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トリコモナスって何?その特徴を解説します!

トリコモナスって何?その特徴を解説します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスはたくさんある性感染症の種類の中の一つですが、その病態や症状・治療法についてはあまり多くの人に知られてはいません。

今回の記事ではトリコモナスについて深く解説するとともに、トリコモナスに完成した場合にどのような症状が起こり、どのような治療法があるかということについて述べていきたいと思います。

 

 

〇そもそもトリコモナスとは?

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスとは、さまざまな感染経路からトリコモナス原虫が体の粘膜に付着することで感染が成立する疾患です。

原虫とはいっても目に見えないほどの非常に小さな大きさなので、肉眼的に見ることでトリコモナスであると疑うことはできません。

感染する上になって症状も異なってくることが特徴で、膣に感染すればトリコモナス膣炎、尿道に感染すればトリコモナス尿道炎を発症します。

 

 

〇トリコモナスの感染経路は?どのようにして感染するの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスは性感染症であることから、性行為を行うことで感染が成立するということはイメージしやすいでしょう。

しかし、 トリコモナスは性行為をしていなくても感染する可能性があるのです。

具体的には便器に付着したトリコモナスが他人のせ性器や尿道に感染したり、他人が使用したタオルや浴槽を介してでも感染が成立するという特徴があります。

また、動物を介しても感染することがあるので、性交渉を行ったことのない人や乳幼児であっても感染する可能性はあるので注意が必要です。

 

 

〇トリコモナスに感染するとどのような症状が出るのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気になるのはトリコモナスに感染するとどんな症状が出るのかということです。

トリコモナスは男性と女性によって出現する症状が違うので、それぞれの違いを理解しておく必要があります。

また、感染してから症状が出るまでの潜伏期間は男女とも同じ程度で約10日とされています。

そのため症状が出現していなかったとしてもここまで述べたような感染経路をたどって他人に感染していくという危険性があるのです。

まずはトリコモナスに感染することによる男性に起こる症状を見ていきましょう。

 

・尿道からの膿

・軽い排尿痛

 

男性の場合は尿道や排尿に関連した症状が出てくることが特徴です。

これらの症状は他の性感染症と同様な症状ですので、トリコモナスに特徴的な症状というわけではないですが、検査をすることで診断を確定させ治療へと進むことが可能になります。

続いて女性に起こる症状を見ていきます。

 

・あわ状の悪臭の強いおりもの増加

・外陰部や腟の痛みや強いかゆみ

 

女性の場合は尿道に起こる症状よりも膣に起こる症状によってトリコモナス膣炎を疑うことができます。

これらの症状も男性の場合と同じで他の性感染症と同じような症状になりますので、検査を進めていくことで診断が確定していきます。

 

 

〇トリコモナスってどうやってわかるの?その検査方法とは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスであることを確定させるためには検査を行うことが重要であることを述べました。

トリコモナスであるとどのように検査して把握するのかというと、尿検査や膣内ぬぐい検査があります。

直接顕微鏡で見ることでトリコモナスが存在しているということを把握する方法もあるのですが、男性の場合は顕微鏡で見てもトリコモナスが確認できない場合があります。

そのため、培養検査を行うことでトリコモナスが増殖するかどうかということを調べることで、トリコモナスに感染しているということを診断していきます。

 

 

〇トリコモナスであるということが分かるとどのように治療が進んでいくのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

検査をすることでトリコモナスに感染していると診断された場合、トリコモナスの治療が進んでいきます。

男性の場合は内服で治療を行い、女性の場合は内服で治療を行うことや腟錠を処方されて治療を進めていく場合もあります。

先ほども述べたように男性の場合はトリコモナスであることを検査で把握することができないこともあります。

そのため女性がトリコモナスであると診断された場合、パートナーである男性のトリコモナスに感染しているものだとみなして治療を開始することが必要です。

どちらか一方のみが治療をしたとしても、トリコモナスが治癒した後に再び性交渉を行うことで、治療を行っていないパートナーから再びトリコモナスに感染してしまう確率が高いからです。

ピンポン感染を防ぐためにはパートナー同士で治療を進めていくようにしていきましょう。

正しく治療していれば9割以上の確率で治癒できるのですが、処方された薬を正しく使用できていなかったり、自己判断で内服を中断してしまっているということが考えられます。

トリコモナスの症状が改善してきたからといって内服を途中で中断してしまうと、薬に対してトリコモナスが耐性を持ってしまい、同じ薬が効かなくなってしまいます。

そのため薬についての医師や薬剤師からの説明をよく聞き、正しく治療を進めていくことが完全にトリコモナスを治癒させるためにも重要です。

 

 

〇性交渉はすぐに再開して良いの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスの症状が出現している時は、膣炎や尿道炎を起こしている場合が多いので、性交渉による痛みにつながり、性行為を行えない状態になっていることも考えられます。

治療を開始すると徐々に症状が落ち着いてくるため、性交渉を行うことが可能な状態になってきます。

しかし、症状が良くなってきたからといってトリコモナスが完全に死滅したわけではありません。

治療期間中に性交渉を行うことは絶対にいけないというわけではないのですが、ピンポン感染を引き起こさないためにも、完全にトリコモナスが治癒したことを確認してから性交渉を行う方が安全です。

 

 

〇トリコモナスとはどのように予防したらよいの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスを予防するためにはコンドームを使用したり、トリコモナスに感染している人と同じタオルを使用しない、便器は綺麗に拭いてから使用する、トリコモナスに感染している人は入浴を最後にするなどといった対策が有効です。

しかし、コンドームを使用していたからといって完全にトリコモナスを予防することはできません。

なぜなら性器のみでなく性器周囲に付着しているトリコモナスがパートナーの性器に触れることでも感染が成立するということや、性器同士の接触以外でも感染が成立する可能性があるからです。

しかし、トリコモナスや他の性感染症の症状が出現していなくても、すでに感染していることは考えられるので、予防行動をとりながら性交渉を行うことは重要な対策です。

 

 

〇トリコモナスを疑う場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の記事ではトリコモナスについての基本的な知識や症状、検査方法や治療方法について解説してきました。

栄セントラルメンズクリニックでは、性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。

また、完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。

男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。

カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。

さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。

駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。

今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

 

 

緊急事態宣言を受けての当院の対応につきまして

いつも栄セントラルクリニックをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。    
 
当院では厚生労働省の指針に従い院内感染予防対策を行っております。
感染予防及び感染防止のため、クリニック内の換気、アルコール系殺菌薬の設置、院内の殺菌消毒、スタッフの手洗い・うがい、マスクの着用を徹底しております。
お客様をはじめスタッフの安全を第一に、新型コロナウィルス感染防止に十分に注意を払いながら営業させていただきます。
 
何卒宜しくお願い致します。

栄セントラルクリニック

TEL:0120-763-418

 

 

性病はどうやってうつる?性病にならない、うつさないためには?

性病はどうやってうつる?性病にならない、うつさないためには?

 

 

「性病はセックスによって感染する」ということは知っていますよね。

しかし、この「セックス」は男性器と女性器でのセックスだけを表しているのではありません。

この場合の「セックス」はオーラルセックスやアナルセックスも含んでおり、これらの行為を予防無しで行えば性病に感染する可能性があります。

今回は、性病に含まれる病気の種類をはじめ、性病の感染経路、性病の予防について解説します。

性病に感染するのが怖い方や、性病に感染してしまったけど人にうつしたくないと思っている方はぜひご覧ください。

性病にはどんな病気が含まれるの?

 

性病は、セックスすることで感染する病気のことを言います。

性病の原因になる病原体には様々なものがあります。

 

淋菌

クラミジア

梅毒

HIV

B型肝炎

C型肝炎

ヒトパピローマウイルス HPV

カンジダ

トリコモナス

性器ヘルペス など

 

菌によって現れる症状やその強さは異なりますが、一般的に女性よりも男性の方が症状が強く出やすいという傾向があります。

また、症状がほとんど現れない性病もあるため、気づかぬまま他人にうつしてしまったり、かなり病状が進行してから発見されることもあります。

特にHIVやB型肝炎、C型肝炎では初期症状が現れにくいことがあり、症状を自覚する頃には命に関わるような重篤な状態になっているということも少なくありません。

 

日本での性感染症で最も多いのは性器クラミジアです。

性器クラミジアは自覚症状が少なく、無治療のままセックスをしてしまうことが多いため、患者数が多くなっています。

放置しておくと不妊の原因になることもあります。

 

一方、患者数は少ないものの近年急速に患者が増えている性感染症が梅毒です。

2010年頃まで梅毒は「昔の病気」と言われるほど患者は少なく、全国からの報告は2010年の1年間で620件ほどでした。

しかし、その後増加傾向がみられ、2017年の1年間では報告数は5826件まで増加しています。

この増加傾向は衰える様子は未だ見られません。

梅毒は患者本人の命にもかかわる病気で、抗生物質のペニシリンが発見されるまでは多くの人が梅毒で苦しんだという歴史もあります。

性病はどうやってうつる?

 

性病というと、男性器と女性器でのセックスによって感染するというイメージがありますね。

もちろん性器同士によるセックスでも感染しますが、実はオーラルセックスやアナルセックスでも感染します。

ですから、性器の接触がなければ性病の心配がないということはありません、

さらに、性病に感染している女性が妊娠すると、その女性から赤ちゃんへ性病が感染することもあります。

 

男性器と女性器でのセックス

一方の性器の粘膜に存在する病原菌に、他方の性器の粘膜が接触することで感染します。

 

オーラルセックス

一方の性器または口の粘膜の中にいる性病の病原体が他方へ移行することで感染します。

 

アナルセックス

一方の性器または直腸・肛門の粘膜にいる病原体が他方へ移行することで感染します。

ですから、同性愛者同士であっても、性病に感染する可能性があります。

エイズ予防情報ネット(http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html)の報告によると、日本でみつかるHIV感染者は、同性間の性的接触を持った日本人男性が最も多くなっています。

 

お母さんから赤ちゃんへ

あまり知られていませんが、性病の中にはお母さんから赤ちゃんにうつるものもあります。

お母さんから赤ちゃんに病原菌がうつるタイミングは、次の3つです。

①お母さんのお腹の中にいる時に、病原菌が胎盤を経由して感染する

②赤ちゃんが生まれてくるときに、お母さんの産道にいる病原菌が赤ちゃんに感染する

③お母さんの母乳に含まれる病原体が赤ちゃんに感染する

赤ちゃんが性病に感染した場合は流産や死産、一生向き合わなければならない障害を抱えることもあります。

お母さんが性病に感染するきっかけは男性からですから、男性の性病を放置しておくことで将来の赤ちゃんにも影響を及ぼしてしまうのです。

 

性病にならない、うつさないために

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性病を予防するためには、粘膜の接触を避けたり、治療をしっかりと受けたりすることが大切です。

具体的にどのような点に注意したらいいか見ていきましょう。

 

特定の相手とのみセックスをする

不特定多数の人とセックスをすると性病への感染リスクは高まります。

特に風俗は多くの人が利用している可能性があるので、感染リスクは高い状況です。

性病への感染を避けるためには、可能な限りセックスの相手は少ない方がいいでしょう。

 

コンドームの使用

コンドームは避妊のための道具、というイメージがありますが、実は性病予防にも効果があります。

コンドームを利用することで粘膜が直接接触することを避けられるためです。

ただし、コンドームを利用しての性病予防では最初から最後までコンドームを使用しなければ意味がありません。

先程紹介した通り、オーラルセックスやアナルセックスであっても性病はうつるので、これらの行為をする前にコンドームを装着し、セックスが終わるまではつけた状態にすることが重要です。

性病の治療は、病原体によって異なる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性病の治療法は病原体によって異なります。

薬を飲む、塗る、点滴するなどの方法もあれば、できものの切除をすることもあります。

どんな治療法を選択するかは、診察や検査で病原体を見極め、適切な治療を受けることが大切です。

患者さんのライフスタイルによっても、治療法は変わってくるので、どんな治療を行うかは患者さんと医師でよく相談して決定することになります。

また、どんな性病であっても早めに治療を開始することで症状が軽く済みます。

できものが出ている場合は時間とともに大きくなってしまい、きれいに切除することが難しくなるので、審美的にも早めの治療がおすすめです。

治療はパートナーと一緒に

万が一性病に感染しているとわかって治療を受けたとしても、パートナーも一緒に治療を受けなければ意味がありません。

パートナーが性病に感染して入れば、自分自身が治ったとしても再感染してしまうからです。

ですから、性病に感染していることが分かったら早めにパートナーに相談し、揃って治療を受けることが大切になります。

 

性病が不安だったら栄セントラルメンズクリニックへ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性病は性器でのセックスはもちろん、オーラルセックスやアナルセックスでも感染する病気です。

感染予防のためには不特定多数の人とセックスしない、コンドームを使用するという点が大切です。

また、性病は病原体によっては自覚症状が少ないものもあり、他人へ感染させやすいものもあります。

そのため、自分が感染していても気がつかないということがよくあります。

ですから、風俗や不特定多数の人とのセックスを楽しむ人は、定期的に性病の検査を受けることが大切です。

他にもパートナーが変わった方や結婚前のタイミングも性病の検査はおすすめです。

 

栄セントラルメンズクリニックのブライダルチェックでは、冒頭で紹介したすべての性病の検査を受けることが出来ます。

検査結果がすべて揃うまでは約1週間かかりますが、患部の状態を見て病原体を特定できる場合はその日のうちに治療を開始することもあります。

「症状がないけれど性病が心配…」という方でも、ブライダルチェックで網羅的に性病の検査を行えば安心につながるのではないでしょうか。

 

また、性病によってできものが出来てしまっても、栄セントラルメンズクリニックでは切除のための医療機器の設備もあります。

性病が心配な方は、ぜひ一度栄セントラルメンズクリニックで検査を受けてみてはいかがでしょうか?

淋菌とクラミジアの違いは?それぞれの特徴を解説します!

「淋菌とクラミジアはよく聞く性病だけど違いがわからない」
「性病によってどのような症状の違いが出るのか知らない」
このように性病について疑問に思ったり詳しく知りたいと思った経験はありませんか?
結論から言うと性病によって出現する症状は違います!
今回の記事では淋菌とクラミジアに焦点を当ててそれぞれの違いについて解説します。
性病による症状の違いを理解した上で、正しく性感染症を予防していけるようになりましょう。

 

↑↑気になる方はこちら↑↑

〇そもそも淋菌とクラミジアの違いって何?

まずは淋菌とクラミジアの違いから解説していきたいと思います。
名前にある通り、淋菌は淋菌という菌が感染することで様々な症状を引き起こす疾患で、クラミジアはクラミジアのウィルスが感染することで様々な症状を発症します。
性器に感染することで淋病性尿道炎やクラミジア性尿道炎を発症し、目に感染することで淋病性結膜炎やクラミジア性結膜炎を発症するのです。
その他にも喉に感染することで咽頭淋菌や咽頭クラミジアを発症し、目に感染することで淋菌性結膜炎やクラミジア性結膜炎を発症します。
このよううに、原因となる病原菌やウイルスは同じでも、感染する部位によって発症する症状や診断名が変わってくるのです。

〇淋病とクラミジアに感染することでどのような症状が起こってくるのか?

 


ここまでの内容で原因となる細菌やウイルスが同じでも、感染する部位によって起こってくる症状が違うということがわかりました。
それでは淋病とクラミジアに感染することで具体的にどのような症状が出てくるのでしょうか?
まずは性器に感染することにより尿道炎を引き起こす疾患から解説していきます。
淋菌が性器に感染することで淋菌性尿道炎を発症し、クラミジア性器に感染することでクラミジア性尿道炎を発症します。
これらの症状として尿道から膿が出たり排尿時痛が出るということがあります。
中には尿道にかゆみを自覚したり血尿が出るという人もいます。
淋菌性尿道炎とクラミジア性尿道炎の違いとしては、クラミジア性尿道炎に感染してから症状が発症するまでの潜伏期間が10日以上であることに対して、淋菌性尿道炎では潜伏期間が1日〜7日と比較的短くなっていることが特徴です。
クラミジア性尿道炎では症状を発症しないという人もいるので、検査をしなければ感染を拡大させてしまう危険性があるので注意が必要になります。
淋菌性尿道炎では性行為があってから比較的早期に症状が出現することや、クラミジア性尿道炎よりも膿が黄色く濃いといった特徴があるのです。
これらの症状の違いも性病の原因を特定するための大切な情報ですので、どのような症状を発症しているのかということを主治医にしっかりと説明しましょう。

次に淋菌とクラミジアが喉に感染した場合に起こる症状について解説していきます。
淋菌が喉に感染することで淋菌性咽頭炎を発症し、クラミジアが喉に感染することでクラミジア性咽頭炎を発症します。
尿道炎の時と同じように、淋菌性咽頭炎の方がクラミジア性咽頭炎よりも潜伏期間が短いため、淋菌性尿道炎の方が性行為があってから比較的早く症状を発症することが特徴です。
性病による咽頭炎を発症すると以下のような症状が出てきます。
・のどの腫れ
・のどの痛み
・発熱など
一見風邪のような症状が出現するため、耳鼻咽喉科や内科を受診する人も多いです。
性病は適切に治療しなければ治癒することはないので、性病の疑いがあるのであればそのことを伝えて適切に治療を開始できるようにしましょう。

淋菌がクラミジアが目に感染するとどのような症状が起こってくるのでしょうか?
リンキンが目に感染することで淋菌性結膜炎を、 クラミジアが目に感染することでクラミジア性結膜炎を引き起こします。
淋菌性結膜炎とクラミジア性結膜炎に感染すると以下のような症状が出てきます。
・結膜が、強い炎症を起こします。
・白色クリーム状のドロっとした目ヤニが出る
・まぶたや結膜が腫れる
・角膜に穴が開き、失明する可能性がある
・耳の前のリンパ節がはれ、痛みを伴う
淋菌は、新生児が出産する際に母親から感染することが最も多いとされています。
しかし、性病の菌やウイルスが付着した手で目の粘膜に触れたり、尿や便や体液が直接目の粘膜に触れることで大人でも目の性病に感染する可能性は十分にあるのです。
性病の菌やウイルスが目に入らないようにすることと、性行為が終わった後は流水と石鹸でしっかりと手を洗うように意識しましょう。

〇淋菌とクラミジアで検査方法に違いはあるの?

結論から言うと淋菌もクラミジアもけ検査方法は同じです。
しかし、発症している症状や性行為があってからの期間や主治医の判断によって検査方法が異なる場合もあります。
検査方法には血液検査や尿検査、膣内ぬぐい検査やうがい液検査などがあります。
どのような検査を行なっていくのかを主治医と相談しながら一緒に決めていきましょう。
検査結果はその場でわかる迅速検査のあれば、外部の登録衛生研究所に検査を依頼するという方法をとっている医療機関もあります。
検査方法や検査をどこで行うのかによって結果がわかる時期が異なりますので、検査結果が判明するまでにどれくらいの期間がかかるか気になれば主治医に聞いてみましょう。

〇淋病とクラミジアで治療方法に違いはあるの?

淋病とクラミジアは全く違った原因で症状を発症するので、標的によって治療方法は異なってきます。
そのため治療を開始する前に検査を行うことで原因を確定させることは非常に重要です。
どちらとも治療方法は抗生剤を内服することで治療を進めていくことが一般的です。
あまりにも症状が強かったり、抗生剤を内服しても効果が見られないという場合は注射薬を選択される場合もあります。
また、淋菌性結膜炎やクラミジア性結膜炎であれば点眼薬を合わせて処方される場合もあります。
治療を進めていくと徐々に症状が軽減していくことが実感できるのですが、症状が軽減したため自己判断で治療を中止する人もいるのです。
自己判断で治療を中止すると細胞の中に潜んでいた性病が再び増殖して、症状が再発するということもあります。
性病が完治したといわれるまでは通院治療を続けるようにしましょう。

〇性病を疑う場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう


今回の記事では淋菌とクラミジアの違いについて解説しました。
栄セントラルメンズクリニックでは性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間について、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
また、完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

 

 

 

これってカンジダ?男性のカンジダの特徴とは?

「男性と女性で性病の症状に違いがあることを知らなかった」
「男性がカンジダにかかるとどのような症状が出るのだろうか」
このようにカンジダについて疑問に思った経験はありませんか?
今回の記事では主に男性に焦点を当ててカンジダの症状や治療方法と言った特徴について解説していきたいと思います。

 

↑↑ 栄セントラルメンズクリニック 性病・性感染症のページ ↑↑

 

〇そもそもカンジダとはどのような病気なのか?

カンジダとは、カンジダというカビ(真菌)が陰部に増殖することで様々な症状を発症する病気です。
カンジダ菌自体は膣の中に存在するという方が多く、カンジダを持っていても症状が発症していなければ問題にならない場合が多いのです。
体には常在菌といって様々な菌が住み着いているのですが、何らかの原因で常在菌のバランスが崩れてしまいカンジダ菌が異常に増殖してしまうことで、不快な症状が出現します。
症状が出ていなければ治療の対象にならないことが多いのですが、カンジダが異常増殖することで症状がでてくるようであれば治療の対象になります。
カンジダは性病であるイメージが強いのですが、性交渉を行ったことがないという人でもカンジダを発症する人もいるのです。
治療することで治癒する病気なのですが、多くの人が再発するということも特徴の一つです。

 

〇男性特有のカンジダの症状とは!?

 

女性と男性で性病の症状が違うということをあまり知らない方が多いです。
実は男性には男性の特徴的な性病の症状があり、特にカンジダは男性に特徴的な症状が出現します。
カンジダで起こる症状について理解しておくことで、早期にカンジダを疑うことができ、医療機関を受診するという行動とすることができます。
もちろん早期に診断してもらい治療を開始することで、症状が悪化することを防げるわけですから、カンジダについての知識をつけておくことは非常に重要になってきます。
以下に男性特有の患者の症状を挙げましたので確認してみましょう。
・亀頭のかゆみ、ただれ
・亀頭が赤くなり、白いカスが出る
・亀頭に小さな水疱
・尿道炎
女性は陰部周辺の症状やおりものに症状が出てくるという特徴があるのですが、男性では亀頭や尿道に関連する症状が出てくるということが特徴です。
女性と比較して男性はカンジダの症状が出にくいのですが、女性がカンジダに感染していたりすると性交渉によって男性にも感染してしまう可能性は高いので、これらの症状が起こり得るということを理解しておくことが重要です。
また、免疫力がしっかりと維持されている場合はカンジダが体に感染していても症状は出ないという場合もあります。
その場合は治療をしないという場合もありますので、主治医と相談しながら今後の方針を決めていくようにしていきましょう。

 

〇カンジダはどのように診断されるの?その検査方法とは!?

カンジダであることを診断するためには性行為の既往やどのような自覚症状があるかということを問診することに加えて、検査を行う必要があります。
カンジダであるかどうかを判定するためには、尿を採取してその検体を培養することで判定することができます。
検査結果が出るまではそこまで長い期間かからないため、3日あれば検査結果を伝えることが可能です。
カンジダに感染していることが確定すればすぐに治療へと移っていきます。

〇男性のカンジダはどのように治療を進めていくの?

 

カンジダであることがわかればすぐに治療が開始されます。
カンジダの治療方法は抗真菌薬というカビを殺す軟膏を患部に塗ることで治療を進めていきます。
また、カンジダは湿気が多いところを好んで増殖するため、通気性の良い下着を着用するように気をつけることでカンジダの増殖を抑えます。
カンジダは常在菌とのバランスが取れていれば症状を出現させることはありません。
しかし、免疫力が下がっていたりステロイドを内服したり塗布していたりすると、カンジダの菌が常在菌と比較して優位になってしまうため、カンジダは増殖しやすくなってしまいます。
そのため、質の良い睡眠をしっかりとることや、バランスの取れた食生活を意識することでカンジダの治療を早めることが可能です。

〇カンジダを予防するために必要な行動とは?

 

先ほども述べたように男性のカンジダは女性のカンジダと比較すると発症する確率は少なくなりますが、免疫力が落ちていたりステロイドを使用していたりするとカンジダにかかりやすくなってしまいます。
日頃から免疫力が落ちないように生活習慣を整えることや、通気性の良い下着を着用して陰部が蒸れにくくすること、性行為の後はシャワーでしっかりと陰部を洗うことが重要になってきます。
しかし、カンジダの症状が出ている場合は刺激のある石鹸を使用することで症状を悪化させてしまう可能性があるので注意が必要です。
皮膚に付着したカンジダ菌のほとんどがシャワーで洗い流すことが可能なので、常に陰部を清潔に保つように意識しておきましょう。
また、他の性感染症でも同じようなことが言えるのですが、性交渉を行うときはコンドームを正しく着用することで、性器粘膜同士が接触することを防いでくれます。
カンジダのみでなく他の性感染症を予防することにもつながりますので、性交渉時の感染予防対策は非常に重要です。
また、糖尿病にかかっていることや包茎であることもカンジダに感染しやすいリスクとなっています。
糖尿病を患っていたり、包茎で陰部が蒸れやすくなっているとカンジダが繁殖しやすくなるので、基礎疾患をしっかりとコントロールしたり、陰部が湿った状態が続かないように日頃から意識して生活しましょう。

 

カンジダを疑った場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう

 

今回の記事では男性に焦点を当ててカンジダの症状や治療方法について解説してきました。
性感染症は男性のみでなく女性と一緒に治療を進めていくことで再び性感染症に罹患する危険性を低くすることができます。
パートナーのみに症状が出た時であっても、あなたに性感染症が潜んでいる可能性は十分にあります。
症状が発症していなくても潜伏期間である場合もあるので、潜伏期間中に感染症を拡大させないためには、できるだけ不特定多数との性交渉を避けることや、性感染症の予防行動を徹底することが重要です。
栄セントラルメンズクリニックではカウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
また、完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

これってカンジダ?女性のカンジダの特徴とは?

 

「性行為を行ってから外陰部にかゆみが出るのだけど、これってカンジダ?」
「女性のカンジダはどのような症状が出てくるの?」
このようにカンジダについて疑問に思った経験はありませんか?
実は男性と女性でカンジダの症状は違うのです!
今回の記事では女性に焦点を当ててカンジダの特徴について解説します。

 

↑↑ 栄セントラルメンズクリニック 性病・性感染症のページ ↑↑

 

〇そもそもカンジダとはどのような病気なの?

カンジダとは、カンジダというカビ(真菌)が陰部に増殖することで様々な症状を発症する病気です。
カンジダ菌自体は膣の中に存在するという方が多く、カンジダを持っていても症状が発症していなければ問題にならない場合が多いのです。
体には常在菌といって様々な菌が住み着いているのですが、何らかの原因で常在菌のバランスが崩れてしまいカンジダ菌が異常に増殖してしまうことで、不快な症状が出現します。
症状が出ていなければ治療の対象にならないことが多いのですが、カンジダが異常増殖することで症状がでてくるようであれば治療の対象になります。
カンジダは性病であるイメージが強いのですが、性交渉を行ったことがないという人でもカンジダを発症する人もいるのです。
治療することで治癒する病気なのですが、多くの人が再発するということも特徴の一つです。
また、近年の女性の社会進出が増えてきたという時代背景から、元々は性病は男性が罹患することが多かったとされていたものが、女性にも増えてきているという特徴があります。
男性のみが性感染症に注意すれば良いというものではなく、女性も性交渉の機会が増えてくるようになったため、社会全体で性感染症の拡大防止に注意しなければなりません。

 

〇カンジダは男性と女性で症状が異なる!

 

カンジダはカンジダ菌が異常に増殖することで症状を出現させるという特徴があることを述べました。
しかし、男性と女性で同じような症状が出るわけではなく、女性のカンジダでは女性特有の症状が出現するのです。
パートナーが女性である場合はカンジダの症状が出ていれば病院で治療することを促すことができるようになりますので、男性の方も女性特有の症状について理解しておくと良いでしょう。
以下に女性のカンジダで起こる症状について上げていきます。
・外陰部、腟のかゆみ
・ヨーグルト状のおりもの増加
・性器の炎症
・性交痛
・排尿障害
このように外陰部や膣の症状やおりものなどに関連した症状が出現するというのは女性特有の症状だと言えます。
これらの症状は他の性病と同じように一定の期間の潜伏期間を経過してから発症するということが特徴です。
カンジダの場合は性交渉があってから約1カ月程度の潜伏期間を経過すると発症してきます。
中には数ヶ月経過しても発症しないという人もいますし、1ヶ月経たないうちに症状が出てくるという人もいます。

 

〇カンジダの検査方法

カンジダであることを診断するためには性行為の既往やどのような自覚症状があるかということを問診することに加えて、検査を行う必要があります。
カンジダであるかどうかを判定するためには、尿を採取してその検体を培養することで判定することができます。
検査結果が出るまではそこまで長い期間かからないため、3日あれば検査結果を伝えることが可能です。
カンジダに感染していることが確定すればすぐに治療へと移っていきます。

 

〇カンジダの治療方法は?どのように治していくの?

それではカンジダをどのように治療していくのかということについて見ていきましょう。
カンジダの治療方法は男性と女性で異なることがあります。
外陰部に出ている症状であれば抗真菌薬の軟膏を塗ることで治療を進めていくのですが、膣の中に症状が出ているようであれば膣錠を膣の中に入れることで膣内に潜んでいるカンジダを死滅させていきます。
症状の程度や治療する人の免疫力によって治療期間は異なってくるので、治療期間は様々ですが、症状が軽かったり無症状である場合は治療しないこともあります。

 

〇カンジダは予防できる?カンジダの予防方法とは?

 

カンジダに感染しないために重要なのは予防行動をとることです。
カンジダも性感染症の一つに分類されており、性行為を行う際に正しい感染予防対策を取ることでカンジタに感染することを防げます。
まず重要なことが性交渉を行うときには必ずコンドームを使用するということです。
カンジダ菌が付着した性器同士が接触することでパートナーからパートナーへとカンジダ菌がうつってしまいます。
コンドームを使用していれば直接性器同士が接触することを避けることができるので、大きな予防効果が得られます。
しかし、カンジダの症状がひどく出ている場合は性器の範囲外でカンジダ菌がいる部位が接触することで感染するという可能性もあるので注意が必要です。
とはいっても皮膚についたカンジダ菌はシャワーで簡単に流すことができるので、皮膚を清潔に保っていれば感染が拡大する可能性は低いでしょう。
カンジダを予防するためにもう一つ重要なことがあります。
それは体調管理に気をつけて生活するということです。
先ほども述べたように体には常在菌があることで体を健康な状態に維持しているのですが、体の免疫のバランスが崩れることで常在菌のバランスも崩れてしまいます。
カンジダ菌が存在していたとしても常在菌とのバランスが取れていて症状を発症していなかったという人でも、常在菌のバランスが崩れることでカンジダの症状が強く出るようになってしまいます。
規則正しい食生活や睡眠をしっかりとるなどといった体調管理をしっかりと行なっておくことで、カンジタに感染したり発症したりする確率を低くすることができます。

 

カンジダを疑った場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう

今回の記事では女性に焦点を当ててカンジダの症状や治療方法について解説してきました。
性感染症は男性のみでなく女性と一緒に治療を進めていくことで再び性感染症に罹患する危険性を低くすることができます。
パートナーのみに症状が出た時であっても、あなたに性感染症が潜んでいる可能性は十分にあります。
症状が発症していなくても潜伏期間である場合もあるので、潜伏期間中に感染症を拡大させないためには、できるだけ不特定多数との性交渉を避けることや、性感染症の予防行動を徹底することが重要です。
栄セントラルメンズクリニックではカウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
また、完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

HIVってどんな症状?治療方法についても教えます!

性感染症の中では最も有名と言っても良いかもしれないHIV。
HIVという名前は知っていても実際にどのように感染し、どのような症状が出てくるのかということを知らない人は多いです。
また、HIVの治療方法や長期的な経過についても気になるという方は多いでしょう。
今回の記事ではそんなHIVに焦点を当てて症状や治療方法について詳しく解説していきたいと思います。

 

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〇そもそもHIVってどんな病気?

 

HIVは、HIVウイルスが感染することで通常は外部からの異物を除去するために働く免疫となる細胞に感染することで免疫不全を起こし、様々な症状を引き起こすという性感染症です。
HIVに感染することで少しずつ体の中の免疫力が低下することで、通常の生活をしていれば感染しないはずの感染症に罹患して症状を発症するようになります。
HIVに感染することで風邪のような症状だったり、通常元気な人が発症しないような感染症症状が出てくると、エイズと診断されるようになります。
よくエイズがウイルスであるという認識を持っている人もいるのですが、HIVというウイルスが体内で免疫細胞を減らすことで感染症の症状を発症することをエイズというので、これらの違いを理解しておきましょう。

〇HIVの感染経路とは?どのように感染するの?

 

HIVは、HIVに感染している人の血液に多く分泌されます。
また、精液や膣の中、母乳にもウイルスが多く存在することもHIVの特徴です。
HIVウイルスは涙や尿、唾液などにも分泌されるのですが、他人に感染するほど多くのウイルスは分泌されないことが特徴です。
皮膚同士が接触することで感染することは無く、針刺しなどの血液に達するほどの傷に粘膜が触れることや、性器粘膜や口腔粘膜、膣内の粘膜や腸管粘膜といった粘膜同士が触れることで感染が成立します。
このようにHIVウイルスは性行為をきっかけに感染するだけでなく、母親から胎児への感染、血液を媒介しての感染という種類の感染経路からも感染していくのです。
中でも性的に感染によるHIVの感染が最も多いとされており、膣粘膜や亀頭の粘膜に生じた細かい傷を通してHIVウイルスが体内に侵入して感染が成立することがほとんどです。
また、口腔粘膜や膣粘膜は粘膜が厚くなっているのですが、腸管粘膜は粘膜の層が薄くなっているため、損傷した腸の粘膜からHIVウイルスが侵入する危険性はとても高くなっています。

 

〇HIVはどれくらいの確率で感染するの?

コンドームを使用しているかどうかということや、どのような性行為を行っているかによって感染する確率は大きく変わってきます。
一般的にはコンドームを使用せずに性行為を行ったとしてHIVに感染する確率は1%程度とされています。
これは一見少なそうな感染率には見えるのですが、たった一回の性行為でもHIVに感染したという報告もありますので、あくまでもこの数字は目安ということになります。
また、梅毒、淋病、クラミジアといったHIV以外の性感染症に感染している場合は粘膜に炎症を起こす可能性が高くなるため、HIVに感染する確率が他の性感染症にかかっていない人と比べると格段に高くなるので注意が必要です。

 

〇HIVに感染するとどのような症状が出てくるの?

 

HIVは他の性感染症と同様に、一定期間は無症状で経過するという潜伏期間があります。性行為があってから約1ヶ月程度の潜伏期間を経過してから以下のような症状が出現します。
・熱
・リンパ節の腫れ
・咽頭炎
・発疹
・筋肉痛、関節痛
・下痢
・頭痛
・吐き気
・嘔吐
・肝臓、脾臓の腫れ
・体重減少
・口腔カンジダ
・神経症状
HIVの症状はHIV特有の症状というものはないので、すぐにHIVを疑うことはなかなか難しいです。
しかし、これらの症状が続くようであればできるだけ早くHIVに感染しているかどうかの検査を受けて治療を開始することが必要です。
それではHIVに感染してるかどうかというのはどのようにして検査するのでしょうか?

 

〇HIVは早期発見することが重要!

HIVは症状が出てから治療を行うという人は全体の30%程度とされています。
症状が出てから治療を開始すると、症状が出る前に治療を開始した人と比較して生命予後が悪くなるのです。
そのため、症状が出ていない状態であっても、定期的に検査をすることでHIVであることを把握して、できるだけ早期に治療を開始することが必要です。
HIVを未治療のまま放置していると生命予後は3年程度と非常に悪くなってしまいます。
症状が出ていない状態で治療を開始すれば、HIVに罹患していない人と同じような生活を送ることができるのです。
少しでもHIVを疑うのであれば早めに検査をして、HIVであることがわかれば早期に治療を開始することが重要です。

 

〇HIVの検査方法は?どのように診断されるの?

ここまで述べたような症状が出たからといってHIVであると診断することはできません。
HIVに感染しているかどうかを調べるためにはHIV検査を受けるという方法以外ないのです。
HIV検査はほぼ全国の保健所で無料で受けることが可能です。
また、有料とはなりますが医療機関でも検査することが可能なので、HIVに感染している可能性が少しでもあるのであれば検査をしてみることをおすすめします。

〇HIVはどのように治療を進めていくの?

現在の治療方法ではHIVウイルスを体の中から排除することはできないという状況です。
そのため、HIVであることが分かった時点で抗HIV薬を内服して体内でHIVウイルスが増殖することを抑制することで、エイズの発症を防ぐという治療を行います。
抗HIV薬を内服することで体の中のHIVウイルスを検査では検出できないくれいのところまで減少させることができるようになってきました。
これにより性交渉を行ったとしてもHIVが感染しにくいような体の状態を維持することも可能です。
また、抗HIV薬を内服することでHIVに感染していない人と同じぐらいの寿命にすることもできるようになっており、薬を飲み続けることで今までと変わらない生活をすることができるようになりました。
ただし、処方された薬は途中で中断するとHIVウイルスが耐性を持ってしまい、薬の効果が出なくなるという危険性があるので、十分注意する必要があります。

 

〇HIVを疑う場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう

今回の記事ではHIVについての症状や治療方法といった知識について解説してきました。
HIVは非常にプライベートな病気です。
栄セントラルメンズクリニックでは完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
また、男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期にHIVを疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

近年急増している梅毒!いったいどんな病気なの?

「梅毒っていう名前は聞いたことあるけどどのような症状が出るの?」
「梅毒を治療する時にはどのように治療が進んでいくのだろう?」
このように梅毒について疑問に思った経験はありませんか?
今回の記事では梅毒とはどのような病気であるかということについて解説するとともに、梅毒に感染したときに起こる症状や、それを治療するためにどのような検査や治療方法があるのかということについても併せて解説していきたいと思います。

 

 

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〇そもそも梅毒とはどのような病気なの?

梅毒は梅毒トレポネーマという病原菌が性行為によって性器の粘膜と粘膜が接触することや、症状が出ている皮膚と皮膚や粘膜が接触することによって感染する病気です。
肛門の粘膜からも感染するとともに、オーラルセックスをすることによる口腔粘膜からの感染も起こります。
梅毒が報告制度になってから症例の報告数は1967年をピークとして徐々に減少してきてはいるのですが、2013年から徐々に梅毒の報告数が増えてきているというデータがあり、正しく予防行動を行うことが重要であると厚生労働省から通知がでています。
梅毒に感染すると、さまざまな症状がでたり、おさまったりを繰り返し、徐々に進行していきます。
放置すると死に至る可能性もある病気ですので早期発見と早期治療が重要なのです。

 

〇梅毒に感染するとどのような症状が出てくるの?

梅毒に感染すると感染はしていても症状がでないという潜伏期間を10~21日程度経過してから徐々に症状が出てきます。
第Ⅰ期では初期硬結、硬性下疳(潰瘍)、無痛性の所属リンパ節腫脹を伴うといった症状が出現してきます。
そして第Ⅱ期では潜伏期間4〜9週を経て、全身に皮疹、粘膜疹、扁平コンジローマ、神経系、筋骨格系の多彩な症状を呈するようになります。
先ほども述べたように梅毒は症状が出たり落ち着いたりというのを繰り返して進行していく病気です。
そのため第Ⅰ期と第Ⅱ期の間や、第Ⅱ期の症状が消失すると、潜伏梅毒といって梅毒に感染していても症状が出てこないという期間を過ごします。
そして梅毒を無治療のまま放置した場合、1/3で晩期症状が生じるようになります。
これを晩期顕症梅毒といって、数年以上かけてゴム腫、大動脈拡張などの心血管梅毒、進行麻痺、脊髄癆等など神経梅毒に進展するようになるのです。
梅毒は放置していると命にもかかわる危険な病気ですので、できる限り梅毒に感染しないようにするとともに、梅毒を早期発見して早期に治療できるような行動をとることが必要になってきます。

〇梅毒はどのように検査すれば発見できるの?

梅毒であることは血液検査をすることで梅毒の抗体を検出し判定することができます。
しかし、梅毒の潜伏期間であったり、梅毒に感染してから3週間経過していない状態で採血をすると、梅毒の抗体が検出されない場合があるので注意が必要です。
梅毒に感染したと思われる時から十分に期間が経過していることを確かめてから血液検査を行うようにしましょう。
また、血液検査を行う際は、パートナーも同時に梅毒に感染している可能性があるので一緒に検査をすることをおすすめします。
これは他の性病でも同じなのですが、性行為をしている時にお互いが感染しているという確率が高いので、一緒に治療を進めていくことがピンポン感染を防ぐ方法になるからです。

〇梅毒の治療方法は?どのように治していくの?

梅毒であると診断されるとすぐに治療が開始されます。
梅毒を治療する人のほとんどがペニシリンという抗生物質を使用して治療していきます。
まれにペニシリンに対してアレルギーを持っている人もいるので、今まで使用した薬でアレルギー反応が起こったことがあれば医師や薬剤師に伝えるようにしておきましょう。
そのような場合は他の種類の抗生物質に変更して治療を進めていく必要があります。
梅毒の症状が強ければ注射薬で治療を進めていく場合もあります。
具体的な治療期間はどれくらいの症状が出ているかによって異なるのですが、第Ⅰ期であるのか第Ⅱ期であるのかによってある程度の目安は定められています。
第Ⅰ期であれば2~4週間、第Ⅱ期であれば4~8週間が目安とされていますが、あなたの症状の経過や主治医の判断にもよりますので、しっかりと治療方針を話し合いながら決めていきましょう。
また、薬を内服していると徐々に症状が改善してくることを実感してきます。
しかし、症状が改善したからといって自己判断で薬を中断してしまうと、再び症状が悪化してきたり、薬に対して梅毒が耐性を持ってしまうことで薬が効かなくなってしまう可能性があるのです。
安易に自己判断で治療を中断しないように、処方された内服薬は確実に全て飲みきるようにしていきましょう。
治療中の性行為をすることも控えた方が良いです。
薬を飲んでいるからと言って梅毒が感染しないというわけではありません。
確実に治療して再び梅毒に感染しないためにも、パートナーと一緒になって治療を進めていく必要があります。

 

〇梅毒は抗体があっても再感染する可能性がある!

 

治療が終了すると、抗体が体にできているため再び梅毒に感染しないのではないかと思う人もいます。
しかし、抗体が体にできているからと言って梅毒に感染しないわけではありません。
性感染症を適切に予防していなければ再び梅毒に感染し、治療しなければならない状態になってしまう可能性は十分にあるので注意しましょう。

〇梅毒を適切に予防しよう!

 

それでは梅毒を予防するためにはどのような行動を取れば良いのでしょうか?
梅毒は性感染症の一つですので、コンドームは適切に使用することで予防することが可能です。
また、梅毒の症状が出ている時は症状の出ている皮膚に触れても感染しますので、特に皮膚と粘膜が接触することがないように注意する必要があります。
特にオーラルセックスやアナルセックスでは、粘膜が無防備な状態になってしまいますので、そのような性行為をする場合もコンドームを使用するようにして梅毒への感染を予防しましょう。
また、性行為を行うことを仕事としている人や、複数の人と性行為を行う機会がある人も注意が必要です。
複数の人から性感染症をもらうリスクがある人は、症状がなかったとしても定期的に性病検査を受けるようにしましょう。

 

〇梅毒を疑う場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう

今回の記事では梅毒についての基本的な知識や症状や治療法について解説してきました。
栄セントラルメンズクリニックでは、性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
また、完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

『性器ヘルペスってなに?発症する原因と治療方法まとめ』

気づいたら性器部分に水ぶくれが出てきて、そこからひりひり感やかゆかったり、ボーッと患部に熱い感じがしてる人は『性器ヘルペス』の疑いがあります。

性器ヘルペスは感染後、4~10日後の潜伏期間を経て発症する性感染症です。場合によっては数年~数十年後に発症するケースもあります。

性行為が原因とおもいきや、口唇ヘルペスから感染することもあるので性行為だけが一因とは言えません。

また性器ヘルペスが元となるウィルスは強い感染力を持っているので、自覚症状を感じた時点で医療機関の診察と必要であれば治療を受けるのが不可欠です。

そこで以下では性器ヘルペスについて特徴や感染経路、治療方法までをまとめてみましたので心当たりのある方は参考にしてみてください。

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性器ヘルペスとは?症状と特徴

 

性器ヘルペスとは単純ヘルペスウィルスに感染することで起こる性感染症の1つです。

症状については、性器または性器周辺に赤いブツブツのようなものから次第に水ぶくれに変化し、最終的に破れて潰瘍になったりします。

特徴につきましては、女性なら外陰部に、男性なら陰茎部分に小水疱のようなブツブツまたは浅い潰瘍性のデキモノが出現し、発熱などを伴う事もある。
強い感染力があるのも大きな特徴。

口腔ヘルペスや口唇ヘルペスとの違い

 

性器ヘルペスと口腔ヘルペスや口唇ヘルペスの違いは感染してる部位が違うだけです。

つまり、病原となる単純ヘルペスウィルスが口の中なのか唇なのか性器部分なのかの違いです。

ただ病原が一緒と言ったように、口唇ヘルペスを患ってる人とオーラルセックスを通して性器ヘルペスに感染することはあるので性器との接触をした覚えがなくても、発症する可能性がある事は頭にいれておきましょう。

性器ヘルペスの感染経路

 

性器ヘルペスの感染経路は主に性行為によるものです。

口唇ヘルペスの感染者とオーラルセックスをすることによる感染や性器ヘルペスに感染している人とのセックスで感染することがほとんどです。

また仮に表面的に症状が出ていない、無症状の状態でも単純ヘルペスウィルスの感染者と接触すれば性器ヘルペスに感染することもあります。

なので性行為が感染の原因だとしても、表面的に症状が現れない人もいるので誰なのかまでを特定するのは難しいです。

性器ヘルペスの検査・治療方法

 

性器ヘルペスかどうかを確認するにはまずは医療機関などで診断してもらう必要があります。

しかし現状では決定的な検査方法が確立されていないため、診断には医師の経験や知見が深く関わってきます。

なので信頼や実績のある泌尿器科や性病クリニックでの受診をおすすめします。

治療方法に関しては診断の上で適量の抗ウィルス薬を投与し約5日間、症状の経過を様子見します。

改善傾向がみられない場合は、他の疾患の可能性も考え再び診察します。

また内服薬のほかに、点滴静注薬もあり症状に応じて使い分けます。

性器ヘルペスの合併症

性器ヘルペスが重症化する事によって以下の合併症を引き起こす可能性があります。

脳炎との合併症

単純ヘルペスウィルスが脳に直接感染することによって、『脳炎』を引き起こすケースもあります。

症状としては発熱、頭痛、痙攣発作などがあり、異常な眠気やしびれ、錯乱症状を引き起こす場合もあります。

治療法法に関してはヘルペスウィルスに対して有効な点滴治療を約2週間ほど行い、そのあとの経過を見ます。

致死率は20%~30%と想像以上に高く、完治したとしても記憶障害やてんかんなどの後遺症が残ることもあります。

角膜炎との合併症

他にも眼球に単純ヘルペスウィルスが感染する事によって、『感染性角膜炎』を引き起こす場合があります。

症状としては目の痛みに加え充血や黒目部分が白く濁ったりする事が挙げられます。

治療に関しては抗ウィルス眼軟膏を1~2週間、使用する事で完治することがほとんどです。

感染後、性器ヘルペスの免疫・再発について

病院で感染症検査

初回の感染で体内に抗体ができますが、再発を完全に抑える事はできません。

完治したとしても、一定の割合で再発するケースがあります。

もしも治療後に再び同じ症状が現れはじめたら、早めに適切な治療を受けることによって治すことができるので、気づいた時点で診察を受けるようにしましょう。

性器ヘルペスの予防方法

性器ヘルペスの感染を防ぐには、コンドームを着用することによる予防方法しかありません。

ですが上記で説明したように、性器ヘルペスはオーラルセックスや無症状の感染者と接触しても発症する可能性があるので、予防施策をとっていたとしても完全に防ぐのは難しいです。

なので予防施策を徹底するというよりかは、自覚症状が現れたり症状が発覚した時点で早めに医療機関で診察を受けるのが最適解だと言えます。

おわりに

どんな病気も症状が発覚した時点で医療機関での診察を受けるのが大事ですが、性器ヘルペスも例外ではありません。

また冒頭で話したように感染力の高いウィルス性の感染症なので、もしも自覚症状がある場合は2次感染を防ぐためにも性交渉は控えましょう。

たかが性感染症といえど重症化することによって脳炎などの合併症を引き起こし、最悪の場合、死に至る危険性もあります。

ですが、適切な治療を受ければ完治するのも容易であり、病院にはよく効く薬が処方されるので、自覚症状のある場合はまず、泌尿器科や性病クリニックでの診察を受けてみましょう。

オーラルセックスでも感染する!?淋病の症状から治療方法まで解説!

性交後に「あれ?おかしいな」と感じると、真っ先に頭に思い浮かぶのが『性病』の事ですよね。

排尿時に感じる違和感や痛みで知られる『淋病』ですが、性器同士の接触に限らず、キスやフェラチオなどの『オーラルセックス』でも感染する可能性があることをご存知でしたか?

そこでここでは、淋病の感染経路や合併症、主な症状から治療方法までを解説していきます。

 

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そもそも『淋病』とは?

 

 

 

淋菌に感染することで発症する性感染症の1つです。

性産業の増加や避妊器具の着用率低下に伴ない、年々増えている傾向にあります。

 

淋病(淋菌感染症)の感染経路は?

 

 

淋菌の感染は主に感染者との性行為によるものです。

他にもキスやオーラルセックスによる咽頭への感染もあります。

もし感染者と性行為をした場合、一回の性行為での淋病やクラミジアに罹る感染率は約50%とかなり高いです。

もし診断されたとしたらパートナーにも感染している恐れがあるので一緒に検査を受けるのが賢明です。

また淋病に感染している患者の約20%~30%は同時にクラミジアにも感染しているという報告があがっているので、クラミジアの検査も行っておくことを推奨します。

淋病が起因して併発する恐れのある合併症

 

男性の場合

約一週間から三週間の潜伏期間を経て、

・淋菌性結膜炎 ※1

淋菌感染者の性器分泌液に目と接触することで起こる結膜炎です。

症状としては結膜がピンク色になり、目やにがひどくなります。
とくに起床時などは目やにで目が開けづらくなることも多く、目やにによって視界が遮られることがあります。

何度かまばたきを繰り返したり、目を洗ったりすることで遮られていた視界は回復します。

また、さらに角膜にまで感染が進むとまばたきをしても視界のかすみが解消されません。

 

・淋菌性上精巣上体炎

淋菌の細菌感染によって引き起こされる性感染症の1つです。

症状としては陰嚢に痛みを感じ、時には腹部にも関連痛が生じる場合もある。

また、症状が重くなると精菅炎となり、さらに症状が進むと精索炎となる可能性があるので気づいた段階での治療が必要不可欠です。

・淋菌性直腸炎

 

肛門性交などによって、直腸に淋菌が感染することで引き起こされる直腸炎です。
症状としては肛門部分や直腸部分に激しい痛みやかゆみが生じ、直腸から排出される粘液が肛門から排泄されることもあります。

女性の場合

・淋菌性子宮頸管炎

淋菌の細菌感染によって引き起こされる炎症です。

症状としては性器周辺に小さい水疱が生じたり、膣に痛みを感じる事があります。
また生理期間内や性交後に出血を伴う事もあります。

・骨盤内炎症疾患

子宮内膜、卵管またはその両方に感染することで引き起こされる炎症疾患です。

もとは子宮頸管炎であるが、まれに子宮頚部に留まらず上方に広がることで骨盤内炎症疾患を引き起こします。

生理(月経)の終わりごろや生理期間が終わってから3日前後で発症します。

初期症状は下腹部の痛みから始まり、特に片側の痛みが強い事が特徴です。

また、性器出血や分泌物などには悪臭を伴うこともあり、色に関しては黄緑色の膿状であることが多いです。

 

・淋菌性咽頭感染

淋菌感染者とオーラルセックスやキスなどをすることによって、咽頭に淋菌が感染することを指します。

症状としては痛みや違和感などを感じにくく、感染者は無自覚であることが多いです。

そのため、淋病感染者の3割はオーラルセックスなどによって感染者の咽頭部から知らず知らうのうちに淋菌に感染していることがあります。

・淋菌性結膜炎
 ※1
・淋菌性直腸炎
 ※2

 

淋病を発見するには?検査方法

 

 

・PCR法(遺伝子増幅検査法)

淋菌の遺伝子の一部分を複製し増やすことによって検出感度を上げる一般的な検査方法です。

しかしPCR法では咽頭部の淋菌とナイセリア属を区別できないため、咽頭に感染している疑いがある場合は後に説明する嫌気性培養やSDA法で検査する場合が多いです。

市販の検査キットなどにも使用されています。

・SDA法(核酸増幅検査法)

 

淋菌の遺伝子を増幅と検出を同時に行うことで従来の方法より、確度の高い検査結果を得られる可能性があるとして認知されてきている検査方法です。

またPCR法では淋菌とナイセリア属の区別がしづらかったのですが、誤った検査結果になりにくいため、咽頭での検査も可能です。

また、古典的ではありますが分泌液を採取した後にメチレンブルーという染色液に浸し、顕微鏡で発見する検査方法もあります。

淋病に感染していることが分かったら?治療方法

感染している部分や症状によって治療方法は異なりますが、淋菌性の尿道炎や子宮頸管炎であるなら除菌能力のある注射剤で治療するのが一般的です。
(ロセフィン注、トロビシン注、ケニセフ注)

他にもペニシリン系の抗生剤や内服薬であるアジスロマイシンを服用しての治療方法がある。

処方された抗生剤はたとえ、症状がなくなったとしても処方された分は服用を続けるのが大切です。

間違っても自己の判断で服用をやめることのないようにしましょう。

治療が長期化するのはまれで、長くても2週間程度で完治することがほとんどです。

淋病の感染を予防するには?対策方法

 

性交渉をする際はパートナーへのスキン(コンドーム)の着用を意識することが一番の予防策になります。

しかし、近年ではオーラルセックスでの咽頭への感染も広まってきているため、スキンを着用することだけでは防げなくなってきていることもあり、風俗店の利用を避けたり、パートナー以外の性接触を避けると淋病に限らず性感染症の感染リスクを抑える事ができます。そ

おわりに

近年では性産業の発達により、淋病に限らず性感染症の感染者が増加傾向にあります。

感染が疑われる場合は、二次感染を防ぐためにもすぐに医療機関での検査を受けることをおすすめします。

仮に陽性反応が出てしまったら、期間内に性交渉をしたパートナーにも検査が必要であることを伝えておきましょう。

昔と違い医療が発達したおかげで完治は容易になりましたが、それでも事前に感染を防げるように、性交時にはパートナーへスキンの着用を呼び掛けましょう。