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アモーレクリニック HOME | パイプカット・ED・シリコン挿入に関する記事 | EDの兆候があったら別の病気の可能性も疑うべき!
- 2022.12.20
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EDの兆候があったら別の病気の可能性も疑うべき!
男性にとって、EDは発症すると非常にショックが大きなものです。
勃起する機能を失ってしまうということは、男性としての自信を失ってしまうことにもなりかねないわけですから、大きなショックを受けても当然です。
EDを発症することで、それまで「当然のようにできていたこと」ができなくなるのも、自分が年を取ったことを改めて目の前に付き付けられるような気持になる、という考え方もあるでしょう。
そこでガックリときてしまって、一気に心も身体も老け込んでしまうかもしれません。
しかし多くの場合、EDの症状が出てきた男性は「ED」という現象にのみ心を奪われてしまい、その裏側でさまざまな病気が進行しているかもしれない、という事実にはなかなか気付くことができません。
EDを発症してしまった場合、EDばかりに気を取られるのではなく、それ以外の病気の可能性も見据えて検査などを受けるべきなのです。
ではなぜEDが発症したらほかの病気も疑うべきなのか、その理由をご紹介しましょう。
EDを発症したらほかの病気も疑わなければならない理由とは?
EDを発症した場合、EDの治療に躍起になってしまう男性は多いものです。
特に年齢が若いのにEDになってしまった場合など、心理的な焦りも大きなものになるため、ほかの部分に目が行かない、なんて状態になってしまってもまったく不思議はありません。
しかしそれが非常に危険なことになってしまう可能性を、知っておかなければなりません。
その理由について、ご紹介しましょう。
EDの原因にはさまざまなものがあるため
EDは、ペニスを勃起させるための十分な血液が何らかの理由でペニスに送られなくなってしまうために起こるものです。
ここで「何らかのの理由」と書いたとおり、このペニスに十分な血液が送られなくなるのにはさまざまな理由があります。
まずは肉体的な要因、心理的な要因の時点で違いがありますし、さらに肉体的な要因のなかでも、心理的要因のなかでも細かい違いがあります。
「EDを治療したいんだから、とにかくED治療薬を処方してくれ!」なんて単純なものではないわけですね。
そのことがわかっていないと、EDとなってしまった原因の究明がおろそかになってしまい、自分の身体で起きているさまざまな変化に気が向かなくなってしまうのです。
EDばかりに目を奪われていると原因となった病気が進行していってしまう可能性がある
EDの症状が出たらほかの病気を疑うべきなのは、EDにばかり目を奪われていると、知らないうちにその原因となった病気が身体の内部で進行し、悪化してしまう可能性があるためです。
病気というものは、治療しなければなかなか自然に治るようなものではありません。
また一度なってしまうと完全に治療するのが難しい病気も存在しますが、しっかりと医師の診察を受け、ケアをすることによって少なくとも病気の進行を遅くすることは不可能ではありません。
しかしそれも、ちゃんと自分の病気の存在を知り、治療をしてこそのこと。
病気そのものの存在に気付かず、治療をしなければ当然ながら病気はどんどん進行していってしまうわけですね。
ED治療薬などを服用することで、ED自体は気にせずに済むケースが多いのは確かです。
しかしその裏でどんどん病気が進行していってしまい、気付いたときには手遅れになってしまう、なんて可能性も十分考えられるわけですね。
EDの原因となりやすい病気にはどういったものがある?
ではEDの原因となる病気には、どういったものが存在しているのでしょうか。
想像以上に多くの病気がEDの原因となることを知っておけば、自然と「怖い!」と考えて検査や治療を受ける機会となるはずです。
しっかりと知識を身に付けておいてください。
①生活習慣病
高血圧や糖尿病などの生活習慣病は、EDの原因として非常にメジャーな存在です。
高血圧の場合は、動脈の血管が固くなり、細くなってしまっているケースがほとんどです。
そのため、全身の血流が悪くなってしまい、必然的に勃起のためにペニスに流れ込む血液の量も減少してしまい、EDの原因となるわけですね。
そして糖尿病の場合は、血管に障害が出るだけではなく、神経にも障害が出てしまいます。
そうすると勃起しようとしたとき、血液が流れ込まないだけでなく、脳からの「勃起しろ」という指令自体がうまく伝わらなくなってしまうのです。
生活習慣病はEDだけでなく、それ自体が非常に重い症状を引き起こすため、放置しておくべきではありません。
②動脈硬化など血管の病気
年齢を重ねるとどうしても血管は衰えていき、動脈硬化を引き起こします。
動脈硬化は生活習慣病によっても引き起こされますが、生活習慣病に関係なく発症する症状、と言えるでしょう。
動脈硬化が起これば、当然全身の血流が悪くなるため、EDの原因となるわけですね。
また動脈硬化は放置することで、脳卒中や心筋梗塞などの病気を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。
③前立腺の病気
男性のみにあって女性にはない器官に、前立腺があります。
精液を形成する成分のひとつである「前立腺液」を分泌するのが前立腺の役割ですが、この前立腺も加齢によってさまざまな不調が起こる器官です。
特に知られているのが、前立腺が自然に大きくなっていってしまう「前立腺肥大症」でしょう。
前立腺肥大症になると、EDを発症すると言われています。
そのメカニズムはまだはっきりとはしていないのですが、前立腺が大きくなってしまうことで骨盤の中を流れる血液の量が減少してしまうためではないか、と推測されています。
実際に「前立腺肥大症の治療をすると、EDが改善した」という調査結果も出ていますので、EDと前立腺肥大症の間にはなんらかの関係があることは間違いないでしょう。
また前立腺の病気として知られているものには「前立腺がん」もあります。
こちらはEDの原因としては直接関係はないとされていますが、前立腺がんの手術の際に神経を傷つけてしまい、それがEDの原因となる可能性は十分に考えられます。
④精神的な不調
日常的なストレスやセックスに対する不安感など、精神的な不調もEDの原因となります。
これはストレスや不安感によって、人間の身体のさまざまな機能をコントロールする「自律神経」に乱れが生じてしまうためです。
また精神的な不調の恐ろしいところは、うつ病などを発症することで日常生活に支障を来たす可能性が考えられる点にあります。
こちらも根本的な治療が大切と言えるでしょう。
EDの症状が出たら専門クリニックでの診察と共に人間ドッグなどで全身検査してもらうべき!
EDの症状が出たら、メンズクリニックでEDの治療をしてもらうのは当然ですが、それと合わせて人間ドッグなどで全身の検査をしてもらうのをおすすめします。
単純にEDの治療をするだけでなく、その原因にどういった病気が潜んでいるのかを知り、治療するのが大切になるためです。
個人輸入のED治療薬でEDの改善を目指したい、なんて男性もいるかもしれませんが、その場合はEDの改善はできたとしてもその原因となる症状の治療ができません。
気付かないうちに悪化していってしまう可能性が高く、リスクが大きいと言えるでしょう。
EDの症状が出たら、なにか原因となる病気が潜んでいるサインと考えて、EDと一緒にその原因となる病気もしっかり検査と治療を受けるようにしてください!