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アモーレクリニック HOME | 性病に関する記事 | 生まれつき性病に感染していることはあるのか?
- 2023.10.25
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生まれつき性病に感染していることはあるのか?
生まれつき性病に感染していることはあるのでしょうか。
性病は基本的に性行為によって粘膜同士の接触で感染します。しかし、胎児は子宮から膣を通って生まれるため、物理的に粘膜に接触してしまいます。生まれつき性病に感染することがあるのか知りたい方は、最後までご覧ください。
生まれつき性病はある?
生まれつき性病に感染することはあるのか。
性病は性行為によって感染しますが、実は他にも「母子感染」というのがあげられます。これは、お腹の中で性病が感染したり、出産時に粘膜同士が接触して性病に感染したりすることがあるようです。実際に母子感染は起こりえます。
母子感染が考えられる
母子感染とは、母親から赤ちゃんに感染することを指します。
母子感染には、お腹の中で感染する「胎児感染」や分娩によって産道を通る際に感染する「産道感染」などがあります。これらは妊娠中に母体が性病に感染していると起こりうる現象なので、性病に感染したまま妊娠するのは胎児にとっては危険です。
幼少期に粘膜同士の感染があった
幼少期の段階で、性病感染者と粘膜同士が接触すると性病に感染する可能性があります。
たとえば、子供にキスをしたりすると「粘膜同士の接触」で性病の原因菌がうつる可能性は否定できません。しかし、唇同士の接触の場合はそこまで大きな影響はないでしょう。子供とのキスで虫歯菌やピロリ菌の感染もあるので、注意しましょう。
妊娠前と妊娠中の性病検査で予防できる
妊娠前や妊娠中の性病検査がオススメします。
性病検査をすることで、性病に感染していないか確認できるため、胎児への母子感染を防ぐことにつながります。赤ちゃんが性病にかかると、大人よりも症状が悪化しやすく、流産や早産の原因になるので、早期発見と早期治療が大切です。
赤ちゃんが性病にかかるとどうなる?
赤ちゃんが性病に感染するとどうなるのか。
大人だけではなく、赤ちゃんもクラミジアや淋菌等の性病に感染し、大人よりも症状が重くなるケースは多いと言われています。また、妊娠中の母体に性病が感染すると早産や流産のリスクが高まり、死産にもつながるので、注意しましょう。
クラミジアや淋菌が結膜炎や肺炎につながる
クラミジアや淋菌は結膜炎や肺炎につながる。
赤ちゃんで目やにがひどかったりする時は結膜炎が疑われ、湿った痰が絡んだりする時は肺炎が疑われます。なので、赤ちゃんの症状の原因が性病である可能性は否定できません。これは妊娠中に母子感染する時もあるので、妊娠前の検査は大切だとわかるでしょう。
梅毒は流産や早産の原因になる
母体が梅毒に感染すると早産や流産のリスクが増えます。
また、早産や流産のリスクが増える性病は非常に多いです。梅毒以外にも、クラミジアや淋菌も同様な傾向にあると報告があります。もちろん、赤ちゃんにも梅毒の症状が起こり、早急な治療が大切なので、注意しましょう。
性器ヘルペスや尖圭コンジローマでブツブツが現れる
性器ヘルペスや尖圭コンジローマは性器周辺にブツブツができます。
これは、赤ちゃんにも同じようにブツブツが現れるので、注意しましょう。唇や性器などにブツブツが現れた時は様子を見ることなく、早急にクリニックに受診するべきです。赤ちゃんに起こったトラブルは自分で解決するよりも医師に相談するのが確実でしょう。
母子感染を防ぐことはできるのか?
赤ちゃんに性病が感染する母子感染は防げるのか。
母子感染する理由は妊娠前や妊娠中に性病に感染しているのに、治療を行わないからです。なので、妊娠前や妊娠中の性病検査を行って、治療を行うことが大切だと言えるでしょう。また、性病検査は男性側も行わなければ、意味がありません。
妊娠前や妊娠中の検査が大切です
妊娠前や妊娠中の検査は母子感染の対策になります。
性病は必ずしも感染後に症状が起きるとは限りません。そして、性病は基本的に治療を行わない限り、体内から細菌やウイルスが消滅することはないので、注意しましょう。妊娠前や妊娠中に一度は性病検査を行うべきだと考えられています。
検査後も感染リスクを減らす
妊娠前や妊娠中に検査を行い、感染が見つからなくても注意が必要です。
検査後の妊娠中に、性行為を行わなくても、さまざまな細菌やウイルスに感染する可能性は十分に考えられます。性病以外の細菌やウイルスでも、胎児へ影響があるので、検査後は感染リスクが減る生活を送りましょう。
妊娠前に男性側も検査を行うべきです
妊娠前の検査は男性側にも必要です。
もし、母体に性病が見つからなくても、男性側が性病に感染している可能性があります。そして、男性側も何かしらの病原体に感染した状態で母体と接触すると、母体に細菌やウイルスが感染する可能性もあるので、男性側も気をつけなくてはいけません。
夫婦ともに、感染リスクを極力減らす生活が大切です。
まとめ
生まれつき性病に感染する可能性はあります。
それは、母体に性病が感染している場合は、胎児に母子感染するからです。なので、妊娠前や妊娠中の性病検査が胎児への母子感染を防ぎ、早産や流産のリスクを減らします。妊活中の男性・女性の方は一度性病検査を受けましょう。
当院では、性感染症を検査する「ブライダルチェック」が行えます。
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