男性にとって、風俗店に遊びに行きたいという気持ちは、なかなかあらがえないくらい魅力的なものがあります。
そんな男性の多くは、しっかりと営業の許可を取った風俗店で遊んでいるわけですが、なかにはそういった一般的な風俗店で遊ぶのはもう飽きてしまった、なんて男性も出てきます。
そういった男性が手を出しがちなのが、風俗のなかでも「裏風俗」と呼ばれる存在です。
たしかに「裏風俗」では刺激的な体験ができると思われますが、それ以上にデメリットが多い、というのが実際のところ。
そもそも「裏風俗」とはなにか?がわからない、という男性も多いでしょう。
そこで今回は「裏風俗」とはなにかと、そんな「裏風俗」の危険性について、ご紹介します。
裏風俗とはどのような風俗のことを言う?
それでは「裏風俗」とは、具体的にどのような風俗のことを言うのかをご紹介していきます。
また「裏風俗」の危険性や、一般的な風俗のなかにも潜んでいる「裏」の危険性についてもご紹介しますので、確認してください。
裏風俗とは正式な許可を得ていない違法な風俗店
「裏風俗」とは、基本的には正式な許可を得ずに営業している、違法な風俗店のことを言います。
表向きはマッサージ店でありながら本番を含む性的なサービスを提供するお店や、ほかには俗に「ちょんの間」や「連れ出しスナック」と呼ばれるお店があります。
「ちょんの間」は、1階がちょっとした飲み屋などの店舗になっており、その2階で女性から性的なサービスを受けるお店です。
お店自体はけっして広くはなく、時間も10分~20分程度と短時間で、挿入して発射して終わり、な感じとなっています。
「連れ出しスナック」は、一見すると普通のスナックですが、お金を払うと気に入った女性を外へ連れ出し、ラブホテルなどで性的なサービスを受けられるお店です。
またお店ではなく、公園や繁華街で男性に声を掛けてラブホテルへと誘う「立ちんぼ」や、出会い系アプリでお客を探す「援デリ」と呼ばれるものも「裏風俗」と言えるでしょう。
裏風俗はどんな点が危険?
「裏風俗」は、まずは許可を得ていないので違法な点が最大の問題点です。
そのためボッタクリや美人局の被害に遭うケースも見られ、けっして安心して利用できる場所ではありません。
またなによりも、性病に感染する危険性が高いのも裏風俗の危険なところです。
一般的な風俗でも「裏」な利用を誘われる危険もある
日本では、ソープランドを除いて風俗で本番行為をおこなうのは禁止されています。
しかしデリヘルやホテヘルなど、本来本番ができない風俗でも、本番行為に誘われる可能性があります。
けっして風俗で働く女の子全員がおこなっているわけではありませんが、理由としては「追加料金がほしい」または「サービスするより本番のほうが楽」と、女の子から誘われることもありますので、注意が必要です。
もちろんお店にバレたら大変なことになりますし、こちらも性病に感染する可能性が高くなりますので、誘われても断るようにしましょう。
もちろん自分から本番を持ち掛けるのは、まったくもって言語道断、大きなトラブルを引き起こしかねないダメな行為です。
なぜ裏風俗だと性病に感染する危険性が高い?
「裏風俗」で遊ぶのをオススメしない理由として、違法性以外に「性病に感染しやすい」点が挙げられます。
風俗と性病はある意味切っても切れない関係性がある、と言えますが、なぜ特に「裏風俗」が性病に感染する危険が高いのでしょうか。
その理由を知れば、けっして「裏風俗」を利用しよう、なんて気にはならないでしょう。
裏風俗で働く女性は性病に関する意識が低いことが多い
「裏風俗」で働いている女性は、性病の検査や治療などをしっかりと受けていないケースが見られます。
一般的な風俗店であれば、在籍している女性に対して月に一度の性病検査を義務付けています。
働いている女性の身を守るためでもありますし、お客さんに性病を感染させた、となるとそれがウワサとなってお客さんが減ってしまう可能性もあります。
そういった理由から、しっかりと在籍している女性に性病検査を受けさせているわけです。
しかし「裏風俗」の女性は、毎月の性病検査などは義務付けられていません。
そのため性病に感染しても、発見と治療が遅れてしまい、数多くのお客さんに性病をさらに広めてしまうことになるわけです。
また梅毒やHIVなど、潜伏期間が長い危険な病気も感染発覚が遅くなるため、お客さんの危険も高くなるのです。
お金次第でコンドームなしの本番もおこなわれている
「裏風俗」では、一般的な風俗と違って本番行為も普通におこなわれています。
しかも女性によっては、お金次第でコンドームなしの本番をおこなっている場合もあるのです。
コンドームは避妊だけでなく、性病の予防にも大きな力を発揮するアイテムです。
そんなコンドームを使わない本番行為を、風俗のような不特定多数の異性を相手にする場所で何度もおこなっていたら、性病に感染しないほうが不思議、というもの。
当然、そんな相手と濃厚な接触をおこなえば、男性も性病に感染する可能性が高くなるわけです。
性病に感染しても仕事を休まない女性が多い
「裏風俗」では、性病に感染したことが判明しても仕事を休まない女性が多くいます。
基本的に「裏風俗」、とくに店舗を持たない援デリや立ちんぼでは、同じ男性を相手にすることはほとんどありません。
そのため男性に性病を感染させてもトラブルになりにくく、女性としては治療を受けながら、治りきっていない状態でも仕事を続けてしまうのです。
また生活費のために「裏風俗」で働いている場合は、休んでしまうとその日の生活にも困るような状態になりかねません。
そういった女性は、性病に感染しても休むに休めない、なんてケースも考えられます。
理由はさまざまですが、性病は完治しない状態で性交渉をしてしまうと、治療中であっても感染するもの。
そのため「裏風俗」で遊ぶと、性病感染の危険性が高くなるわけですね。
裏風俗で遊ぶのは避けて安全な風俗遊びをしよう!
風俗で遊ぶことは、家庭内トラブルにでもならない限り、やめなければならないようなものではありません。
しかし「裏風俗」を利用するのは、性病の観点からのみ考えてもかなりのリスクがあります。
「普通の風俗だと、本番ができないから……」なんて理由で「裏風俗」で遊ぼうとする男性もいますが、それはあまりにも性病に関する意識が低い行為、と言えるでしょう。
本番を楽しみたいのであれば、ソープランドへ行く、またソープランド以外の風俗でも、性病に感染したくなければコンドームを最初から最後まで装着するべきです。
風俗遊びはしっかりと性病対策をして楽しみ、もし異常を感じたらすぐにメンズクリニックで性病検査を受けるようにしてください。