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- 2024.01.27
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カンジダ性包皮炎に使える市販薬は販売しているのか?
カンジダ性包皮炎とは、真菌の一種であるカンジダに感染することで引き起こされます。
カンジダ性包皮炎の治療法は「抗真菌薬」を使うことです。では、抗真菌薬は薬局・ドラッグストアにて市販されているのでしょうか。カンジダ性包皮炎の市販薬と悪化させない方法について詳しく解説します。
カンジダ性包皮炎に使える市販薬
カンジダ性包皮炎は、真菌の一種であるカンジダに感染することで発症します。
カビの一種で、人間の身体に存在する常在菌です。免疫力の低下や不潔な状態が続くと、カンジダが増殖して、男性器周辺にかゆみなどを引き起こします。人間の身体に存在する真菌なので、性行為以外に自己感染もあります。
そんなカンジダに使用できる市販薬は存在するのか。
女性用の膣カンジダ治療薬は市販されている
カンジダの治療薬は市販されています。
しかし、市販されている薬はすべて女性用の膣カンジダ治療薬です。そのため、男性に使われることを前提に作られていません。膣カンジダの治療薬は塗り薬や膣錠があり、男性での使用はテストされていないことがほとんどです。
男性用のカンジダ治療薬は市販されていない
男性用のカンジダ治療薬は市販されていません。
もともと、カンジダは男性よりも女性に多く、男性が発症することは稀だと言われています。そのため、男性用のカンジダ治療薬は市販されていないのです。男性でカンジダに発症した時は、クリニックに受診して治療薬を処方してもらいましょう。
女性用はカンジダ性包皮炎には使えない
前述しましたが、女性用のカンジダ治療薬は男性には使えません。
男性がカンジダに感染することは稀ですが、市販薬は使えないので処方薬で治療するしかないです。そして、包茎の方は亀頭が包皮に包まれているので、真菌(カンジダ)が増殖しやすいので、発症しやすいと考えられています。
ほかにも、糖尿病やステロイド剤の投与などの影響もあります。
個人輸入の治療薬は存在する
カンジダの治療薬は市販されていませんが、個人輸入の治療薬は存在します。
なので、海外製品を輸入する方法はあります。しかし、医師の判断なしで医薬品レベルの治療薬を自己判断で使うのはオススメできません。カンジダに個人輸入はありますが、医師の診断を受け、治療薬を処方してもらいましょう。
海外製品を輸入する方法はある
カンジダの治療薬は海外製品を輸入する方法があります。
使用方法を間違えなければ、問題のない製品が多いです。しかし、自身の包皮炎が必ずしもカンジダとは限りません。カンジダの治療薬を入手する方法として、海外製品は選択肢のひとつですが、自己判断での使用はオススメできません。
自己判断で使用するのは危険です
カンジダの治療薬を自己判断で使用することはオススメできません。
カンジダ症の特徴として、白い苔や酒粕のようなものが亀頭周辺に現れます。そして、強いかゆみを伴うので、特徴的な感染症だと言えます。しかし、真菌以外も考えられますので、自己判断ではなく、医師の判断に従うのがオススメです。
医師の診断を受けるのがオススメです
カンジダ症に悩んでいるのなら、クリニックに受診しましょう。
カンジダは自然治癒するケースもありますが、放置することで湿疹が現れたり、慢性化したりするリスクもあるので、注意しましょう。白いカスが性器に現れてカンジダが疑われる時は泌尿器科や性病科などに受診してください。
カンジダ性包皮炎を悪化させない方法
カンジダは発症すると、治療薬を使わないと治りにくいです。
放置することで悪化し、かゆみがひどくなる場合もあります。カンジダ性包皮炎を悪化させない方法について詳しく解説します。カンジダ性包皮炎は、患部を洗いすぎず、自己判断で治療しないことが大切です。
患部を洗いすぎない
患部を洗いすぎると、カンジダ性包皮炎は悪化します。
真菌の一種であるカンジダは、性器の小さな傷から侵入します。また、性器を洗いすぎるとバリア機能が低下する恐れもある。なので、性器は優しく洗い、清潔に保つことでカンジダ性包皮炎の悪化を抑えられます。
自己判断で治療しない
カンジダ性包皮炎は自己判断で治療するべきではありません。
亀頭包皮炎が必ずしもカンジダとは限りませんし、多くの亀頭包皮炎は細菌によって起こります。細菌と真菌は異なり、治療法も異なります。自己判断で市販薬を使うのではなく、医師に相談して、亀頭包皮炎を診察してもらいましょう。
早めに病院を受診する
カンジダ性包皮炎が疑われる時は、早めに病院を受診しましょう。
早く治療を行うことで、カンジダ性包皮炎が悪化するのを防ぎます。カンジダ性包皮炎は泌尿器科や性病科、メンズクリニックなどで診察してくれます。また、カンジダ性包皮炎だと思っても、まったく別の感染症の可能性もあるので、注意しましょう。
まとめ
カンジダ性包皮炎は、市販薬では治りません。
男性用のカンジダ治療薬は市販されておらず、個人輸入で入手するのが危険です。クリニックに受診して、医師の診断を受けて、処方薬をもらいましょう。カンジダ性包皮炎は泌尿器科や性病科、メンズクリニックなどで診察を受けられます。
当院でも、カンジダの検査と治療が可能です。
アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。
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