包茎・性病・早漏治療のアモーレクリニック メンズコラム

2024.03.02

包皮亀裂が起きる原因とは？性病感染の疑いあり

包皮亀裂とは、陰茎の包皮に亀裂が入る症状のことです。

 

包皮亀裂が起きる原因は、炎症・乾燥が疑われます。また、自慰行為によって包皮が引っ張られて、亀裂が入ることもあるようです。包皮に亀裂が入ると、傷から細菌が侵入したり、症状が悪化する恐れもあるので、注意しましょう。

 

包皮亀裂が起きる原因とは

包皮亀裂が起きる原因は、さまざまです。

 

包皮亀裂が起きるのは、亀頭包皮炎が起きているからだと考えられます。また、亀頭包皮炎の原因として、陰茎の乾燥も原因のひとつです。包皮亀裂を放置すると、亀頭包皮炎が悪化して、痛みや腫れが強くなる場合もあると言われています。

 

包皮に炎症が起きている

 

包皮に炎症が起きることを、亀頭包皮炎と呼びます。

 

亀頭包皮炎は、小さな傷から細菌が侵入して、炎症が起こった状態です。痛みやかゆみ、腫れといった症状が特徴的です。包皮の炎症が皮膚に存在する常在菌であれば自然治癒しますが、性病の場合は自然に治癒することはありません。

 

包皮が乾燥している

 

包皮も皮膚の一部なので、乾燥すると柔軟性が失われます。

 

そうすると、包皮に亀裂が入りやすくなり、亀頭包皮炎が起こりやすい状態になる。包皮の乾燥が原因で、包皮亀裂が起きることは十分に考えられるでしょう。包皮も同じく、乾燥や蒸れを防ぐことで、皮膚炎を予防できます。

 

自慰行為によるもの

 

自慰行為が強すぎると、包皮が切れることもあります。

 

包皮亀裂が起きれば、細菌が侵入してしまい、亀頭包皮炎が起こってしまう。包皮を強く引っ張るような自慰行為は推奨できません。自慰行為中に痛みがあり、包皮が切れた時は細菌が侵入しないように、注意しましょう。

 

包皮亀裂は性病感染のサインかも？

包皮亀裂は、亀頭包皮炎が起こりやすい状態です。

 

しかし、亀頭包皮炎の原因のひとつに「性病感染」も疑われます。性病に感染すると、陰茎周辺に炎症が起こりやすく、排尿痛やかゆみの原因になる。数週間も包皮に違和感があるのなら、性病感染を疑って泌尿器科などに受診しましょう。

 

性病として疑われるのは、下記の感染症です。

 

クラミジアや淋菌

 

クラミジアや淋菌は細菌の性病です。

 

性行為によって感染し、尿道に感染すると尿道炎が起き、排尿痛やかゆみなどを発生させます。しかし、クラミジアや淋菌に感染した方の約半数が無症状という報告もあり、感染を自覚しにくいです。そして、亀頭包皮炎の原因になります。

 

カンジダによる亀頭包皮炎

 

カンジダとは、真菌（カビ）の一種です。

 

カンジダの多くは、女性に発症すると言われています。しかし、カンジダは男性でも発症することがわかっており、強いかゆみを引き起こします。そして、かゆみから陰茎を引っ掻いてしまい、亀頭包皮炎の原因になると言われている。

 

性器ヘルペス

 

性器ヘルペスとは、ヘルペスウイルスに感染することで起こります。

 

強いかゆみが確認されており、亀頭包皮炎の原因になる。ヘルペスウイルスは一度感染すると体内から消えることはなく、免疫力の低下によって再発する感染症です。また、ヘルペスウイルスは陰茎以外に、唇に症状が現れることも多いです。

 

包皮亀裂は放置しても良いのか？

 

包皮亀裂は、放置しても問題ないのか。

 

包皮亀裂が起きると、亀頭包皮炎が起こりやすいです。それを放置すると、亀頭包皮炎が悪化して、炎症やかゆみが強くなってしまいます。そして、原因が性病の場合は自然治癒することがないので、治療しないと治ることはありません。

 

放置すると症状が悪化する恐れ

 

包皮亀裂は放置すると症状が悪化します。

 

亀裂した箇所から細菌が侵入して、亀頭包皮炎が起こる。痛みやかゆみを引き起こし、引っ掻くと傷口が広がったり、全体に炎症が広がったりする恐れもあります。亀頭包皮炎が起きた時は放置せずに、泌尿器科に受診することをオススメします。

 

粘膜が近いため自己判断はオススメできない

 

陰茎の周辺は、粘膜が非常に多いです。

 

細菌による痛みやかゆみを抑えるには、殺菌作用のある塗り薬が効果的でしょう。しかし、粘膜部分に塗り薬を使うと、粘膜から必要以上に吸収されてしまうため、自己判断で市販薬の塗り薬を陰茎に使用することは推奨できません。

 

必ず、クリニックにて処方された治療薬を使用しましょう。

 

性病は自然治癒しない

 

性病は自然治癒しません。

 

包皮亀裂によって起こった亀頭包皮炎の原因が性病の場合は放置すると悪化する恐れがあります。陰茎に痛みやかゆみといった違和感がある時は泌尿器科やメンズクリニックに受診して、治療薬を処方して貰ってください。

 

まとめ

 

包皮亀裂は、陰茎が乾燥したり、炎症が起きていたりすると起こりやすいです。

 

包皮亀裂が起きた状態は、陰茎に異常が起きているため、早急にクリニックの受診を推奨します。原因が性病の場合は自然治癒しないので、放置すると悪化する恐れもある。数週間も痛みやかゆみが続く場合は、泌尿器科やメンズクリニックに受診しましょう。

 

当院では、数十種類の性病検査を行っています。

 

気になる方は、当院へお越しください。

 

アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。

 

電話・メール・LINEにて予約可能です。

 

完全予約制のため、予約なしでは受付できませんのでご注意ください。

 

本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会（JSAS及びJSAPS）所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。

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