包茎・性病・早漏治療のアモーレクリニック メンズコラム

2023.10.25

アルギニンの過剰摂取は大丈夫？ペニスの影響は？

アルギニンはアミノ酸の一種です。

 

アルギニンを摂取すると血流が改善し、精力増強効果も期待できます。そのため、男性が摂取するべき栄養素としても有名です。そんなアルギニンは過剰摂取しても問題ないのか。摂取すればするだけ高い効果に期待できるのか解説します。

 

アルギニンを過剰摂取するとどうなる？

アルギニンを過剰摂取するとどうなるのか。

 

アルギニンの過剰摂取による身体への影響について解説します。アルギニンは血管を拡張して、血流を促進するアミノ酸の一種です。しかし、身体に良い栄養素でも過剰に摂取しては必ずしも身体に良い影響を与えるとは限りません。

 

血圧が下がる

 

アルギニンは摂取すると血圧が下がります。

 

血圧とは、血管の圧のことです。血管が収縮すると血圧は上がります。アルギニンには血管を拡張する効果があるため、摂取すると血圧を下げる効果に期待できる。そのため、低血圧の方は血圧が必要以上に下がってしまう恐れがあるのです。

 

血圧を下げる薬やサプリの服用はオススメされていません。

 

胃腸・肝臓・腎臓への負担が大きい

 

アルギニンは過剰に摂取すると、栄養吸収の際に負担が大きいです。

 

胃腸で吸収される際も負担が大きく、腹痛や下痢の原因となる。栄養素は肝臓や腎臓に運ばれるのですが、偏った栄養素は内臓に負担がかかり、内臓の機能低下にもつながるので、注意しましょう。アルギニンは必要以上に摂取するべきではない。

 

サプリなどで摂取する際は注意しましょう。

 

アルギニンの推奨摂取量について

アルギニンの推奨摂取量はどれくらいか。

 

アルギニンの推奨摂取量は厚生労働省により決められています。その推奨摂取量を守れば、身体に悪影響は起こらないと考えて良いでしょう。また、アルギニンは食品にも多く含まれているので、健康食品だけの内容量で考えないようにしてください。

 

健康食品は足りない分を補うためのものです。

 

1日2000～4000mgが推奨されている

 

アルギニンは、1日に2000〜4000mgが推奨されています。

 

アルギニンはたんぱく質を含む食材に多く含まれており、豚肉や牛肉では100gあたり2000mg前後が含まれています。つまり、食事の中で肉類を摂取すれば、1日の摂取量はほとんどカバーできるとわかるでしょう。

 

そこまで、アルギニン不足に怯える必要はありません。

 

多くても8000mg以内にすること

 

アルギニンは多くても8000mg以内に抑えるべきです。

 

たんぱく質は筋肉の再生に関わるため、傷や炎症といったところでもたんぱく質は大切です。実際に、ケガをした方はたんぱく質を多めに摂取することで、傷の治りを早くさせると報告されています。もちろん、他の栄養素も組織の回復には必要です。

 

アルギニンの摂取で得られる効果とは

 

アルギニンを摂取すると、どのような効果が得られるのか。

 

アルギニンには、疲労回復効果・精力増強効果・血流の改善があります。アルギニンは食品に含まれる成分の一種のため、薬のような効果はありません。あくまで、栄養素による効果しかないので、過度の期待は禁物です。

 

疲労回復効果

 

アルギニンには、疲労回復効果が期待されています。

 

アルギニンは運動などによって発生するアンモニアの増加を抑えて、疲労回復を促す効果があります。ほかにも、成長ホルモンの分泌や筋肉増加の働きもあるようです。そのため、アルギニンは疲労を回復する効果に期待されている。

 

精力増強効果

 

アルギニンは精力剤などにも配合されています。

 

アルギニンは、性機能の改善や男性ホルモンに働きかけると考えられています。そして、アルギニンを摂取すると体内の一酸化窒素が増加して、血管を拡張する。つまり、ペニスの勃起に対してプラスの働きを期待できます。

 

血流の改善

 

アルギニンは、一酸化窒素（NO）を増加させます。

 

一酸化窒素が増えると、血管が拡張し、血流の流れ改善に期待できます。また、一酸化窒素を増やす成分としてシトルリンもあげられ、シトルリンとアルギニンは同時に摂取すると一酸化窒素が増えやすいと報告されているようです。

 

アルギニンでペニスは増大するのか？

 

アルギニンを摂取するとペニスは増大するのか。

 

ペニス増大サプリというものも販売されており、アルギニンを配合している製品は多い印象を受けます。アルギニンはペニスに対して、どのような働きがあるのか解説します。アルギニンとペニスの関係について知りましょう。

 

増大効果は報告されていない

 

アルギニンにペニス増大効果は報告されていません。

 

なので、アルギニンを摂取することでペニスが増大しないと言えるでしょう。一般的に、成人してから身体の一部を成長させることは不可能だと考えられています。当院では、通常時のペニスのサイズを上げる長径術などがあります。

 

一時的な血行促進効果なら期待できる

 

アルギニンは一時的な血行促進効果が期待できます。

 

アルギニンは体内の一酸化窒素（NO）を増やして、血管を拡張する。血管が拡張すると血液の巡りが改善し、ペニスの海綿体へ血液を正しく送られます。実際にアルギニンはED（勃起障害）の方のサポートとしても使われるケースがあるようです。

 

まとめ

 

アルギニンは過剰摂取すると胃腸や腎臓などの内臓の負担が大きいです

 

アルギニンは1日に2000〜4000mgが推奨されています。鶏肉や豚肉などを100g摂取するだけで2000mg前後が補えるので、健康食品やサプリを服用する必要性は低いでしょう。また、アルギニンの摂取でペニスが増大することはありません。

 

アルギニンはあくまで、人間の健康に必要な栄養素のひとつです。

 

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