、相手の風俗嬢にもイヤな思いをさせますし、サービスもしっかりと受けられないかもしれません。

 

もし自分では特に異常を感じていなくても、他人から指摘されるようならちゃんとペニスを清潔に保てていないのですから、手術を検討するべきと言えるでしょう。

 

仮性包茎なら手術が不要と言われる理由②女の子は男性が仮性包茎でも気にしない

男性が仮性包茎でも手術を受けようとするのは「女の子から嫌われるため」との理由もあります。

 

それに対して「女の子は、相手の男性が仮性包茎でもズル剥けでも気にしないよ」というのが、仮性包茎でも手術は受けなくて良いという意見の理由です。

 

もちろん、これも間違いではありませんし、世の中には「ズル剥けのペニスよりも包茎ペニスのほうが好き」という女の子もいます。

 

しかしこれは、あくまでも「包茎ペニスが清潔で臭くなければ」という前提があっての話。

 

ずっと好きだった男性といざセックス、となったときに、相手のペニスが不潔で臭かったら一気に恋心が冷めてしまってもおかしくはありません。

 

また女の子のなかには「やっぱり包茎よりもズル剥けのほうが良い」という子がいるのも、忘れてはいけない事実です。

 

別に女の子のためだけに包茎手術を受ける必要はないかもしれませんが、手術を検討する理由のひとつとして頭にいれておいても良いでしょう。

 

インターネット上の意見よりも実際に診察してもらって包茎手術を受けるかを判断するべき

さまざまな意見が見られるインターネットは、便利ではありますが、そこの意見にばかり注目するべきではありません。

 

「実際に自分のペニスがどんな状態なのか」「他人に不快な思いをさせていないか」が、包茎手術を受けるか受けないかでは大事にするべき部分です。

 

もし名古屋市栄周辺で、仮性包茎の手術を受けるか受けないか悩んでいる男性がいたら、ぜひ「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」で診察を受けてください。

 

もし包茎手術が必要だった場合でも、ベテランの医師がしっかりとカウンセリングをして、丁寧な施術をおこないます。

 

「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」では完全予約制でプライバシーも守られ、万全のアフターケアも受けられます。

 

自分ひとりで悩まずに、相談することが充実した生活を送るためには重要ですよ!

知っているようで意外と知らない性病「トリコモナス」の症状や感染経路を知ってしっかり予防しよう!

性病にはいろいろとありますが、淋病や梅毒、HIVといった存在については知識がある男性も多いでしょう。

 

しかし「トリコモナス」については、聞いたことはあっても意外と良く知らない、という男性もいるのではないでしょうか。

 

それは先に挙げた淋病や梅毒、HIVと違って、トリコモナスがかなり地味な存在、命に係わるような悪さはしない性病であることに原因があるのかもしれません。

 

命に係わるようなことはない、とは言っても、油断して感染しても良い、というわけではありません。

 

そこで今回は、知っているようで意外と知らない性病、トリコモナスについて、その症状や感染経路、予防法についてご説明します。

 

セックス以外で感染する可能性も……トリコモナスの原因や症状にはどんなものがある?

トリコモナスは、症状こそそれほど強くはありませんが、非常に感染力の強い性病です。

 

また症状がそれほど強くないと言っても、場合によってはその後の人生に大きな影響を及ぼすような結果となるケースもあるので、けっして油断はしてはいけませんよ。

 

トリコモナスは「トリコモナス原虫」によって引き起こされる性病

トリコモナスは細菌やウイルスではなく、目に見えないほど小さな微生物である「トリコモナス原虫」が性器の中に入り込むことで引き起こされる性病です。

 

トリコモナス原虫が寄生する部分は男女によって違い、男性の場合は尿道や前立腺、そして精のうに寄生し、女性の場合は尿道や腟内、子宮頚管といった部分に寄生します。

 

目には見えないほどに小さなものだ、とは言っても、自分の身体の中に微生物が入り込んできている、と思うとかなり気分も悪いですよね。

 

また細菌などと違い、清潔さを保っていれば繁殖しづらく感染しにくい、といったものでもないので、それもトリコモナスの厄介な部分だ、と言えるでしょう。

 

トリコモナスの症状は男性と女性によって異なっている

トリコモナスに感染すると、男性の場合は尿道から膿が出たり、おしっこのときにかゆみがあったり、日常的に尿道のかゆみや痛み、違和感などの症状が出てきます。

 

女性の場合は、主に膣炎の症状を引き起こし、性器の外周部分に強いかゆみが出たり、緑色がかった泡状で臭いオリモノが出たりします。

 

ただし感染しても、男女ともにこういった症状が出ない無症状のままで、感染に気付かないケースも多いのです。

 

「症状が出ないのなら、感染しても問題ないんじゃないの?」なんて思うかもしれませんが、残念ながらそうはいきません。

 

トリコモナスに感染すると、放置しているうちに自然治癒する……なんてことはありません。

 

そのため感染に気付いていない間にだんだんと悪化していってしまい、男性の場合は精のうの炎症で正常な精子が作られなくなって、不妊の原因となる可能性も。

 

女性も場合も、腟の炎症が悪化して不妊症や早産、流産の原因となる可能性があります。

 

できるだけ早く、症状が軽いうちにトリコモナスは治療しておくべき、と言えますね。

 

トリコモナスはセックスだけではなく日常生活のなかで感染する可能性もある

トリコモナスは微生物であるため、人間の体外でもある程度の期間は生き延びることができます。

 

そのためトリコモナスに感染している人が使った下着やタオルを使い回したり、便座に先に座った人がトリコモナスに感染していると原虫が便座に付着して、次に座った人に感染する可能性もゼロとは言えません。

 

つまり家族がトリコモナスに感染していると、その家族が使ったタオルなどを使い回すことで子どもやセックス経験がない男女もトリコモナスに感染するわけですね。

 

「トリコモナス=性病」とのイメージを持っていると、子どもが性器に異変を訴えてもなかなかトリコモナスだと気付かず、治療が遅れてしまうかもしれないのは厄介な状態、と言えるのです。

 

トリコモナスの予防法はその他の性病の予防法とかなり近い!

感染力が強く、しかも感染に気付きにくい点でかなり厄介な性病であるトリコモナス。

 

感染に気付かずに悪化して、不妊症を発症してしまった、なんてことにならないようにするためにも、まずはしっかりと予防することが重要になります。

 

とは言っても、トリコモナスの予防にはそれほど特別な方法が求められるわけではありません。

 

他の性病と同じような方法でトリコモナスも予防できるので、しっかりと頭に入れておいてトリコモナスも、他の性病も感染しないように気を付けましょう。

 

セックスのときにはコンドームを使って不特定多数の相手とはセックスを避ける

セックスのときにコンドームを使うのは、男性にとっても女性にとっても、少なくとも相手から性病に感染させられる危険性が少なくなる点で非常に有効です。

 

ただし「コンドームは避妊のために使う」と考えている場合、挿入の直前でないとコンドームを装着しない、という人も多いでしょう。

 

性病に感染する、感染させるタイミングは、けっして挿入時だけではなく、セックスの前戯のときから注意が必要です。

 

性病予防を目的とする場合は、セックスが始まる前からしっかりコンドームを装着しておくことが必要となります。

 

そしてなによりも、不特定多数の相手とのセックスを避けるのが重要です。

 

セックスをする相手が増えれば増えるほど、お互いに性病に感染する、感染させる可能性は高くなっていきますので、セックスする相手は決まった相手だけにするのが望ましいですね。

 

女性が生理中だとトリコモナスが繁殖しやすいのでセックスは避ける

女性がトリコモナスに感染している場合、生理中は腟内でトリコモナス原虫が繁殖しやすくなっていることが判明しています。

 

生理中は血が出ていますので、なかなかセックスをしたいと思わないかもしれませんが、なかには「コンドームをしていれば別にイイか……」なんて考える人もいるでしょう。

 

しかし先に説明したような理由から、生理中はたとえコンドームを装着したとしてもセックスは避けるべきでしょう。

 

セックス後におしっこをすれば尿道内に侵入したトリコモナス原虫を洗い流せることも

セックスのあとにトイレに行っておしっこをすると、男女ともに尿道内に侵入したトリコモナス原虫をおしっこで洗い流せる可能性はあります。

 

この「セックス後のおしっこ」は、トリコモナス原虫以外の細菌やウイルスなどにも有効とされていますので、とりあえずセックスしたらできるだけ早くおしっこをするのは良いことと言えるでしょう。

 

ただしもちろん、おしっこをしても100%性病予防ができるとは言えませんので、あまりこの方法を信頼しすぎると痛い目を見る可能性もあります。

 

定期的に性病検査を受ければ無症状のトリコモナスも治療できる

トリコモナスは世界中で毎日100万人以上が感染している、とも言われています。

 

しかも感染に気付きにくい性病ですので、知らないうちに相手に感染させている、させられている可能性が高いのも厄介です。

 

このトリコモナスに対抗するには、どんな小さなものでも異常を感じたら専門医の診察を受けるか、無症状でもできるだけ定期的に性病検査を受けるしかありません。

 

「性病検査を受けるのはお金がかかるから……」と躊躇するかもしれませんが、万が一不妊症などになってしまったらその治療にはより多くのお金がかかる可能性があります。

 

自分だけではなく、周囲の人間の身体を守るためにも、定期的な性病検査を受けておくのは非常に有効な手段だ、と言えますね!