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- 2026.02.07
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【2026年版】コンジローマ治療ガイド:原因・症状から最新治療法・費用まで徹底解説

性器周辺に気になるイボやできものができていませんか?それは「コンジローマ(尖圭湿疣)」かもしれません。性感染症の一つであるコンジローマは、早期発見・早期治療が非常に重要です。この記事では、2026年現在の最新情報に基づき、コンジローマの原因、初期症状、そして病院での多様な治療法(薬物療法、レーザー治療、手術など)から、それぞれのメリット・デメリット、費用、治癒期間、さらには再発予防策までを、医師監修のもと分かりやすく解説します。この記事を読めば、あなたの不安が解消され、最適な治療法を見つけるための確かな一歩を踏み出せるはずです。
コンジローマ(尖圭湿疣)とは?
性器やその周辺にできるイボのようなできものに、「コンジローマ(尖圭湿疣)」という性感染症があります。これは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが原因で起こる病気です。見た目の症状から不安を感じる方も多いかもしれませんが、正しい知識を持ち、適切な治療を受けることで改善が期待できます。
コンジローマの原因と感染経路
コンジローマの主な原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)への感染です。HPVには多くの種類がありますが、コンジローマを引き起こすのは主に「低リスク型」と呼ばれるタイプです。
このウイルスは、主に性的な接触によって感染します。具体的には、皮膚や粘膜の直接的な接触、性器同士の接触だけでなく、オーラルセックスやアナルセックスによっても感染する可能性があります。また、ごく稀ではありますが、タオルや下着などを介した間接的な感染も考えられます。
性行為の経験があれば誰でも感染する可能性があり、特に皮膚や粘膜に小さな傷がある場合や、免疫力が低下している場合に感染しやすくなると言われています。
コンジローマの潜伏期間
HPVに感染してからコンジローマの症状(イボ)が現れるまでの期間は、「潜伏期間」と呼ばれます。この潜伏期間は非常に個人差が大きく、数週間から数ヶ月、場合によっては半年から数年と長期にわたることも珍しくありません。
そのため、「いつ、誰から感染したのか」を特定することが難しいケースが多く、感染に気づかないままパートナーにうつしてしまう可能性もあります。症状がなくても感染している可能性があるため、不安な場合は検査を検討することが大切です。
コンジローマの初期症状と進行した症状
コンジローマ(尖圭湿疣)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされる性感染症で、性器やその周辺にイボができることが特徴です。初期段階では気づきにくいこともありますが、進行すると特徴的な見た目になるため、ご自身の状態を正確に把握することが重要です。
コンジローマの初期症状は、非常に小さく、目立たないイボや丘疹として現れることが多いです。大きさは1mm〜3mm程度で、色は肌の色と同じか、ややピンク色、あるいは白色を帯びていることもあります。表面はザラザラしていたり、少し隆起しているように感じられることがあります。この段階では、かゆみや痛みといった自覚症状がほとんどないため、発見が遅れることも少なくありません。
時間の経過とともに、これらのイボは数が増えたり、大きくなったり、互いに融合したりして進行します。進行したコンジローマは、カリフラワー状や鶏冠(とさか)状といった特徴的な見た目になることが多く、色は赤褐色や暗褐色を呈することもあります。サイズも数cmに及ぶケースもあります。
写真で見るコンジローマの症状
コンジローマの症状は、その見た目から判断されることが多いため、具体的なイメージを持つことが大切です。ここでは、画像は含めませんが、読者の方が想像しやすいように詳しく描写します。
初期症状
性器や肛門周辺に、肌色や淡いピンク色の小さなブツブツとした隆起が見られます。これは、皮膚の表面が少し盛り上がったような、小さな丘疹(きゅうしん)やイボのような形をしており、触ると少し硬く感じることもあります。男性では陰茎、特に亀頭や包皮、陰嚢(いんのう)に、女性では大小陰唇、腟の入り口、会陰(えいん)部、肛門周囲に現れやすいです。一つだけポツンとできることもあれば、数個が散らばってできることもあります。
進行した症状
初期の小さなイボが時間とともに増殖し、隣り合うイボと融合することで、より大きく、特徴的な形状を形成します。最も典型的なのは「カリフラワー状」で、まるでカリフラワーの表面のように、多数の小さな突起が集まって大きな塊を形成します。また、鶏の鶏冠のような形をした「鶏冠状」のイボが見られることもあります。これらは、肌色よりも赤みがかったり、やや黒ずんだりすることがあります。大きさは数ミリから数センチに及ぶこともあり、排泄時や性行為時に摩擦が生じると、出血したり痛みを伴ったりする場合もあります。特に肛門周囲にできた場合は、排便時に痛みを感じることがあります。
コンジローマの診断方法
性器周辺にイボのようなものを見つけたとき、それがコンジローマではないかと不安に感じるのは当然です。しかし、自己判断は非常に危険であり、正確な診断のためには専門医の診察が不可欠です。ここでは、自己診断の限界と、病院で行われる具体的な検査方法について解説します。
自己診断の限界と注意点
性器周辺にできるイボやできものは、すべてがコンジローマであるとは限りません。例えば、男性に多い「真珠様陰茎小丘疹」や、皮脂腺の増殖による「フォアダイス」など、生理的なもので治療の必要がないケースも多くあります。また、性器ヘルペスや伝染性軟属腫など、コンジローマとは異なる性感染症の可能性もあります。
見た目が似ていても原因が全く異なるため、自己判断で市販薬を使用したり、放置したりすると、症状が悪化したり、適切な治療の機会を逃したりするリスクがあります。不安を感じたら、必ず専門の医療機関を受診し、正確な診断を受けるようにしましょう。
病院での検査と診断
病院では、医師が以下の方法でコンジローマの診断を行います。
- 視診: 医師が患部を直接目で見て、イボの大きさ、形、色、数、分布などを確認します。経験豊富な医師であれば、視診だけでもかなりの精度で診断が可能です。
- 拡大鏡(ダーモスコピー)を用いた観察: ダーモスコピーという特殊な拡大鏡を使うことで、肉眼では見えにくい微細な変化を詳細に観察し、コンジローマに特徴的な血管パターンなどを確認します。
- 酢酸塗布試験: 疑わしい部位に数%の酢酸溶液を塗布し、数分後に白く変化するかどうかを確認する検査です。コンジローマは、この試験で白色に変化する特徴があります。ただし、偽陽性(コンジローマではないのに白くなる)や偽陰性(コンジローマなのに白くならない)もあるため、この検査だけで確定診断はできません。
- 組織診(生検): 診断が難しい場合や、悪性の可能性が疑われる場合には、イボの一部を採取して病理組織検査を行います。これにより、細胞レベルでコンジローマの有無や、他の疾患との鑑別を確定できます。
- HPV型判定検査: コンジローマの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)の型を特定する検査です。特に、子宮頸がんとの関連が指摘されるハイリスク型のHPV感染がないかを確認する目的で行われることがあります。
これらの検査を総合的に判断し、医師がコンジローマであるかどうかを確定診断します。
薬物療法
コンジローマの治療法の一つに薬物療法があります。これは、病変部に直接作用する薬を塗布したり、体の内側から作用する薬を服用したりして、ウイルスを排除したりイボの増殖を抑えたりする方法です。
外用薬(塗り薬)
コンジローマの治療で最も一般的に用いられるのが外用薬です。患部に直接塗布することで、局所的に作用し、イボの消失を目指します。主な外用薬には以下の種類があります。
- イミキモドクリーム(商品名:ベセルナクリーム) この薬は、免疫賦活作用によって体自身の免疫力を高め、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染した細胞を攻撃・排除する働きがあります。週に数回、就寝前に患部に薄く塗布し、翌朝洗い流すというサイクルで使用します。効果が現れるまでには数週間から数ヶ月かかることがありますが、自宅で治療できる点がメリットです。主な副作用としては、塗布部位の発赤、ただれ、かゆみ、びらんなどがあります。これらの症状が強く出た場合は、医師に相談し、休薬期間を設けるなどの調整が必要です。妊娠中の使用は推奨されていません。
- ポドフィロトキシン製剤(商品名:コンジローム軟膏) この薬は、HPVに感染した細胞の増殖を抑制し、壊死させる作用があります。決められた期間(通常は3日間連続で塗布し、4日間休薬を繰り返す)患部に塗布します。イミキモドクリームと比較して、比較的早く効果を実感できることが多いですが、健康な皮膚に付着すると炎症を起こす可能性があるため、塗布の際は注意が必要です。また、妊娠中の使用は禁忌とされています。
どちらの外用薬も、医師の指示に従って正しく使用することが重要です。自己判断での中止や過剰な塗布は避けましょう。
内服薬(飲み薬)
コンジローマに直接的に作用し、イボを消失させるための特異的な内服薬は、現在のところ一般的ではありません。コンジローマはウイルス感染症ですが、一般的な風邪薬のようにウイルスを直接攻撃する飲み薬は存在しないのが現状です。
ただし、免疫力を高める目的で、漢方薬やビタミン剤などが補助的に処方されるケースは稀にあります。これは、体全体の免疫力を底上げすることで、ウイルスへの抵抗力を高め、イボの消失や再発予防をサポートする間接的なアプローチです。
また、他の性感染症を併発している場合や、細菌による二次感染が起こっている場合には、それらの治療のために抗生物質などの内服薬が処方されることがあります。コンジローマ自体の治療薬と混同しないよう、医師からの説明をよく聞くことが大切です。
物理療法・手術療法
コンジローマの物理的な除去を目的とした治療法は、イボを直接取り除くことで早期の改善が期待できます。病変の大きさ、数、部位、患者さんの希望などを考慮して最適な方法が選択されます。ここでは、レーザー治療、電気メス、凍結療法、手術療法のそれぞれの方法について詳しく見ていきましょう。
レーザー治療
レーザー治療は、炭酸ガスレーザーなどを用いてコンジローマのイボを焼灼・蒸散させる方法です。レーザーの熱によって病変組織を瞬時に破壊し、除去します。
比較的小さな病変から、ある程度の大きさの病変まで幅広く適用されます。メスを使わないため出血が少なく、短時間で治療が完了することがメリットです。しかし、治療部位によっては痛みを伴うことがあり、局所麻酔を用いるのが一般的です。治療後はかさぶたになり、数週間で治癒しますが、まれに瘢痕(傷跡)が残るリスクや、色素沈着が起こる可能性もあります。費用は保険適用外となる場合が多く、比較的高額になる傾向があります。
電気メス・高周波メス
電気メスや高周波メスは、高熱を用いてコンジローマのイボを焼灼・切除する治療法です。病変組織を正確に切除・凝固することで、確実な除去と同時に止血効果も期待できます。
この治療法は、比較的大きな病変や、深部に及ぶ可能性のある病変に適用されることがあります。メリットとしては、一度で病変を除去できる可能性が高いことと、出血を抑えられる点が挙げられます。一方で、治療中は痛みを伴うため局所麻酔が必要です。術後には患部がただれたり、かさぶたになったりし、治癒までに時間がかかることがあります。また、治療部位によっては瘢痕や色素沈着のリスクも考慮する必要があります。
凍結療法(液体窒素)
凍結療法は、液体窒素をコンジローマのイボに直接塗布し、急激に凍らせることで病変組織を壊死させる治療法です。凍結と融解を繰り返すことで、イボの細胞を破壊します。
主に小さく多発している病変や、広範囲に散らばる病変に適用されることが多く、簡便に行えるのが特徴です。また、保険適用となる場合も多く費用を抑えられます。しかし、一度の治療では完治しないことが多く、数回から十数回の治療を繰り返し行う必要があります。治療中は凍結による痛みや、治療後に水ぶくれや色素沈着が生じることがあります。通常、1~2週間おきに治療を繰り返します。
手術療法(切除)
手術療法は、メスを用いてコンジローマのイボを外科的に切除する方法です。他の治療法では対応が難しい、広範囲に及ぶ病変や、非常に大きい病変、あるいは再発を繰り返す病変に対して選択されることがあります。
この治療法の最大のメリットは、一度の手術で病変を完全に除去できる可能性が高いことです。しかし、侵襲性が高く、局所麻酔または全身麻酔が必要となる場合があります。術後には縫合が必要となり、傷跡が残る可能性や、回復に時間がかかることがあります。術後は感染予防のために抗生物質が処方されることもあり、安静にする期間も必要です。医師とよく相談し、リスクとメリットを十分に理解した上で選択することが重要です。
各治療法の比較:メリット・デメリット、効果、費用、ダウンタイム
コンジローマの治療法は多岐にわたりますが、ご自身の状況に最適な選択をするためには、それぞれの治療法の特性を理解することが重要です。ここでは、これまで解説してきた主要な治療法について、メリット・デメリット、期待できる効果、おおよその費用、そしてダウンタイムを比較し、分かりやすく解説します。
治療法別比較表
コンジローマの治療法は、イボの大きさ、数、発生部位、患者さんの希望などによって選択肢が異なります。以下の比較表で、主な治療法の概要をまとめています。ご自身の状況と照らし合わせ、治療法を検討する際の参考にしてください。なお、費用はあくまで目安であり、病変の範囲や医療機関によって変動する可能性があります。
治療法 メリット デメリット 効果 費用目安(保険適用3割負担) ダウンタイム 外用薬(塗り薬) ・自宅で治療できる
・痛みが少ない
・傷跡が残りにくい・効果が出るまで時間がかかる
・広範囲には不向き
・皮膚炎などの副作用の可能性小さなイボに有効 数千円~1万円程度(薬の種類による) なし(副作用による皮膚炎の可能性あり) レーザー治療 ・短時間で治療が完了
・出血が少ない
・再発率が比較的低い・局所麻酔が必要
・治療部位によっては痛みが伴う
・色素沈着や傷跡のリスク比較的小さなイボや多数のイボに有効 1万円~5万円程度(イボの数や大きさによる) 数日~1週間(赤み、かさぶた) 電気メス・高周波メス ・確実な切除が可能
・止血しながら処置できる・局所麻酔が必要
・治療部位によっては痛みが伴う
・傷跡が残る可能性大きなイボや硬いイボに有効 1万円~5万円程度(イボの数や大きさによる) 数日~2週間(赤み、かさぶた、痛み) 凍結療法(液体窒素) ・比較的簡便な治療
・保険適用・複数回の治療が必要
・痛みが伴うことがある
・色素沈着のリスク小さなイボに有効 数千円~1万円程度(複数回治療の場合) 数日~1週間(水ぶくれ、かさぶた) 手術療法(切除) ・一度で広範囲の切除が可能
・再発率が比較的低い・局所麻酔または全身麻酔が必要
・縫合が必要な場合がある
・傷跡が残る可能性大きなイボや広範囲に広がるイボに有効 2万円~10万円程度(病変の範囲による) 1週間~数週間(痛み、腫れ、抜糸が必要な場合あり) ※上記は一般的な情報であり、個々の症状や医療機関によって治療法や費用は異なります。詳細は必ず医師にご相談ください。
コンジローマの治癒期間と再発について
コンジローマの治療は、病変の除去だけでなく、その後の再発予防まで見据えることが重要です。ここでは、治療にかかる期間の目安と、再発の原因、そしてその予防策について詳しく解説します。
治療にかかる期間の目安
コンジローマの治療期間は、選択する治療法や病変の大きさ、数、患者さんの免疫状態によって大きく異なります。
外用薬による治療の場合、一般的には数週間から数ヶ月にわたって塗布を続ける必要があります。効果が現れるまで時間がかかり、根気強く治療を続けることが求められます。一方、レーザー治療や電気メス、凍結療法といった物理療法は、一度の治療で病変を除去できることが多いですが、広範囲にわたる場合や多発している場合は、数回に分けて治療を行うこともあります。また、目に見えない小さな病変が残っていたり、ウイルスが潜伏していたりするため、治療後も定期的な経過観察が必要となり、完全に治癒したと判断されるまでには数ヶ月かかることも珍しくありません。
コンジローマが再発する原因と予防策
コンジローマは、治療によって目に見える病変がなくなっても、再発する可能性のある疾患です。その主な原因と予防策を理解し、適切に対処することが大切です。
再発の主な原因
- HPVウイルスの潜伏: コンジローマの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)は、病変を除去しても、周囲の正常な皮膚や粘膜に潜伏していることがあります。免疫力が低下したり、何らかのきっかけでウイルスが再び活動を始めると、再発につながります。
- 免疫力の低下: ストレス、疲労、不規則な生活習慣などによる免疫力の低下は、ウイルスの活動を活発にし、再発リスクを高めます。
- 不十分な治療: 病変が完全に除去されなかった場合や、目に見えない小さな病変が残っていた場合、そこから再発することがあります。
- パートナーからの再感染: 治療後に、感染源であるパートナーが未治療の場合、性交渉を通じて再び感染してしまう可能性があります。
再発の予防策
- 生活習慣の改善: 十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動は免疫力を高め、ウイルスの活動を抑制するのに役立ちます。ストレスを溜めない工夫も重要です。
- 定期的な経過観察: 治療後も定期的に医療機関を受診し、再発の兆候がないか確認することが大切です。早期発見・早期治療が、再発後の病変拡大を防ぎます。
- パートナーとの連携: パートナーも感染している可能性があるため、一緒に検査を受け、必要であれば治療することも再感染を防ぐ上で非常に重要です。性交渉の際にはコンドームを適切に使用し、感染リスクを低減しましょう。
- 禁煙: 喫煙は免疫機能を低下させ、HPV感染症の悪化や再発リスクを高めるとされています。禁煙は再発予防に有効な手段の一つです。
コンジローマのセルフケアと注意点
コンジローマの治療期間中や治療後も、セルフケアと日常生活における注意点を守ることは非常に重要です。これにより、治療効果を最大限に引き出し、感染拡大や再発のリスクを低減できます。
治療中の注意点
治療をスムーズに進め、効果を高めるためには、以下の点に注意しましょう。
- 処方薬の正しい使用: 医師から処方された外用薬や内服薬は、指示された用量・用法を厳守してください。自己判断で塗布量や回数を変えたり、途中で使用を中止したりすると、効果が得られなかったり、再発しやすくなったりする可能性があります。
- 患部を清潔に保つ: 患部周辺は常に清潔に保つことが大切です。ただし、過度な摩擦や刺激は避け、優しく洗いましょう。石鹸が刺激になる場合は、ぬるま湯で洗い流すだけでも十分です。
- 刺激を避ける: 治療中は患部への刺激を避けるように心がけてください。きつい下着や衣類の着用は避け、通気性の良いものを選びましょう。また、患部を掻きむしる行為は、症状を悪化させたり、他の部位への感染を広げたりするリスクがあるため絶対にやめてください。
- 性行為の制限: 治療期間中は、パートナーへの感染を防ぐためにも性行為を控えることが推奨されます。医師と相談し、安全に性行為を再開できる時期を確認しましょう。
日常生活での衛生管理
再発予防や健康維持のためにも、日常生活での衛生管理は欠かせません。
- 適切な洗浄: 排泄後や入浴時には、患部周辺を優しく丁寧に洗い流し、清潔に保ちましょう。ゴシゴシ洗うのではなく、泡で優しく洗うのがポイントです。
- タオルや下着の共有を避ける: 家族やパートナーへの感染を防ぐため、タオルや下着は共有せず、個別に使用しましょう。
- 免疫力の維持: 免疫力が低下すると、ウイルスが活性化しやすくなり、再発のリスクが高まります。バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけ、ストレスを溜めない生活を送ることで、免疫力を高めましょう。
- 禁煙・節酒: 喫煙や過度な飲酒は免疫力を低下させる要因となるため、可能な限り控えることが望ましいです。
コンジローマの予防法
コンジローマは性行為によって感染するウイルス性の疾患であり、予防が非常に重要です。ここでは、パートナーへの配慮と一般的な予防策について解説します。
パートナーへの配慮
コンジローマと診断された場合、パートナーへの配慮は非常に重要です。まず、パートナーに自身の状態を正直に伝えることが大切です。これはデリケートな問題ですが、隠すことでさらなる感染拡大や関係性の悪化を招く可能性があります。
また、パートナーも感染している可能性があるため、一緒に医療機関を受診し、検査を受けることを強く推奨します。無症状の場合でもウイルスを保有していることがあるため、どちらか一方が治療しても、パートナーから再感染するリスクがあるからです。治療中は、感染拡大を防ぐために性行為を控えるか、コンドームを正しく使用するなどの注意が必要です。コンドームは完全な予防にはなりませんが、リスクを低減する効果は期待できます。
一般的な予防策(HPVワクチン、コンドーム)
コンジローマの予防には、いくつかの方法があります。最も効果的なのは、原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染自体を防ぐことです。
1. HPVワクチン HPVワクチンは、特定の型のHPV感染を予防する効果があります。特に、コンジローマの原因となるHPV6型、11型に対応したワクチンがあり、性交渉を経験する前に接種することで高い予防効果が期待できます。日本では男性も女性も接種が推奨されており、対象年齢は小学校6年生から高校1年生相当の女子、および小学校6年生から高校1年生相当の男子です。
2. コンドームの使用 コンドームは、性感染症の予防に有効な手段の一つですが、コンジローマに関しては限界があります。コンドームが覆いきれない部分(陰嚢、太ももの付け根など)に病変がある場合、そこからの接触感染は防げません。そのため、コンドームを正しく使用しつつも、性器周辺に異常がないか日常的に確認することが大切です。
3. 不特定多数との性行為を避ける 性行為のパートナーが多いほど、HPVに感染するリスクは高まります。不特定多数との性行為を避け、信頼できるパートナーとの関係を築くことも重要な予防策の一つです。
コンジローマはどの病院で診てもらうべき?
コンジローマの症状に気づいた際、どの病院を受診すべきか迷う方も少なくないでしょう。コンジローマは性器周辺に現れるため、デリケートな問題であり、受診する診療科に不安を感じるかもしれません。しかし、適切な診断と治療を受けるためには、専門の医療機関を受診することが非常に重要です。
皮膚科・泌尿器科・婦人科・クリニックの選び方
コンジローマの症状が見られる場合、以下のいずれかの診療科を受診するのが一般的です。
ご自身の性別や、症状が現れている部位によって、適切な診療科が異なります。男性の場合:泌尿器科・メンズクリニック
男性の性器(陰茎・陰嚢など)にコンジローマができた場合は、泌尿器科やメンズクリニックが専門となります。
メンズクリニックでは、性感染症の診療に加え、プライバシーに配慮した診察体制や、デリケートな相談をしやすい環境が整っているのも特徴です。女性の場合:婦人科・婦人科形成外科
女性の外陰部・膣・子宮頸部などにコンジローマができた場合は、婦人科の受診が適切です。
婦人科形成外科では、性感染症の治療に加え、デリケートゾーンの見た目や傷跡にも配慮した治療を行うことができます。男女共通:皮膚科
性器周辺だけでなく、肛門周囲や太ももの付け根など、皮膚に症状が現れている場合は皮膚科でも対応可能です。
皮膚科では、視診や必要に応じた検査、一般的な治療を行います。性病専門クリニック
性感染症全般を専門とするクリニックも選択肢の一つです。
検査から治療までをスムーズに進められる点がメリットです。
自費診療という選択肢と、パートナーでの受診について
コンジローマの診療は、保険診療だけでなく自費診療を選択することも可能です。
自費診療には、治療内容や通院方法を柔軟に選べるというメリットがあります。アモーレクリニックでは自費診療のみで対応しており、以下のような特徴があります。
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治療法の選択肢が広い
症状や部位に合わせて、レーザー治療など複数の治療法からご提案が可能です。 -
通院スケジュールの自由度が高い
お仕事やプライベートに合わせて、無理のない治療計画を立てられます。 -
匿名での受診が可能
実名を出すことに抵抗がある方でも、プライバシーに配慮した形で検査・診療を受けていただけます。 -
プライバシーに配慮した診療環境
デリケートな症状だからこそ、周囲の目を気にせず相談しやすい体制を整えています。
また、コンジローマはパートナー間で感染する可能性がある疾患のため、
症状がある方だけでなく、パートナーと一緒に検査・相談を行うことも大切です。アモーレクリニックでは、メンズクリニック・婦人科形成外科の両方に対応しており、男女ともに検査・治療が可能です。
そのため、パートナー同士での同時受診や、それぞれに適した診療科での対応が可能となっています。「誰にも知られずに相談したい」「パートナーと一緒に受診したい」
そんな方にも配慮した診療体制を整えていますので、安心してご相談ください。コンジローマに関するQ&A
よくある質問とその回答
コンジローマに関して、多くの方が抱く疑問や不安を解消するため、ここではよくある質問とその回答をまとめました。
- Q1:コンジローマは自然治癒しますか? A1:コンジローマは自然治癒することもありますが、確率は低く、その期間も数ヶ月から数年と個人差が大きいです。放置すると病変が拡大したり、数が増えたりする可能性が高いため、自己判断せずに医療機関を受診し、適切な治療を受けることを強く推奨します。
- Q2:コンジローマを放置するとどうなりますか? A2:コンジローマを放置すると、イボの数や大きさが徐々に増え、性器周辺に広がる可能性があります。また、稀にですが、特定のヒトパピローマウイルス(HPV)型によるコンジローマが、将来的にがん化するリスク(特に女性の子宮頸がん)を高める可能性も指摘されています。精神的なストレスも大きくなるため、早めの治療が大切です。
- Q3:妊娠中にコンジローマと診断された場合、治療は可能ですか?また、赤ちゃんへの影響はありますか? A3:妊娠中でもコンジローマの治療は可能です。ただし、使用できる薬剤や治療法が限られる場合があります。出産時に産道にコンジローマがあると、赤ちゃんが喉頭乳頭腫(のどのイボ)を発症するリスクがあるため、出産前に治療を完了することが推奨されます。必ず産婦人科医と相談し、最適な治療計画を立てましょう。
- Q4:コンジローマ治療後、いつから性行為が可能ですか? A4:治療法や病変の治り具合によって異なりますが、一般的には病変が完全に消失し、医師から許可が出てから性行為を再開することが推奨されます。治療部位が治癒していない状態での性行為は、再発やパートナーへの感染リスクを高める可能性があります。数週間から数ヶ月かかることもありますので、医師の指示に従ってください。
- Q5:コンジローマの治療に保険は適用されますか? A5:一般的には、コンジローマの診断や治療は健康保険が適用される場合があります。
ただし、治療法や医療機関によって対応は異なり、レーザー治療や電気メスなど、治療内容によっては自費診療となるケースもあります。アモーレクリニックでは、自費診療のみでコンジローマの検査・治療を行っています。
その分、治療法の選択肢が広く、通院回数や治療スケジュールの調整、プライバシーへの配慮、デリケートゾーンの仕上がりを重視した治療など、患者さま一人ひとりに合わせた柔軟な対応が可能です。費用や治療内容については、事前のカウンセリング時に丁寧にご説明いたしますので、安心してご相談ください。






















