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- 2022.10.31
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男性のカンジダは性交渉していつから発症する?
カンジダとは、カンジダ属の真菌と呼ばれるカビの一種が性器に侵入して異常を起こす症状のことを指します。女性は膣や外側の部分にかゆみや痛みが現れ、男性は亀頭に症状が現れやすいです。そんなカンジダは性交渉によって発症するケースが多い。
では、性交渉していつから発症するのか?詳しく解説します。
男性のカンジダは性交渉していつから発症する?
男性が性交渉していつからカンジダは発症するのか。
カンジダの性交渉による発症と潜伏期間を説明します。
カンジダは性交渉してうつることがある
カンジダは性交渉してうつるケースがほとんどです。女性がカンジダを発症していた場合、性交渉によって感染します。カンジダは性病ではないのですが、性病と似た感染経路を持っているため、性病と同じイメージを持つ方は多い。
もちろん、男性側がカンジダで、女性にうつすケースも考えられます。
しかし、カンジダは自然発生によるものが「90%」を占めている。つまり、性行為による感染は10%程度のため、性行為が原因以外の発症が考えられます。女性が急にカンジダを発症しても「浮気である」と断定することはできません。
カンジダは性病ではなく、カビによって起こる感染症です。
潜伏期間は1日~1週間だと言われている
カンジダは性器に感染して発症します。潜伏期間は1日~1週間だと言われている。なので、性行為によって感染した場合は、1週間の間を疑いましょう。しかし、カンジダは性行為だけではなく、自然発生する感染症です。
原因が性行為とは限らないので、疑えばいいわけではありません。
性交渉をしてない人でも発症する可能性が
前述した通り、性行為以外でもカンジダを発症するケースは多い。
カンジダが性行為以外で発症するのは主に免疫力が原因です。
カンジダは免疫力低下でも発症
カンジダは、免疫力が低下することでも発症します。カンジダの菌は、もともとは皮膚や腸の中に生息する菌です。それが、性器へと侵入して増殖することで感染します。健康的な人は感染しても、免疫によって増殖を抑えて無症状で済みます。
しかし、体調不良やストレス、免疫を下げる薬の服用をしているとカンジダの増殖を抑えきれずに、発症してしまう。女性の場合はピルの服用が原因の可能性もあげられる。
つまり、免疫力を高めるとカンジダ予防になると考えられます。
カンジダは女性に発症しやすい!男性は無自覚なことも?
カンジダは女性に発症しやすいと言われている。男性にも発症することはあるが、軽症で済んだり、無自覚のまま感染するケースも多い。そのため、男性がカンジダを発症しても発症に気づかずに、生活される方もいます。
女性と男性の症状について、解説します。
女性のカンジダによる症状
カンジダは女性が圧倒的に多く、女性の感染症とも言われている。主な症状は膣の中と女性器の外側の両方が腫れたり、かゆみ、いたみを発症することです。実際に、膣内カンジダの保有率は妊娠の方で30%、されていない方でも15%あると言われている。
妊娠の割合が増えるのは、妊娠によって免疫力が低下するため。
実際に生理による体調不良やピルの服用でも免疫力は下がりやすく、感染しやすい。つまり、女性がカンジダに感染しないためには体調を整えることが最も大切です。
男性のカンジダによる症状を
男性がカンジダを発症しても無症状のまま進行するケースは多い。仮に症状が現れても、亀頭にかゆみや違和感が起こるだけで、痛みが現れないこともある。また、男性は包茎の方や糖尿病の方だと発症しやすいと言われています。
他にもステロイド投与による免疫力低下でも、発症しやすい原因になる。
つまり、男性も免疫力がカンジダ発症の要因につながっている。
カンジダは自然治癒する?完治までの日数について
カンジダは自然治癒できるのでしょうか?実は、カンジダは自然治癒しない感染症であると言われています。しかし、カビの一種であるカンジダは抗生物質などの投与で死滅することもあるため、風邪などで投与された抗生物質が効く場合もあります。
なので、カンジダの治療を行っていなくても、別の治療が同時にカンジダの菌を減らす可能性があります。また、医師が「とりあえず抗生物質を投与」されることもあるので、自分がカンジダだと知らずに完治された例もあるみたいです。
カンジダが軽症の場合だと「自浄作用が正常な状態に復活」することで自然治癒するケースもあるようです。しかし、自然治癒せず、悪化することもあるので、性器に違和感がある場合は早めの治療をおすすめします。
カンジダは完治までに6ヶ月〜12ヶ月程度かかると言われています。カンジダと診断された場合は、抗真菌薬を投与する。女性の場合は、膣錠や膣坐剤、クリーム剤も。
カンジダは放置してもいいの?
カンジダを放置することはおすすめしません。カンジダは放置すると性器の炎症が悪化して「全身性カンジダ症」を発症する可能性があります。慢性化すると完治に時間がかかり、治療が難しくなるので、早めの検査と治療を行ってください。
全身性カンジダ症は全身に湿疹を広げるのが主な症状です。とくに、妊娠中の方であれば、胎児への影響も考えられるので、身体に異常が起こった場合は病院へ。
カンジダの再発を防ぐ方法は避妊具です
カンジダは完治しても、再度感染するリスクを持っています。
実際に、カンジダに発症して完治された方でも、1年後に再発した例もあるので、カンジダが感知したことを理由に気を緩めるのは推奨できません。カンジダの再発を抑えるためには、避妊具の使用をおすすめします。
避妊具(コンドーム)による対策が必要
避妊具で100%予防できるわけではありませんが、感染リスクを抑えることは出来ます。またカンジダは性行為だけではなく、免疫低下による自然発生もあるため、免疫力の高める、食事を含めた生活習慣の徹底をおすすめします。
とにかく、風邪を引いたりした時は免疫が下がっているので、安静にしましょう。
カンジダを疑ったらクリニックへ行こう!
性器の異常は性病も考えられますが、カンジダの可能性も。カンジダと性病の症状は似ていますし、泌尿器科でも見てもらえますので、クリニックへ行きましょう。最近ではレディースクリニックやメンズクリニックという専門の病院もあります。
アモーレクリニックは、男性向けにカンジダを含めた全15種類の検査を提供しています。自己判断でカンジダかどうか、見極めることは難しいので、性器の違和感が続く場合はアモーレクリニックにて検査することをおすすめします。
アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。
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