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- 2022.10.03
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フォアダイスは自然に消える?除去するための治療法について
性器にブツブツができる原因は主に、フォアダイスまたは尖圭コンジローマが考えられます。とくに多いのがフォアダイスです。フォアダイスは自然に消えることはあるのか気になっているのではないでしょうか?
今回は、フォアダイスが自然に消えるのかについて解説します。
性器のブツブツはフォアダイス?何歳くらいから出てくるの?
フォアダイスは、主に思春期以降に見られる皮膚の生理現象です。成人男性の約65%から80%に見られるとされています。通常は10代後半から20代にかけて発生しやすく、ホルモンの変化が皮脂腺の活動を促進することで目立つようになります。
「フォアダイス」という言葉は、この現象を最初に記述した医師の一人であるアメリカの皮膚科医ジョン・フォアダイス(John Fordyce)にちなんで名付けられました。
フォアダイスは皮脂腺が目立つことによって形成されるもので、特に性器や唇の周辺に見られます。病気ではなく、そのままにしていても健康上の問題を引き起こすことはありません。とはいえ、とくに多感な時期である思春期によく見られる現象だからこそ、「恥ずかしい」「どうにかして消したい」という声がよくあります。
フォアダイスは自然に消える?
フォアダイスが皮膚の生理現象であるならば、放っておけば消えるの?と思う方もいらっしゃるでしょう。しかしフォアダイスは「自然に消えることはない」ということがわかっています。フォアダイスによるブツブツは一度できたら、治療しない限りずっと存在し続けます。基本的にフォアダイスは電気メスやレーザー治療などで治すしか解決方法はありません。
原因は皮脂!フォアダイスは性病ではないのでうつることはない
フォアダイスは性器にできるため、性病と勘違いされる方は多いですが、実は性病ではありません。フォアダイスは皮脂の塊が透けて見えることで発生します。なので、他人に感染したり、うつることはありませんのでご安心ください。
皮脂なので何かしらの改善方法はありそうですが、電気メスで除去するなどの治療法しかなく、自然に消えることもありません。主な原因は生活習慣病などが考えられます。しかし、明確な原因はわかっておらず、塗り薬や飲み薬も開発されていません。
フォアダイスと尖圭コンジローマとの違い
性器のブツブツはフォアダイス以外にも、尖圭コンジローマの可能性が考えられます。尖圭コンジローマとフォアダイスの見分け方は「ブツブツの違い」にあります。フォアダイスは均一なブツブツが特徴です。逆に、尖圭コンジローマはカリフラワーのような状態です。
尖圭コンジローマはブツブツが広がり、均一に並びません。とはいえ素人が見てもフォアダイスか尖圭コンジローマかを判断することは難しいので、専門医に診てもらうことが重要です。とくに尖圭コンジローマだった場合は放置するとブツブツが広がっていくので、気になった場合は早めに受診しましょう。
フォアダイスの割合は日本人男性の60%
フォアダイスは日本人男性の60%に発症する症状だと言われています。割合を見るに包茎ほどではありませんが、比較的多い症状であると言える。フォアダイスは性病ではないので他人に感染する心配もありませんし、とくに害のない症状です。
そのため放置しても問題がないケースは多いですが、マスターベーションの時や性行為の時にブツブツが気になる方も多いです。そのためブツブツ除去の治療を受ける人もいます。
フォアダイスは女性も発生することがある
フォアダイスは男性だけの症状ではなく、女性も発症します。男性の亀頭にフォアダイスが発生しやすいように、女性は小陰唇に発生しやすいです。しかし、女性のフォアダイスも同様、性病ではなく皮脂が透けて見えているだけなので放置しても問題はありません。
ただ、性器のブツブツはフォアダイス以外にも考えられます。フォアダイスではなかった場合、性器のブツブツが性行為などで他人に感染する可能性があります。だからこそ性器のブツブツが気になり、フォアダイスなのか、別の感染症なのか気になる方は医師に相談しましょう。
フォアダイスの主な治療法
フォアダイスは性病ではなく、皮脂が透けて見えたものなので治療を行う必要はありませんが、美容面で治療を行いたい方も多いです。そんなブツブツが気になる方にフォアダイスの治療法と費用について解説します。
・電気メス
フォアダイスは電気メスで治療します。電気メスの熱でフォアダイスを完全に消すことができるうえ、再発のリスクも抑えます。また、同じく性器のブツブツの原因で多いものである、尖圭コンジローマの場合でも治療が可能です。もちろん局部麻酔を行うので、痛みもなく、キレイな仕上がりになります。
フォアダイスは軽症であれば2万円前後、10度でも10万円前後で治療がおこなえます。しかし、尖圭コンジローマの場合は重度なものだと20万円を超える可能性があるので、費用から考えても症状が軽いうちに除去したほうが良いです。
・レーザー治療
フォアダイスはレーザー治療を行う場合もあります。電気メスとの大きな違いとしては、価格と適応症例の範囲です。相場価格は電気メスよりも少し高いです。その代わり、レーザー治療では精密な操作が可能なため、電気メスでは対応できない症例でもレーザー治療であれば可能な場合があります。
とはいえ、一般的なフォアダイスの症例であれば電気メスでも十分キレイに除去可能なので、レーザー治療でなくても安心して治療を受けられます。
特徴 電気メス治療 レーザー治療 施術方法 高周波電流を使用して組織を焼灼 炭酸ガスレーザーを使用して組織を蒸散 施術時間 通常10分程度で完了 20分〜30分で完了 傷跡 傷跡がほとんど残らない 適応症例 一般的な症例に適している 精密な操作が可能で、 細かい部分の治療に適している
副作用 軽い腫れや赤みが生じることがある 赤みや色素沈着、内出血が生じることがある ダウンタイム 1~2週間で回復 費用 およそ20,000円〜(範囲により変動) およそ30,000円〜(範囲により変動) フォアダイスは治療しても再発するリスクはある?
フォアダイスは電気メスで治療しても再発してしまうのではないかと不安に思う方は多いと思いますが、フォアダイスは再発しにくいブツブツです。逆に、尖圭コンジローマなどは治療を行っても再発するリスクがあるため、ご注意ください。
また、自分ではフォアダイスだと思っていても、医師の判断から別の病気・感染症である可能性もあります。性器にブツブツができる原因は他にも多発性粉瘤症、リンパ管炎、性器ヘルペスなどさまざま。自己判断ではなく、医師へ相談するのが大切です。
フォアダイスは予防できません
フォアダイスは自然に消えることはなく、手術などの治療法しかありません。また感染症ではなく、性器の皮脂が透けて見えているだけです。つまり、フォアダイスを予防することは現時点では不可能なので、発症を抑えることはできません。
フォアダイスができた場合は、治療するか放置するかしか対策法はありません。
まとめ
フォアダイスは自然に消えることもなく、治療法も手術しかありません。放置しても体に害があるわけでもなく、治療も美容上の理由から行う以外にメリットはありません。しかし、性器にブツブツがあるのは、抵抗を感じる方も多いでしょう。そんな方にはフォアダイスの治療をおすすめします。
アモーレクリニックでは、フォアダイスや尖圭コンジローマなどを含めた性器のブツブツの治療を行っています。最短10分の痛みを抑えた治療で、安心して受けていただけます。また、性器のブツブツはフォアダイスとは限りません。まずは診療から始めてみましょう。
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