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2023.03.27

パンツに白いカスが付いていたら性病？もしかするとカンジダかも？

下着（パンツ）に白いカスが付いている時、原因は何か知りたいと思いませんか？もしかすると、パンツに付いた白いカスの正体は「カンジダ」という真菌（カビ）が原因かも知れません。

 

カンジダの症状として最も特徴的なのが「性器に白いカスが現れる」ことです。白いカスの正体はカンジダの可能性があります。

 

今回はパンツに付いた白いカスについて解説します。

 

パンツに白いカス｜正体はカンジダ？

パンツに付いた白いカス。もしかするとカンジダかも。

 

カンジダについて詳しく解説します。

 

カンジダとはカビの一種

 

カンジダとはカビの一種のことです。カビは真菌とも呼ばれています。カンジダを発症するとさまざまな症状が現れる。

 

そして、最も特徴的なのが「白い苔のようなカス」が現れることなので、白いカスの正体は真菌（カビ）のカンジダかも。

 

カンジダは体内に生息している

 

カンジダは外部から感染するケースは少なく、体内のカンジダ菌が増殖することで発症します。カンジダは真菌（カビ）の一種ですが、体内に生息する常在菌のようなものです。

 

さまざまな原因で増殖し、主に女性が多く発症すると報告されています。

 

体調や腸内環境の乱れで発症する

 

カンジダが体内で一定以上増殖する原因は「体調不良」や「腸内環境の乱れ」が考えられます。カンジダは本来免疫力によって増殖を抑制されるので、増えることはありません。

 

しかし、体調不良や腸内環境の乱れによって免疫力が低下するとカンジダが増えてしまう。体調不良やストレスは直接的に免疫を下げますし、腸内環境は免疫を決める免疫細胞が7割も集まると言われているほど、免疫力と深い関係を持っている。

 

なので、カンジダが増えるのは体調不良や腸内環境の乱れから来ると考えられます。そのため、免疫が低下する病気を発症するとカンジダが併発するケースもあるため注意しましょう。

 

女性の場合は「おりもの」の可能性も

女性は周期的に「おりもの」を分泌します。

 

それが、白く濁ることもあるので注意しましょう。女性は生理等で免疫力が低下しやすい分、カンジダを発症しやすい。しかし、おりものがただ白くなるケースもあることもある。

 

妊娠の初期症状なことも？

 

個人差はありますが、妊娠すると女性はおりものが白くなる。

 

乳白色（クリーム色）のおりものになる傾向があるようです。妊娠初期はサラッとしたおりものですが、徐々に粘度を増していくことが報告されています。

 

もちろん、すべての女性に当てはまるわけではありません。

 

カンジダの症状について

 

カンジダを発症するとさまざまな症状を起こす。

 

これは、男性と女性で症状が異なります。今回はカンジダの症状を男性と女性で分けて解説しますのでご覧ください。

 

男性の場合

 

カンジダは男性の場合、性器のかゆみや亀頭が赤く腫れるなどの症状が現れます。もちろん、白いカスのようなものが出ることもあり、注意が必要でしょう。

 

見た目は「チンカス」と呼ばれる垢のようなものとよく似ています。不衛生にすることで起こる生理現象ですが、カンジダと間違える可能性もあるので注意しましょう。

 

女性の場合

 

女性がカンジダを発症すると白いカス（ヨーグルト・チーズ状）が現れて、おりものも増える傾向があります。また、性器にかゆみや赤みなどの症状が起こり、排尿痛や性交痛なども。

 

カンジダは女性に発症しやすい傾向があるので注意しましょう。

 

カンジダは発症すると性交痛や排尿痛があるため、日常生活に支障を来します。なので、早急な治療が肝心です。

 

カンジダの治療法

 

カンジダを発症すると基本的には自然治癒しません。軽度であれば、自然に治るケースもありますが、治療することをオススメします。カンジダの治療法について解説します。

 

カンジダは軟膏や膣錠を用いる。

 

抗真菌薬の軟膏を使用する

 

性器に抗菌薬の軟膏を塗ります。

 

抗菌薬は真菌（カビ）に対して有効なので、真菌（カビ）の一種であるカンジダには効果があります。軟膏を直接塗ることでカンジダを減らし、正常な状態へと戻すのです。

 

女性の場合は「膣錠」を使うことも

 

女性の場合は膣錠を使うこともあります。

 

膣錠とは、カンジダやトリコモナスなどによって起こる膣内の症状に有効な薬のことです。腟内に挿入して、膣の分泌液で徐々に溶かして、液を溶かし、広げて治療します。

 

まとめ

 

パンツに付いた白いカスはカンジダという真菌（カビ）の一種かも知れません。カンジダは体内に生息する真菌ですが、免疫力低下にて増殖し、発症すると言われています。

 

軽度でなければ、自然治癒するケースは少ないので、カンジダは抗真菌薬の軟膏や膣錠を使って治療することで完治する。

 

性器に痛みやかゆみ、赤みなどを引き起こし、排尿痛などの症状もあるので放置せずに早急な治療を行うことが肝心です。

 

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