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性病を自分で治療したい人が読むべきドクターからの警告

性器に何らかの異常や違和感がある場合や性感染症の疑いがある場合、たいていの人が真っ先に思いつくのは「泌尿器科へ行くのは恥ずかしい」ではないでしょうか?

なかには「どうにか自分で治せないものか」とネットで情報集めをする…なんて人もいると思います。

 

今回は、自分で治療したいと思った人がネットでたどり着くであろう情報の真意を解説したいと思います。

 

性病に心当たりのある人は必見です。

 

性病をセルフ治療したい!市販薬や抗生物質は効く?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際にインターネットで「性病 治し方」「性病 自分で治す」という具合に検索してみると、様々な民間治療や体験談などが見つかります。

 

(なかには、お医者さんからすれば「これは絶対やめるべき」と思える都市伝説のような治療方法まで…)

 

もう既にネットの情報を実践して症状が緩和した人もいるかもしれませんが、自然治癒させることは”ほぼ不可能”と言われています。

 

ここまで読んでギクッとした人は、最後までしっかり読んでみて下さいね。

 

薬局などの薬では根本的な治療にはならないどころか悪化の原因に

性感染症にかかってしまった場合、検査をして早期発見をするのが理想ではありますが、残念ながら大体の人は性器に何らかの異常がでてから性病を疑うという場合が多い傾向にあります。

 

人によってはドラッグストアや薬局にお薬を買いに走る人もいるようですが、ほとんどの性感染症は市販の薬では治すことができません。

 

市販薬の中にはカンジダ症を治すお薬もありますが、そのお薬を使うべき人は一度でもドクターからカンジダの診断を受け、なおかつ1、2か月以内の再発の疑いがある場合に限られます。

 

塗り薬などで一時的に症状が緩和しても根本的な解決にはなっていないため、そのまま放置して検査も受けず治療もしないとなると、病気が悪化したり大切なパートナーに感染させてしまいかねません。

 

「家に余ってた抗生剤」は絶対に飲まないで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都市伝説のようなお話ですが、「余っていた抗生物質を飲んだら性病が治った」という人の情報も見受けられますが、これは絶対にしてはいけない民間治療と言えます。

 

また、下手に服用することで免疫力が落ちて病気に感染しやすくなってしまったり、原因菌やウイルスに抗体ができる可能性も充分に考えられます。

 

確かに、性感染症を治療する場合は抗生剤を使用するのですが、風邪や別の感染症にかかった時に病院から処方される抗生物質は性感染症治療に使われる抗生剤とは違いますし、名前が同じでも用法も用量も全く変わってきます。

 

どんな病気であっても病院から処方されて余っている薬を自己判断で飲むのはとても危険な行為なので絶対にやめましょう。

 

保健所は”検査”をする所であって”治療”をしてくれる場所ではない

「保健所では無料で性病検査をしてもらえる」というのは確かに正しい知識ですし、そのおかげもあって性感染症の早期発見にも大いに役立っているのは紛れもない事実。

 

ですが、症状が出ている場合は保健所に行ってもお薬を処方されるわけでもありませんし、治療を施してもらえるわけではないのでひと安心とは言い切れません。

 

症状が出ていない場合は保健所の利用も選択肢のひとつですが、「痛み」「かゆみ」「ただれ」「膿や変色」「ブツブツ」など、何らかの症状がある場合は保健所からも病院を勧められることを考えると、病院やクリニックに相談するのが1番早い解決策の一つです。

「性病検査キットでは”陰性”」でも別の性病の可能性がある

最近ではネット通販で気軽に性病検査が出来るようになり、恥ずかしい思いをせずに感染のチェックができると人気ですよね。

 

確かに、国の認可が下りている検査キットは検査の確実性も非常に高いですし、定期的な検査としても手軽ですが、検査キットの種類によっては別の性病の可能性が見落とされがちなため”陰性”の診断でも油断はできません。

 

また、潜伏期間によっては確実な検査結果が出ない場合もあり、仮に陽性が出た場合は専門の医療機関への受診を勧められ再検査…と思わぬ費用が膨れてしまうことも考えられます。

 

不安な性行為があった場合やすでに症状がある場合などは、最初の段階で専門の医師に相談して検査を受けた方が早期発見や早期治療につながることもあります。

 

確実に完治させるなら専門クリニックが1番

これらのことを考えると、やはり専門のクリニックや泌尿器科への受診が検査も正確で、症状の緩和や完治ができるため1番おすすめです。

 

また、最近では喉の性病や目の性病も流行しているので、感染の見落としをなくすためにも喉の性病検査や目の性病検査ができるクリニックを受診するほうが同時治療もできるため安心・確実に性病治療が行えます。

クリニックでの性病治療ってどんなことをするの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院やクリニックによって治療内容や治療期間は変わってきますが、大体の場合はお薬を使った治療や外科手術が一般的です。

性病の種類によって「内服薬」「点眼」「塗り薬」

性感染症の種類も性器感染や咽頭感染、結膜感染などがあるので、それぞれの状態に合わせてお薬を変えていきます。

 

「内服薬」は、それぞれの性感染症の原因菌やウイルスに有効な抗生剤を飲んでもらい、痛みなどの症状がある場合はその症状を緩和させるお薬も一緒に処方される場合が多いです。

 

「点眼薬」はいわゆる目薬のことで、性感染症が結膜や瞼の粘膜に感染してしまった場合に有効です。

 

「塗り薬」はウイルスや原因菌の増殖を抑制する軟膏やクリームが処方されます。

 

ちなみに…

 

処方されたお薬が余ると(特に軟膏!)風俗店などへ遊びに行くたびに使用して性感染症予防をするという人がたまにいるようですが、健康な状態で使用することで自己免疫力が低下して感染リスクが高まったり、性感染症ウイルスが抗体をもってしまい抗生剤が効きにくくなる場合があります。

 

もったいない気持ちは分かりますが、余った薬は処分して”薬の再利用”をするのは絶対にやめましょう!

 

重度の場合や病気によっては「点滴治療」がしてもらえる

大体の病院やクリニックでは感染の症状が重い場合や早急な治療が必要な場合には点滴を用いた治療を行うため、より早く症状が緩和されるような治療を施してもらえます。

 

最近の性病感染は無症状が多く、症状が出ている時には思っているより進行がすすんでいることも少なくはありません。

 

早めの治療を行うことで症状を緩和させ、悪化を食い止めることができるのです。

 

HPV(ヒトパピローマウイルス)の場合は外科的な処置

「手術」という言葉を聞くと尻込みしてしまう患者さんも多いですが、日帰り手術というよりは10分程度の診察治療に近い時間で終わるため拍子抜けされる人が実際には多いです。

 

ヒトパピローマウイルスは尖圭コンジロームという性感染症の原因ウイルスでもあり、男性で言えば「性病による亀頭のブツブツ」の原因でもあるのですが、この謎のブツブツは特殊な機械で簡単に治療ができてしまいます。

 

また、似たようなブツブツの種類には「フォアダイス」という亀頭にできるイボがあります。

 

こちらは病気ではないため放っておいても問題はないのですが、コンプレックスに感じる人や尖圭コンジロームか心配な人は手術治療によって取ってしまうこともできますよ!

 

治療や診察が恥ずかしい場合は同性のドクターを選んで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「泌尿器科」や「性病科」「(女性の場合は)婦人科」というイメージから「検査をしたいけど恥ずかしい」と思う人は殆どではないでしょうか。

 

たしかに病院やクリニックによっては診察室で他人と顔を合わせたり、電話で予約を取ったり症状を説明するのも何だか恥ずかしいですよね。

 

ですが、大切なパートナーへの感染を避けるためだけでなく、なにより自分の身体のためにも不安を感じた場合はすぐに専門のドクターに相談するのが1番です。

 

性感染症は病気とはいえ発病する箇所や病気のイメージから「なかなか病院へ足を運びにくい」と思っている人もいますが、そんな人にはプライバシー環境が完備された同性の医師による「安心できる病院」への通院をおすすめします。

 

ネットで性病の治し方を調べるのではなく、メール予約や完全個室など患者さんのプライバシーを考えた配慮ある病院や、安心して足を運べる同性の専門医がいるクリニックを探して受診することで、病気の発見や早期治療がはじめて出来るのです。

 

ご予約・お問い合わせはこちら↓

AMORE CLINIC

☎052-950-3900

性器カンジダはうつるの?発症する原因と治療方法まとめ

『カンジダ』ときくと性感染症と勘違いされがちですが、発症する原因は様々で性交渉はその1つの原因にすぎません。

 

実はこの『カンジダ』の病原菌である『カンジダ菌』は健康な女性ならだれでも持っている常在菌です。

 

しかしそれらが何かしらの要因で異常繁殖することにより、表面的な症状であるかゆみやヨーグルト状のおりものとして現れます。

カンジダは主に女性が発症する割合が多く、具体的にいうと日本人女性の5人に1人が経験したことがあるというデータもあります。

 

上記の事を踏まえて以下では、症状や原因、治療方法までをまとめてみましたので参考にしてみてください。

 

 

性器カンジダってなに?症状と特徴

 

 

 

カンジダ症の原因となるカンジダ菌は真菌(カビ)の一種です。

通常は人の皮膚などにもいる常在菌なので、害を起こすことはありませんが、これが性器部分などに異常繁殖することで炎症を起こしたりします。

女性の場合はカンジダに感染すると膣やその周辺のかゆみに加えて、粘り気の強いヨーグルト状のおりものが出ることで知られています。

また上記のケースは膣に感染した場合であり、膣以外にも感染することがあります。

 

男性の場合、カンジダに感染すると少ない割合ではあるのですが、包皮や亀頭部に白いカスのようなものが現れ、乾燥したようにカサつくこともあります。

またカンジダ菌は湿度の高い環境を好むので、必然的に膣内部や包茎部分に繁殖しやすいと言われています。

 

 

 

カンジダはうつる?発症する原因

 

カンジダは性交渉による感染が多いと勘違いされがちですが、実際はホルモンバランスの乱れによる体調の変化から来ることが多いです。

 

特に女性は生理前やストレスを抱えやすい環境にあると、疲労から免疫力が低下していきます。

そこで常在していたカンジダ菌が異常繁殖することによって、カンジダ症になるケースがあるのです。

もちろん性交渉での感染もあるのですが、ほとんどが自己感染による発症です。

 

 

 

感染してる事を確認するには?検査・治療方法

 

 

まずはじめに女性なら自覚症状が現れると思いますので、お近くの医療機関または匿名で受けられる市販の検査キットを利用して陰性か陽性なのかを判断してもらいます。

仮に陽性反応が出た場合は当然、治療が必要になるのでお近くの医療機関で適切な処置を受けましょう。

 

治療に関して、女性の場合は膣内に感染している場合、膣錠と呼ばれる薬を1日1回挿入し、経過を様子見します。

また外陰部にも症状が出ている場合は軟膏での治療も同時に行います。

 

男性の場合、患部に対して軟膏での治療を行います。

また上記に書いた薬と一緒に経口摂取する抗真菌薬が処方されることが多いです。

 

 

重症化するとどうなる?カンジダの合併症

カンジダの症状が現れているにも関わらず、そのまま放置して重症化した場合は最悪、死に至る危険性もあります。

 

というのも感染症が一部分に留まらず、広範囲に繁殖することで発熱、心雑音、危険な低血圧、尿量の減少、脾臓の腫大によって複数の臓器が機能しなくなって、死亡するケースもあります。

 

また網膜や眼球内部に感染すると失明するリスクもあります。

なので症状が進行するまえに、発覚した時点での早期の治療が重要になってきます。

 

 

カンジダの再発を防ぐには?予防方法

冒頭でもお話したようにカンジダ菌は多湿な環境を好むため、女性であればこまめなナプキンの交換をしたり、通気性のいい下着を選ぶことである程度予防することができます。

また男性の場合は、包茎手術を受けることで包皮内の多湿になりがちな環境を取り除くことでカンジダ菌の異常繁殖を防ぐことができます。

当然かもしれませんが、パートナーとの性交渉時にはコンドームを使用することで感染リスクを下げる事ができます。

 

 

治療後のことについて

 

 

処方された薬を服用しながら経過を観察し、通院している中で医師から完治の判断が下れば無事に治療が完了します。

ただし、カンジダは再発率がそれなりに高く、治療後も上記に記載した予防方法を最低限おこなっておくと再びカンジダに感染するリスクを下げる事ができます。

 

 

おわりに

 

性器カンジダは女性に多い病気ですが、もちろん男性も油断してはいけません。

 

なぜなら男性の場合はもし感染したとしても無症状である場合が多く、知らぬ間にパートナーへ感染させてる恐れがあるからです。

 

とはいえ、性器カンジダは性交渉による感染はごく少数で、ストレスや疲労からくるホルモンバランスの乱れから自己感染するケースが多いですが、

共通して言えることは規則正しい生活を心がけて高温多湿の環境をなるべく排除できるように努めることです。

 

もしも感染が疑われる場合は、重症化して命の危険に晒される前に医療機関での適切な処置を受ける事が重要だと言えます。

 

 

 

初期症状を見逃さない!EDの症状や原因を徹底解説

 

初期症状を見逃さない!EDの症状や原因を徹底解説

 

男性にとって非常に深刻な悩みのひとつでもある「勃起不全」や「勃起障害」などの”インポテンツ”の悩み。

最近では「ED」という言葉もだんだん浸透してきましたよね。

「ED」と聞くとなんだか「ピクリとも勃たない」というイメージを持たれがちですが、実際にはどんな症状が出たらEDという認識なのでしょうか。

今回は、EDや勃起不全、インポテンツなどの症状にフォーカスしてお話をしてみようと思います。

EDとは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【EDはErectile Dysfunctionの略で、性交時に男性器の機能が低下したり、全く勃起をしないなどの状態を指します。

日本には約1000万人以上の男性が悩んでいる症状と言われており、年齢を重ねるほどEDになる人も多いです。

特に最近では年齢にかかわらず若い世代の男性でもEDになってしまうこともあるため、「若いからまだ大丈夫」という発想では、どんどん症状が進行していく可能性もあるのです。

EDのような症状になる原因とは?

若い男性にも起こるEDの症状は、一体何が原因となっているのでしょうか?

年齢を問わずにEDが起こりうる原因は、

1. 器質性ED
2. 心因性ED
3. 薬物性ED
4. 混合性ED

主にこの4つの原因が挙げられています。それぞれを詳しく見ていきましょう。

器質性のED

動脈硬化の進行や、神経系に異常がある場合など、主に50歳前後から見られる原因のひとつとして器質性のEDが挙げられます。

血管系の病気

年齢を重ねるにつれてかかりやすい血管系の病気のひとつとして「動脈硬化」が有名ですよね。そもそも勃起をさせるために血の巡りが深く関係しているということは、みなさんもよく知っている話だと思います。

簡単に説明すると、動脈硬化は血管が硬くなり広がりにくくなり、血液の循環も悪くなるという生活習慣病のひとつです。そのため、動脈硬化による血管の不具合はEDの原因としても考えられています。

動脈硬化気味の男性にとっては、男性器の血液の循環が悪くなることで十分に勃起をさせるための血が陰茎や海綿体へと送られず、勃ちづらかったり中折するなどのEDが起こりやすくなってしまうのです。

特に高血圧の人や糖尿病予備軍、過度の飲酒をしている人や喫煙者は動脈硬化が進行している可能性もあるので、生活習慣の改善を心がけましょう。

神経系の病気

器質性が原因となっているEDには、神経系の病気にも注意が必要です。

脳卒中や脳腫瘍、脊髄損傷やパーキンソン病などは神経に障害がでるためEDを引き起こしやすく、ED治療が必要なケースも多くなってしまいます。

心因性ED

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心因性EDとは、いわゆるストレスや精神的な心配事、不安感などから引き起こされるEDで、その原因はひとによってさまざまです。

パートナーとの関係や仕事のストレスなど、日常生活においてのストレスが性欲を減退させたり、神経を介して性的興奮上手にペニスに伝わらなかったりと、年齢を問わず誰にでも起こる可能性はあるのです。

また、一度性交がうまくいかずに一種のトラウマのような記憶が結びつくことで「次もうまくいかないのではないか」という不安を持ち、焦りや不安から勃起がしにくくなることもあります。

薬物性ED

普段から服用している薬がEDを引き起こしてしまうのはあまり知られていませんが良くある話です。
血液などの循環器系に作用する薬剤、中枢神経や末梢神経などの神経に作用する薬剤、消化器系に作用する薬剤などが一例として挙げられます。

体力や薬の種類にもよりますが、解熱剤や鎮痛剤、消炎作用のあるお薬でも原因になることがあるので、風邪薬や痛み止めなど身近な薬でもEDを引き起こしてしまうのです。

混合性ED

勃起の不調は非常に複雑な原因の場合もあります。

血液の循環や神経の伝達、体調や男性ホルモン、性欲などさまざまな要因が十分に揃ってこそ性交に十分な勃起をさせることができるため、どれか一つが欠けても思うような勃起が得られません。

特に特定の要因だけでなくいくつかの原因がある場合は混合性EDと呼ばれています。

EDの初期症状

 

主な症状には、

途中で中折して挿入が困難になる
挿入するために十分な勃起が出来ない
性欲自体が弱まる(勃起が起こらない)
射精に至らない・感度が鈍くなる
射精の快感が弱くなる

これらの症状に心当たりがある場合には要注意で、自分がEDである自覚症状がない場合でも、泌尿器科などの病院やクリニックではEDとして診断されることも珍しい話ではありません。

ペニスが中折れしてしまう

「中折れ」はEDの症状のなかでも初期症状のうちのひとつで、射精ができなかったり相手を満足させれないのではないかという心因性のEDを引き起こしてしまう可能性もあるため、できることならこの段階からEDについてしっかりと治療や対策をしておくのがおすすめです。

性欲の減退

勃起の着火材ともなる性欲の減少はEDを引き起こす大きな原因でもあります。
疲労感やストレスなど、肉体的にも精神的にも健康な状態であれば男性ホルモンも活発になり、興奮を感じやすくなります。

特に疲れは体力の衰えなど加齢が原因の場合が多く、生活習慣病に掛かりやすい状態でもあるため、健康を維持するためにも運動や食事の見直しを行う必要があります。

射精の快感が減る・射精に達しない

射精をするには十分な勃起が必要不可欠ですが、EDになってしまうと十分に快感を得られなかったり、射精に達することができなくなってしまいます。

不感症のような悩みや、以前よりも気持ちよさが少なくなったという人はEDの可能性も十分にあるので、一度治療をしてみるのがおすすめです。

 

 

EDの解決法や治療方法は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「EDの悩みをどうにかしたい」「症状をなんとか治したい」と思っている男性にとって、その解決方法や治療方法選びはとても重要です。

最近ではネット通販でも購入出来る勃起を補助してくれる機械や器具なども発売されていますが、根本的な解決とはならないだけでなく混合性EDを引き起こす可能性も高くなるためあまりおすすめとは言えません。

やはりEDの原因を引き起こす体力・精神的な健康を取り戻すのが理想です。

ただ、理想はあくまで理想なぶん、現実の生活ではなかなか思うような生活習慣を送ることができなかったり、ストレスやトラウマを自力でゼロにするのはなかなか難しいですよね。

そんな時はED治療のスペシャリストでもある泌尿器科やメンズクリニックに掛かるのがおすすめです。

ED治療に対してきちんとした知識を持った医師の診断を受け、自分の生活スタイルにあった健康づくりや、パートナーとの性交でポジティブなイメージが持てるようにお薬と上手に付き合うことで、EDの原因を治療しつつ勃起を回復させるリハビリにも繋がります。

勃起薬の服用は危険じゃないの?

バイアグラやシアリスなどの勃起薬は身体に良くないんじゃないか?という疑問を持つ方も多いと思います。

ですが、医師がわざわざ患者さんの身を危険にするお薬を処方するはずはないですよね。

それは患者さんの状態や身体との相性などに合わせてお薬が処方できるからです。

確かに勃起薬は常用している薬がある人にとっては大変危険性が高くなるという特徴もあります。

ですが、医師が飲み合わせをしっかりと考慮するためあまり心配しすぎも良くありません。

ちなみに、最近ではインターネットの通販で勃起薬を販売していることもありますが、薬の飲み合わせや用量によっては大変危険な好意なので、素人判断で勃起薬を飲むのは絶対にやめましょう。

 

トリコモナスって何?その特徴を解説します!

トリコモナスって何?その特徴を解説します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスはたくさんある性感染症の種類の中の一つですが、その病態や症状・治療法についてはあまり多くの人に知られてはいません。

今回の記事ではトリコモナスについて深く解説するとともに、トリコモナスに完成した場合にどのような症状が起こり、どのような治療法があるかということについて述べていきたいと思います。

 

 

〇そもそもトリコモナスとは?

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスとは、さまざまな感染経路からトリコモナス原虫が体の粘膜に付着することで感染が成立する疾患です。

原虫とはいっても目に見えないほどの非常に小さな大きさなので、肉眼的に見ることでトリコモナスであると疑うことはできません。

感染する上になって症状も異なってくることが特徴で、膣に感染すればトリコモナス膣炎、尿道に感染すればトリコモナス尿道炎を発症します。

 

 

〇トリコモナスの感染経路は?どのようにして感染するの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスは性感染症であることから、性行為を行うことで感染が成立するということはイメージしやすいでしょう。

しかし、 トリコモナスは性行為をしていなくても感染する可能性があるのです。

具体的には便器に付着したトリコモナスが他人のせ性器や尿道に感染したり、他人が使用したタオルや浴槽を介してでも感染が成立するという特徴があります。

また、動物を介しても感染することがあるので、性交渉を行ったことのない人や乳幼児であっても感染する可能性はあるので注意が必要です。

 

 

〇トリコモナスに感染するとどのような症状が出るのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気になるのはトリコモナスに感染するとどんな症状が出るのかということです。

トリコモナスは男性と女性によって出現する症状が違うので、それぞれの違いを理解しておく必要があります。

また、感染してから症状が出るまでの潜伏期間は男女とも同じ程度で約10日とされています。

そのため症状が出現していなかったとしてもここまで述べたような感染経路をたどって他人に感染していくという危険性があるのです。

まずはトリコモナスに感染することによる男性に起こる症状を見ていきましょう。

 

・尿道からの膿

・軽い排尿痛

 

男性の場合は尿道や排尿に関連した症状が出てくることが特徴です。

これらの症状は他の性感染症と同様な症状ですので、トリコモナスに特徴的な症状というわけではないですが、検査をすることで診断を確定させ治療へと進むことが可能になります。

続いて女性に起こる症状を見ていきます。

 

・あわ状の悪臭の強いおりもの増加

・外陰部や腟の痛みや強いかゆみ

 

女性の場合は尿道に起こる症状よりも膣に起こる症状によってトリコモナス膣炎を疑うことができます。

これらの症状も男性の場合と同じで他の性感染症と同じような症状になりますので、検査を進めていくことで診断が確定していきます。

 

 

〇トリコモナスってどうやってわかるの?その検査方法とは?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスであることを確定させるためには検査を行うことが重要であることを述べました。

トリコモナスであるとどのように検査して把握するのかというと、尿検査や膣内ぬぐい検査があります。

直接顕微鏡で見ることでトリコモナスが存在しているということを把握する方法もあるのですが、男性の場合は顕微鏡で見てもトリコモナスが確認できない場合があります。

そのため、培養検査を行うことでトリコモナスが増殖するかどうかということを調べることで、トリコモナスに感染しているということを診断していきます。

 

 

〇トリコモナスであるということが分かるとどのように治療が進んでいくのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

検査をすることでトリコモナスに感染していると診断された場合、トリコモナスの治療が進んでいきます。

男性の場合は内服で治療を行い、女性の場合は内服で治療を行うことや腟錠を処方されて治療を進めていく場合もあります。

先ほども述べたように男性の場合はトリコモナスであることを検査で把握することができないこともあります。

そのため女性がトリコモナスであると診断された場合、パートナーである男性のトリコモナスに感染しているものだとみなして治療を開始することが必要です。

どちらか一方のみが治療をしたとしても、トリコモナスが治癒した後に再び性交渉を行うことで、治療を行っていないパートナーから再びトリコモナスに感染してしまう確率が高いからです。

ピンポン感染を防ぐためにはパートナー同士で治療を進めていくようにしていきましょう。

正しく治療していれば9割以上の確率で治癒できるのですが、処方された薬を正しく使用できていなかったり、自己判断で内服を中断してしまっているということが考えられます。

トリコモナスの症状が改善してきたからといって内服を途中で中断してしまうと、薬に対してトリコモナスが耐性を持ってしまい、同じ薬が効かなくなってしまいます。

そのため薬についての医師や薬剤師からの説明をよく聞き、正しく治療を進めていくことが完全にトリコモナスを治癒させるためにも重要です。

 

 

〇性交渉はすぐに再開して良いの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスの症状が出現している時は、膣炎や尿道炎を起こしている場合が多いので、性交渉による痛みにつながり、性行為を行えない状態になっていることも考えられます。

治療を開始すると徐々に症状が落ち着いてくるため、性交渉を行うことが可能な状態になってきます。

しかし、症状が良くなってきたからといってトリコモナスが完全に死滅したわけではありません。

治療期間中に性交渉を行うことは絶対にいけないというわけではないのですが、ピンポン感染を引き起こさないためにも、完全にトリコモナスが治癒したことを確認してから性交渉を行う方が安全です。

 

 

〇トリコモナスとはどのように予防したらよいの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリコモナスを予防するためにはコンドームを使用したり、トリコモナスに感染している人と同じタオルを使用しない、便器は綺麗に拭いてから使用する、トリコモナスに感染している人は入浴を最後にするなどといった対策が有効です。

しかし、コンドームを使用していたからといって完全にトリコモナスを予防することはできません。

なぜなら性器のみでなく性器周囲に付着しているトリコモナスがパートナーの性器に触れることでも感染が成立するということや、性器同士の接触以外でも感染が成立する可能性があるからです。

しかし、トリコモナスや他の性感染症の症状が出現していなくても、すでに感染していることは考えられるので、予防行動をとりながら性交渉を行うことは重要な対策です。

 

 

〇トリコモナスを疑う場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の記事ではトリコモナスについての基本的な知識や症状、検査方法や治療方法について解説してきました。

栄セントラルメンズクリニックでは、性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。

また、完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。

男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。

カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。

さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。

駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。

今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

 

 

緊急事態宣言を受けての当院の対応につきまして

いつも栄セントラルクリニックをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。    
 
当院では厚生労働省の指針に従い院内感染予防対策を行っております。
感染予防及び感染防止のため、クリニック内の換気、アルコール系殺菌薬の設置、院内の殺菌消毒、スタッフの手洗い・うがい、マスクの着用を徹底しております。
お客様をはじめスタッフの安全を第一に、新型コロナウィルス感染防止に十分に注意を払いながら営業させていただきます。
 
何卒宜しくお願い致します。

栄セントラルクリニック

TEL:0120-763-418

 

 

性病はどうやってうつる?性病にならない、うつさないためには?

性病はどうやってうつる?性病にならない、うつさないためには?

 

 

「性病はセックスによって感染する」ということは知っていますよね。

しかし、この「セックス」は男性器と女性器でのセックスだけを表しているのではありません。

この場合の「セックス」はオーラルセックスやアナルセックスも含んでおり、これらの行為を予防無しで行えば性病に感染する可能性があります。

今回は、性病に含まれる病気の種類をはじめ、性病の感染経路、性病の予防について解説します。

性病に感染するのが怖い方や、性病に感染してしまったけど人にうつしたくないと思っている方はぜひご覧ください。

性病にはどんな病気が含まれるの?

 

性病は、セックスすることで感染する病気のことを言います。

性病の原因になる病原体には様々なものがあります。

 

淋菌

クラミジア

梅毒

HIV

B型肝炎

C型肝炎

ヒトパピローマウイルス HPV

カンジダ

トリコモナス

性器ヘルペス など

 

菌によって現れる症状やその強さは異なりますが、一般的に女性よりも男性の方が症状が強く出やすいという傾向があります。

また、症状がほとんど現れない性病もあるため、気づかぬまま他人にうつしてしまったり、かなり病状が進行してから発見されることもあります。

特にHIVやB型肝炎、C型肝炎では初期症状が現れにくいことがあり、症状を自覚する頃には命に関わるような重篤な状態になっているということも少なくありません。

 

日本での性感染症で最も多いのは性器クラミジアです。

性器クラミジアは自覚症状が少なく、無治療のままセックスをしてしまうことが多いため、患者数が多くなっています。

放置しておくと不妊の原因になることもあります。

 

一方、患者数は少ないものの近年急速に患者が増えている性感染症が梅毒です。

2010年頃まで梅毒は「昔の病気」と言われるほど患者は少なく、全国からの報告は2010年の1年間で620件ほどでした。

しかし、その後増加傾向がみられ、2017年の1年間では報告数は5826件まで増加しています。

この増加傾向は衰える様子は未だ見られません。

梅毒は患者本人の命にもかかわる病気で、抗生物質のペニシリンが発見されるまでは多くの人が梅毒で苦しんだという歴史もあります。

性病はどうやってうつる?

 

性病というと、男性器と女性器でのセックスによって感染するというイメージがありますね。

もちろん性器同士によるセックスでも感染しますが、実はオーラルセックスやアナルセックスでも感染します。

ですから、性器の接触がなければ性病の心配がないということはありません、

さらに、性病に感染している女性が妊娠すると、その女性から赤ちゃんへ性病が感染することもあります。

 

男性器と女性器でのセックス

一方の性器の粘膜に存在する病原菌に、他方の性器の粘膜が接触することで感染します。

 

オーラルセックス

一方の性器または口の粘膜の中にいる性病の病原体が他方へ移行することで感染します。

 

アナルセックス

一方の性器または直腸・肛門の粘膜にいる病原体が他方へ移行することで感染します。

ですから、同性愛者同士であっても、性病に感染する可能性があります。

エイズ予防情報ネット(http://api-net.jfap.or.jp/status/index.html)の報告によると、日本でみつかるHIV感染者は、同性間の性的接触を持った日本人男性が最も多くなっています。

 

お母さんから赤ちゃんへ

あまり知られていませんが、性病の中にはお母さんから赤ちゃんにうつるものもあります。

お母さんから赤ちゃんに病原菌がうつるタイミングは、次の3つです。

①お母さんのお腹の中にいる時に、病原菌が胎盤を経由して感染する

②赤ちゃんが生まれてくるときに、お母さんの産道にいる病原菌が赤ちゃんに感染する

③お母さんの母乳に含まれる病原体が赤ちゃんに感染する

赤ちゃんが性病に感染した場合は流産や死産、一生向き合わなければならない障害を抱えることもあります。

お母さんが性病に感染するきっかけは男性からですから、男性の性病を放置しておくことで将来の赤ちゃんにも影響を及ぼしてしまうのです。

 

性病にならない、うつさないために

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性病を予防するためには、粘膜の接触を避けたり、治療をしっかりと受けたりすることが大切です。

具体的にどのような点に注意したらいいか見ていきましょう。

 

特定の相手とのみセックスをする

不特定多数の人とセックスをすると性病への感染リスクは高まります。

特に風俗は多くの人が利用している可能性があるので、感染リスクは高い状況です。

性病への感染を避けるためには、可能な限りセックスの相手は少ない方がいいでしょう。

 

コンドームの使用

コンドームは避妊のための道具、というイメージがありますが、実は性病予防にも効果があります。

コンドームを利用することで粘膜が直接接触することを避けられるためです。

ただし、コンドームを利用しての性病予防では最初から最後までコンドームを使用しなければ意味がありません。

先程紹介した通り、オーラルセックスやアナルセックスであっても性病はうつるので、これらの行為をする前にコンドームを装着し、セックスが終わるまではつけた状態にすることが重要です。

性病の治療は、病原体によって異なる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性病の治療法は病原体によって異なります。

薬を飲む、塗る、点滴するなどの方法もあれば、できものの切除をすることもあります。

どんな治療法を選択するかは、診察や検査で病原体を見極め、適切な治療を受けることが大切です。

患者さんのライフスタイルによっても、治療法は変わってくるので、どんな治療を行うかは患者さんと医師でよく相談して決定することになります。

また、どんな性病であっても早めに治療を開始することで症状が軽く済みます。

できものが出ている場合は時間とともに大きくなってしまい、きれいに切除することが難しくなるので、審美的にも早めの治療がおすすめです。

治療はパートナーと一緒に

万が一性病に感染しているとわかって治療を受けたとしても、パートナーも一緒に治療を受けなければ意味がありません。

パートナーが性病に感染して入れば、自分自身が治ったとしても再感染してしまうからです。

ですから、性病に感染していることが分かったら早めにパートナーに相談し、揃って治療を受けることが大切になります。

 

性病が不安だったら栄セントラルメンズクリニックへ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

性病は性器でのセックスはもちろん、オーラルセックスやアナルセックスでも感染する病気です。

感染予防のためには不特定多数の人とセックスしない、コンドームを使用するという点が大切です。

また、性病は病原体によっては自覚症状が少ないものもあり、他人へ感染させやすいものもあります。

そのため、自分が感染していても気がつかないということがよくあります。

ですから、風俗や不特定多数の人とのセックスを楽しむ人は、定期的に性病の検査を受けることが大切です。

他にもパートナーが変わった方や結婚前のタイミングも性病の検査はおすすめです。

 

栄セントラルメンズクリニックのブライダルチェックでは、冒頭で紹介したすべての性病の検査を受けることが出来ます。

検査結果がすべて揃うまでは約1週間かかりますが、患部の状態を見て病原体を特定できる場合はその日のうちに治療を開始することもあります。

「症状がないけれど性病が心配…」という方でも、ブライダルチェックで網羅的に性病の検査を行えば安心につながるのではないでしょうか。

 

また、性病によってできものが出来てしまっても、栄セントラルメンズクリニックでは切除のための医療機器の設備もあります。

性病が心配な方は、ぜひ一度栄セントラルメンズクリニックで検査を受けてみてはいかがでしょうか?

性感染症 ブライダル

既に子供がいて満足している方は検討しておきたい『パイプカット手術』という選択肢

最近話題になりつつある『パイプカット手術』という避妊方法。

 

現状、日本ではポピュラーではありませんが、全体的に避妊に対しての考え方が変わりつつあると感じています。

 

人生計画をした上で『もうこれ以上子供は望んでいない』という方や『妊娠を気にせずパートナーとのセックスを楽しみたい』という方は知っておいても損がないと言える情報を以下にまとめてみました。

 

お時間のあるときにでも読んでみて、魅力的に感じたら『パイプカット手術』の選択肢を検討してみてはどうでしょうか?

 

『パイプカット手術』とはなんなのか?

 

パイプカット手術とは男性の生殖能力を意図的に失くすことのできる手術です。

 

手術内容を詳しく話すと、男性には陰茎内に『精管』という管があるのですが、これを切断することにより、精液と精子を混ざる事を意図的に防ぐ事ができます。

 

また受精に必要な精子は精液中の約1-5%程度しか含まれていないので、術後に射精しても放出される分量は施術前とあまり変わらないとされています。

 

なので射精時の快感はそのままで、妊娠を気にせずセックスを楽しむことができます。

 

現代医療で最も効果的な避妊方法

 

 

避妊方法はコンドームや避妊ピルなどがありますが、それらの中でもパイプカット手術は最も避妊効果が高いと言えます。

 

また他にも女性が受ける避妊手術もありますが、それは一度手術を受けてしまうと元の状態に戻すことが困難なので十分に検討する必要があります。

 

反対にパイプカット手術を受けた約3-6%の方々はさまざまな事情で再結合手術を行い、精管の再結合を行った人の約80%が再び妊娠に成功しているので、もし気が変わって『生殖能力を再生させたい』と思った時でも希望のあるパイプカット手術を受けるのが無難だと言えます。

 

パイプカット手術の費用

調べてみたところ手術を受けるには大体22万円の費用で受けられることが分かりました。

 

決して安いとは言えない金額ですが、月に1万5000円ほどを1年間我慢すれば蓄えられる金額です。

 

手術を受けるにはパートナーの同意書が必要

 

まず手術を受ける前提として以下の条件を定めているところが多いので検討しているかたはまず条件をクリアしているかどうか確認してみてください。

 

1.手術を受ける方が30歳以上

2.子供が1人以上いる方

3.配偶者(妻)の同意書

 

と以上の条件をクリアすることで受けられるとされていました。

 

なので必然的に独身男性や30歳未満の方は施術を受けられないので、条件を満たしてからもう一度、再検討してみましょう。

 

パイプカット手術のメリットデメリット

 

『避妊方法の中でもパイプカット手術が効果的なのは分かったけどどのようなメリットとデメリットがあるの?』と感じている方に、パイプカット手術を受けるメリットとデメリットを書き出してみたので参考にしてみてください。

 

定期的に避妊具を購入していたコストを抑えられる

 

コンドームや避妊ピルを処方してもらうには少ないながらもお金が掛かってしまいます。

 

1日、1か月単位で見たら大した金額じゃないかもしれませんが、これが1年、5年、10年となってくると話は変わってくるはずです。

 

パイプカット手術の費用は約22万円なので、月に1万円ほど避妊具に充てている方は検討してみてもいいかもしれません。

 

妊娠を気にせずパートナーとのセックスを楽しむ事ができる

 

2つ目のメリットとしてパートナーとのセックスを楽しむ事ができるという点が挙げられます。

 

精管を切断し、意図的に精子の排出を妨げるので、結果的に受精する可能性が低くなることで純粋にパートナーとのセックスを楽しむ事ができます。

 

肝心な避妊率はというと99.5%となっており、手術を受けると高い避妊効果を得られると言えます。

 

少ない確率で妊娠する可能性はある

 

高い避妊効果があるのは確かなんですが、それでも0.5%で妊娠する可能性はあります。

 

具体的に話すとパイプカット手術を受けても約1/2000の確立で妊娠すると言われており、完全に避妊をすることはできません。

 

ですが、毎日セックスしたとしても365回なので妊娠する可能性というのは限りなく低いです。

 

パイプカット手術がおすすめなのはこんな人

 

 

上記の事を踏まえて、パイプカット手術はどんな人におすすめなのか下記にまとめてみました。

 

 

・現在、1人以上の子供に恵まれていて満足な方

 

・妊娠を気にせずにパートナーとのセックスを楽しみたい方

 

・長期的にみて、現在購入している避妊具の費用を抑えたい方

 

とパイプカット手術をおすすめできるのは以上のようになりました。

 

当てはまる方は検討してみてもいいのではないでしょうか?

 

パイプカット手術は最も避妊効果の高い方法

 

現代医療で避妊効果の高いパイプカット手術は海外を中心に日本にも広まりつつあります。

 

この傾向から少しづつではありますが、望まない妊娠を『避妊』するという考え方が根強くなってきたのではないかと考えられます。

 

 

賛否両論あるとは思いますが、中絶手術をするくらいならはじめから避妊しておいた方がいいのは間違いないです。

 

そこで避妊方法の数ある1つの選択肢としてパイプカット手術を検討してみてはどうでしょうか?

病院で感染症検査

B型肝炎とC型肝炎の違いは?それぞれの特徴をまとめてみた!

B型肝炎とC型肝炎、どちらも肝炎を起こす病気であることは理解できると思うのですが、B型とC型でどのような違いがあるかということを知っている人はあまり多くありません。
輸血や血液への暴露によって感染が成立する感染症ではあるのですが、性行為によってもこれらの感染症に罹患するのです。
今回の記事ではB型肝炎とC型肝炎の違いについて解説します。
これ解説する内容を参考にして、それぞれの特徴について理解していただきたいと思います。

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〇そもそもウイルス性肝炎とはどのような病気なの?

ウイルス性肝炎とは体の中の肝臓という臓器の中にウイルスが入り込むことによって肝臓に炎症を起こし、様々な体調の変化をきたすという疾患です。
ウイルス性肝炎を発症すると肝臓の機能が悪化するため、食欲が低下したり、だるさや吐き気、食欲の低下が起こります。
尿の色が褐色に変化したり、皮膚や目が黄色がかってくるといった症状も出現するといった特徴があります。
多くのウイルス性肝炎が急性肝炎という一時的な感染を起こし、治療により改善するのですが、まれに症状が慢性化することもあります。
症状が悪化すると肝硬変や肝がんに発展することもあり、命に関わるような危険な疾患です。

〇B型肝炎とはどのような病気なのか

まずはB型肝炎について解説をしていきたいと思います。
B型肝炎の多くは産道感染といって母親の体から生まれる時に産道を通ることでB型肝炎のウイルスがうつることで感染します。
出産時B型肝炎に感染した人はほとんどが持続感染といって生涯にわたってB型肝炎に感染した状態となります。
それに対して一過性感染はB型肝炎のウイルスを持った人と歯ブラシを共用したり、B型肝炎のウイルスがついたカミソリを使用することで感染することがあります。
また、刺青を入れたりピアスに穴を開ける際にB型肝炎のウイルスがうつるという場合もあるので注意が必要です。
最近では一過性感染の中では性行為を行うことによりB型肝炎に感染するという感染方法が最も一般的で、性感染症の中では注意しなければならない病気となっています。

〇B型肝炎にかかることで出てくる症状とは?

B型肝炎にかかるとどのような症状が出てくるのでしょうか?
B型肝炎も他の性感染症と同様に潜伏期間というものがあり、感染が成立してから症状が出現するまで一定の期間がかかります。
こちらの症状が出現せずにずっと経過するという方もいますが、一般的にはB型肝炎に感染してから症状が出るまで約1カ月程度であると言われています。
B型肝炎に感染することで出てくる症状を以下に挙げます。
・だるさ(倦怠感)、食欲不振、吐き気、黄疸。
・症状が出る人は感染者の約20〜30%。
・症状が出る人のうちの1〜2%の方は、劇症肝炎を発症し死亡する。
このように症状の軽い方ではだるさや食欲不振、吐き気といった症状が起こるのですが、症状が強くなってくるとともに劇症肝炎となり命に関わる状態となるので注意が必要です。
中にはB型肝炎のウイルスは持っているけれども症状は発症していないという方もいるので、性感染症の症状がないからといって性病にかからないとわけではないということを理解しておきましょう。
このような症状は一時的なもので自然に治るっていう人もいるのですが、適切に治療を進めていなければ時間が経過してから症状が悪化するということもあるので注意が必要です。
80~90%の人が無症候性キャリアといって、B型肝炎のウイルスは持っているけれども症状は発症していないという状態になるのですが、残りの10~20%の人は劇症肝炎へと発展する場合があるので、定期的なフォローアップが必要になってきます。

 

〇C型肝炎とはどのような病気なのか?

ここまではB型肝炎について解説してきましたが、C型肝炎とはどのような違いがあるのでしょうか?
C型肝炎もB型肝炎と同様に性行為を行うことで感染が成立する予定なのですが、B型肝炎とするとC型肝炎は性行為で感染する確率が低くなっていることが特徴です。
主にC型肝炎は輸血や刺青、薬物を使用する際に使う注射針についているウイルスが体内に入ることで感染が成立することがほとんどです。
しかし、性行為で感染する可能性は低いとは言ってもB型肝炎と同様に命に関わるような症状へと発展してしまう可能性がある病気なので、しっかり予防しておく必要があります。

〇C型肝炎になるとどのような症状が出るの?

C型肝炎もB型肝炎と同様に1カ月程度の潜伏期間を経過してから症状が発症するという特徴があります。
中には症状が出現しないまま経過するという人もいるので、血液検査で肝臓の状態を表す数値に異常が現れることで発覚するという人もいます。
C型肝炎により発症する症状には以下のものがあります。
・だるさ(倦怠感)、食欲不振、吐き気、濃い色の尿が出る、黄疸。
・自覚症状の出る人は20〜30%。C型肝炎の約70%が慢性化する。
やはりB型肝炎と同様の症状が出現するのですが、自覚症状が出る人が少ないということがB型肝炎との大きな違いです。
性行為を行うことを仕事としている人や、不特定多数の人と性行為を行う機会があるという人は、性行為を繰り返していくうちに感染しているという可能性が高くなりますので、定期的に検査することをおすすめします。
C型肝炎を持っている人の30%程度の人はウイルスが自然に排出されることで治癒するのですが、残りの70%程度の人はC型肝炎のキャリアとなり、 慢性肝炎となったり肝硬変や肝がんを発症する可能性を持ち続けます。
C型肝炎であることが分かったら肝臓の機能に異常が現れていないかどうかを定期的に検査することを必要です。

〇B型肝炎やC型肝炎を疑う場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう

病院で感染症検査

今回の記事ではB型肝炎とC型肝炎の特徴について解説するとともに、それぞれの違いについても合わせて述べてきました。
症状が出にくい疾患であるため、早期発見することは簡単ではないですが、職員検診で行う血液検査などで肝臓の機能に異常が現れたり、特定多数の人と性行為を持つ機会がある場合は、定期的に検査することがおすすめです。
栄セントラルメンズクリニックは男性医師やスタッフによる無料カウンセリングを行っており、気軽に相談しやすいということが特徴となっています。
カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
ウイルス性肝炎を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期にウイルス性肝炎を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

淋菌とクラミジアの違いは?それぞれの特徴を解説します!

「淋菌とクラミジアはよく聞く性病だけど違いがわからない」
「性病によってどのような症状の違いが出るのか知らない」
このように性病について疑問に思ったり詳しく知りたいと思った経験はありませんか?
結論から言うと性病によって出現する症状は違います!
今回の記事では淋菌とクラミジアに焦点を当ててそれぞれの違いについて解説します。
性病による症状の違いを理解した上で、正しく性感染症を予防していけるようになりましょう。

 

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〇そもそも淋菌とクラミジアの違いって何?

まずは淋菌とクラミジアの違いから解説していきたいと思います。
名前にある通り、淋菌は淋菌という菌が感染することで様々な症状を引き起こす疾患で、クラミジアはクラミジアのウィルスが感染することで様々な症状を発症します。
性器に感染することで淋病性尿道炎やクラミジア性尿道炎を発症し、目に感染することで淋病性結膜炎やクラミジア性結膜炎を発症するのです。
その他にも喉に感染することで咽頭淋菌や咽頭クラミジアを発症し、目に感染することで淋菌性結膜炎やクラミジア性結膜炎を発症します。
このよううに、原因となる病原菌やウイルスは同じでも、感染する部位によって発症する症状や診断名が変わってくるのです。

〇淋病とクラミジアに感染することでどのような症状が起こってくるのか?

 


ここまでの内容で原因となる細菌やウイルスが同じでも、感染する部位によって起こってくる症状が違うということがわかりました。
それでは淋病とクラミジアに感染することで具体的にどのような症状が出てくるのでしょうか?
まずは性器に感染することにより尿道炎を引き起こす疾患から解説していきます。
淋菌が性器に感染することで淋菌性尿道炎を発症し、クラミジア性器に感染することでクラミジア性尿道炎を発症します。
これらの症状として尿道から膿が出たり排尿時痛が出るということがあります。
中には尿道にかゆみを自覚したり血尿が出るという人もいます。
淋菌性尿道炎とクラミジア性尿道炎の違いとしては、クラミジア性尿道炎に感染してから症状が発症するまでの潜伏期間が10日以上であることに対して、淋菌性尿道炎では潜伏期間が1日〜7日と比較的短くなっていることが特徴です。
クラミジア性尿道炎では症状を発症しないという人もいるので、検査をしなければ感染を拡大させてしまう危険性があるので注意が必要になります。
淋菌性尿道炎では性行為があってから比較的早期に症状が出現することや、クラミジア性尿道炎よりも膿が黄色く濃いといった特徴があるのです。
これらの症状の違いも性病の原因を特定するための大切な情報ですので、どのような症状を発症しているのかということを主治医にしっかりと説明しましょう。

次に淋菌とクラミジアが喉に感染した場合に起こる症状について解説していきます。
淋菌が喉に感染することで淋菌性咽頭炎を発症し、クラミジアが喉に感染することでクラミジア性咽頭炎を発症します。
尿道炎の時と同じように、淋菌性咽頭炎の方がクラミジア性咽頭炎よりも潜伏期間が短いため、淋菌性尿道炎の方が性行為があってから比較的早く症状を発症することが特徴です。
性病による咽頭炎を発症すると以下のような症状が出てきます。
・のどの腫れ
・のどの痛み
・発熱など
一見風邪のような症状が出現するため、耳鼻咽喉科や内科を受診する人も多いです。
性病は適切に治療しなければ治癒することはないので、性病の疑いがあるのであればそのことを伝えて適切に治療を開始できるようにしましょう。

淋菌がクラミジアが目に感染するとどのような症状が起こってくるのでしょうか?
リンキンが目に感染することで淋菌性結膜炎を、 クラミジアが目に感染することでクラミジア性結膜炎を引き起こします。
淋菌性結膜炎とクラミジア性結膜炎に感染すると以下のような症状が出てきます。
・結膜が、強い炎症を起こします。
・白色クリーム状のドロっとした目ヤニが出る
・まぶたや結膜が腫れる
・角膜に穴が開き、失明する可能性がある
・耳の前のリンパ節がはれ、痛みを伴う
淋菌は、新生児が出産する際に母親から感染することが最も多いとされています。
しかし、性病の菌やウイルスが付着した手で目の粘膜に触れたり、尿や便や体液が直接目の粘膜に触れることで大人でも目の性病に感染する可能性は十分にあるのです。
性病の菌やウイルスが目に入らないようにすることと、性行為が終わった後は流水と石鹸でしっかりと手を洗うように意識しましょう。

〇淋菌とクラミジアで検査方法に違いはあるの?

結論から言うと淋菌もクラミジアもけ検査方法は同じです。
しかし、発症している症状や性行為があってからの期間や主治医の判断によって検査方法が異なる場合もあります。
検査方法には血液検査や尿検査、膣内ぬぐい検査やうがい液検査などがあります。
どのような検査を行なっていくのかを主治医と相談しながら一緒に決めていきましょう。
検査結果はその場でわかる迅速検査のあれば、外部の登録衛生研究所に検査を依頼するという方法をとっている医療機関もあります。
検査方法や検査をどこで行うのかによって結果がわかる時期が異なりますので、検査結果が判明するまでにどれくらいの期間がかかるか気になれば主治医に聞いてみましょう。

〇淋病とクラミジアで治療方法に違いはあるの?

淋病とクラミジアは全く違った原因で症状を発症するので、標的によって治療方法は異なってきます。
そのため治療を開始する前に検査を行うことで原因を確定させることは非常に重要です。
どちらとも治療方法は抗生剤を内服することで治療を進めていくことが一般的です。
あまりにも症状が強かったり、抗生剤を内服しても効果が見られないという場合は注射薬を選択される場合もあります。
また、淋菌性結膜炎やクラミジア性結膜炎であれば点眼薬を合わせて処方される場合もあります。
治療を進めていくと徐々に症状が軽減していくことが実感できるのですが、症状が軽減したため自己判断で治療を中止する人もいるのです。
自己判断で治療を中止すると細胞の中に潜んでいた性病が再び増殖して、症状が再発するということもあります。
性病が完治したといわれるまでは通院治療を続けるようにしましょう。

〇性病を疑う場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう


今回の記事では淋菌とクラミジアの違いについて解説しました。
栄セントラルメンズクリニックでは性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間について、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
また、完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

 

 

 

性器や全身にできものが!梅毒は患者急増中の怖い病気

性器や全身にできものが!梅毒は患者急増中の怖い病気

梅毒は梅毒トレポネーマという細菌に感染することによって発症します。
10年ほど前までは「過去の病気」と言われるほど患者数が少ない病気でしたが、近年急激に感染が拡大しています。
感染初期の症状は痛みもなく、陰部や全身にできものが出る程度ですが、そのまま放置しておくと全身に細菌が広がり、認知症のような症状が現れたり、命に関わったりすることもあります。
今回は、梅毒について詳しく解説します。
不特定多数のパートナーとセックスする機会が多い方は特に参考にしてくださいね。

 

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梅毒は近年増加傾向!?

性病には様々な種類がありますが、日本国内での性病の患者数はほとんどの性病で横ばいになっています。
そんな中、梅毒だけは患者数が急増しています。
梅毒は2010年頃まで「昔の病気」と言われるほど患者数が少なく、厚生労働省に報告される1年間当たりの患者数は600~800人程度でした。
しかし、2013年頃から徐々に患者数が増加し、2017年の報告数は5826人になっています。
この増加傾向は現在も続いており、もはや「昔の病気」とは言えない状況です。

特に風俗利用者での感染の報告が増加しており、女性に比べて男性の方が感染者も多くなっています。
そのため、風俗を利用する場合には特に注意が必要な性病です。

梅毒はセックスによって感染する、いわゆる性病の「後天性梅毒」と、母親が妊娠中に梅毒に感染することによって赤ちゃんが胎盤経由で感染する「先天性梅毒」があります。
性病としての後天性梅毒ももちろん怖いですが、感染を放置することによってパートナーに感染させるだけでなく将来生まれてくる赤ちゃんにまで影響を及ぼす可能性があるのです。

梅毒の症状

後天性梅毒の症状はセックスをしてから10~21日後に現れます。
症状の進行具合によって1期~4期に分類されますが、4期になると認知症のような症状や死を招く可能性もあります。
現代の日本では、1~2期で感染が発覚するケースが多いです。
梅毒は1~2期では感染力がありますが、3期以降になると他人への感染力は弱くなります。

梅毒1期

 

梅毒感染後、約3週間後~3か月後は梅毒1期と呼ばれます。
この時期には梅毒の原因菌である梅毒トレポネーマは陰茎やその近くのリンパ節に生息しています。
梅毒1期に見られる症状は、次の3つがあります。
初期硬結(しょきこうけつ):陰茎に痛みのない赤いできものができます。
硬性下疳(こうせいげかん):初期硬結の中心に潰瘍ができます。
無痛性横痃(むつうせいおうげん):近くのリンパ節が腫れますが、痛みはありません。
これらの症状が出ても、しばらく放置しておくと自然に消えてしまいます。
しかし、梅毒トレポネーマが体の中から消えたわけではなく、むしろ全身へ広がり、2期の症状が現れるようになります。

梅毒2期

 

梅毒2期になると、原因菌が全身へと広がるため、様々な症状が現れるようになります。
微熱、脱毛、全身倦怠感、全身のリンパ節の腫れなど、特徴的ではない症状も現れますが、次のような梅毒に特徴的な症状も見られるようになります。
梅毒性ばら疹:全身に平らな赤いできものが出ます。出ても数日で消えてしまいます。
丘疹性梅毒疹:梅毒性ばら疹の数日後、全身にふくらみのある赤いできものが出ます。
扁平コンジローマ:肛門や外陰部に、表面が平らなできものが出ます。
梅毒性乾癬:手のひらに赤いできものができ、カサカサと粉を吹いたような状態になります。
リンパ節の腫れ以外は、2~3ヶ月で消え、その後数か月おきに繰り返すことが多いです。
1期と同様、症状が消えてもケースも治癒したわけではなく、体内には梅毒トレポネーマが潜伏している状態です。

梅毒3期

 

梅毒に感染してから無治療で3年ほど経過すると、3期へと移行します。
3期では、次のような症状が見られます。
結節性梅毒疹:顔に赤銅色のできものがたくさんできます。
ゴム腫:皮膚や骨、肝臓に炎症が起こります。
インターネットで昔の梅毒の患者さんの画像を検索すると非常にショッキングな写真がヒットしますが、これらの患者さんは梅毒3期の症状がほとんどです。
昔は骨に穴が開いたり、鼻がえぐれたりするようなこともあったようです。

梅毒4期

 

梅毒を治療しないまま10年ほど経過すると、神経や血管で症状が現れるようになります。
神経梅毒では、認知症の症状や体の麻痺・電撃のような痛み、髄膜炎が主な症状です。
大動脈では炎症を起こしたり血管にこぶを作ったりして、生命の危機に至ることもあります。

 

梅毒の検査法

 

梅毒の検査は、全身症状の観察と血液の検査、病変部の検査で行われます。
梅毒では特に梅毒2期~3期では特徴的な全身の症状が現れるため、これらの症状を観察し、病変部からDNAを検出することで梅毒の診断が可能です。
しかし、梅毒ではこれらの症状が現れない時期もあります。
そのため一般的には血液の検査を行い、血液の中に梅毒トレポネーマに反応する抗体が存在するかどうかを調べます。
梅毒の検査では2種類の検査の結果を組み合わせることで未感染、感染初期、感染、治癒を判断します。
1つ目の検査では、カルジオリピンという物質に反応する抗体を持っているか調べます。
梅毒に感染しているとこの検査で陽性になりますが、梅毒以外の病気でも陽性になる可能性があるというデメリットがあります。
もう1つの検査は梅毒トレポネーマの菌そのものと反応する抗体を調べる検査です。
この検査では梅毒と反応する抗体を検出することが出来ますが、梅毒が治癒してからも陽性になってしまうため、治癒したかどうかの判断には活用できません。
2つの検査結果を組み合わせ、次のように判断します。

感染して間もない時期はいずれの検査でも陰性の結果になる可能性があります。
そのため、最後のセックスをしてから1ヶ月程度経過してから検査を受けるのがおすすめです。

梅毒の治療法

梅毒はペニシリンという抗生物質の投与で治癒が可能です。
梅毒自体はそれほど強い細菌ではないので、処方された抗生物質をきちんと服用することで治癒が見込めます。

梅毒は早期発見・早期治療を!

今回のコラムをご覧になって「自分は大丈夫だろうか」と不安を抱いた方もいるのではないでしょうか。
冒頭で紹介したように梅毒は近年患者さんが急増しており、その勢いはとどまる気配はありません。
あなた自身やパートナー、そして未来の子供を守るためにも、1度相談や受診してはいかがでしょうか。

しかし、医療機関を受診するのに抵抗がある方が多いのも事実です。
そのため、栄セントラルクリニックでは、コールセンターやメール、LINEでの無料相談を受け付けています。
あなたの気になっている症状を、ぜひ問い合わせしてみてください。
栄セントラルクリニックの担当医がアドバイスいたします。
問い合わせのやりとりの後、こちらからのメールマガジンや勧誘の連絡をすることもありません。
また、もちろん守秘義務がございますので、受診やこれらの無料相談に関する家族からの問い合わせにも一切お答えしませんので、安心してくださいね。

性病の検査や治療では通院が複数回に及ぶため、通院のしやすさも大切です。
通院のたびに仕事を休んだり、大切な休日が奪われたりしては、通院が億劫になってしまいますよね。
栄セントラルクリニックは地下鉄栄駅より徒歩5分という立地に加え、診療時間が深夜0時までなので、忙しい方でも通院しやすくなっています。

梅毒はきちんと薬を服用することで完治が見込める疾患です。
放置すると死に至る可能性もあるので、ぜひ1度検査を受けてみてくださいね。