包茎・性病・早漏治療のアモーレクリニック メンズコラム

2024.04.16

いんきんたむしに市販薬は効く？抗真菌成分配合を選ぶ理由とは

いんきんたむしとは、白癬菌というカビの一種に感染することで発症します。

 

白癬菌とは水虫と同じ真菌によって引き起こされます。そのため、家族に水虫の方がいると、いんきんたむしを発症する原因になることもあるので、注意してください。今回はいんきんたむしに市販薬が効くのか、抗真菌成分配合の市販薬を選ぶ理由について解説します。

 

いんきんたむしの市販薬による治療方法が知りたい方は本記事を最後までご覧ください。

 

いんきんたむしとは？原因・感染経路・症状について

いんきんたむしとは、白癬菌が原因の感染症です。

 

感染経路はさまざまで、直接接触することでも感染し、バスマットやバスタオルなどでも感染する可能性があるので注意が必要です。そして、症状は股周辺に起こり、強い痒みが特徴的で、同じ白癬菌によって起こる水虫と似ています。

 

白癬菌というカビの一種が原因

 

白癬菌はカビの一種であり、真菌感染症の一種であるいんきんたむしを引き起こします。

 

いんきんたむしという名前ですが、実際には真菌（カビ）のことです。菌のため、殺菌することで対処できますが、細菌と同じに捉えてはいけません。真菌には「抗真菌成分」という真菌（カビ）に特化した治療薬を使用する必要があります。

 

性行為やタオルの共用で感染する

 

いんきんたむしは、直接的な接触で感染します。

 

なので、性行為も原因のひとつです。また、床や履物、バスマット・タオルなども感染経路として考えられます。つまり、いんきんたむしは白癬菌に感染した方が触れた場所であれば、感染経路として考えられてしまうほど、原因は複数あります。

 

白癬菌は月単位で生存する可能性があるほど、死滅しにくい強い真菌です。

 

股の周辺に強い痒みが引き起こる

 

いんきんたむしは、股周辺に強い痒みを引き起こします。

 

輪っか型が特徴で、盛り上がるように発疹が現れます。痒みが強くなれば、痛みを伴うこともあり、皮膚がはがれるような炎症につながることもある。同じ白癬菌が足裏に感染すれば水虫となり、太もも周辺はいんきんたむしとして分けられます。

 

いんきんたむしに市販薬は効く？クリニックに受診する必要性は？

いんきんたむしは、水虫と同じ白癬菌が原因です。

 

白癬菌に効く市販薬はあるのでしょうか。また、市販薬で効果が現れなかった際にクリニックへ受診する必要性についても解説します。また、いんきんたむしに効果のある市販薬の選び方についてもご紹介します。

 

いんきんたむしは水虫と同じ菌が原因

 

いんきんたむしと水虫は同じ白癬菌が原因です。

 

つまり、家族に水虫に感染した方がいると、いんきんたむしの発症率は高まります。白癬菌はすぐに死滅しません。バスマット・タオルに付着した後、長期間生存するため、同じタオルで肌を拭くと白癬菌が付着して増殖する可能性があります。

 

市販薬の選び方｜カビの一種のため抗真菌成分が有効

 

いんきんたむしに効果的な市販薬は「抗真菌成分」がカギです。

 

いんきんたむしは白癬菌というカビの一種です。真菌の一種なので、抗真菌成分を配合した市販薬を使用しましょう。また、市販薬のすべてが股周辺の使用を考えられて製造されているわけではないので、必ずいんきんたむしに使える製品を購入しましょう。

 

市販薬で改善しない時はクリニックへ受診を

 

いんきんたむしは市販薬で改善しない場合は、クリニックの受診がオススメです。

 

股周辺に輪っか型の発疹が起こったとしても、必ず白癬菌によるいんきんたむしとは限りません。別の皮膚病の可能性も考えられるので、皮膚科への受診がオススメです。また、性器周辺の発疹のため、泌尿器科の受診でも問題ありません。

 

いんきんたむしの自宅で行える対処法について

 

いんきんたむしは自宅で行える対処法はあるのか。

 

いんきんたむしは家族にいんきんたむし・水虫を発症している方がいると感染する可能性があります。家族内で感染を広げないための対処法や常備薬の使用、不特定多数が利用する場所での感染経路について詳しく解説します。

 

家族にいんきんたむし・水虫があるなら早急に治療を

 

家族にいんきんたむし・水虫の方がいるなら、注意しましょう。

 

原因である白癬菌は付着した床からも感染します。水虫や白癬菌と思われる症状がある時はクリニックに受診するか、薬局・ドラッグストアにて、白癬菌に効果のある市販薬を使用して治療することをオススメします。

 

殺菌成分配合の常備薬でも完治できるのか？

 

自宅に殺菌成分配合の常備薬がある方も多いでしょう。

 

そのような製品で、いんきんたむしは治療できるのか。いんきんたむしは白癬菌というカビの一種で、一般的な殺菌成分配合の常備薬では効果が薄いです。真菌に効果のある抗真菌成分配合でないと、効果が現れにくいので、注意しましょう。

 

不特定多数が利用する場所も感染経路になる可能性が

 

不特定多数が利用するトイレや銭湯では、感染の原因になります。

 

それらを完全に避けることは難しいです。トイレなどに備え付けられている消毒などを行うといんきんたむしの対策になります。しかし、いんきんたむしの白癬菌はアルコール消毒では死滅しにくい性質を持っているので、注意してください。

 

まとめ

 

いんきんたむしに効果のある市販薬は存在します。

 

白癬菌というカビ（真菌）が原因なので、抗真菌成分配合の製品を購入してください。また、使用しても治らない方は別の皮膚病の可能性を考慮して、皮膚科や泌尿器科に受診することをオススメします。

 

アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。

 

電話・メール・LINEにて予約可能です。

 

完全予約制のため、予約なしでは受付できませんのでご注意ください。

 

本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会（JSAS及びJSAPS）所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。

« 性病に関する記事一覧へ戻る