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アモーレクリニック HOME包茎手術・長茎術・屈曲ペニスに関する記事 | 包茎は日本ではいつごろから「恥ずかしいもの」と考えられていた?

2023.09.01
包茎は日本ではいつごろから「恥ずかしいもの」と考えられていた?

近年の「日本人は包茎で当然!包茎は恥ずかしいものではない!」との考えが広まりつつあります。

 

そのなかに「包茎が恥ずかしい、との考え方は、美容整形外科による包茎の悪い印象の植え付けによって広まった」との考え方があるようです。

 

つまり、美容整形外科医が包茎手術をたくさんおこなってお金を稼ぐために、本来は無用であるはずの包茎手術を「恥ずかしいもの」にして、包茎手術を受ける男性を増加させた……というわけですね。

 

たしかに、この意見にも一理あるとは考えられます。

 

包茎手術を受ける男性が増えたのは、実際に雑誌やテレビなど、さまざまなメディアで包茎手術の広告が見られるようになった時期と重なっているのは事実であるためです。

 

しかしそれでは、美容整形外科医によるイメージ戦略が登場する前の日本人は、包茎に対してどのようなイメージを持っていたのでしょうか。

 

「包茎は恥ずかしい」との感覚は近代社会で作られたものなのか?

実際のところ、昔の人間が包茎に対してどのように考えていたのかは、なかなか調べにくいのが現実です。

 

そういった「性に関する資料」は、豊富に残っているとは言えませんし、わざわざ包茎について書き残しているような文献なども、多いとは言えないためです。

 

それでも調べてみると、わずかですが「過去の日本人の包茎に対するイメージ」を掴める資料がありましたので、ご紹介しましょう。

 

江戸時代の文献に包茎に関する表記が見られる

はっきりと包茎に対する日本人のイメージ的なものが文献として見られるのは、江戸時代のことです。

 

まずは国学者として有名な、平田篤胤(ひらたあつたね)という人物がいます。

 

平田篤胤は「外国の男性は、性器が鉾(さき)をそいだような形をしている」、つまり「包茎だ」と嘲笑するような文章を書いているんです。

 

ただしその文に「日本人と違って」と書かれていますのですが、江戸時代の日本人が全員ズル剥けだったとは考えられないので、平田篤胤は世間知らずだったのでは……とも考えられますね。

 

別の文献によると、江戸時代の外科医である華岡青洲(はなおかせいしゅう)が「僧侶の包茎を治療して、喜ばれた」との記録があります。

 

ただしこちらは、けっして「恥ずかしいから」との理由で包茎の治療をおこなったのではなく、その僧侶が排尿困難になるほどのひどい真正包茎だったため。

 

どちらかと言えば「包茎手術の元祖」的な記録として、価値があるものかもしれませんね。

 

江戸時代に言われていた「良いペニス」の条件

江戸時代には「どのようなペニスが良いペニスか」、つまり性生活において役に立つか、との視点から、ペニスの特徴について語られるケースもありました。

 

さまざまな説があって統一されてはいないのですが、まとめてみると「麩(ふ)」「雁(かり)」「反(そり)」が基本的な「良いペニスの条件」として考えられていたようです。

 

また良いペニスは、刀にたとえて「名刀」とも呼ばれていました。

 

それぞれの条件について、簡単に説明すると……。

 

「麩」は、勃起してもカチカチにならず、ある程度のやわらかさを保っているペニスのこと。

 

やわらかさがあるため、挿入したときに膣内の隅々にまでフィットして、快感を高めると考えられていたようです。

 

現在だと「ペニスは固ければ固いほど良い」と思われがちですので、少し意外な感じもします。

 

続いての「雁」は、現在でもわかりやすい「カリ首」のことです。

 

カリ首が張っていて大きいほど、セックスのときに膣内を強く刺激して気持ち良い、というわけですね。

 

このあたりは現在でも同じようなイメージが持たれていますので、異論はないでしょう。

 

最後の「反」、これは「上反りペニス」を指します。

 

ペニスが上反りだと、膣の構造と同じなのでフィットしやすく、こちらもセックスの快感がアップする、と考えられていたわけです。

 

ここで重要になるのが、2番目の「雁」。

 

包茎だと、包皮が邪魔をしてカリ首がじゅうぶんな発達をしません。

 

つまり包茎ペニスは、良いペニスの条件からその時点で外されてしまっているわけですね。

 

ちなみに江戸時代の包茎ペニスは「包(すぼ)」と呼ばれ、かなり評価は低かったようです。

 

民俗学的に見ても包茎ではなくズル剥けぺニスが多い

日本では、男性器や女性器をかたどった石製や木製の「ご神体」を祭る文化があります。

 

道祖神などにも性器の形をしたものが見られますし、男性器や女性器をかたどったアイテムをメインとしたお祭りなども、全国に残っているのです。

 

こういったとき、男性器はまず「ズル剥け状態」のものがモデルにされます。

 

力強さのイメージから、農作物の豊作や日常生活の平穏無事を願うのにふさわしい対象として、ズル剥けのペニスが最適である、との意識があることが読み取れるのではないでしょうか。

 

この点からも「包茎ペニス<ズル剥けペニス」との、日本人の根本にある意識が浮かび上がってきていますね。

 

日本人の根本には包茎ペニスに対する「恥ずかしさ」が存在している

以上のように見てきた例から、日本人には根本的に包茎ペニスに対する「恥ずかしさ」の意識が存在していた、と考えられます。

 

包茎への恥ずかしいという意識は、けっして美容整形外科医によってのみ作り上げられたものではない、と理解できるでしょう。

 

しかしだからと言って、包茎ペニスはすべて手術をしなければならない、とはなりません。

 

包茎手術を受けたほうが良いケースは、次のような場合です。

 

真正包茎・カントン包茎の場合

真正包茎やカントン包茎の場合は、包皮を完全に剥くことができません。

 

そうなると恥垢を完全に洗い流せず、どうしても悪臭や不潔さがペニスに残ってしまいます。

 

また包皮が中途半端に剥けた状態になってしまって、ペニスが腫れあがってしまう場合も。

 

そういった事態をあらかじめ防ぐため、真正包茎やカントン包茎の場合は包茎手術を受けておくべきでしょう。

 

どうしても包茎ペニスが恥ずかしい場合

仮性包茎ならば手術を受ける必要はない、と頭で理解していても、包茎を恥ずかしいと感じるか感じないかは、その男性次第です。

 

まったく平気な男性もいれば、恥ずかしくて友人と一緒にお風呂にも入れない、女性とセックスもできない、なんて男性も少なくありません。

 

そうなってしまうと、日常生活にまで大きな支障をきたしてしまうことは、説明するまでもないでしょう。

 

どうしても包茎が恥ずかしい場合は、覚悟を決めて包茎手術を受けてしまったほうが、その後の人生の役に立ちます。

 

医学的な理由と言うよりも、その男性のQOL、生活の質を上げるための方法として、包茎手術は非常に有効と言えるわけです。

 

清潔さを保つ自信がない・性病予防をしたい場合

仮性包茎をそのままにしておいて良いのは、しっかりと清潔さを保てる場合に限ります。

 

仮性包茎でも恥垢が残れば悪臭のもとになりますし、女性からきらわれてしまいかねません。

 

また包茎だと、どうしても亀頭と包皮の間が蒸れてしまい、性病の原因菌などが繁殖しやすくなってしまうケースも考えられます。

 

ズル剥けペニスにしておけば恥垢も溜まりにくく、蒸れにくい状態を維持できますので、清潔さと性病予防のどちらにもメリットがある、と言えるでしょう。

 

包茎手術を受けるか受けないかは一度メンズクリニックに相談を!

「仮性包茎なら包茎手術を受ける必要はない」のは事実ですが、その言葉ばかりが独り歩きを始めてしまい、本来包茎手術を受けるべき男性が手術を受けない、なんて状況になってはいけません。

 

もし自分が包茎であることで日常生活への支障が出ていたり、心理的な負担を感じたりしているのであれば、包茎手術を受けてしまったほうが良いケースもあります。

 

包茎手術を受けるべきか、悩んでいる場合は気軽にメンズクリニックの医師に相談してみてください。

 

メールや電話での簡易無料相談もありますし、本格的に相談したければ通院もできます。

 

どうしても自分ひとりで悩みがちになってしまうデリケートな問題ですが、ときには専門家を頼ってみれば、有効なアドバイスがきっと受けられますよ!

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