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膿が出るのって性病?

こんにちは。栄セントラルクリニック、ドクターの千原です。今日は、性器から膿が出たら・・?ということで、症状の視点から勉強してみたいと思います。クラミジア?梅毒?淋菌?なんだろう。そうなんです、梅毒で膿って出ますか?どうでしょう。

やはり、検査はとても重要です。膿の出るような接触をしているわけですから、ほかにもいろいろと気になりますね。診断方法、診断されてから治療方法などについてまとめてみました。長文ですが、ぜひご一読ください。

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これって性病?陰部から膿が出た時に考えられることとは?

「陰部から膿が出てきているのだけれども、これって何かの病気なのだろうか」
「以前性行為をしたことがあるのだけれども、膿が出ることと関係しているのだろうか」
このように陰部から膿やおりものが出ることと性病の関係性が気になった経験はありませんか?
実は、性病でも陰部から膿やおりものが出ることがあるので、性行為との関係性があるという場合もあるのです。
今回の記事では陰部から膿やおりものが出た時に考えられることや性病との関連性について解説していきたいと思います。

そもそも膿って何で出るの?

陰部から膿が出る原因として、尿道口の炎症が起こっているということが大きく考えられます。
尿道口に炎症が起こることで尿道内の組織が壊れたり細菌が繁殖したり死んだりします。
炎症が起こるということは自分の体の中の白血球などといった免疫などが細菌と戦っているということになりますので、尿道の違和感や排尿時痛、膿が出るといった症状が引き起こされるのです。
その結果尿道内の白血球や死んだ細菌、壊れた組織などが混じった液が発生し、これが尿道口から出てくることで膿が出てきたと言う症状を自覚します。
膿にも種類があり、色が濃く粘性の高い膿もあれば、さらさらとした薄い色の膿もあります。
膿の種類によっても考えられる原因が異なってくるので、正確に診断してもらうためにも医師の診察や検査が必要になってくるのです。

症状の潜伏期間や膿の性状によって疑われる疾患が違う

尿道から膿やおりものが出るということは尿道炎が起こっている可能性が高いので、性感染症を疑われることが多いです。
性感染症によっては潜伏期間が違ったり、膿やおりものの性状が異なってくるので、それらの違いによっても感染している性感染症を推測することが可能です。
ここからは想像の潜伏期間や膿の性状によってどのような性感染症を疑うのかということについて解説していきたいと思います。

・性行為があってから1~7日後に濃い膿が多量に出る場合
性行為後1~7日後に濃い膿が多量に出る場合や強い排尿時痛も伴っている場合は、淋菌性尿道炎に感染していることを疑います。
淋菌性尿道炎は性器の粘膜同士の接触により感染が成立するという特徴があることや、オーラルセックスなど性器と口の粘膜の接触によっても感染が成立するという特徴があります。
オーラルセックスにより淋菌性尿道炎を発症したという場合は、パートナーの咽頭に淋菌が潜んでいたという可能性が高くなるため、パートナーとともに治療を進めていく必要があります。
なぜならどちらか一方のみしか治療をしていなかったら、感染症が治癒したにも関わらず再びパートナーから淋菌が感染してしまうということを繰り返してしまう危険性があるからです。

・性行為から10日以上経ってから薄い色のサラサラとした膿が出る場合
性行為から10日以上経ってから薄い色のサラサラとした膿が出たり、排尿時痛が比較的軽度の場合は、クラミジア性尿道炎を疑われることが多いです。
クラミジア性尿道炎も淋菌性尿道炎と同様に、性器の粘膜同士が接触することで成立する感染症です。
また、オーラルセックスでも感染が成立するということも淋菌性尿道炎と同じで、治療する場合は本人のみでなくパートナーも一緒に治療していくことが不可欠です。
クラミジア性尿道炎の特徴として、潜伏期間が長いということも特徴ですので、感染症が拡大しないためにもできるだけ早期に受診し、性行為のあったパートナーにも受診を促すようにしていくことが重要になってきます。

性感染症診断するための検査方法は?

性感染症と診断するためには、これらの症状や性行為の経歴を聴取することも重要ですが、検査をすることでより正確に診断をする必要があります。
なぜなら性感染症の種類によって治療方法が異なるため、有効な治療方法を行わないと症状がいつになっても治らないということが起こるからです。
尿道から膿が出たりおりものが出たりする場合に疑われる感染症は淋菌やクラミジアが多いということを述べました。
これらの性感染症は、尿検査や膣内を拭う方法、おりものを採取して検査するという方法があります。
また、採血によって細菌の抗原を調べることで診断を確定するという方法もあり、疑われる感染症に合わせた検査方法が選択されます。
検査によっては即日診断が確定するものもあれば、検査結果が判定されるまで数日かかるという検査内容もあるので、気になる場合は医師に確認してみることをおすすめします。

性感染症と診断されたらどのように治療が進んでいくの?

先ほども述べたように、感染している性感染症によって治療方法が異なってきます。
基本的には抗菌薬を内服することで治療を進めていく場合が多いのですが、抗菌薬と言っても様々な種類があり、標的としている性感染症によって選択される抗菌薬が異なってくるのです。
1度の内服のみで終了する抗菌薬もあれば、7日間継続して内服することで治療していくという抗菌薬の種類もあります。
数日間内服を継続する必要のある抗菌薬の場合は、症状が治まったからといって自己判断で内服を中止してしまうと、症状が再び発症してしまうという可能性もあるので十分注意が必要です。
適切に治療を進めていくためには、しっかりと処方された薬を飲み切る必要があります。
また、症状があまりにもひどかったり、内服薬を服用したにもかかわらず症状が軽減しないという場合は、注射薬を使用することもあります。
どのような治療方法が選択されるかということは医師の判断によりますので、適切に治療を進めていくためにも、あなたの症状をしっかりと伝えることや、治療方法をよく理解して指示通りに治療を進めていくことが必要です。

尿道から膿やおりものが出る場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう

今回の記事では尿道から膿やおりものが出る場合は、性感染症が強く疑われるということについて述べました。
性感染症は性行為があって感染が成立してから症状が出現するまでに時間がかかることが多いです。
そのため症状が出た場合は性感染症になってからある程度の期間が経過していることが考えられますので、できるだけ早期に受診することが早期に治癒するために必要な行動です。
栄セントラルメンズクリニックでは完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
また、男性医師やスタッフによる無料カウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

性感染症と献血

クラミジアの原因や症状、治療法も解説!

こんにちは。栄セントラルクリニック、ドクターの鈴木です。今日のテーマは、クラミジアについてです。クラミジアは、とても感染力があり、性器だけではなく、咽頭、結膜と広範囲に感染します。排尿時の違和感や、膿も伴うので、比較的見つけやすいものです。また、淋菌ととても相性が良いので、同時に感染したりします。そんな、クラミジアを少し深く掘り下げて勉強してみたいと思います。


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クラミジアの原因や症状は?治療法についても解説!

性病にも様々な種類があり、症状が感染初期から出るものもあれば、全く無症状で長期間継続するものもあります。
性病によって症状が異なったり、特徴的な症状を持っている場合もあるので、性病に関する知識をつけておくことは早期発見し治療を早期に開始する上で非常に重要です。
今回の記事ではクラミジアに焦点を当てて、その原因や症状について解説し、合わせて治療法についても述べていきたいと思います。

そもそもクラミジアって何?

クラミジアは性感染症の中で最も多い感染症とされています。
中でも女性の有病率は非常に高く、年齢が若ければ若いほど有病率が上がっているのです。
さらにクラミジアに罹患している場合に症状が出現している人は非常に少ないため、症状が出ていないうちに早期発見することが難しくなっている感染症です。
そのためパートナーの多い人は症状がなかったとしても1年に1回は性病検査を受けることをすすめられています。
なぜなら自覚症状がないうちに多数のパートナーと関係を持ってしまうことで、パートナーを次々とクラミジアが感染してしまうという危険性が高いからです。
もしもあなたがクラミジアであると診断された場合は、パートナーもクラミジアに感染している可能性が高いですので、パートナーも一緒に検査を受けてみることがすすめられています。

クラミジアの原因は?

クラミジアは性行為を行うことで性器の粘膜を通して感染するという特徴があります。
そのため、性器を使った性行為のみでなく、オーラルセックスなどの粘膜と粘膜が接触する性行為であれば感染が成立するのです。
とはいっても口腔内や咽頭にクラミジア菌がいなければ、キスで感染することはありません。
その他にもトラコーマ結膜炎という、目の粘膜を通して感染するクラミジアもありますし、妊娠中にクラミジアに感染していた場合は、胎児の呼吸器に感染することでクラミジア肺炎を起こすという場合もあります。
さらにクラミジア菌は直腸や尿にも存在する菌なので、それらを利用した性行為であっても感染が成立するので注意が必要です。
とはいってもお風呂の中や部屋の空気などといった間接的な経路でクラミジアが感染するということはありません。
しかし特定のパートナーとしか性行為を行わないからと言ってクラミジアに感染しないというわけではないですし、一度の性行為でクラミジアに感染するということもありますので、コンドームを装着して性行為を行うようにするなど、粘膜同士が接触しないような予防方法を取ることが非常に重要になってきます。

クラミジアの症状は?

クラミジアに感染した場合、感染初期ではほとんどの人が症状が出ないということを先ほど述べました。
しかし、症状が出現した時に見逃さずに正しく治療を行うことが、早期治療することにつながったり、感染症を拡大させないことにつながるので非常に重要です。
クラミジアに感染した場合に出現する症状について理解しておけば、クラミジア感染症を自分で疑うことができるようになりますし、早めに受診しようと決断する判断力が身につきます。
それではクラミジアに感染した時に出現する症状を見ていきましょう。

・クラミジア性尿道炎

クラミジアに感染した時に出現する典型的な症状として、尿道のかゆみ、違和感、排尿痛、尿道から膿(うみ)が出るといった症状があります。
これらの症状が出る原因として、クラミジアが尿道炎を引き起こしていることがあります。
常に尿道の辺りに違和感があったり、排尿するたびに尿道に痛みが出現する、尿道から膿が出て下着に付着するなどといった症状が出ているようでしたら、クラミジア尿道炎を引き起こしている可能性があります。
クラミジア性尿道炎は感染してから症状が出現するまでの期間である潜伏期間が10日以上と長いため、長期間無症状のまま過ごすという人も多いです。
クラミジアに感染している状態で無症状の期間を長く過ごしていると、その期間内に新たなパートナーと性行為をすることで感染症を他の人に広げてしまうという危険性があるため、感染が広がりやすい性感染症であると言えます。

 

・咽頭クラミジア
先ほども述べたように、クラミジアは性器同士の接触のみで感染するのではなく、オーラルセックスでも感染が成立するという特徴があります。
特にオーラルセックスで感染するクラミジアを咽頭クラミジアと言い、その症状としてのどの腫れ、のどの痛み、発熱などといったものがあります。
一見風邪のような症状と似ているため、内科に受診したり症状が落ち着くまで我慢すると言った方も多いです。
正しい治療を行うことで早期に感染症を治療することができるようになりますので、咽頭クラミジアを発症する心当たりがあるのであれば、早めに性病検査を行うことをおすすめします。
ちなみに咽頭クラミジアの潜伏期間は2日〜10日とされており、こちらも症状が出るまである程度の期間がかかるという特徴があります。

・クラミジア結膜炎
クラミジア結膜炎は、クラミジアが目の粘膜に感染することで発症する結膜炎のことを言います。
クラミジア結膜炎の主な症状として、まぶたが腫れる、結膜が充血する、目やにが出る、眼瞼結膜にブツブツが出る、耳の前のリンパ節がはれ、痛みを伴うといったものがあります。
性行為で目に感染するという可能性はあまり高くはありませんが、精液や性器が目の粘膜に触れることで感染が成立しますので、クラミジアが目に入らないように注意する必要があります。

クラミジアと診断するための検査方法は?

クラミジアに感染しているかどうかは検査をすることで診断が確定します。
クラミジアと診断するための検査方法にはいくつか種類があり、尿検査や採血、膣内ぬぐい検査やおりもの検査があります。
クラミジアに感染していると診断された場合は必ず治療が必要になるため、確実に治癒するために治療に参加していきましょう。

クラミジアの治療法は?

 

クラミジアの主な治療方法は内服治療になります。
医師から処方された内服薬を正しく服用することで治療することができます。
その他にも点滴で治療する方法や、クラミジア結膜炎の場合は点眼薬を併用して治療を進めていくという場合もあります。
服用する薬の種類や量は人によって異なる場合がありますので、医師や薬剤師の説明をよく聞いて正しく治療を進めていけるようにしておきましょう。

クラミジア感染症を疑う場合は栄セントラルメンズクリニックに相談しよう


今回の記事ではクラミジア感染症とはどのような病気で、どのように感染していくのかということや、クラミジアによってどのような症状が引き起こされるのかということについても解説してきました。
クラミジアは潜伏期間が長いため、感染してから症状を発症するまでにある程度の期間がかかるということについても述べました。
複数のパートナーと性行為をする機会がある場合は、症状が出現していなくても感染が拡大する場合がありますので注意が必要です。
また、早期に治療していくためにもクラミジアが疑われる症状が出現したらできるだけ早期に受診することも必要です。
クラミジア感染症を疑うようであれば、栄セントラルメンズクリニックに相談することをおおすすめします。
栄セントラルメンズクリニックでは夜間診療にも対応していることや、完全予約制なのでプライバシーにも十分配慮されるということ、駅から近いのでアクセスも便利という特徴があるクリニックです。
医師の技術も高く、的確な診断や検査、治療によってあなたの症状を改善することを目指しています。
少しでも気になることがあるようでしたら、電話やメールで対応することも可能ですのでお気軽に問い合わせてください。

風俗に行ったら、検査に行こう!

こんにちは。栄セントラルクリニック、ドクターの鈴木です。栄セントラルクリニックは、久屋大通駅0分の所にあります。ご存知の方は、あっ、と思うかもしれませんが、名古屋の中心地であり、繁華街である錦3丁目の入り口に位置します。
世の男性は付き合い、酔った勢い、いろいろな理由で錦三丁目にお世話になることがあります。ただ、やはり怖いのが性感染症。そこで、今回のタイトルは、【風俗に行ったら、検査行こう!】です。なんだか軽いノリですが、しっかりとその重要性をまとめてみました。少々長文ですが、一度、一緒に勉強しましょう。

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風俗に行ったら、検査に行こう!

風俗で遊んだときの男のエチケットは、性病に感染していないかクリニックへ行って検査することです。
これが彼女や妻への『償い』であり『愛情』ではないでしょか。

でも実際には「痛い」「かゆい」「変なものができた」など、いわゆる性病の症状が出てから慌ててクリニックに駆け込む場合がほとんどです。

いま、これでは遅いといわれています。
なぜなら、症状の少ない性病が流行っているからです。
それは知らないうちに大勢の人に広がっていることになります。

現在、風俗へ行ったあとに専門のクリニックに行って検査する男性が増えています。
専門クリニックとは、泌尿器科がある医療機関のことです。
泌尿器科は、性病を専門に治療しているところもありますが、生殖機能の状態などもしっかり検査してくれるところです。
患者さんの個人情報は、外部に漏れないようにしっかりと管理されています。

そこで、いまどのような性病が流行っているのか、その性病にはどんな症状があるのか、もし検査しなかったときのリスクにはどんなものがあるのか、これらの点について解説します。

いま流行りの性病とは

いま流行っている性病を知っていますか。
それはニュースや新聞などで大きく報道されている梅毒です。

梅毒は、1943年に世界ではじめて開発された抗生物質ペニシリンによって、過去の性病だといわれるまでに減少していました。
ところが平成23年ごろから、それまで全国1,000人以下だった無症状で発見しにくい梅毒が再び増えはじめたのです。

平成22年に梅毒に感染しては、全国で621人と少なかったのですが、それからわずか7年あまりで9倍に増えたのです。
そして2018年9月時点の感染者数が5,081人、驚くようなスピードで増え続けいます。

【梅毒にかかった人】
男性                    女性     合計
2010年 497人    124人     621人
2017年 3,925人   1,895人    5,820人

なぜ再び梅毒が増えているのか

厚生労働省と国立感染症研究所は、いま急激に増え続けている梅毒の感染源を風俗と断定しつつあります。
その背景には、風俗で働いている20代の女性に梅毒が多いことを、性病に感染した人を報告する制度によってわかってきているからです。

一方の風俗店は、むかしから梅毒などの性病を防止するために外国人観光客の入店を断っていたはずなのですが、業界への不況の波によって受け入れせざる負えない状況になっています。

つまり、いまの梅毒の拡大には風俗で働く女性とお客の男性によるものだと考えられています。

ところが、20代女性だけでなくフリーセックスを楽しむ主婦などにも感染していることがわかっています。
いま、梅毒を拡大させないためには性病検査が重要といわれています。

性病の感染者数が多いクラミジア

いま流行の性病は梅毒でありますが、そのほかに風俗で感染する怖れのある性病がクラミジアであります。

クラミジアは、感染しても症状が軽い性病といわれています。
男性の場合、「尿道のかゆみ」「排尿時の軽い痛み」などです。
女性の場合、「軽い生理痛のような痛み」「黄色いおりもの」などです。

このような症状の軽いラミジアに感染した人は、毎年男性と女性をあわせて25,000人もいます。
性病のなかでもっとも感染した人が大勢います。

【むかしから蔓延しえいるクラミジア】
男性  女性      合計
平成19年 12,428人   13,887人    26,315人
平成29年 12,072人   12,753人    24,825人

梅毒の感染者が多い東京・大阪・名古屋

日本で梅毒感染者が増えている地域は、外国人観光客の多いところになっています。
つまり日本の繁華街がもっとも多いエリアである東京・大阪・名古屋であります。

2018年の感染者5,081人のうち、東京1,284人・大阪874人・愛知337人と、この3県だけ半分を占めていることになります。

つまり、東京では歌舞伎町、大阪では梅田、名古屋ではなどが、もっとも危ないエリアになるのです。

さらに、東京から名古屋へ、東京から大阪へ、大坂から名古屋へ、仕事で出張して開放的になることから、感染範囲が広がる可能性が高くなります。

そもそも梅毒とは

梅毒は、感染したことに気づかずにいると数10年後に心臓・血管・神経などに異常があらわれる怖い性病であります。

まず感染してから3週間ほどの潜伏期間があり、その後に感染した性器や口に「タダレ」や「しこり」などができます。
これは数週間ほどで消えてしまいます。

それから、手・足・全身にブツブツのような発疹が出てきますが、これも数ヶ月ほどで消えてしまうのです。
つまり梅毒の症状は、疲れが溜まっているからや体調が悪いからなどで気づかずに過ぎてしまうのです。

梅毒の血液検査は、風俗で遊んでから1か月ぐらいしてからクリニックへ行くのがベストと考えられています。
これは、月に1回しか性病を検査しない風俗の女性から感染する可能性が高いことを裏付けています。

性病にかかったときのリスク

女性たちは、男性が風俗へ行くことをよく知っています。
でも、まさか自分のパートナーが風俗で別の女性と遊んでいるとは思っていません。

それから女性たちは、男性が風俗へ行くことを浮気ではないと言っています。
でも、自分のパートナーが風俗で別の女性と遊んでいることを、浮気とみなします。

つまり自分のパートナーが風俗に行き、そこで性病に感染したことがわかった時点で、別れ話になるか離婚になる確率が高くなるのです。

女性たちは、男性が風俗へ行くことをよく知っています。
でも、まさか自分のパートナーが風俗で別の女性と遊んでいるとは思っていません。

それから女性たちは、男性が風俗へ行くことを浮気ではないと言っています。
でも、自分のパートナーが風俗で別の女性と遊んでいることを、浮気とみなします。

つまり自分のパートナーが風俗に行き、そこで性病に感染したことがわかった時点で、別れ話になるか離婚になる確率が高くなるのです。

パートナーが知ったとき

法律上、風俗で遊んだことは浮気の対象になります。
夫婦の場合、妻が離婚と慰謝料を要求することができます。
また彼女の場合、性病をうつされたことに対する治療費と慰謝料などを請求できます。

これが夫婦であれば、1回ぐらいなら許してくれるかも知れませんが、一度起きた女性トラブルはいつまでも引きずられ、夫婦喧嘩の再びに性病のことを言われるでしょう。

さらに彼女の場合、当然別れることになりますが周りの友達にも知れ渡り、あなたが結婚するときに相手方の親から調査されるとトラブルに発展することになります。

結局、風俗で遊んだ男性が悪く、さらに性病に感染したことが発覚したら、大変なことになるのです。

パートナーに感染させるリスク

風俗で性病に感染したとき、被害を受けるのはパートナーである彼女や妻になります。

梅毒の場合、「胎児への感染」「先天性の障害」「早産」「死産」「新生児死亡」などのリスクが生じます。

クラミジア感染の場合、「不妊症」「卵管炎」「腹膜炎」「子宮外妊娠」「流産」「早産などのリスクが生じます。

そのために男性が性病に感染したとき、パートナーといっしょに治療する必要性が出てきます。
風俗で遊んだあとは、性病に感染していないか検査し確認してから、パートナーとセックスしましょう。

妊活するとき、性病の検査が待っています

女性の晩婚化が進み、不妊治療をする女性が増えています。
それにあわせて、男性の婚期も遅れ風俗で遊ぶ機会が増えています。

そこで気になるのが不妊の原因です。
いまわかっていることは男性のおよそ50%が何らかの不妊の原因になっていることです。

そのためにパートナーといっしょに不妊治療をするとき、性病に感染していないか検査します。

つまり梅毒やクラミジアなどの性病に感染した場合、治療していないとパートナーにわかってしまいます。

性病を早期に治療することがエチケット

男性は、会社の人間関係、仕事のストレス、個人的な興味などから風俗で遊ぶ機会があります。
だから性病に感染しないため、性病に感染したときのことを考えなくてはいけません。

そこで風俗で遊んだあとの男のエチケットについて大事な3点を教えます。

・ 風俗で遊んだ1週間後に、クリニックで第1回目の生殖器や全身を検査してもらう
・ 風俗で遊んだ1ヶ月後に、クリニックで第2回目として血液検査をしてもらう
・ 性病に感染していないことが確認されるまでパートナーとのセックスはしない

性病とは、だれでも感染する病気です。
風俗は、パートナーに隠れて遊びに行くところです。
だから、遊んだあとの処理は男性のエチケットになります。

ブライダルチェックが増えています

最近、ご夫婦、結婚前のカップルでブライダルチェックを受けられる方が増えてきています。

 

とても良いことです。

 

お互いに、お互いのことを大事にしているんだなと感じます。

 

診察中も、「そうだよね」、「これでいいよね。」、「ブライダル一緒に受けようと思ったんです。」など、仲の良さも伝わってきます。

 

ブライダルチェック

淋菌、梅毒、クラミジア、HIV、HBV、HCV、トリコモナス、カンジダ、咽頭クラミジア、咽頭淋菌、HPV(女性のみ)、子宮頸がん検査(女性のみ)

 

 

検査結果は1週間から10日かかります。

 

 

ぜひ、ご夫婦で検査にお越しください。

 

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性感染症のブライダルチェック

先日、20代のカップルで来られた患者様がいました。

これから結婚を控えているそうです。

結婚を前に、お互いの性感染症のチェックをしよう、ということになったそうです。

 

とても、立派です。

お互いに、自分自身のことをチェックし、結果をオープンにし合う。

もし、病気が見つかれば、一緒に治していく。

お互いのことを思いやったカップル、最近増えているんです。

 

ブライダルチェックには、淋菌、クラミジア、梅毒、HIV、c型肝炎、b型肝炎、カンジダ、トリコモナスが含まれています。

 

 

ぜひ、風俗に行って、何かに感染しているかもしれないと、漠然とした不安のある方。

これから、新しいパートナーと付き合い始める方。

 

ぜひ、一度、現時点での自分の性生活を見直すとよいですよ。