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2022.04.21
包茎手術を受けるのは若いうちと年を取ってからどっちがいい?最適なタイミングとは?

「包茎のお悩み」は、若い男性でも年配の男性でも変わることはありません。

 

包茎はただ単に「亀頭が露出していない」というだけではなく、亀頭包皮炎や性病にかかりやすい、とも言われていますし、いくつになっても「手術を受けたほうが良いのかな?」と考えてしまうものでしょう。

 

しかし包茎手術は、なかなか受けるタイミングが掴みにくいのも事実です。

 

若いうちは「いつか自然に剥けるかもしれない……」と思うでしょうし、年を取ると「いまさら包茎手術を受けるのは恥ずかしい……」と考えてしまいがち。

 

では「包茎手術を受けるのに最適なタイミング」というものは存在するのでしょうか?

 

包茎手術を受けるのにはどんなタイミングがある?

「包茎手術を受けるなら、若いうちが良い」というイメージを持っている男性も多いでしょう。

 

確かにさまざまな相手と性交渉をする可能性があるのは若いうちのほうが高いでしょうし、若いほうが実際に手術を受けてから回復が早いのも事実です。

 

ですが、包茎手術は「早く受ければ良い」というものでもありません。

 

包茎手術には具体的にどういうタイミングが考えられるのか、解説していきます。

 

子どもの頃は成長してから剥ける可能性があるので様子を見よう

男性は子どもの頃は、全員包茎です。

 

「生まれつきズル剥け」なんて子どもは存在しません。

 

成長するにつれて皮も剥けていくものですから、子どもの頃は包茎だったとしても心配する必要はないのです。

 

ただし包茎に関する知識が少ないお母さんなどが、子どものペニスがすっぽり皮を被っているのを見て「異常なのでは?」と心配になってしまうケースもあるようです。

 

また「子どもの頃から皮を剥く練習をしておくと良い」という考え方もあり、赤ちゃんのうちからペニスの皮を剥いたり戻したりする、なんてことも。

 

ただし子どもの場合、成長してから剥ける可能性もありますので、心配しなくて良いでしょう。

 

ムリに剥こうとすると、皮が戻らない重度のカントン包茎になって緊急手術を受けなければならなくなるかもしれません。

 

あまりにも包皮口が狭くておしっこが出にくい、などの理由がない限りは、様子見するべきと言えるでしょう。

 

声変りが終わった時点で包茎かどうかはほぼ確定する

男の子が包茎かそうでないかは、声変りが終わった時点でほぼ確定します。

 

自然にペニスの皮が剥けるのは、思春期の間に限られます。

 

声変りが終わったということは、思春期も終わったということですので、声変りが終わった時点で包茎であれば、それから剥けることはあり得ないわけです。

 

もしその時点で、まったく包皮が剥けない真性包茎の場合や、剥けるけれども痛みがあったり、勃起すると亀頭が締め付けられて痛いカントン包茎の場合は、その時点で手術を決意しても良いでしょう。

 

真性包茎は包皮が剥けないため、恥垢が溜まって悪臭や雑菌による尿道炎などの原因となります。

 

カントン包茎の場合も悪臭や尿道炎などの心配のほかに、なにかの拍子に剥けた包皮が戻らなくなって緊急手術、の心配も常につきまとっています。

 

なによりも真性包茎やカントン包茎は、不潔で悪臭がすることから性交渉をする相手に嫌われる場合がほとんど。

 

手術を受けるのなら、早いうちが得策です。

 

仮性包茎の場合は必要性を感じてからでも良い

思春期を過ぎてからズル剥けになることはありませんが、自分の手を使ったり勃起したりすれば剥ける仮性包茎の場合は、急いで手術を受ける必要はありません。

 

ちゃんとお風呂に入ったときに皮を剥いて清潔に保てば、臭くもないですし病気になる心配も少ないでしょう。

 

ただし仮性包茎でも、亀頭包皮炎の可能性や、加齢や体型の変化で包茎が悪化する場合があります。

 

急いで手術することはありませんが、必要性を感じたら手術を検討することも頭に入れておきましょう。

 

年齢を重ねてから包茎手術を受けるのもアリ!

ある程度の年齢になると「いまさら包茎手術を受けるのも……」と考えてしまう男性も多くいます。

 

でも場合によっては、いくつになってからでも包茎手術を受けておいたほうが満足な生活を送れる、なんてケースも多いのです。

 

年齢を重ねてから包茎手術を受けたほうが良いパターンをご紹介します。

 

加齢によって包茎が悪化してしまう可能性がある

仮性包茎は清潔にしていれば、そのままにしておいても大きな問題はありません。

 

しかし細菌性、真菌性に加えて糖尿病から亀頭包皮炎になることもあり、何度も繰り返すことで仮性包茎から真性包茎へと悪化してしまう場合もあります。

 

そういったことを考えると、何度も亀頭包皮炎を繰り返して痛い思いをして、しかも包茎手術が必要になる前の段階で根本的に包茎を治療しておくのもひとつの方法だと言えます。

 

介護されるときのことを考えて包茎手術を受ける人も

平均寿命が延びて、長生きできる人が多くなったのは喜ばしいことです。

 

しかし誰もが最期の瞬間まで、自分の世話を自分でできるわけではありません。

 

どうしても身体の自由が利かなくなり、介護を受けなければならなくなる場合もあるでしょう。

 

そういったことを考えたときに、介護士さんに包茎のペニスを見られるのが恥ずかしい、という理由で包茎手術を受けることを決意する年配の方も多いのです。

 

また包茎だと、どうしても恥垢が溜まってしまって介護する人に洗ってもらわなければならない場合もあります。

 

どんなに恥ずかしくても、放置しておくと恥垢が溜まってニオイが酷くなってしまうため、ペニスの皮を剥いて洗ってもらわなければなりません。

 

そういうお世話を受けるのが恥ずかしいだけではなく、介護士さんにそんな手間をかけるのが申し訳ない、という理由で、まだ自由に身体が動くうちに包茎手術を受けておく、という方もいます。

 

年配になってからも新たな出会いがあるかもしれない

長生きする人が多くなって、老後は老人ホームで過ごす人も増えてきました。

 

夫婦で老人ホームに入居する人も多くなりましたが、パートナーを失ってから入居する人や、入居してから死別などでひとりになる人もいます。

 

そういったなかで、老人ホームで新しいパートナーと出会う、といった機会も増えてきています。

 

「でも老人ホームで出会っても、性交渉とかはしないんじゃないの?」と考える人もいるでしょう。

 

しかし人間の性欲とは、そんなに単純なものではありません。

 

性交渉はしないとしても、裸になって抱き合ったり一緒にお風呂に入ったり、そういったスキンシップを望むケースも多いのです。

 

そういうときに、やっぱり包茎だと恥ずかしい、と考えてしまうのが男性というもの。

 

新しい出会いがあったため、年は取っているけれども包茎手術を受けるという男性も増えているのです。

 

包茎手術は自分が「受けたい」と思ったときが最適な手術のタイミング

包茎手術を受けるのに、特定の時期などは決まっていません。

 

誰でも「手術を受けたい」と考えたときに手術を受けるのが、最適な手術のタイミングと言えるでしょう。

 

ただしそれは、あくまでも仮性包茎の場合です。

 

真性包茎やカントン包茎の場合は、放置していても治ることはありませんし、良いこともありません。

 

真性包茎やカントン包茎は、早めにしっかりと手術を受けて治療するようにしましょう!

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