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- 2022.12.26
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梅毒の感染経路|心当たりがないのに発症する理由とは
性病の一種である梅毒は、出会いの場が増える季節や時代では流行しやすい病気だと言われています。そんな梅毒の心当たりがないのに発症してしまう例が報告されています。なぜ、性行為を行っていないのに梅毒に感染してしまうのか。
今回は梅毒の感染経路について解説します。梅毒はどういったことで感染するのか。主に性行為と思われがちですが、実は性行為以外にも感染リスクがあることをご存知でしょうか。
心当たりがない梅毒の感染経路について知りましょう。
梅毒とは|なぜ発症するのか
梅毒とは、江戸時代の頃は感染すると死ぬとまで言われていた性病ですが、現代は早期発見と治療法の確立により、完治が難しくない病気に変わりつつあります。そんな梅毒は粘膜から感染するため、主に性行為からの感染が疑われます。
梅毒の原因は「梅毒トレポネーマ」という細菌が感染することで発症します。感染すると数時間ほどでリンパ節にまで到達して、血液をめぐり、全身に広がるため、恐れられていたのです。
心当たりがない!?梅毒の感染経路について
梅毒の心当たりがないのに感染するリスクはある。梅毒の感染経路として有力なものをいくつか挙げます。梅毒に感染した方、培土の感染に気をつけたい方はご覧ください。
梅毒は下記の3つの感染経路が有名です。
セックス
梅毒は主に性行為による感染が最も多いです。とくに、コンドームをつけないノーマルセックスが感染しやすい。もちろん、コンドームを着用しても梅毒感染のリスクはゼロにはできません。そのため、常に気をつけて早期発見がカギです。
また、ノーマルセックス以外にも「アナルセックス」でも感染します。アナルセックスは性器を傷つけやすい。梅毒の原因菌は傷口から感染することもあるため、注意が必要です。
主に性行為からの観戦が多いことは知っておきましょう。
キス
梅毒は先ほど、傷口からも感染すると説明しました。なので、キスなどでも感染する可能性は十分にあります。また、オーラルセックス(フェラチオ・クンニリングス)なども対象です。性器から口内へ梅毒の原因菌が移動することは考えられる。
また、口内射精した精子を飲み込むことも感染リスクがあります。
お風呂やトイレ
意外と思われますが、お風呂やトイレなどでも感染経路として否定はできません。梅毒の原因菌は体外で生存することは難しく、数時間程度で死滅します。ですが、感染のリスクをゼロと言い切ることはできないため、可能性としてはあります。
また、梅毒に感染した方のタオルを使っても同様に言えるでしょう。そのため、お風呂やトイレから梅毒に感染することはゼロではない。しかし、可能性としては低いので気にせずに生活して問題ないと言われています。
梅毒で見られる特徴的な症状とは
梅毒で見られる症状について解説します。梅毒に感染するとどういった症状が現れるのでしょうか。梅毒に感染した際に起こる症状について詳しく説明するのでご覧ください。
梅毒で特徴的な症状は3つほどございます。
性器や口に吹き出物
梅毒に感染すると性器や口に吹き出物のようなものが現れます。赤く腫れたようになり、太ももの付け根あたりのリンパ節が腫れることもあるようです。これらは、数週間で自然消滅するため気づきにくいと言われている。
しかし、梅毒の初期症状として最も特徴的です。
手のひらや体に赤い発疹
梅毒が進行すると、バラ疹と呼ばれるピンク色の発疹が手のひらや足の裏、顔、全身に現れます。これが梅毒で最も特徴的に現れる症状の一つで、この段階で気づかれる方は多いでしょう。
全身に発疹が起きたら、梅毒を疑うべきです。
発熱や倦怠感
梅毒に感染した人は発熱や倦怠感が起きる方は多い。ほかにも、頭痛や筋肉痛のような症状も見られます。一見、風邪のようにも見られるため、梅毒と気づかないケースも多い。
しかし、これらも梅毒の症状なので注意しましょう。
梅毒の症状と似た病気は他にもある?
梅毒の症状と似た病気は存在するのでしょうか。今回は梅毒と似て間違えやすい病気についていくつか解説します。自分では梅毒と思っていても、実は他の病気である可能性もある。
梅毒のような発疹が出たら、下記の病気も疑いましょう。
ヘルペス
ヘルペスはウイルスの一種で、感染症です。口唇や口唇に赤みが出たり、水ぶくれのような症状が現れます。また、筋肉痛のような症状も起こり、風邪と間違えやすい。これらの症状は梅毒でも同様に見られるため、勘違いしやすい病気でしょう。
自分では梅毒と思っても、本当はヘルペスだった可能性も。
乾癬
乾癬(カンセン)とは、全身に赤い発疹のようなものが現れる、とても梅毒と似た病気です。しかし感染症ではないため、他人にうつされたり、うつしたりするリスクはありません。
梅毒は性病のため抗菌薬を用いられますが、乾癬はステロイドなどの処方薬を使うため、治療法が異なります。梅毒は性病検査でわかりますが、乾癬は皮膚生検を行う必要があるため、正確な判断が煩わしい病気です。
まとめ
心当たりがないのに梅毒に感染する。必ずしも性行為が原因ではないことを知っておくべきでしょう。もちろん、梅毒で最も乾癬リスクとして高いのはセックスやキスなどです。
全身に発疹が現れたら、梅毒を疑いましょう。しかし、梅毒とにた症状でヘルペスや乾癬などの病気もあります。もしかすると、そちらに感染している可能性もあるので、精密な検査をオススメします。
当院では梅毒の検査が可能です。梅毒と間違えやすいヘルペスも検査もできますので、当院へお越しください。性病が見つからない場合は乾癬の可能性もあるため、皮膚科の受診も推奨します。
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