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知っているようで意外と知らない性病「トリコモナス」の症状や感染経路を知ってしっかり予防しよう!

性病にはいろいろとありますが、淋病や梅毒、HIVといった存在については知識がある男性も多いでしょう。

 

しかし「トリコモナス」については、聞いたことはあっても意外と良く知らない、という男性もいるのではないでしょうか。

 

それは先に挙げた淋病や梅毒、HIVと違って、トリコモナスがかなり地味な存在、命に係わるような悪さはしない性病であることに原因があるのかもしれません。

 

命に係わるようなことはない、とは言っても、油断して感染しても良い、というわけではありません。

 

そこで今回は、知っているようで意外と知らない性病、トリコモナスについて、その症状や感染経路、予防法についてご説明します。

 

セックス以外で感染する可能性も……トリコモナスの原因や症状にはどんなものがある?

トリコモナスは、症状こそそれほど強くはありませんが、非常に感染力の強い性病です。

 

また症状がそれほど強くないと言っても、場合によってはその後の人生に大きな影響を及ぼすような結果となるケースもあるので、けっして油断はしてはいけませんよ。

 

トリコモナスは「トリコモナス原虫」によって引き起こされる性病

トリコモナスは細菌やウイルスではなく、目に見えないほど小さな微生物である「トリコモナス原虫」が性器の中に入り込むことで引き起こされる性病です。

 

トリコモナス原虫が寄生する部分は男女によって違い、男性の場合は尿道や前立腺、そして精のうに寄生し、女性の場合は尿道や腟内、子宮頚管といった部分に寄生します。

 

目には見えないほどに小さなものだ、とは言っても、自分の身体の中に微生物が入り込んできている、と思うとかなり気分も悪いですよね。

 

また細菌などと違い、清潔さを保っていれば繁殖しづらく感染しにくい、といったものでもないので、それもトリコモナスの厄介な部分だ、と言えるでしょう。

 

トリコモナスの症状は男性と女性によって異なっている

トリコモナスに感染すると、男性の場合は尿道から膿が出たり、おしっこのときにかゆみがあったり、日常的に尿道のかゆみや痛み、違和感などの症状が出てきます。

 

女性の場合は、主に膣炎の症状を引き起こし、性器の外周部分に強いかゆみが出たり、緑色がかった泡状で臭いオリモノが出たりします。

 

ただし感染しても、男女ともにこういった症状が出ない無症状のままで、感染に気付かないケースも多いのです。

 

「症状が出ないのなら、感染しても問題ないんじゃないの?」なんて思うかもしれませんが、残念ながらそうはいきません。

 

トリコモナスに感染すると、放置しているうちに自然治癒する……なんてことはありません。

 

そのため感染に気付いていない間にだんだんと悪化していってしまい、男性の場合は精のうの炎症で正常な精子が作られなくなって、不妊の原因となる可能性も。

 

女性も場合も、腟の炎症が悪化して不妊症や早産、流産の原因となる可能性があります。

 

できるだけ早く、症状が軽いうちにトリコモナスは治療しておくべき、と言えますね。

 

トリコモナスはセックスだけではなく日常生活のなかで感染する可能性もある

トリコモナスは微生物であるため、人間の体外でもある程度の期間は生き延びることができます。

 

そのためトリコモナスに感染している人が使った下着やタオルを使い回したり、便座に先に座った人がトリコモナスに感染していると原虫が便座に付着して、次に座った人に感染する可能性もゼロとは言えません。

 

つまり家族がトリコモナスに感染していると、その家族が使ったタオルなどを使い回すことで子どもやセックス経験がない男女もトリコモナスに感染するわけですね。

 

「トリコモナス=性病」とのイメージを持っていると、子どもが性器に異変を訴えてもなかなかトリコモナスだと気付かず、治療が遅れてしまうかもしれないのは厄介な状態、と言えるのです。

 

トリコモナスの予防法はその他の性病の予防法とかなり近い!

感染力が強く、しかも感染に気付きにくい点でかなり厄介な性病であるトリコモナス。

 

感染に気付かずに悪化して、不妊症を発症してしまった、なんてことにならないようにするためにも、まずはしっかりと予防することが重要になります。

 

とは言っても、トリコモナスの予防にはそれほど特別な方法が求められるわけではありません。

 

他の性病と同じような方法でトリコモナスも予防できるので、しっかりと頭に入れておいてトリコモナスも、他の性病も感染しないように気を付けましょう。

 

セックスのときにはコンドームを使って不特定多数の相手とはセックスを避ける

セックスのときにコンドームを使うのは、男性にとっても女性にとっても、少なくとも相手から性病に感染させられる危険性が少なくなる点で非常に有効です。

 

ただし「コンドームは避妊のために使う」と考えている場合、挿入の直前でないとコンドームを装着しない、という人も多いでしょう。

 

性病に感染する、感染させるタイミングは、けっして挿入時だけではなく、セックスの前戯のときから注意が必要です。

 

性病予防を目的とする場合は、セックスが始まる前からしっかりコンドームを装着しておくことが必要となります。

 

そしてなによりも、不特定多数の相手とのセックスを避けるのが重要です。

 

セックスをする相手が増えれば増えるほど、お互いに性病に感染する、感染させる可能性は高くなっていきますので、セックスする相手は決まった相手だけにするのが望ましいですね。

 

女性が生理中だとトリコモナスが繁殖しやすいのでセックスは避ける

女性がトリコモナスに感染している場合、生理中は腟内でトリコモナス原虫が繁殖しやすくなっていることが判明しています。

 

生理中は血が出ていますので、なかなかセックスをしたいと思わないかもしれませんが、なかには「コンドームをしていれば別にイイか……」なんて考える人もいるでしょう。

 

しかし先に説明したような理由から、生理中はたとえコンドームを装着したとしてもセックスは避けるべきでしょう。

 

セックス後におしっこをすれば尿道内に侵入したトリコモナス原虫を洗い流せることも

セックスのあとにトイレに行っておしっこをすると、男女ともに尿道内に侵入したトリコモナス原虫をおしっこで洗い流せる可能性はあります。

 

この「セックス後のおしっこ」は、トリコモナス原虫以外の細菌やウイルスなどにも有効とされていますので、とりあえずセックスしたらできるだけ早くおしっこをするのは良いことと言えるでしょう。

 

ただしもちろん、おしっこをしても100%性病予防ができるとは言えませんので、あまりこの方法を信頼しすぎると痛い目を見る可能性もあります。

 

定期的に性病検査を受ければ無症状のトリコモナスも治療できる

トリコモナスは世界中で毎日100万人以上が感染している、とも言われています。

 

しかも感染に気付きにくい性病ですので、知らないうちに相手に感染させている、させられている可能性が高いのも厄介です。

 

このトリコモナスに対抗するには、どんな小さなものでも異常を感じたら専門医の診察を受けるか、無症状でもできるだけ定期的に性病検査を受けるしかありません。

 

「性病検査を受けるのはお金がかかるから……」と躊躇するかもしれませんが、万が一不妊症などになってしまったらその治療にはより多くのお金がかかる可能性があります。

 

自分だけではなく、周囲の人間の身体を守るためにも、定期的な性病検査を受けておくのは非常に有効な手段だ、と言えますね!

 

一緒に性病検査を受けるカップル

「もしかして性病?」と思ったら検査はパートナーと同時に受けるべき!

一緒に性病検査を受けるカップル

「性器が痒い」「腫れや痛みがある」「尿道からおかしな粘液が出る」…など、もしかしたら性病かも、と思われる症状が起きたら、どうしますか?

 

多くの人は「病院で検査してもらう」と答えるでしょうが、その際パートナーにも検査を受けてもらおう、と考える人はどのくらいいるのでしょう。ほとんどの人がパートナーには内緒で検査を受けようとするのではないでしょうか。

 

「恥ずかしい」「浮気を疑われるのが嫌だ」など、さまざまな理由があるでしょうが、ここで断言しましょう。性病検査を受けるなら、パートナーと同時に受けなければ意味がありません!

 

それではなぜ性病検査はパートナーと同時に受けなければならないのか、その理由を説明していきましょう。

 

性病の検査をパートナーと同時に受けなければならない3つの理由

ケンカするカップル

性病の検査をパートナーと同時に受けなければならないのは、そうしなければ治療を受けたとしても、再度感染してしまう可能性が高まるためです。せっかく治療を受けて完治しても、再び性病に感染してしまっては意味がないですよね。

 

それではなぜ、パートナーと同時に性病検査を受けないと再感染の危険が高まるのでしょうか。

 

自分でも気付かないうちにパートナーに性病を感染させている可能性が高い

性病は、感染してからすぐに症状が出るものではありません。体内に菌が入り込んでから、ある程度増殖するまでは何の症状も出ないものです。この感染からはっきりとした症状が現れるまでの期間を「潜伏期」と呼びます。

 

それでは潜伏期であれば、性交渉を行っても相手に性病を感染させることはないのでしょうか?

 

答えは「NO」です。たとえ潜伏期であっても、体内に存在する菌は性行為を通じて相手の体内に潜り込み、感染させてしまう可能性はあります。

 

そのため性病の潜伏期にパートナーと性交渉を持ってしまうと、知らないうちにパートナーにも感染させている可能性が高いのです。

 

男女で症状の出方に差がある性病の場合パートナーが感染に気付かない

性病によっては、男女で症状の出方に大きな差のある場合があるので、パートナーが感染に気付かない可能性が高くなります。

 

たとえば「淋病」は、男性の場合は排尿時の痛みや尿道からの膿など、非常にわかりやすい症状が出ますが、女性はあまり症状が出ないことが多いです。逆に「膣トリコモナス症」は、女性は性器に痒みが出たり、ニオイや色に異常があるオリモノが出たりしますが、男性はほぼ無症状と言われています。

 

このため「パートナーは無症状だから、感染させていない」と思いがちですが、実際には感染しているかいないかは、ちゃんと検査を受けないとはっきりとはしないのです。

 

パートナーと同時に治療しないと性病の「ピンポン感染」が起こる

たとえ自分が性病の治療をしたとしても、パートナーが感染者のままだったら、当然性交渉をすれば再びその病気に感染する可能性は高くなります。もしパートナーも性病に気付いたとしても、2人の治療タイミングがズレてしまったらお互いにずっと病気を感染させあうことになりかねません。

 

性病が2人の間を行ったり来たりするわけで、これを性病の「ピンポン感染」と呼びます。このピンポン感染を続けていては、そのパートナーと性交渉を持っている限り決して治療は終了しません。そのため2人が同時に治療を受け、同時に完治しなければならないのです。

 

新たにパートナーと付き合うときはまず一緒に性病の検査を受けるべき!

話し合う男女

交際中のパートナーとのピンポン感染を避けるため、同時に性病の検査を受けて治療することは大事です。しかしそれと同じくらい大事なのが、新しいパートナーと付き合う前の性病検査と言えます。

 

もし新しいパートナーに性病を感染させてしまった、または感染させられたとしたら、どう思いますか?それがきっかけで別れることにもなりかねませんよね。

 

そういったことを避けるため、また性病に対する意識の高さを持つためにも、新たなパートナーと付き合うときにはお互いに性病検査を受けると、信頼感も高まって安心して交際ができるのです。

 

パートナーと別れたときには2か月以内に性病検査を受けておくと良い

パートナーと別れたときは、2か月以内に性病検査を一度受けておくべきです。ひょっとしたら知らない間に、元パートナーから性病に感染させられている可能性は否定できないからです。

 

特に症状が出ない性病の場合は、長期間放置しておくと不妊の原因になる可能性が、男女ともに存在します。取返しのつかないことになって後悔しないためにも、できるだけ早めに性病検査を受け、治療を受けておくべきでしょう。

 

新たなパートナーと付き合う前に一緒に性病検査を受けておくべき

新しい出会いを得て、パートナーと付き合うことになったら、性交渉を持つ前に一緒に性病検査を受けておくべきです。ひょっとしたら相手が気付かない性病に感染しているかもしれませんから、何も調べずに性交渉をしてしまうのはあまりにも無防備、と言えるでしょう。

 

また自分も、元パートナ―と別れたときに性病検査を受けていたとしても、一緒に検査を受けるべきでしょう。性交渉ではなく、日常生活で性病に感染する可能性もありますし、何より「自分は検査を受けないけど、そちらは受けてください」では相手にイヤな思いをさせかねません。

 

お互いに性病が見つからなければそれで良いわけですし、もし見つかったとしたら治療を済ませてから安心して性交渉を楽しめば良いのです。それに2人で同時に性病検査を受けた事実は、お互いの信頼感を高めることにもなります。

 

もし性病検査を受けるのをイヤがるような相手なら、今後もあまり信用できない、と考えて早めに離れてしまうくらいに考えておきましょう。隠し事をされたり、裏切られたりする可能性は高いです。

 

性病検査をパートナーと一緒に受ければ楽しく安心な性生活が送れます!

手を取り合う男女

性病に感染してしまったら、パートナーに正直に話して一緒に検査を受け、治療も同時に受けるのが非常に大切です。せっかく治療してもパートナーからの「ピンポン感染」を繰り返すのは、心身ともに辛いですし、金銭的にも時間的にも負担が大きいでしょう。

 

しかし浮気や風俗などが原因で性病にかかった場合、パートナーにバレるのが怖くて正直に話せない、という人もいるでしょう。確かに浮気や風俗で性病をもらってきた、と聞いたらあまりにもイメージは良くありません。

 

だからと言って、パートナーに秘密にし続けるのも、あまりにも不誠実と言えるでしょう。相手を性病感染の危険に晒しているわけですし、ひょっとしたら相手の人生を狂わせてしまうかもしれないのです。そういった点からも、性病の疑いがあったら検査を2人で一緒に受けるのは必須とも言えます。

 

「アモーレクリニック」では、そんな場合に備えてのさまざまな言い訳方法などもお伝えしていますので、パートナーにバレずに性病感染について伝えることができます。また匿名で検査を受けることも可能ですので、誰にも検査について知られたくない、という人でも安心です。

 

性病検査について不安がある方、新たなパートナーとの生活をスタートさせようという方は、ぜひとも「アモーレクリニック」で性病検査を受け、不安のない楽しい性生活を送ってください!

 

性病検査を受ける男性

性病の検査は無症状でも定期的に受けるべき!その理由とは?

性病検査を受ける男性

性病の検査を受ける人は、男性の場合は性器の痒みや痛みがあったり膿みが出たりしたとき、女性の場合はおりものの粘度が高くなって量が増えたり、においがキツくなったりしたときが多いです。つまり、目に見えてわかるような具体的な異常が出てから、慌てて性病の検査を受ける人がほとんどなわけですね。

 

人間は性病に限らず、身体に異常が出ないとなかなか病院で検査を受けようとはしないものです。しかし実際に身体に異常を感じ、検査を受けてみたら手遅れになっていた……なんてことが起こるのも恐ろしいところであり、それは性病に関しても同じことが言えるでしょう。

 

そういったことを考えると、性病も無症状でも定期的に検査を受けるべきだと言えます。そこで今回は、性病の定期検査を受けるべき理由をより詳しく説明していきましょう。

 

性病は知らないうちに感染している可能性があるので定期的に検査を受けるべき!

性病で股間が痛む男性

性病は、感染するとすぐに症状が出るわけではありません。実際に感染してから症状が出るまでタイムラグがあったり、まったく症状が出ないままだったりするのが、なかなか感染に気付けない理由です。

 

無症状で感染に気付きにくい性病にはどのようなものがある?

 

感染に気付きにくい性病には、次のようなものがあります。

 

・クラミジア
性病のうち、もっとも感染数が多いと言われるのがクラミジアですが、男性は50%、女性は80%が無症状だと言われています。症状が出ても軽い痒みや痛みで終わってしまう場合も多いのですが、放置していると男女ともに不妊の原因にもなりますので、決して油断してはいけない病気です。

 

・淋病
淋病は男性の場合は排尿時の痛みや尿道からの膿などで気付きやすいのですが、女性の場合は約80%が無症状です。また性器だけでなく、咽頭などに感染する場合もあり、そのときも無症状の場合が多いのが、淋病の厄介な部分と言えるでしょう。

 

・トリコモナス
トリコモナスは性交渉以外にも、下着やタオル、便座からも感染する可能性がある性病です。男性の場合はほとんど無症状で感染に気付く可能性が低く、女性も20%~50%は無症状と言われています。しかし女性が感染に気付かずに放置していると、炎症が卵管まで進んでしまい、不妊症や早産、流産を招く可能性もあります。

 

このように感染してもなかなか気付きにくい性病が数多く存在するので、定期的に性病の検査を受けることでさまざまなリスクを避けられるのです。

 

性病の感染に気付かないと他の人に感染させるリスクが高くなる

 

すぐに感染に気付く性病と異なり、自覚症状が出ない性病はよほどのことがない限り感染には気付きません。そのため、感染に気付かないまま他の人と性交渉を持ってしまい、さらに感染を拡大させてしまうかもしれないのです。

 

また性病は、放置しておいて自然治癒することはあまりありません。一見無症状のようでも体内に性病の原因菌はしつこく残っていて、性交渉の機会に感染を広げるのを狙っているのです。

 

定期的に性病の検査を受けることで、気付かずに他人に感染を広げてしまう「加害者」となるのを防ぐことができます。

 

定期的に性病の検査を受けるべき4つのタイプとは?

モテモテの男性

当然の話ですが、性交渉を持つ相手や機会が増えるほどに、性病に感染する可能性は高くなります。その中でも特に性病に感染する可能性が高く、定期的な検査を受けるべき人、4つのタイプについてご紹介していきます。

 

複数のセックスパートナーがいる人

恋人以外のセックスフレンドなど、定期的に性交渉を持つ相手が複数いる人は、定期的に性病の検査を受けるべきでしょう。

 

恋人や夫婦など、特定の関係ではないセックスパートナーの場合、その相手も他に複数のセックスパートナーがいる、と考えておくべきです。そうすると自分の知らないような人間とも、肉体を通して間接的につながることになるわけです。

 

それらの人間のすべてが、性病に対してしっかりとした対策をしているとは限りませんので、次から次へと感染が広がっていく可能性がありますので、性病にはかなり気を遣うべきでしょう。

 

インターネットやナンパで出会った人とセックスをする機会がある人

特定のセックスパートナーはいないけれども、ときには誰かとのセックスを楽しみたい人にとって、インターネットの出会い系サイトやナンパはありがたい存在です。しかしそういったときに、性病について気にする人はほとんどいないと言えるでしょう。

 

そのためネット上では「ナンパで出会った相手をセックスしたら、性病をうつされた!」という記事や「出会い系サイトで性病患者が増えている」という記事が数多く見られます。出会い系サイトやナンパが性病が蔓延する大きな原因となっているのは確実と言えるでしょう。

 

風俗を頻繁に利用する人

風俗店はしっかりと、お店で働く女性に定期的な性病検査を義務付けているお店もありますので、比較的性病に感染する可能性は少ないとも言えます。しかしお店によっては「定期検査をしています」と書いておきながらも、実際はまったく検査をしていないような悪質なお店も存在するので、気を付けなければなりません。

 

また定期的に検査しているお店でも、さすがに毎日のように検査を行っているわけではないので、検査と検査の間に性病に感染してしまい、それがお客にも広がっていく可能性は、決してゼロではありません。

 

逆に考えると、万が一自分が性病に感染している状態で風俗に遊びに行くと、それをお店の女の子にうつしてしまう可能性もあるわけです。そうなるとさまざまな人に迷惑をかけることになりますので、ちゃんと自分が性病に感染していないのを確認してから風俗で遊ぶのがマナーとも言えるでしょう。

 

アナルセックスをする機会が多い人

かつては特殊なプレイの1つであったアナルセックスですが、現在では比較的一般的なプレイとして楽しむ人も増えてきています。しかしアナルセックスは、通常のセックスよりも性病に感染する可能性が高い性行為とも言われているのです。

 

挿入される側にとって性病に感染する可能性が上がるのは、直腸の粘膜は非常に薄く、強い刺激に耐えられずに傷付いてしまう可能性が高いため、その傷口からさまざまな菌などが入り込んでしまうためです。

 

逆に挿入する側も、傷付いた粘膜からの血液や体液などが付着することにより、そこに菌が混ざっていると感染してしまうのです。

 

アナルセックスは挿入する側、される側どちらにも性病の可能性が高くなるので、アナルセックスを安全に楽しみたい人は定期的な性病検査を怠らないようにしましょう。

 

アモーレクリニックで定期的な性病検査を受けて安全安心な生活を送ろう!

手をつなぐ男女

性病はどんなに気を付けていても、気付かないうちに感染してしまう可能性があります。しかも性交渉以外で感染してしまう性病もありますので「セックスしていないから安心」とも言い切れません。

 

自分で性病にかかっているのに気付かないと、他の人に感染させてしまう可能性もありますし、気付かないまま身体の中で病気が進行していって、気付いたときには重症化してしまう危険もあります。

 

そういった取り返しのつかない状況になるのを防ぐためにも、アモーレクリニックのような専門クリニックで定期的に性病の検査を受けましょう!

性病で痛む性器を押さえる男性

性交渉していないのに性病になる!?日常生活に潜む感染の危険性!

性病で痛む性器を押さえる男性

性病は「性感染症」と言われるだけあって、性交渉によって感染すると思われています。その認識は決して間違いではありませんが、性病が性交渉によって「のみ」感染する、と考えてはいけません。

 

実は「性交渉をしていないのに、性病に感染してしまった!」というケースもあり、普段通りに日常生活を送っていて性病に感染する可能性も、ゼロではないのです。

 

それでは日常生活で感染する可能性がある性病にはどのようなものがあるのか、そしてどのような状況で感染してしまう可能性があるのか、紹介していきましょう。

 

日常生活で感染する可能性がある代表的な3種類の性病!

トリコモナス原虫の顕微鏡写真

日常生活で感染してしまう可能性がある性病と、その感染シチュエーションについて説明していきます。

 

誤解してはいけないのは「このシチュエーションは絶対性病に感染する!」わけではない点と、例に挙げる性病3種類以外にも、感染する可能性がある性病も存在する点です。あくまでも「可能性がある」状況として、考えてください。

 

衣類やタオルを他人と使い回すと「ケジラミ」になるかも!?

 

「ケジラミ」は、シラミの一種である昆虫のケジラミが陰毛に直接取り付いて感染する性病です。ケジラミは吸血性の昆虫であり、血を吸われるとその部分が激しい痒みを発症します。

 

またメスの成虫が1.0㎜~1.2㎜、オスの成虫が0.8㎜~1.0㎜と、小さいながらも目に見えるレベルの大きさでもあり、自分の陰毛にケジラミが取り付いている様子を実際に目にすると、視覚的にもショックが大きい性病と言えるでしょう。

 

日常生活の中で「ケジラミ」に感染する可能性があるのは、衣類やタオルを他人と共有したり、布団や毛布などを使い回したりした場合です。布地に残っていたケジラミの成虫や卵が陰毛に取り付くことで、感染してしまう可能性があります。そのため、家族の中にケジラミに感染した人間がいると、家族も感染してしまう可能性が飛躍的に高くなります。

 

また温泉施設やサウナなどで見かける仮眠スペースなど、どこの誰が寝たのかわからないような場所で使用された形跡のある布団や毛布をそのまま使用すると、ケジラミに感染する可能性があります。仮眠スペースを使用するときは、布団や毛布は使い回さずに新しいものを使用するなど、最低限の注意はしたいものですね。

 

トイレの便座から「トリコモナス」に感染する可能性がある!?

 

「トリコモナス」は、顕微鏡でしか見られないほど小さなアメーバのような生物「原虫」が性器の中に入り込み、炎症を起こす性病です。

 

男性と女性で寄生する部分が違い、男性は前立腺や精のう、尿道に寄生し、女性は膣内や子宮頚管、膀胱や尿道に寄生します。尿道炎や膣炎の原因となり、痛みや痒みの症状が現れる一方で、感染していても症状が出ない感染者も約20%~50%いると言われており、そのため感染に気付かずに放置されてしまう場合もあります。

 

そしてこの「トリコモナス」原虫は、感染していると尿と一緒に尿道から流れ出る可能性があります。そのためトイレの便座などに付いた「トリコモナス」原虫が、次に便座に腰掛けた人の性器の中に入り込むことで、感染してしまうのです。

 

この「トリコモナス」原虫は乾燥に非常に弱いため、衣服などに付着しても干されたり乾燥機にかけられたりすると、ほとんどの場合は死滅します。しかし反対に水分があればしぶとく生き延び、強い感染力を発揮する面があるため、例に挙げたトイレの便座やプール、湿ったタオルなどを経由して感染するのです。

 

公衆浴場のイスから「梅毒」に感染する可能性も!?

 

性病の代表のように語られ、性病に対する知識があまりない人でも一度は名前を聞いた経験があるだろうと思われるのが「梅毒」です。

 

梅毒は「トレポネーマ」と呼ばれる菌が、粘膜や傷口から体内に入り込むと発症します。身体にしこりができたり、アザやイボなどが発生したりする時期がある一方で、身体に何の変化も起こらない時期もあり、さらに完全に無症状の場合もあるので感染に気付いても放置してしまう人もいる、厄介な性病の1つです。

 

梅毒の症状が出ている場所を「病変部」と呼び、その部分と接触すると感染する可能性が高まるため、強い感染力を持つ菌ですが、ほとんどの場合は性交渉によっての感染となります。

 

しかし梅毒が他人に感染する状態になっている人が公衆浴場のイスに座り、偶然即座にその椅子に他の人が座って粘膜と「トレポネーマ」が接触してしまう…。そのようにして運悪く梅毒に感染してしまう可能性は、わずかですが存在します。

 

性交渉以外で性病に感染するのはレアケース!

消毒液を使って除菌掃除する

性病に性交渉を介して以外の理由で感染する可能性は、それほど高くはありません。しかし可能性がゼロではない以上、ちょっとしたことに気を付けるのは損ではないのではないでしょうか。

 

安心して日常生活を送るために、頭に入れておくと安心な豆知識についてご紹介します。

 

性病の原因となる菌は基本的に感染力が低い!

 

瀬永病の原因となるものには、菌や原虫などさまざまな要因がありますが、共通して言えるのは「通常は感染力が低い」ということです。

 

基本的にこれらの菌や原虫は、人間の体内でないと生きられません。そのため人間が身体と身体を濃厚に接触させる、性交渉によってでないとほとんど感染できないのであり、だからこそ「性病」と呼ばれているのです。

 

しかし先に説明した「トリコモナス」原虫のように、ある状況下ではしぶとく生き延び、感染する可能性がある性病も確かに存在していますので、知識として覚えておくべきでしょう。

 

他人と物を共有するのは避けて少しでもキレイな状態のものを使う

 

性病に感染している人と同じものを共有して使うと、同じ性病に感染する可能性は高くなります。しかしこれは性病以外の病気にも言えることですので、根本的に他人とは、家族であっても日常的に使うもの、特に粘膜に触れる可能性が高いものを共有するのはNGと考えた方が良いでしょう。

 

そうは言っても、トイレの便座や公衆浴場のイスなど、どうしても他人と共用する可能性が高いものもあります。その場合はトイレの便座はしっかりとトイレットペーパーで拭く、公衆浴場のイスはたっぷりのお湯で流した後で座るなど、ちょっとしたひと手間で性病に感染する可能性はゼロに近くできます。

 

自分だけでなく、家族にもほんの少しの注意を怠らないように話すべきでしょう。

 

万が一性病の疑いがある症状が出たら一刻も早く病院で診断を受けよう!

カップルで医師の診断を受ける

日常生活の中で性病に感染する可能性は、それほど高いわけではありません。しかし実際に、性交渉をしていないのに日常生活の中で性病に感染するケースが報告されているのも事実です。

 

確率が低いと言っても、その当たりたくないクジに当たってしまう可能性は、誰もが同じだけ持っているのです。そのことを忘れず、できるだけ注意して日常生活を送るのが大事ですが、万が一自分に性病の疑いのある症状が出たら、一刻も早く病院で診断を受けるべきです。

 

「まさか自分が性病になるはずがない」「性交渉をしていないのだから大丈夫」などと考え、そのまま放置してしまうと症状が悪化したり、不妊の原因となってしまったりするかもしれません。

しかも日常生活の中で、家族にも感染が拡大してしまう可能性もあるのです。そういったことを考えれば、診断を受けるべきでしょう。「性病じゃなかった!」なら、それはそれでOKなわけですから。

 

そして診断を受ける際は、性病に詳しい泌尿器科を備えたクリニックを選んで受診するべきだ、ということをw擦れないようにしてくださいね!

あなたの亀頭のブツブツ、簡単に取れます!~白いと病気ってホント?~

自分の亀頭や陰茎をまじまじと観察したことがないという人もいるかもしれませんが、一度よくチェックしてみてほしいのが肌色や白色の小さな”ブツブツ”です。

小さなブツブツが亀頭の周りや陰茎にある場合、見た目が気になったり性病なのではと心配してしまう人も多いはずですが、泌尿器科を専門に扱うクリニックでは確実な診断と最適な治療を行うことができます。

今回は陰茎にある謎のブツブツについてお話しします。

 

亀頭に小さなブツブツが…これは一体何だ?

亀頭のブツブツや小さなイボがあるという人は、「生まれつき」「多分病気ではないだろう」と安心している人も多いですよね。

確かに、肌色のブツブツや白いブツブツ、増えるブツブツなど人によって症状はさまざまで、病気ではない場合もあります。

ただし、良性か悪性かは専門的な知識を持った医師でなければ診断をすることはできません。

 

一番確実な方法は病院やクリニックにかかり、しっかりと診断してもらい適切な対処をすることです。

ですが、そもそもどうやってこのブツブツができたのかが気になりますよね。

 

亀頭に発生する謎のブツブツがなぜ発生するのか、考えられる原因を簡単にまとめてみました。

 

 

ブツブツの原因1:尖圭コンジローマ

尖圭(せんけい)コンジローマとは、亀頭や包皮の周辺に小さなイボや細かなブツブツが発生する病気です。

ブツブツは小さな丸に見えたり、鳥のトサカのような形をしている場合や、カリフラワー状に生えたもの、細長く生えたものなど様々な形があります。

肌色のブツブツだけではなく、白い色のブツブツやピンク色のイボも尖圭コンジローマの疑いが考えられます。

そもそも尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染していると発生しやすく、そのままの状態ではパートナーへの感染も懸念されます。

ヒトパピローマウイルスは女性に感染すると子宮頸がんを引き起こす原因にもなりうるものです。

また、尖圭コンジローマもウイルス感染なので放置しているとイボが大きくなってしまったり、肛門などにも飛び火したりと非常に厄介な一面も持っています。

 

 

ブツブツの原因2:フォアダイス

フォアダイスは亀頭や陰茎、包皮に小さく細かいブツブツが発生するイボで、病気ではありません。

表皮下に脂線が現れた状態で、肌色や白色の小さなニキビのように見えるのが特徴です。

ただ、見た目が尖圭コンジローマと似ているため油断は禁物。

専門家の診断で良性のブツブツか悪性のブツブツかを判断することが大切です。

良性の場合でも見た目が気持ち悪い、見られるのが恥ずかしいと言う場合は除去することも可能です。

 

 

ブツブツの原因3:性感染症(STD)

いわゆる”性病”にかかっている時にも、白いブツブツや肌色のブツブツができることがあります。

痛みや痒みなどの違和感を感じる場合もありますが、最近の性病の傾向としては無痛の状態でそのまま放置されてしまうケースも少なくはありません。

性感染症は大きな自己判断や自然治癒をしようとせずに泌尿器科やクリニックなどの専門機関を受診しましょう。

 

 

ブツブツを治す方法は?

亀頭や陰茎に出来てしまったブツブツを治す方法にはどのような方法があるのでしょうか。

尖圭コンジローマ・フォアダイス・性病の時の場合と様々なケースがありますが、大体は主に2つのパターンがあります。

 

 

軟膏などで治す治療法

軟膏の処方は男性器にできたブツブツに直接ご自身で塗り薬を塗ってもらう治療法です。

性感染症によって出来たブツブツやイボを治療する場合に使用されることが多く、内服薬などでウイルスや病原菌を抑えて同時に軟膏でブツブツを治します。

ただ、フォアダイスの場合には病気ではないため軟膏薬は時間がかかってしまい、根気強いケアが必要となるのがデメリットと言えるでしょう。

 

 

外科手術で治す治療法

当院でも行っている外科手術での治療は、日帰り手術であっという間に除去することができます。

フォアダイスなどの病原菌やウイルス性のものでない場合も除去することができ、何より短期間の治療方法なのでストレスも少ないのではないでしょうか。

バイポーラと呼ばれる電気メスで焼くためウイルス性の症状にも効き目があり、再発防止も同時に行うことができます。

また、施術も10分程度で完了するため、忙しくてなかなか病院に行くことが出来ない人や、毎日軟膏を塗るのがめんどくさい人には最適な治療方法です。

さらに、性病検査などの良性・悪性の判断から手術に至るまで全ての過程が同時に行えるため、時間と労力の節約になります。

 

 

 

ブツブツを除去する外科手術ってどんな感じ?

外科手術と聞くととても大がかりなイメージがありますが、実際どのような感じか気になりますよね。

ここでは当院での亀頭のブツブツ・イボ除去の例を挙げて除去手術完了までの流れを解説していきます。

 

 

まずはメールや電話、ラインなどでご予約を

ブツブツやイボに悩んでいる人には、「これは病気かな?」と気になっている人もいますよね。

メールやラインであれば文章で会話ができるため恥ずかしい思いをせずに済みますし、なにより自分の都合のいいタイミングで相談をすることが出来ます。

そのまま予約を取ることで電話予約をする手間も省けますよ!

 

 

完全予約制で待合も恥ずかしくない

一般的な泌尿器科病院、いわゆる”町医者”では待合室での待ち時間が「恥ずかしい」「誰かに見られていないか心配」と、思いのほか精神的なストレスになるものです。

当院では完全予約制にすることで患者さん同士の鉢合わせがないように細心の注意を払っています。

プライベート病院のような感覚で、誰にも知られずに受診することができるのは、デリケートな部分の悩み治療ならではではないでしょうか?

 

 

ブツブツ除去手術は痛くない

施術を行う前には必ずしっかりとしたカウンセリングと診断を行います。

ブツブツが気になって来院する患者さんの多くはご自身が性病になっていないかを気にされる方が多いのが特徴です。

どうしても心配な場合は性病検査を行うことができるので、この機会に受けてみ行わなければというようという患者さんも多く、ブツブツの原因が判明するので安心できる方も。

ただ、性病の疑いが強い場合は病気の治療から始めることになるので、心当たりのある性行為や痛み・痒みなどの症状に身に覚えがある時には事前のカウンセリングできちんと伝えることが大切です。

 

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おしっこする時に痛いし膿が出る!それは淋菌感染症かも

 

「性病」と聞いて、どんな病気を想像するでしょうか?

性病の中にはHIVなど命に関わる病気も含まれるので「怖い病気」というイメージを抱いている人もいるでしょう。

そんな性病のうち、日本で2番目に多いのが淋菌です。

淋菌は他の性病に比べて症状が強く出るため、医療機関を受診する人が多い感染症です。

しかし、人によっては症状が弱かったり、性器だけでなく目やのどに感染するため、淋菌に感染していると気づかなかったりする場合もあります。

淋菌の性器の感染を放置していると男性不妊になる可能性もありますし、目への感染を放置しておくと、失明する可能性も。

そのようなことにならないためには、早めに検査を受け、感染が分かれば早めに治療を受けることが大切です。

また、治療は自分ひとりだけでなく、パートナーも一緒に受けなければ再感染を引き起こすので注意が必要です。

今回は、性病のうち淋菌について詳しく解説していきます。

今の自分の症状に当てはまる、または症状はないけど感染が不安という場合には、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

淋菌は男性の報告が多い性病

 

日本での性病のうち、2番目に多いのが淋菌です。

特に20代の若い世代での感染が広まっています。

女性に比べ、男性の患者が多く報告されていますが、これは男性の方が症状が強く、医療機関を受診するケースが多いためと言われています。

性器の接触によるセックスはもちろん、オーラルセックスやアナルセックスでも感染し、1回のセックスでの感染率は約30%です。

淋菌の怖いところは、感染することで免疫力が低下し。他の性病にも感染しやすくなることです。

淋菌の患者さんの20~30%はクラミジアと同時に感染していることが多いですし、HIVにも感染しやすくなります。

淋菌に感染しないためには、不特定の相手とのセックスを避けたり、コンドームを使用したりすることが大切です。

 

 

淋菌では性器の痛みや膿が特徴

 

淋菌に感染すると、セックスをしてから2~10日後に症状が現れます。

尿道で感染した場合、出現する症状は次の3つです。

・尿道のかゆみや不快感

・排尿痛

・外尿道口(おしっこの出口)からの黄色い膿

・血尿

比較的症状が強く現れるため、早い段階で医療機関を受診する男性が多いですが、典型例でない場合は膿性の排泄物ではなく粘性の排泄物が出たり、無症状だったりもします。

治療せずに放置しておくと淋菌は体の深い所へとどんどん進行していきます。

進行した淋菌は尿道や前立腺、精巣上体(精子を最終的に成熟させる組織。副睾丸ともいいます)で炎症を引き起こし、精子の通り道を塞いでしまったり、精液の成分を変化させてしまって妊娠をしづらくしたりします。

 

淋菌がのどに感染した場合には、のどの腫れや痛み、発熱がみられます。

目に感染した場合には結膜炎をおこし、白いクリーム状の目ヤニが出て瞼が腫れます。

放置しておくと角膜に穴が開き、失明する可能性もあります。

ただし、のどの感染では無症状なこともあり、感染していることに気づかないケースもあります。

 

 

男性の方が症状強い

 

淋菌に感染した場合の症状は特に男性で強く現れます。

患者さんによっては陰部の痛みで歩くのが困難になる人も。

一方女性は症状が現れにくく、感染に気付きにくいことが多いです。

女性の淋菌感染を放置しておくと子宮や骨盤まで淋菌が到達し、激しい腹痛や不妊を招くことがあります。

妊娠が成立したとしても、淋菌によって流産や早産を招いたり、出産時に産道にいる淋菌が赤ちゃんに感染し、赤ちゃんに結膜炎をおこしたりすることもあるのです。

ですから男性が積極的に医療機関を受診し、パートナーや未来の子供を守ってあげることが大切です。

 

 

淋菌の検査法

淋菌は尿の検査で調べることが出来ます。

患者さんによっては淋菌がのどや目に感染することもあるので、これらの部位の感染が疑われる場合には綿棒などで検体(検査の材料)を採取して検査することもあります。

 

 

 

淋菌の治療法

 

 

淋菌の治療には飲み薬や点滴、目薬の抗生剤で行います。

最近は抗生物質が効きにくい淋菌も増加しており、治療が長期化するケースもあります。

長期化したとしても、完治させなければ淋菌は進行してしまいますので、症状が無くなったからと自己判断で通院や薬の使用を止めずに、医師の判断で治療終了を見極めてもらうことが大切です。

また、1人が治療を受けてもパートナーが感染していれば再感染をおこしますので、性病の治療は必ずパートナーと一緒に受けましょう。

 

 

淋菌の予防法

 

 

淋菌への感染は、淋菌に感染している他人の粘膜に、粘膜が触れることで感染します。

ですから性器でのセックスはもちろん、オーラルセックスやアナルセックスでも感染する可能性があるのです。

淋菌はワクチンが開発されていないため、あらかじめ感染予防をすることはできません。

そのため、セックスをする際にコンドームを使用することが感染予防には大切になります。

オーラルセックスやアナルセックスであってもコンドームを使用しなければ完全に淋菌を予防できないので注意してくださいね。

また、不特定多数の相手とセックスは淋菌感染のリスクが上昇します。

セックスのパートナーは少ないに越したことはありません。

もし不特定多数の相手とセックスをしたり、風俗でセックスをしたりする場合にはコンドームを活用し、定期的に検査を受けるのがおすすめです。

 

 

 

アモーレクリニックでは淋菌の検査にも対応

アモーレクリニックでは、性器に感染した淋菌の検査はもちろん、のどや目に感染した淋菌の検査にも対応しています。

検査結果が出るまで1週間と紹介しましたが、アモーレクリニックでは症状をみて典型的な淋菌感染と判断した場合には結果を待たず即日で治療を開始することもあります。

早めに治療を開始することで病気の進行を食い止め、通院期間を短くするのに一役買います。

 

アモーレクリニックでは淋菌の治療を行った後、約1か月後に再検査を実施しています。

再検査を実施することで性病が完治したかを確認することが出来ます。

完治していることが分かれば、パートナーへ感染させてしまう心配がなくなり、安心して性生活を送るようになるでしょう。

 

さらに、淋菌では男性不妊に繫がるケースもあるとご紹介しましたが、アモーレクリニックでは精液検査にも対応しています。

精液検査によって男性不妊になっているかどうかが分かります。

性病の治療とともに精液検査を受けることで、自分の体への安心感はより大きくなるでしょう。

 

<h3>アモーレクリニックは通院のしやすさも魅力</h3>

アモーレクリニックは地下鉄名城線と桜通線の駅である久屋大通駅からすぐの場所にあります。

アクセスがとても良い上に、診療時間は深夜0時まで対応しているため、仕事帰りや買い物帰りにも通院しやすくなっています。

性病はデリケートな悩みであるがゆえに、他の患者様や女性のスタッフと顔を合わせるのは気が引けるもの。

アモーレクリニックは他の患者様に会わぬよう、完全個室・完全予約制での診療となっています。

カウンセリングも男性スタッフが対応しているため、安心して来院してください。

また、守秘義務がありますので、家族に隠れて通院したい場合でも大丈夫です。

家族からアモーレクリニックへの問い合わせには一切お答えしません。

それでも通院の気が引けるという患者様には、フリーダイヤルやメール、LINEでの無料相談にも対応しています。

メールやLINEは24時間対応していますので、患者様の都合のよい時に連絡することが可能です。

アモーレクリニックから勧誘などのダイレクトメールを送ることはありませんので、安心して問い合わせしてみてくださいね。

 

淋菌は放置しておくとあなたの豊かな人生を奪いかねません。

淋菌はもし感染していたとしても、治療を受ければ完治が見込める病気です。

深刻な状況になる前に早めの通院、問い合わせをおすすめします。

 

男性器の異臭SOS!匂いの対策や治療法を徹底伝授!

突然ですが、心当たりがある人も無い人も、もしかしたらあなたのアソコは嫌なニオイを放っているかもしれません。

 

ほとんど臭いが無い人もいれば夏場になると嫌な臭いがする人、シチュエーションを問わずにいつも悪臭がする人など、人によって男性器のニオイの悩みの深刻さはさまざまですよね。

 

さらに、ニオイを気にしたことがないという男性でも「女性からフェラをしてもらえない」という人は要注意で、その原因は自分でも気づいていない異臭や悪臭が原因となっていることもあるんです。

 

そこで今回は、男性器の異臭の原因を考え対策法や解決策を考えてみたいと思います。

 

男性器から異臭?匂いの原因とは

男性器の嫌なニオイを撃退するためにも、まずはじめにニオイの原因を考えてひとつひとつ対策をする必要があります。

 

男性器匂いの原因その1:恥垢

男性器の周りには恥垢(ちこう)と呼ばれる垢が溜まってきます。

これは俗にいう「チンカス」と呼ばれるもので、古い角質だけでなく残尿や精液のカスなどが恥垢となり、雑菌を繁殖させることでチーズのようなイカのような悪臭を放つのです。

 

男性器匂いの原因その2:汗

男性器に限らず、体臭の原因とも言えるのが何と言っても汗による酸っぱい刺激臭。

特に男性器の周りは構造上蒸れやすい状態となっているので、ペニスだけでなく睾丸や内股辺りもニオイを発するということも少なくはありません。

ただし、汗自体にはほとんどニオイがなく、汗をかいた湿度で常在菌が表皮の恥垢や汗の中に含まれるタンパク質成分と反応することで嫌な臭いを発生させてしまうのです。

 

男性器匂いの原因その3:包茎

日本人男性に多い包茎も臭いの原因のひとつです。

というのも、勃起をすると皮が剥ける仮性包茎の場合であっても恥垢が溜まりやすく、蒸れやすい環境によってますます雑菌が繁殖し臭いニオイを発生させるのです。

なかでも真性包茎の人は特に要注意で、皮を剥くことができないぶん恥垢が洗い流し切れずに長年の垢が蓄積されてしまっている可能性があります。

そうなってくるとお風呂でペニスをしっかり洗ってもニオイの改善ができず、衛生的に保つことが難しくなってしまうのです。

 

男性器匂いの原因その4:性病

性病にかかってしまってもペニス自体にニオイの変化がみられることはありませんが、クラミジアのように尿道から膿が出る症状がみられる性病にかかっている場合は、下着に付着した膿みがニオイを放っている場合も考えられます。

また、不衛生な状態はペニス自体の臭いの原因にもなるため、性病の症状に匂いがなくても安心はできません。

なにより男性が性感染症にかかった場合は症状が出にくいので、膿みが出ている状態は放っておくとどんどん症状が悪化していくため注意が必要です。

 

男性器匂いの原因その5:スソワキガ

ワキのニオイの原因として「ワキガ」が挙げられますが、股間の場合は「スソガ」と呼ばれるワキガと同じ原理で悪臭を発生させている可能性もあります。

スソガもワキガと同じくアポクリン腺からタンパク質や脂質、アンモニアを含む汗がでることで鉛筆のような刺激臭を発生させます。

 

男性器周りにアポクリン腺が多い体質であれば清潔にしていてもワキガのように鼻につくニオイを放っていることもあるので念入りなケアが必要となります。

 

男性器の異臭にSOS!6つの匂い対策

 

アソコのニオイに自覚症状がある人、臭いの原因に心当たりがあった人は、女性からも臭いがキツイと思われている可能性が非常に高く、大切なパートナーへのマナーやエチケットとして対策をする必要があります。

 

男性器の匂い対策その1・恥垢を定期的に拭き取る

お風呂に入って股間を洗わない人はいないかと思いますが、注目すべきは「包皮をかぶった状態で洗っていないか?」ということ。

仮性包茎の人は通常時では包皮を被っていて恥垢をきちんと洗えていない場合が多いので、意識的に皮を剥いてケアをすることが大切です。

また、おしっこで汚れてしまった場合にはきちんと拭き取り、常に衛生的な状態を維持することで恥垢が溜まるのを減らす工夫も大切です。

 

男性器の匂い対策その2・デリケートゾーンの制汗対策

夏場に股間が蒸れやすい人や汗をかきやすい体質の人であれば、シンプルにデオドラント対策を行うことで男性器の嫌な匂いを軽減する事ができます。

最近ではデリケートゾーンに使用することができる制汗クリームや制汗スプレーなども発売されているので、汗による匂いに悩んでいる人はニオイのケアとして取り入れてみるといいかもしれません。

ちなみに、汗をかいた状態でしようしても消臭効果は半減してしまうため、なるべく汗を拭き取ってから使用してみると効果的に使うことが出来ます。

 

男性器の匂い対策その3・通気性の良い下着を着用

 

最近では化学繊維で肌触りのいい下着や、ボクサータイプなどのデザイン性の高いパンツも多くなりましたが、それと同時に”蒸れ”によるニオイや汗疹に悩む男性も増えているようです。

特に男性はズボンを履くことで汗や熱がこもりやすく、高温多湿になることでニオイの元になる雑菌が増殖します。

まずは恥垢のケアや汗を拭き取ることも大切ですが、同時に通気性の良い下着を履いてムレないように工夫することも大切です。

 

男性器の匂い対策その4・仮性包茎は亀頭が剝けている状態をキープ

仮性包茎の人は通常時に皮を被っている状態なので、亀頭にニオイの原因となる雑菌が増殖しやすい構造となってしまっています。

高温多湿は恥垢が溜まりやすい環境なので、できるだけ意識的に皮が剝けている状態をキープすることで清潔に保つことが大切です。

ただしこの方法は再び皮を被ってしまう人にとってはあくまでも一時的なケア方法で、根本的な解決方法というわけではないことも頭に入れておきましょう。

 

男性器の匂い対策その5・射精後のケアを怠らない

 

パートナーとのセックスやマスターベーションなどによって射精をしたあとは、そのまま放置しておくと恥垢の原因となるため清潔にすることが大切です。

できればシャワーを浴びるなどしてぬるま湯できれいに汚れを洗い流すのが理想ですが、ウェットティッシュで拭き取るだけでも雑菌の繁殖を抑える効果が期待できます。

最低限ティッシュで精液を拭き取り、なるべく湿気を取り除くことがニオイの軽減のポイントです。

 

男性器の匂いを根本から解決する治療

男性器のニオイの原因となる「包茎」と「性病」は病院やクリニックで治療をすることでニオイの根本となる原因を断ち切る事もできます。

 

包茎治療

仮性包茎や真性包茎が原因で嫌なニオイが発生している場合は、包茎手術を行うことで臭いの原因菌の増殖を抑えペニスをできるだけ清潔に保つことが出来ます。

包茎手術後のペニスは勃起をしていなくても包皮が剝けた状態をキープできるため湿度もこもりにくく、身体を洗う際にも洗いやすいなどのメリットが多いのが特徴です。

また、包茎手術は見た目の印象も良くなるため、ニオイだけでなく見た目が気になっている人にとっては二重に嬉しい解決策と言えるでしょう。

 

性病検査

性病の症状よる膿が原因となってニオイが気になっている場合は、早急にクリニックでの検査と治療をすることをおすすめします。

 

というのも、男性が性感染症にかかった場合は女性に比べて症状が少ないため気付きにくく、膿やかゆみ・ただれなど目で見て分かる症状が出ている場合は病気がかなり進行している可能性が高く、他の病気にかかりやすい状態になっているからです。

 

大切なパートナーへの感染を防ぐためにも、少しでも異変を感じた場合にはクリニックへ相談してみましょう。

 

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性病の感染経路の意外な落とし穴!”童貞”でも安心できない?!

「童貞は性病にはならない」なんて言葉をよく耳にしますが、性病の感染経路には意外なところに落とし穴があります。

 

「最近はソープともご無沙汰だから大丈夫だろう」

 

「セックスまではしてないから移らない」

 

童貞ではないにしろ、こんなふうに楽天的に考えている人は要注意。

 

もしかしたらあなたが知らないうちに性感染症に感染をしているかもしれません。

 

性病の感染ルート、あなたは全部知っていますか?

性感染症の感染ルートを学校の保健体育の授業で習ったという人は多いですが、疑いがある感染経路について詳しく知っているという人は意外と少ないかもしれません。

 

ここでは、一般的な性感染症の感染経路や可能性がゼロではない感染ルートについても解説していきますので、自分がどこまで詳しいかを知るためにもぜひ一緒に確認してみて下さいね。

 

性感染症(STD) の殆どは性行為で感染が拡大している

学校で習う場合の多くは「性的感染」「母子感染」「血液感染」と教えられますが、先進国の中でも日本はずば抜けて性感染症(STD) 感染が性行為によって拡大しています。

 

大きな歓楽街が多い東京をはじめとした大阪・名古屋・福岡などの主要都市では特に性風俗店からの感染が拡大しており、知らないうちに人から人へと移り性感染症患者があとを絶ちません。

 

性風俗店では性病検査の実施を謳っているお店も多いですが、実際には全部のお店が女性キャストに専門機関での検査を促して検査結果の提出を完全に義務付けているわけではないですし、女性キャストが自ら分泌液を採取し提出するという”正確性に欠ける”検査を行っている、という場合も考えられます。

 

また、陰部の検査は徹底していても喉の検査はしていないというケースもあるため、本人が気づかないうちに男性を接客し、感染を拡大させていることも。

 

性病は一度での性行為でも感染することもあるので、お店に遊びに行ったらその分だけ検査を受けることが大切です。

キスやディープキスでの感染

例えば、パートナーが口腔内にクラミジアや淋菌を有していたとしても、感染力はそれほどないため軽いキス程度では感染リスクは極めて低いと言えます。

 

ただし、ヘルペス感染症や梅毒の病変部分があるような場合は”皮膚と皮膚の接触”でも感染する可能性はあるのです。

 

また、口内炎や口の中に傷がある場合も要注意。

 

キスやディープキスをすることによって傷口から感染しやすくなってしまうので気をつけましょう。

 

セックス(膣性交)での感染

みなさんもご存知の通り、性病は性感染症にかかっている相手との膣性交によって感染します。

 

最近では特に梅毒患者数が増加傾向にあり、その感染力はHIVなど他の性病と比べても非常に強いのが難点。

 

たった1回の性交渉で梅毒が感染する可能性は15~30%と非常に高く、口に梅毒の病変部分がある場合では特に感染リスクも高まります。

 

オーラルセックス(口腔性交)感染

オーラルセックスは口や舌を使って相手の性器を刺激する性行為で、感染者の口から自分の性器へ、または感染している性器から自分の口へと感染が拡大するのが特徴です。

 

オーラルセックスで性器から口腔へ感染した場合は無症状のことが多く、自分が感染していることに気付かないまま更に別の相手にオーラルセックスを介して性器に感染させてしまうことも少なくはありません。

 

また、いわゆる”本番なし”と呼ばれる性風俗店での主な感染経路にもなっています。

 

アナルセックス(肛門性交)感染

アナルセックスの場合は避妊の心配がない性行為のため、コンドームの着用をする人も少ない傾向にあるのが厄介なところ。

 

精液や分泌液が相手の肛門や腸内に達する場合が多く、膣と違って狭い肛門を経由した性行為のためどうしても出血を伴いやすくなるのが特徴です。

 

膣や口とは違って腸や肛門内は物理的な刺激が想定されていないため傷もつきやすく、ウイルスの侵入を簡単に許し、性病に感染しやすくなってしまうことも。

 

肛門性交は通常の性行為と比べて性感染症の観点から見ると、それが男女間であるか同性間であるかにかかわらず、いわゆる”ネコ”や”女役”と呼ばれる受け身側の組織を傷つけやすいという理由から、膣性交に比べてHIV感染のリスクが高くなる行為なのです。

 

母子感染

母子感染は文字通り母親から赤ちゃんに感染してしまう感染経路です。

 

ちなみに、最近ではブライダルチェックと呼ばれる結婚前の感染症検査を受ける方が増えてきましたよね。

 

特定のパートナーであっても双方きちんと検査し治療しなければ再発を繰り返し、お互いがお互いに移し合うというイタチごっこに。

 

母子感染を防ぐためにも結婚前や婚約を機にブライダルチェックでお互いの身の潔白を証明し、性病を「移さず貰わず」を誓い合うのが相手へのマナーではないでしょうか。

 

傷口の接触や注射器の回し打ちによる血液感染

「注射器の使いまわし」と聞くと薬物のイメージが強いのが一般的ですが、過去には輸血による血液感染も肝炎の原因の一つとして挙げられていました。(現代では、検査がしっかりとされていますのでご安心を。)

 

ただ、1番身近な血液感染は性行為での傷口感染が性病の感染経路として挙げられます。

 

例えば、性行為の前のエチケットとして歯を磨く方も多いかと思いますが、ブラッシングによる出血もキスや口腔性交による血液感染の原因にもなり、決して他人事では済まされないほど身近に危険は潜んでいるのです。

 

「日常生活では移らない」とも言い切れない意外な感染経路

「日常生活では性病は移らない」と言いますが、過去にはサウナや温泉施設が原因で性病が感染した人がいることも、非常に稀な事例ですが事実としてあります。

 

これはレアなケースなのであまり気にしすぎるのも良くありませんが、性器に異変を感じる場合や心配な場合はクリニックで相談してみると検査をしてもらえるので、不安の解消にも一度受診をしてみると良いかもしれません。

 

最近では感染力の高い性病がニュースでも話題に

ネットでは世界中の様々なニュースを気軽に読むことができるようになりましたが、世界各地で新型の性感染症が流行しているようです。

 

同時にその新型の細菌やウイルスの脅威も海を越えて日本にやってきては感染者を増やし、日本でも「新型の性病」としてニュースに取り上げられるようになりました。

 

既存の抗生物質が効かない「スーパー淋病」

淋病という性病の名前を耳にしたことがある人は多いかもしれませんが、その淋病が進化した「スーパー淋病」と呼ばれる性感染症が今、世界中で問題になっています。

 

この「スーパー淋病」、なんだかギャグのような性病のネーミングですが、感染をしてしまうと冗談では済まされないほど厄介な性病なのが特徴。

 

というのも、”既存の抗生剤が効かない淋病”として世界保健機関(WHO)もその危険性を警告しているほど非常に恐ろしい、まさに「スーパー淋病」なのです。

 

日本でも既に京都市内のファッションヘルスに勤める女性が感染したという報告が出ており、確認された件数として少ないものの安心できるわけではありません。

 

特に女性の場合は症状が出にくいため、感染していることに気づかず病気の拡大をさせている可能性があるのが心配されるところです。

 

大流行中の「梅毒」の感染患者も増加の一途

梅毒感染をした患者も日本では増加傾向にあり、名古屋でも年間多くの感染者の報告が出ています。

 

不特定多数の相手とのお遊びが多い人、感染が疑われるパートナーとの性行為をもった人、東京や大阪などに出張に行ってお店で遊んだという経験がある場合は、梅毒の感染をしていてもおかしくはないので早めの受診をおすすめします。

 

性感染症の疑いがある場合はすぐに病院で検査を

自分の性器にブツブツやカサカサ、赤みや痒みなどが現れたりすると「これって性病かも…」と心配になってしまいますよね。

 

また、最近ではネット通販で性病検査キットが手軽に購入できるため、自分で検査にチャレンジしてみようかと思っている人も多いと思います。

 

性病検査キットは手軽だが「治療」はしてくれない

人に会うことも陰部を見せることもないため、気軽に検査できるのが性病検査キット魅力ですよね。

 

匿名検査などのプライバシーの観点からも検査キットはとても便利な性病検査ツールでもあります。

 

ですが、キットによって検査可能な性感染症は限られており、検査項目を自己判断でピックアップして検査を受けると病気の疑いに取りこぼしが生じてしまうことも。

 

また、様々な項目の検査キットや確実性の高いキットを購入しようとなると、金額が膨れ上がってしまったり、性病が発覚となると提携先の病院やクリニックで治療や再検査を行わなければならないなど、”結果的には高くついてしまった”なんてこともあるようです。

 

不安な時こそ医療機関での検査をすることはとても大切。

 

その後の治療や検査漏れを防ぐためにも、勇気を出して病院やクリニックにかかることをオススメします。

 

男性の場合は泌尿器科、女性は婦人科で検査・治療を

検査キットは便利な反面、気になる症状を今すぐどうにかすることは出来ません。

 

性病の感染の疑いが気になった場合は、泌尿器科や性病科、女性の場合なら婦人科のほうが検査も出来て症状を抑えるための治療もしてもらえるという点から安心感があります。

 

性病は早期に発見できればそれだけ治療の負担も軽くなるので、出来るだけ早くに相談しに行きましょう。

 

性病を自分で治療したい人が読むべきドクターからの警告

性器に何らかの異常や違和感がある場合や性感染症の疑いがある場合、たいていの人が真っ先に思いつくのは「泌尿器科へ行くのは恥ずかしい」ではないでしょうか?

なかには「どうにか自分で治せないものか」とネットで情報集めをする…なんて人もいると思います。

 

今回は、自分で治療したいと思った人がネットでたどり着くであろう情報の真意を解説したいと思います。

 

性病に心当たりのある人は必見です。

 

性病をセルフ治療したい!市販薬や抗生物質は効く?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際にインターネットで「性病 治し方」「性病 自分で治す」という具合に検索してみると、様々な民間治療や体験談などが見つかります。

 

(なかには、お医者さんからすれば「これは絶対やめるべき」と思える都市伝説のような治療方法まで…)

 

もう既にネットの情報を実践して症状が緩和した人もいるかもしれませんが、自然治癒させることは”ほぼ不可能”と言われています。

 

ここまで読んでギクッとした人は、最後までしっかり読んでみて下さいね。

 

薬局などの薬では根本的な治療にはならないどころか悪化の原因に

性感染症にかかってしまった場合、検査をして早期発見をするのが理想ではありますが、残念ながら大体の人は性器に何らかの異常がでてから性病を疑うという場合が多い傾向にあります。

 

人によってはドラッグストアや薬局にお薬を買いに走る人もいるようですが、ほとんどの性感染症は市販の薬では治すことができません。

 

市販薬の中にはカンジダ症を治すお薬もありますが、そのお薬を使うべき人は一度でもドクターからカンジダの診断を受け、なおかつ1、2か月以内の再発の疑いがある場合に限られます。

 

塗り薬などで一時的に症状が緩和しても根本的な解決にはなっていないため、そのまま放置して検査も受けず治療もしないとなると、病気が悪化したり大切なパートナーに感染させてしまいかねません。

 

「家に余ってた抗生剤」は絶対に飲まないで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都市伝説のようなお話ですが、「余っていた抗生物質を飲んだら性病が治った」という人の情報も見受けられますが、これは絶対にしてはいけない民間治療と言えます。

 

また、下手に服用することで免疫力が落ちて病気に感染しやすくなってしまったり、原因菌やウイルスに抗体ができる可能性も充分に考えられます。

 

確かに、性感染症を治療する場合は抗生剤を使用するのですが、風邪や別の感染症にかかった時に病院から処方される抗生物質は性感染症治療に使われる抗生剤とは違いますし、名前が同じでも用法も用量も全く変わってきます。

 

どんな病気であっても病院から処方されて余っている薬を自己判断で飲むのはとても危険な行為なので絶対にやめましょう。

 

保健所は”検査”をする所であって”治療”をしてくれる場所ではない

「保健所では無料で性病検査をしてもらえる」というのは確かに正しい知識ですし、そのおかげもあって性感染症の早期発見にも大いに役立っているのは紛れもない事実。

 

ですが、症状が出ている場合は保健所に行ってもお薬を処方されるわけでもありませんし、治療を施してもらえるわけではないのでひと安心とは言い切れません。

 

症状が出ていない場合は保健所の利用も選択肢のひとつですが、「痛み」「かゆみ」「ただれ」「膿や変色」「ブツブツ」など、何らかの症状がある場合は保健所からも病院を勧められることを考えると、病院やクリニックに相談するのが1番早い解決策の一つです。

「性病検査キットでは”陰性”」でも別の性病の可能性がある

最近ではネット通販で気軽に性病検査が出来るようになり、恥ずかしい思いをせずに感染のチェックができると人気ですよね。

 

確かに、国の認可が下りている検査キットは検査の確実性も非常に高いですし、定期的な検査としても手軽ですが、検査キットの種類によっては別の性病の可能性が見落とされがちなため”陰性”の診断でも油断はできません。

 

また、潜伏期間によっては確実な検査結果が出ない場合もあり、仮に陽性が出た場合は専門の医療機関への受診を勧められ再検査…と思わぬ費用が膨れてしまうことも考えられます。

 

不安な性行為があった場合やすでに症状がある場合などは、最初の段階で専門の医師に相談して検査を受けた方が早期発見や早期治療につながることもあります。

 

確実に完治させるなら専門クリニックが1番

これらのことを考えると、やはり専門のクリニックや泌尿器科への受診が検査も正確で、症状の緩和や完治ができるため1番おすすめです。

 

また、最近では喉の性病や目の性病も流行しているので、感染の見落としをなくすためにも喉の性病検査や目の性病検査ができるクリニックを受診するほうが同時治療もできるため安心・確実に性病治療が行えます。

クリニックでの性病治療ってどんなことをするの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院やクリニックによって治療内容や治療期間は変わってきますが、大体の場合はお薬を使った治療や外科手術が一般的です。

性病の種類によって「内服薬」「点眼」「塗り薬」

性感染症の種類も性器感染や咽頭感染、結膜感染などがあるので、それぞれの状態に合わせてお薬を変えていきます。

 

「内服薬」は、それぞれの性感染症の原因菌やウイルスに有効な抗生剤を飲んでもらい、痛みなどの症状がある場合はその症状を緩和させるお薬も一緒に処方される場合が多いです。

 

「点眼薬」はいわゆる目薬のことで、性感染症が結膜や瞼の粘膜に感染してしまった場合に有効です。

 

「塗り薬」はウイルスや原因菌の増殖を抑制する軟膏やクリームが処方されます。

 

ちなみに…

 

処方されたお薬が余ると(特に軟膏!)風俗店などへ遊びに行くたびに使用して性感染症予防をするという人がたまにいるようですが、健康な状態で使用することで自己免疫力が低下して感染リスクが高まったり、性感染症ウイルスが抗体をもってしまい抗生剤が効きにくくなる場合があります。

 

もったいない気持ちは分かりますが、余った薬は処分して”薬の再利用”をするのは絶対にやめましょう!

 

重度の場合や病気によっては「点滴治療」がしてもらえる

大体の病院やクリニックでは感染の症状が重い場合や早急な治療が必要な場合には点滴を用いた治療を行うため、より早く症状が緩和されるような治療を施してもらえます。

 

最近の性病感染は無症状が多く、症状が出ている時には思っているより進行がすすんでいることも少なくはありません。

 

早めの治療を行うことで症状を緩和させ、悪化を食い止めることができるのです。

 

HPV(ヒトパピローマウイルス)の場合は外科的な処置

「手術」という言葉を聞くと尻込みしてしまう患者さんも多いですが、日帰り手術というよりは10分程度の診察治療に近い時間で終わるため拍子抜けされる人が実際には多いです。

 

ヒトパピローマウイルスは尖圭コンジロームという性感染症の原因ウイルスでもあり、男性で言えば「性病による亀頭のブツブツ」の原因でもあるのですが、この謎のブツブツは特殊な機械で簡単に治療ができてしまいます。

 

また、似たようなブツブツの種類には「フォアダイス」という亀頭にできるイボがあります。

 

こちらは病気ではないため放っておいても問題はないのですが、コンプレックスに感じる人や尖圭コンジロームか心配な人は手術治療によって取ってしまうこともできますよ!

 

治療や診察が恥ずかしい場合は同性のドクターを選んで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「泌尿器科」や「性病科」「(女性の場合は)婦人科」というイメージから「検査をしたいけど恥ずかしい」と思う人は殆どではないでしょうか。

 

たしかに病院やクリニックによっては診察室で他人と顔を合わせたり、電話で予約を取ったり症状を説明するのも何だか恥ずかしいですよね。

 

ですが、大切なパートナーへの感染を避けるためだけでなく、なにより自分の身体のためにも不安を感じた場合はすぐに専門のドクターに相談するのが1番です。

 

性感染症は病気とはいえ発病する箇所や病気のイメージから「なかなか病院へ足を運びにくい」と思っている人もいますが、そんな人にはプライバシー環境が完備された同性の医師による「安心できる病院」への通院をおすすめします。

 

ネットで性病の治し方を調べるのではなく、メール予約や完全個室など患者さんのプライバシーを考えた配慮ある病院や、安心して足を運べる同性の専門医がいるクリニックを探して受診することで、病気の発見や早期治療がはじめて出来るのです。

 

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☎052-950-3900

性器カンジダはうつるの?発症する原因と治療方法まとめ

『カンジダ』ときくと性感染症と勘違いされがちですが、発症する原因は様々で性交渉はその1つの原因にすぎません。

 

実はこの『カンジダ』の病原菌である『カンジダ菌』は健康な女性ならだれでも持っている常在菌です。

 

しかしそれらが何かしらの要因で異常繁殖することにより、表面的な症状であるかゆみやヨーグルト状のおりものとして現れます。

カンジダは主に女性が発症する割合が多く、具体的にいうと日本人女性の5人に1人が経験したことがあるというデータもあります。

 

上記の事を踏まえて以下では、症状や原因、治療方法までをまとめてみましたので参考にしてみてください。

 

 

性器カンジダってなに?症状と特徴

 

 

 

カンジダ症の原因となるカンジダ菌は真菌(カビ)の一種です。

通常は人の皮膚などにもいる常在菌なので、害を起こすことはありませんが、これが性器部分などに異常繁殖することで炎症を起こしたりします。

女性の場合はカンジダに感染すると膣やその周辺のかゆみに加えて、粘り気の強いヨーグルト状のおりものが出ることで知られています。

また上記のケースは膣に感染した場合であり、膣以外にも感染することがあります。

 

男性の場合、カンジダに感染すると少ない割合ではあるのですが、包皮や亀頭部に白いカスのようなものが現れ、乾燥したようにカサつくこともあります。

またカンジダ菌は湿度の高い環境を好むので、必然的に膣内部や包茎部分に繁殖しやすいと言われています。

 

 

 

カンジダはうつる?発症する原因

 

カンジダは性交渉による感染が多いと勘違いされがちですが、実際はホルモンバランスの乱れによる体調の変化から来ることが多いです。

 

特に女性は生理前やストレスを抱えやすい環境にあると、疲労から免疫力が低下していきます。

そこで常在していたカンジダ菌が異常繁殖することによって、カンジダ症になるケースがあるのです。

もちろん性交渉での感染もあるのですが、ほとんどが自己感染による発症です。

 

 

 

感染してる事を確認するには?検査・治療方法

 

 

まずはじめに女性なら自覚症状が現れると思いますので、お近くの医療機関または匿名で受けられる市販の検査キットを利用して陰性か陽性なのかを判断してもらいます。

仮に陽性反応が出た場合は当然、治療が必要になるのでお近くの医療機関で適切な処置を受けましょう。

 

治療に関して、女性の場合は膣内に感染している場合、膣錠と呼ばれる薬を1日1回挿入し、経過を様子見します。

また外陰部にも症状が出ている場合は軟膏での治療も同時に行います。

 

男性の場合、患部に対して軟膏での治療を行います。

また上記に書いた薬と一緒に経口摂取する抗真菌薬が処方されることが多いです。

 

 

重症化するとどうなる?カンジダの合併症

カンジダの症状が現れているにも関わらず、そのまま放置して重症化した場合は最悪、死に至る危険性もあります。

 

というのも感染症が一部分に留まらず、広範囲に繁殖することで発熱、心雑音、危険な低血圧、尿量の減少、脾臓の腫大によって複数の臓器が機能しなくなって、死亡するケースもあります。

 

また網膜や眼球内部に感染すると失明するリスクもあります。

なので症状が進行するまえに、発覚した時点での早期の治療が重要になってきます。

 

 

カンジダの再発を防ぐには?予防方法

冒頭でもお話したようにカンジダ菌は多湿な環境を好むため、女性であればこまめなナプキンの交換をしたり、通気性のいい下着を選ぶことである程度予防することができます。

また男性の場合は、包茎手術を受けることで包皮内の多湿になりがちな環境を取り除くことでカンジダ菌の異常繁殖を防ぐことができます。

当然かもしれませんが、パートナーとの性交渉時にはコンドームを使用することで感染リスクを下げる事ができます。

 

 

治療後のことについて

 

 

処方された薬を服用しながら経過を観察し、通院している中で医師から完治の判断が下れば無事に治療が完了します。

ただし、カンジダは再発率がそれなりに高く、治療後も上記に記載した予防方法を最低限おこなっておくと再びカンジダに感染するリスクを下げる事ができます。

 

 

おわりに

 

性器カンジダは女性に多い病気ですが、もちろん男性も油断してはいけません。

 

なぜなら男性の場合はもし感染したとしても無症状である場合が多く、知らぬ間にパートナーへ感染させてる恐れがあるからです。

 

とはいえ、性器カンジダは性交渉による感染はごく少数で、ストレスや疲労からくるホルモンバランスの乱れから自己感染するケースが多いですが、

共通して言えることは規則正しい生活を心がけて高温多湿の環境をなるべく排除できるように努めることです。

 

もしも感染が疑われる場合は、重症化して命の危険に晒される前に医療機関での適切な処置を受ける事が重要だと言えます。