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2023.08.24

カンジダは抗生物質で治るのか？治療法について解説する

カンジダは抗生物質で治るのでしょうか。

 

カンジダは真菌（カビ）の一種です。カンジダに抗生物質は有効なのか。また、抗生物質にどういった効果があるのか、カンジダを発症する原因や症状についても解説しますので、気になる方は最後までご覧ください。

 

カンジダは抗生物質で治る？

カンジダは抗生物質で治るのでしょうか。

 

カンジダは真菌（カビ）の一種です。そのため、抗生物質は一切効果がありません。カンジダを治療するためには、真菌に効果のある「抗真菌剤」が必要です。実際にカンジダ症になったら、抗真菌剤が処方されます。

 

カンジダは真菌（カビ）が原因です

 

カンジダは真菌（カビ）が原因です。

 

カンジダは真菌の一種で、人の体内に生息しています。そのため、身体の中に存在する真菌が何かしらの原因で増殖してしまうことで、カンジダは発症すると言われている。カンジダは人からうつるよりも、免疫力の問題で自己感染するケースが多いです。

 

真菌に抗生物質は効きません

 

カンジダは真菌の一種のため、抗生物質は効きません。

 

抗生物質は細菌に対して有効で、細菌以外には効果がないので、ご注意ください。カンジダは真菌といって、細菌とは別の菌です。そのため、カンジダ専用の治療法を服用する必要があるので、自己判断で抗生物質を飲むことはオススメしません。

 

カンジダは抗真菌剤を服用します

 

カンジダは抗真菌剤を服用します。

 

抗真菌剤とは、真菌に対して有効な治療薬です。カンジダは真菌のため、抗真菌剤を服用する必要がある。細菌に効果のある抗生物質、ウイルスに効果のある抗ウイルス薬ではカンジダの増殖を抑えられないので、注意しましょう。

 

抗生物質は何のための薬なのか？

抗生物質とは、細菌に対して有効な治療薬のことです。

 

体内の免疫細胞では対応できない細菌に対して、抗生物質は使われます。とくに、性病は細菌によって感染する物が多く、抗生物質を飲まないと自然治癒しません。その中でも感染例が多いのは「クラミジア・淋菌・梅毒」といった細菌による性病です。

 

細菌に対して効果があります

 

抗生物質は細菌に対して有効です。

 

なので、真菌のカンジダには効果がありません。性病の半分以上は細菌によるものだと言われています。そのため、性病に感染した時は抗生物質が処方されると思います。しかし、カンジダは真菌と細菌ではないため、効果がないので注意しましょう。

 

クラミジア・淋菌・梅毒は細菌です

 

性病の中でトップレベルに感染者数が多い、クラミジア・淋菌・梅毒があります。

 

クラミジア・淋菌は咽頭にも感染して、風邪と似た症状を引き起こします。これらは、抗生物質を服用することで治るので、受診した際には抗生物質が処方されるでしょう。また、梅毒は10年放置すると、脳や心臓に変異が起こる性病です。

 

多くの性病が細菌だと言われています

 

性病の多くは細菌によるものです。

 

なので、性病に感染すると抗生物質を飲むと思われます。しかし、性行為によって感染する病気の中でも真菌やウイルスも存在するので、必ずしも抗生物質は効果があるとは限りません。真菌には抗真菌剤、ウイルスには抗ウイルス薬が必要です。

 

カンジダを発症する原因とは

 

カンジダを発症する原因は主に2つあります。

 

カンジダは真菌の一種で、体内にも生息するため、免疫力の低下などで自己感染すると言われています。つまり、性行為ではなく、自然に発症することがあるのです。また、カンジダは性行為によっても感染するので、自己感染と性行為の2種類の感染経路があります。

 

免疫力の低下による自己感染

 

カンジダは免疫力が低下すると自己感染する性質を持っています。

 

カンジダは身体の中に存在する真菌で、本来は必要以上に増殖しません。しかし、免疫力の低下などを理由にカンジダは増殖してしまうことがあります。これらが、カンジダが性行為の経験がなくても発症してしまう理由のひとつです。

 

性行為による感染

 

カンジダ派生行為によっても感染します。

 

カンジダを発症した人と性行為を行うと、自身の性器にカンジダ菌が付着して、カンジダを発症してしまう可能性があります。カンジダを発症すると強いかゆみや酒粕のような白い苔が性器に現れるので、注意しましょう。

 

カンジダを発症した時に起こる症状とは

 

カンジダを発症すると、どのような症状が起こるのか。

 

カンジダ特有の症状について解説します。カンジダを発症すると性器周辺にかゆみが起こり、酒粕のような白い苔が現れます。また、排尿痛や性行為時に痛みを伴うこともあるので、注意しましょう。

 

性器周辺のかゆみ

 

カンジダを発症すると男性・女性関係なく、性器周辺にかゆみが起こります。

 

人によっては、我慢できない強いかゆみを伴うこともあるようです。とくに、女性の方がかゆみの症状は強いと言われています。実際に、女性がカンジダを膣に発症するのは「膣カンジダ」といって、多くの女性が悩まされる症状のひとつです。

 

酒粕のような白い苔が現れる

 

カンジダを発症すると、酒粕のような白い苔が現れます。

 

これは、真菌の一種であるカンジダが必要以上に増殖しているサインです。カンジダは人によってはかゆみの自覚症状がない方もいます。酒粕のような白いカスが現れたら、カンジダを発症したのではないかと疑いましょう。

 

排尿痛や性行為時の痛み

 

カンジダを発症すると排尿痛や性行為時に痛みを伴います。

 

排尿痛や性行為時に痛みは女性よりも、男性の方が強い傾向にあります。カンジダを発症すると尿道を含めた、性器周辺で炎症がおこるため、痛みが起きると考えられている。

 

性器に痛みを感じたら、早急にクリニックへ受診してください。

 

まとめ

 

カンジダは抗生物質で治りません。

 

カンジダは細菌ではなく、真菌というカビの一種です。真菌は抗真菌剤という治療薬を使いますが、抗生物質は細菌に対してだけ効果があります。カンジダに抗生物質を服用しても効果がありませんし、体内の良い細菌が減る恐れもあります。

 

カンジダに感染したかもと思ったら、クリニックへ受診しましょう。

 

当院では、カンジダの検査を行っています。

 

アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。

 

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