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2023.08.24

足の付け根が痛い！？ヘルペス感染の疑いがあります

足の付け根が痛い時は一過性のものだと疑う方は多いと思います。

 

しかし、足の付け根が痛い原因に「ヘルペスウイルス」が関係している可能性はあります。ヘルペスウイルスは性器や口唇に感染する性病の一種で、水疱や水ぶくれといった出来物を発生させたり、高熱や排尿痛などの痛みも引き起こしたりすることも。

 

ほかにも、性病感染によって足の付け根が痛くなることはあります。

 

足の付け根が痛いのにヘルペスが疑われる理由

足の付け根が痛い時に、ヘルペスウイルスが疑われる理由について解説します。

 

ヘルペスウイルスとは、人の粘膜の接触によって感染するウイルスで、性行為によって感染するケースが多いです。また、タオルやコップの共有などでも感染する可能性があるため、ヘルペスウイルスには注意しましょう。

 

そして、ヘルペスウイルスに感染すると下記のような症状が現れます。

 

足の付け根（鼠径部）のリンパ節が腫れる

 

足の付け根周辺に腫れのような症状が起こります。

 

鼠径部のリンパ腺が腫れて、強い痛みを伴う。ヘルペスウイルスに感染すると、性器や足の付け根周辺に水ぶくれができ、ただれを引き起こして強い痛みが起こります。実際に、歩行困難や排尿困難といった状況になることもあるようです。

 

陰部の水疱や腫瘍によるもの

 

ヘルペスに感染すると陰部に水疱・腫瘍のようなものができます。

 

ヘルペスの特徴的な症状は「水疱・水ぶくれ」です。口唇にできることが多く、梅毒の初期症状のような見た目で、1週間程度で水疱は消えます。また、水疱や水ぶくれは性器や肛門にできることもありますが、1週間程度で消えるので、自然に治ることが多い。

 

しかし、ヘルペスは治っても、免疫力の低下などで再発することがあります。

 

性器の痛みと足の付け根が痛みは勘違いしやすい

 

性器の痛みと足の付け根が痛みは勘違いしやすいです。

 

性器や肛門にヘルペスの症状が現れた時に、足の付け根にも痛みがおこることはある。足の付け根が痛い時は、性器や肛門といった箇所にも痛みがないか確認しましょう。ヘルペスに感染すると我慢できないほどの激痛が起きるため、注意しましょう。

 

ヘルペスの特徴的な症状とは

ヘルペスの特徴的な症状について解説します。

 

ヘルペスに感染すると口唇に水疱ができ、陰部にも水ぶくれなどができます。また、強い排尿痛や足の付け根の痛みが起こり、発熱を引き起こす例もあるようです。ヘルペスの症状は最初が最も強く表れて、2回目以降は症状が軽く現れる傾向にあります。

 

口唇に水疱ができる

 

口唇にヘルペスができることを「口唇ヘルペス」と呼びます。

 

口唇ヘルペスは唇やその周辺に痛みを伴う水ぶくれが現れる感染症です。チクチクやビリビリといった痛みで、一番始めに感染した時が最も症状は強く現れます。ヘルペスは一度感染すると、原因菌が体内に残り、免疫力の低下などで再度活性化します。

 

陰部に水ぶくれや排尿痛が起こる

 

ヘルペスは口唇以外にも、陰部に症状が現れることもあります。

 

性器のヘルペスも同様に水疱・水ぶくれなどの症状が特徴的です。また、強い排尿痛が起こり、重度の症状だと歩行困難になる方もいます。ヘルペスには、1型と2型があり、1型は唇周辺に感染し、2型は性器周辺に感染すると言われています。

 

高熱や強い痛み

 

ヘルペスに感染すると発熱がおこることもあります。

 

高熱で倦怠感を訴える方もいて、口唇や性器に強い痛みを伴うこともある。性病に感染した時は性器の痛みだけではなく、発熱や倦怠感といった症状もあるので、注意しましょう。ヘルペスは感染すると強い痛みを引き起こし、1週間程度で自然に症状は治まります。

 

ヘルペス以外の足の付け根が痛くなる性病とは

 

実は、ヘルペス以外にも足の付け根が痛くなる性病は存在します。

 

足の付け根が痛い原因は、梅毒やクラミジア、HIV（エイズ）です。これらに感染すると症状のひとつとして、足の付け根が痛いと訴える方もいます。足の付け根が痛い時は一時的な神経痛だけではなく、性病も同時に疑いましょう。

 

梅毒

 

梅毒に感染すると、唇に出来物が現れます。

 

ヘルペスの水疱や水ぶくれと似ていて、症状も数週間で消えるため、梅毒をヘルペスと勘違いしやすいです。梅毒は放置すると身体全体に赤い発疹が現れて、炎症が起こります。さらに放置すると、脳や心臓に病変が起こるので、注意しましょう。

 

クラミジア

 

クラミジアに感染すると、排尿痛が起こります。

 

また、クラミジア感染で足の付け根が痛いと訴える方もいるようです。足の付け根が痛い時は性病のクラミジアを疑いましょう。また、クラミジアは咽頭にも感染して、風邪と似た症状を引き起こし、同様の症状が淋菌でも見られます。

 

HIV（エイズ）

 

HIVに感染すると、足の付け根が痛いなどの症状が起こります。

 

実際に、HIVの症状として鼠径部リンパ節の痛みを感じる方は多いです。太ももの付け根が腫れて、痛みを伴います。HIVは放置すると体内の免疫細胞が減り、本来は感染しないような細菌やウイルスにも感染するようになってしまいます。

 

HIVの感染確率は0.1％〜1.0％と低いので、気にしすぎないようにしましょう。

 

精神的なストレスによっても、身体の免疫力は下がると言われています。

 

まとめ

 

足の付け根が痛い時はヘルペスを疑いましょう。

 

ほかにも、梅毒・クラミジア・HIV（エイズ）といった性病の可能性もあります。ヘルペスに感染すると口唇に水疱や水ぶくれができ、排尿痛が起こります。

 

それらの症状が見られた時は、整形外科や泌尿器科に受診しましょう。

 

また、当院ではヘルペスの性病検査を行っています。

 

アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。

 

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