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アモーレクリニック HOME | 性病に関する記事 | 性病検査や治療は保険適用される?知っておくべき保険の謎とは
- 2024.03.23
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性病検査や治療は保険適用される?知っておくべき保険の謎とは
性病の検査や治療を受ける際に、保険が適用されるかどうかは、大変重要です。
保険適用外となると、治療費や検査費用は全額自己負担となりますが、保険が適用される場合には、費用の一部(約3割)のみを自己負担で済みますので、医療費を大幅に抑えることができます。
性病の検査や治療における保険の適用状況について、詳しく解説いたします。
性病とは|放置するのは危険なのか?
性病、つまり性行為感染症(STD)は、性行為を通じてうつる病気です。
この病気の原因となる菌やウイルスは、体の免疫システムでは倒せないため、放っておくと自然に治ることはありません。治療をしないでいると、症状がどんどん悪化してしまい、クラミジアや淋病などは、最終的に男性不妊の原因になることもあります。
性病は早めに治療を行うのが大切です。
主に性行為によって感染する病気を指す
性病は性行為を通じてうつる病気で、細菌や真菌、ウイルスといったさまざまな原因があります。
そして、種類によっては、症状が出にくいこともあります。コンドームを使うと感染リスクを下げることができますが、感染を完全に防ぐことはできません。自分では症状を感じなくても、他の人にうつしてしまうことがあるので注意が必要です。
性病は自然治癒しない|放置は危険です
性病は自然治癒しません。
放っておくと、症状はどんどん悪くなってしまいます。性病を治すには、医者からもらう薬が必要です。例えば、クラミジアや淋病を治療しないと、男性が子どもを持てなくなる原因になることもあるのです。
梅毒の場合は、体のいろいろなところに炎症が起こり、脳や心臓にも悪影響を及ぼすことが知られています。
性病は治療薬を使用する必要がある
性病を治す薬は、普通のお店では売っていません。
そのため、病院やクリニックに行って医者に診てもらうことが大切です。細菌が原因のときは、抗生物質という薬で治療します。真菌が原因のときは、抗真菌薬を使います。性病にはウイルスが原因のものもあるので、その場合は抗ウイルス薬が必要になります。
性病の種類によって使う薬が違うので、正しい治療を受けるためにも医者の診断が必要です。
性病の保険適用|適用外になるケースとは
性病の治療に保険適用されるかどうかは、「症状があるかないか」で決まります。
症状が出ているときは、たいていの場合、保険が適用されるので安心です。でも、症状がないときは保険が効かないこともありますから、気をつけてください。また、「メンズクリニック」のようなところで検査を受ける場合、症状があってもなくても、自分で治療費を全額払うことになります。
症状がある場合は保険適用
性病の治療では、「症状があるかどうか」で保険適用が決まります。
症状が出ていれば、保険が適用されることが多いので、体に何か変わったことを感じたら、クリニックに行くことが大切です。性器に痛みやかゆみ、何か変な感じがあるときは、たいてい保険で治療できます。
症状がない場合は保険適用外
症状がない場合は、保険適用外となります。
これは、普通の健康診断や歯医者さんでの検診が保険でカバーされないのと同じ理由からです。もし症状はないけれど、「性病にかかっているかどうか確かめたい」と思う時は、自分で費用を払って検査を受ける必要があります。
メンズクリニックの場合は自費診療
メンズクリニックでの治療は、症状があるかどうかにかかわらず、全額を払う自費診療が一般的です。
例えば、包茎手術のような特定の治療に特化していて、包茎は症状とはみなされないためです。歯医者での歯列矯正と同様に、自由診療になります。その結果、メンズクリニックでの性病検査も保険が適用されないことが多くあります。
もし症状がある場合は、保険が適用される泌尿器科を受診することが必要になります。
性病の保険適用例について
性病の治療で保険が使えるのは、症状がしっかりと見られるときだけです。
健康保険は、実際に病気の症状を治すためにかかるお金を少しでも減らすのが目的です。例えば、病院に入院するときも、ベッドを使う費用は保険ではカバーされないのです。だから、性病の場合も、症状が出ているときだけ保険が適用されるので、この点は気をつけましょう。
クラミジアや淋菌
クラミジアや淋菌は、細菌が原因の性病の一種です。
これらの性病では、おしっこをするときに痛みがあったり、変わった分泌物が見られたりすることがあります。性器に炎症が起こり、それが尿道炎や精巣上体炎などを引き起こすことがあり、男性不妊の原因になることもあります。
クラミジアや淋菌に感染しても、半分くらいの人は症状が出ないため、症状がないと保険が使えないことがあるので注意が必要です。
梅毒やHIV
梅毒に感染すると、唇にできものが出たり、体中に赤い発疹が広がったりします。
これらは一見、皮膚の問題のように見えますが、実は性行為からうつる性病の一つです。梅毒の症状は他とは異なるため、自分が性病にかかっていると気づきにくいことがあります。しかし、症状がはっきりしているので、治療の際には多くのケースで保険が適用されます。
一方、HIVは感染後に症状が出ない期間が長いことが特徴です。この無症候期間は注意が必要です。
尖圭コンジローマやヘルペス
尖圭コンジローマやヘルペスの治療には、保険が適用される薬があります。
ただし、治療方法によっては保険が使えず、自分で治療費を全額負担しなければならないこともあります。例えば、尖圭コンジローマの場合、液体窒素を使った冷凍療法は保険が利くので安心です。ヘルペスに関しても、飲むタイプの抗ウイルス薬が処方され、これも保険が適用されます。
まとめ
性病については、症状が現れていれば、たいてい保険が使えます。
でも、症状がないのに「自分が性病かどうか調べたい」という理由だけで検査をしたい場合は、自分で治療費を払う必要が出てくることもあります。
つまり、性病の治療に保険が適用されるかどうかは、症状があるかないかによって決まるというわけです。また、私たちのようなメンズクリニックで治療を受ける場合は、治療費を自分で全額負担することになるので、その点は覚えておいてください。
当院では、数十種類の性病検査を行っています。
プライバシーに配慮し、薬も院内処方なので、安心です。
アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。
電話・メール・LINEにて予約可能です。
完全予約制のため、予約なしでは受付できませんのでご注意ください。
本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。