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アモーレクリニック HOME | パイプカット・ED・シリコン挿入に関する記事 | 「AVを観すぎるとEDになる」って本当?
- 2023.03.16
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「AVを観すぎるとEDになる」って本当?
男性にとって、オナニーのネタとしてAVの存在は非常に身近なものです。
オナニーは奥さんや恋人など、パートナーがいる男性でも楽しんでいる人が多いもの。
その際に、AVをオカズとして利用する男性もたくさんいるでしょう。
また最近では、単なるオナニーのオカズとしてではなく「出演しているAV女優さんのファンだから」との理由でAVを購入する人も増えてきています。
そんな男性にとって身近な存在であるAVですが、実は「AVを見すぎるとEDになってしまう」なんて、恐ろしいウワサが存在していることはご存じでしょうか?
このウワサは本当なのか、調べてみました!
「AVの見すぎがEDにつながる」と言われる3つの理由
AVは男性を興奮させて、勃起をうながす存在です。
そんなAVが「EDの原因」と言われても、すぐには信じられない男性も多いのではないでしょうか。
実は「AVの見すぎによるED」には「ポルノ誘発性勃起不全」という正式名称があります。
ただし正式名称があるからと言って、すべての男性がAVを見てEDになってしまう、というわけではありません。
それではなぜ、AVの見すぎがEDの原因と言われているのか、その3つの理由をご紹介しましょう。
①AVによる性的刺激に慣れすぎてしまい一般的な性的刺激に反応しなくなる
AVは、見ている男性を興奮させるために制作されています。
そのため、一般的なセックスではあまりおこなわれないような、過激なプレイも多数取り入れられています。
そういった過激なプレイばかり見て興奮していると、一般的なセックスによる興奮度が低下してしまい、EDにつながってしまうわけです。
とくにAVは、自分好みのプレイをおこなっていたり、自分好みの女の子が出演している作品を自由に選んで視聴できます。
自分好みのAVばかり見ていると、一般的なセックスが「なにか違う」ものに感じられてしまい、興奮できなくなってしまう可能性はあるわけですね。
②AVの特殊な性癖やプレイにハマってしまう
AVは「SM」や「スカトロ」など、一般的に見ると特殊とされる性癖までカバーしています。
そのため実際のセックスでは性癖をパートナーに言い出せず、AVで我慢している、という男性にとっては、自分の性癖を満足させる強い味方となっているわけですね。
しかしそれも度重なると、パートナーとの一般的なセックスが物足りない、と感じてしまう一因となりかねません。
また「露出」や「痴漢」、「レイプ」など、現実におこなうと犯罪となってしまうプレイも、AVのなかでは楽しめます。
これらのプレイでないと興奮できない、なんてことになったら、当然一般的なセックスのときはEDになってしまっても不思議ではありませんね。
③自分のセックスに対して自信が持てなくなってしまう
AVの中では、さまざまなAV男優さんがテクニックを駆使して、数多くのAV女優さんをイカせまくっています。
モザイクで隠れているとは言え、AV男優さんのペニスは非常に立派にも見えますし、つい自分自身のペニスと比べてしまっても仕方ないでしょう。
ただしそうやってAVの中のセックスと比べてしまった結果、セックスに対して自信を失ってしまってEDになってしまう、という例もあります。
「自分のペニスはこんなに立派じゃない」「こんなに女の子をイカせまくったことはない」という気持ちから「自分のセックスはダメなんじゃないか」という気持ちになってしまうわけですね。
確かにAVの中では、AV男優さんがAV女優さんを何度も激しくイカせまくっていますし、つい自信を失ってしまっても仕方がないかもしれません。
しかしAVの中のセックスは、あくまでも「演出されたもの」であり、AV女優さんがイキまくっているのは「演技である」としっかり認識しておけば、自分のセックスに自信を失うこともありません。
ただAV女優さんが自分の口で「あれは演技です」とは、なかなか言ってはくれませんので、つい自信を失ってしまう男性が出てきてしまうのも、仕方がないことと言えるかもしれませんね。
AVの見すぎがEDにつながると確定しているわけではない
ご紹介した3つの理由から、AVの見すぎがEDにつながる、とされているのですが、もちろんこれは「確定している」ものではありません。
あくまでも「可能性がある」という程度ですので、AVを「今後一切見ない!」なんて過剰反応する必要はありません。
しかし現実的に「ポルノ誘発性勃起不全」との名称が存在しているように、AVの見すぎがEDにつながる可能性はある、とは認識しておくべきでしょう。
そもそもAVは全世界の男性が見ているもの
AVは日本だけでなく、世界中に存在しているものです。
もちろん宗教的、政治的な理由でAVが禁止されている国もありますが、インターネットが発達している現在、AVをまったく見られない男性は、世界でもそれほど多くはないでしょう。
つまり「AVがEDを引き起こす」が全男性にとって当てはまるものであったら、世界中で「ポルノ誘発性勃起不全」の男性が大量に発生し、大問題になっていておかしくありません。
そうなってはいない、ということは、AVの見すぎで「ポルノ誘発性勃起不全」を発症する男性と発症しない男性の間には、どのような違いがあるのでしょうか。
「ポルノ誘発性勃起不全」を発症する男性はAVにハマりすぎている男性
つまり「ポルノ誘発性勃起不全」を発症するのは、AVにハマりすぎている男性、ということが言われています。
ではどの程度から「AVにハマりすぎている」と言われるレベルになるのでしょう。
残念ながら、まだ医学的に「1日○分以上AVを視聴しているとAVにハマりすぎている」といった基準は、はっきりとはしていません。
しかし1日1回、30分程度AVを見てオナニーをする程度であれば、いわゆる「常識の範囲内」のAV視聴である、と言えるでしょう。
一方でAVにハマりすぎている男性の場合は、1日に5時間~6時間程度AVを見ている、との報告があります。
また1作品だけでなく、複数のテレビやパソコンを使って、同時に何本もAVを見ている、との例もあったそうです。
ここまで行くと「ポルノ中毒」と言われるレベルですので、AVにハマりすぎている、と言われてもおかしくはないでしょう。
AVを見すぎず「作り物の世界」だと認識しておくべき
オナニーにオカズとしてAVを利用するのは、けっして問題ではありません。
しかしその刺激にハマりすぎてしまい、1日何時間もAVを見なければ我慢できないようになってしまっては、EDはもちろんとして、ほかにもさまざまなデメリットが出てくるでしょう。
AVを見すぎてしまう、との自覚がある人は、できるだけAVを見る時間を減らすことから始めてみましょう。
またAVは、あくまでも作られた世界であることを認識しておくべきです。
「AVと現実は違う」ことを把握していれば、AVに振り回されて自分のセックスに自信を失い、EDになってしまうようなことも避けられるでしょう。
EDになったと感じたら一度クリニックの診察を受けるべき!
もし「EDになった」と感じたら、その原因はともかくとして、とにかく一度クリニックで診察を受けるべきです。
EDにはさまざまな原因があるので、自分の予想外の病気などがEDにつながっている可能性もあります。
しっかりクリニックで診察を受け、それからEDの治療を受ければ、満足できる性生活を取り戻せることでしょう!