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アモーレクリニック HOME性病に関する記事コンドームで予防!性病に感染する確率について

2023.02.28
コンドームで予防!性病に感染する確率について

性病は性行為(セックス)によって感染します。しかし、その確率は100%ではないと言われており、必ずしも1回の性行為で感染するとは限りません。

 

今回は性病の感染確率と潜伏期間、感染予防にコンドームが有効な理由について解説します。

 

性病は誰しもが発症する恐れのある感染症です。

 

性病に感染する確率について

性病の感染確率は、性病の種類によって異なります。性病にはクラミジア・淋病・梅毒・HIV・カンジダ・トリコモナスなど。

 

それぞれの感染確率を解説します。

 

クラミジア

 

クラミジアとは、寄生虫の一種で、性行為によって感染します。感染する確率は「30~50%」です。2~3回に1回の確率で感染してしまうほど、確率の高い性病と言われている。

 

発症すると性器に痛みやかゆみが起こります。しかし、無症状で進行するケースもあるので、自覚せず放置される方も多い。

 

淋病

 

淋病とは、淋菌が性器に感染することで発症します。また、淋菌は性器以外にも喉(咽頭)に感染することもある。

 

淋病は20%~40%の確率で感染します。

 

男性の場合は感染すると尿道炎や精巣上体炎などを引き起こし、痛みや炎症が起こるため危険です。精巣上体炎は無精子症などの不妊のリスクも持っています。

 

梅毒

 

梅毒とは、細菌の一種である梅毒トレポネーマが性器などの粘膜に触れることで感染します。梅毒は20%~40%の確率で感染する性病だといわれているため、注意が必要です。

 

また、梅毒は母親が発症していれば、胎児へ感染する「母子感染」もある性病。3週間程度でプツっと出来物が現れ、3か月後には発疹のようなものができる。しかし、自然に消えるケースが多いです。

 

梅毒は親善治癒せず、10年間放置すると脳や心臓に異変を起こすほどの恐ろしい性病です。

 

HIV

 

HIVとは、ヒト免疫不全ウイルスのことで、Tリンパ球やマクロファージなどの免疫細胞に感染する性病です。そのため、体内の免疫力が低下して、さまざまな感染症にかかりやすくなります。

 

つまり、HIVは他の病気の併発を誘発する性病です。

 

HIVは性行為によって感染しますが、確率としては1%未満なので、そこまで高くありません。つまり、HIVは性行為によって感染する可能性は低い性病だとわかります。

 

カンジダ

 

カンジダとは、真菌のことでカビの一種です。発症する割合は女性が多く、男性はそこまで多くありません。

 

カンジダは体内に常に生息する常在菌です。しかし、免疫力低下などによって体内のカンジダが増殖することで、さまざまな症状を起こします。なので、免疫力が高ければ、カンジダは発症しにくい病気だと言える。

 

とくに、女性は生理によってホルモンバランスが乱れたり、免疫が低下したりしやすいので、カンジダを発症しやすいと考えられています。

 

カンジダは性行為では感染しにくい。

 

トリコモナス

 

トリコモナスとは、アメーバのような原虫が性器に感染することで発症します。炎症などの症状を引き起こし、男性の場合は尿道から前立腺、精のうへ侵入します。

 

トリコモナスはパートナーが感染している場合、自分も70~80%の確率で感染していると言われているほど感染確率の高い性病です。

 

性病の感染予防はコンドーム!?

性病対策には何を行えばいいのか。

 

オススメの性病対策はコンドームです。

 

コンドームが感染対策になる

 

性病の感染を予防するにはコンドームが有効です。コンドームはゴム性の避妊具のため、性病の原因となるウイルスなどの病原体が粘膜に侵入するのを防ぎます。

 

100%感染を防ぐ方法はない

 

コンドームは性病感染を100%防ぐわけではありません。なので、コンドームを着用したからと言って必ずしも感染に気をつけなくていいわけではいので注意しましょう。

 

性器に違和感があったら、早急に病院へ行くことをオススメします。

 

性病には潜伏期間というのがある

 

性病には「潜伏期間」というのがあります。潜伏期間とは、性病の病原体が侵入してから症状を引き起こすまでの期間のことです。

 

実は性病は感染してもすぐに症状は現れず、数週間後に違和感が現れます。なので、数週間前の性行為が原因なことも。

 

有名な性病の潜伏期間について解説します。

 

クラミジア

 

クラミジアの潜伏期間は1~3週間だと言われています。また、クラミジアは自覚症状が起こりにくい性病なので、知らずに感染したまま放置される方が多いです。

 

実際に数年、数十年放置したケースも。

 

淋病

 

淋病は2~9日程度の潜伏期間だと言われています。淋病は性病の中でも潜伏期間が短いので、すぐに発症する。

 

女性の場合は淋病の自覚症状がないケースも多い。また、男女共に喉への感染は90%近くが自覚症状なしに進行する。

 

梅毒

 

梅毒の潜伏期間は1~13週間だと言われています。潜伏期間の幅が広く、いつ感染したかを特定が難しい。

 

梅毒は3週間後にしこりのような腫瘍ができ、すぐに症状は収まります。その後、4~10週間後に発疹が現れる。その発疹もすぐに収まるので、なかなか自分で気づきにくいです。

 

HIV

 

HIVの潜伏期間は幅が広く、短くて半年、長くて15年の潜伏期間を持っています。なので、いつ感染したか把握するのが難しいのもHIV の特徴です。

 

HIVはさまざまな要因で発症するため、感染して未治療の場合は10年後に発症するケースもあり、恐ろしい病気。

 

HIVの治療は進んで入るが、体内のHIVをゼロにはできず、あくまで増殖を抑える薬しか開発されていない。

 

カンジダ

 

カンジダの潜伏期間は2日~14日程度です。カンジダは体内に生息する常在菌のため、感染したタイミングを調べるのは難しい。

 

実際に女性の膣にカンジダは常に生息している。

 

トリコモナス

 

トリコモナスの潜伏期間は5日~30日程度です。女性の場合は膣炎や膀胱炎を起こし、男性も尿道炎を引き起こしますが、無症状で進行するケースが多いと言われている。

 

トリコモナスは20~50%に自覚症状がありません。

 

まとめ

 

性病に感染する確率について解説しました。

 

性病は1回の性行為で100%感染するわけではなく、コンドームなどで感染予防できます。また、性病は感染しても潜伏期間があり、すぐに症状が現れるわけではありません。

 

性病の疑いがあるなら、早急に病院へ受診しましょう。

 

アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。

 

電話・メール・LINEにて予約可能です。

 

完全予約制のため、予約なしでは受付できませんのでご注意ください。

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