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- 2022.11.26
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心当たりない?淋菌の感染経路は性行為以外にもある?
淋病を発症する淋菌の感染経路は主に性行為と言われています。しかし、性行為以外にも感染経路は存在し、心当たりがないのに淋菌に感染して、さまざまな症状を発症するおそれがある。そんな淋菌について、今回は解説したいと思います。
淋菌の感染経路と症状、治療法について知りましょう。もし、性病のような症状が現れたり、パートナーが淋菌に感染したら、性病検査で淋菌感染を確認しましょう。
まずは、淋菌の感染経路について説明します。
心当たりない淋菌の感染経路とは
淋菌は、人間の体内で増殖して、さまざまな症状を起こす。感染経路は主に粘膜から感染します。具体例としては性行為ですが、まれにタオルなど間接的に感染するケースも報告されている。
性行為とタオルの感染経路について解説します。
性行為による感染が多い
淋菌は主に性行為によって粘膜から感染する。セックス・オーラルセックス・アナルセックスが代表例です。また、口内に淋菌が生息する場合、キスでも感染する可能性があります。
淋菌の潜伏期間は2日~7日ほど。つまり、感染してから、1週間後に症状が現れるケースもある。そして、男性に症状が現れやすく、女性は無症状で重症化することもあります。なので、淋菌は気づかずに感染して、人に移してしまう性病です。
また、1回のセックスで感染する確率は30%~50%ほど。2回に1回の確率で感染すると考えれば、かなり高いです。他の性病と比べてもトップレベルの感染確率を持つため、性病の中でも淋菌は感染者数が多いと報告されています。
淋菌の感染経路は主に性行為。つまり、予防するためには「コンドームの着用」が最も効果的と言われている。パートナーとの性行為であっても、コンドームの着用が淋病に感染しないためにはベストな判断です。
タオルなどの感染もゼロではない
淋菌について調べてみると「タオルから感染する」という報告を目にします。医師によって考え方はさまざまですが、タオルや手指から感染する例もあるようです。つまり、間接的に感染する可能性を持った性病であるとわかります。
淋菌は外気に弱く、人体の外では生存することが難しいほど弱い菌であることも有名です。しかし、タオルや食器から感染する可能性がゼロであるとは言い切れません。
日常生活による感染がありえないといい切れない以上、他人の使ったものを使い回すのは予防の観点からしてよくない。ただし、そこまでデリケートに扱う必要もありません。
実際に性行為でも100%感染するわけではありませんので。
淋菌が感染した際に起こる症状とは
淋菌に感染するとさまざまな症状が起こります。実は、男性と女性で症状が異なることも特徴です。では、男性と女性ではどういった違いがあるのでしょうか。また、男女共通に咽頭に感染するのも淋菌の特徴です。
それぞれの症状について解説します。
男性の症状
男性が淋菌に感染すると性器の違和感や排尿痛などが起こります。また、尿道から膿が出ることもある。そして、悪化すると精巣上体炎を引き起こすことも報告されています。
精巣上体炎が悪化すると「不妊」にもつながるため、性器に違和感を覚えた際には早急の性病検査と治療が必要です。性病検査は泌尿科や性病科などで受けられます。
女性の症状
女性は淋菌に感染しても症状が起こりにくいと言われています。主な症状としておりものの増加や性器の違和感などがあげられる。そして、悪化すると卵管炎や腹膜炎などを引き起こし、重症化してはじめて自覚するケースも考えられます。
とくに、注意するべきなのが「妊活」です。感染したまま妊娠すると流産や早産などの原因になるため、妊活する際はパートナー同士で淋菌を含めた性病検査をオススメしています。
当院でもブライダルチェックという名称で性病検査を提供しています。これから妊活する予定があり、安全に行いたいなら、妊活前に性病検査を実施しましょう。
咽頭に症状が起こる「のど淋菌」とは
淋菌は性器だけではなく、咽頭にも感染します。感染経路はオーラルセックスです。また、咽頭に感染した方とキスした場合、同じく咽頭に感染してしまう可能性もある。
淋菌が咽頭に感染すると風邪と似た症状が現れます。一見、性病とは自覚しにくいので、内科へ受診してしまう方もいる。内科の抗生剤でも淋病は治ることがあります。しかし、淋菌は性病検査を行い、正しい治療法を受けるのがベストです。
抗生剤の効かない耐性を持ったスーパー淋菌
淋菌は既存の抗生剤に対して耐性を持つものもいます。そういった淋菌を「スーパー淋菌」と呼び、医学界でも注目されている。現在のスーパー淋菌はすべての菌に耐性があるわけではなく、一部の抗生剤のみ耐性を持つ例が多いです。
スーパー淋菌に感染すると、一度の治療で完治しないおそれがあり、治療が長引く恐れもあります。しかし、ほとんどの淋菌は初回に処方された抗生剤で完治するので、ご安心ください。
淋菌による淋病は性病検査でわかります
淋菌は性病検査で判断できます。検査方法は「尿検査、血液検査、陰部ぬぐい検査、うがい」などがあり、当院でもすべての検査方法で診断可能です。性病の疑いがあるなら、性病検査を受けましょう。
また、パートナーが淋菌に感染した場合、自分も性病検査をオススメします。淋菌は潜伏期間が1週間程度あるので、気づかずに感染してしまっている可能性も考えられる。
もし、心当たりがない場合は、どの性病に感染しているか判断できませんので、医師に相談して複数の性病が検査できるキット等を使いましょう。当院では「STDプレミアム」という名称で10種類以上の性病が同時に検査可能です。
また、淋菌だけであれば、8,000円(税込8,800円)で検査が受けられます。淋菌の疑いがある場合は、医師に相談して、淋菌に感染しているかどうか確認してもらいましょう。
淋菌は1~2週間の抗生物質投与で治療します
淋菌は基本的に抗生物質で治ります。主に内服薬となりますが、重症化している場合は点滴を用いるケースもある。どの治療法を選ぶかは医師の判断で決まります。
淋菌はどれくらいで治る?完治期間について
淋菌の治療は「1週間~2週間」ほどで完治します。薬にもよりますが、内服薬なら毎日欠かさずに飲み続ける必要がある。詳しい服用方法は医師に相談してご確認ください。
点滴の場合は、1回の治療で終わるケースが多いです。
まとめ
心当たりがなくても、淋菌に感染することはあります。性行為以外にも、タオルなどの感染もゼロではないため、しばらく性行為をしていなくても感染してしまっている可能性がある。
また、感染しても無症状で進行するケースがあります。重症化してはじめて、感染に気づけるので、実は数ヶ月前の性行為が原因だったとわかることもあるでしょう。
とにかく、性器に違和感がある場合は性病検査がオススメです。
当院では、淋菌を含む数十種類の性病が検査可能です。もし、自分が淋病なのか、他の性病なのかさえ、わからない場合は当院におこしください。カウンセリングで適切な検査と治療を行います。また、薬は院内で処方します。薬局に行く必要はありません。
アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。
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