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アモーレクリニック HOME性病に関する記事血精液症の原因は陰嚢や前立腺の炎症です

2024.03.02
血精液症の原因は陰嚢や前立腺の炎症です

血精液症とは、精液に血が混ざる症状のことです。

 

射精時に精液が赤や黒、ピンクっぽい色の場合は血精液症が疑われます。血精液症の原因や症状、治し方について解説します。精液に血が混ざった時は、陰嚢や前立腺の炎症や腫瘍、性病感染が疑われるので、気を付けましょう。

 

血精液症の原因とは

血精液症は、精液に血が混ざる症状のことです。

 

原因はさまざまで、炎症や腫瘍によって起こります。ほかにも、クラミジアや淋菌といった性病に感染した際にも血精液症は起こりやすいと言われている。血精液症は自然治癒するケースもありますが、治らないこともあるので、注意しましょう。

 

陰嚢や前立腺の炎症

 

陰嚢や前立腺に炎症が起こると、血精液症が起こりやすいです。

 

陰嚢(睾丸)や前立腺に炎症が起こると、細胞が柔らかくなり、傷が付きやすいです。その傷口から出血して、精液に血が混ざると言われています。炎症が起こっているため、陰嚢周辺に違和感を覚えやすく、痛みやかゆみが起こるのも特徴的です。

 

股間周辺の腫瘍(がん)

 

精液に血が混ざるのは、精液の出口のどこかで出血していると考えられます。

 

その原因が、股間周辺の腫瘍(がん)です。精液に血が混ざるのは、決して珍しいことではなく、自然治癒するケースも多い。しかし、原因が悪性腫瘍の可能性もあるので、血精液症が起こった時は、念のためクリニックに受診するべきでしょう。

 

クラミジアなどの性病感染

 

クラミジアや淋菌の性病は、尿道から精巣に感染します。

 

その際に、尿道や精巣に炎症を引き起こすことがわかっています。その炎症が、陰嚢周辺に起これば、精液に血が混ざることも不思議ではありません。性病は自然治癒しないので、抗生物質などの治療薬を扶養しない限り、治ることはないです。

 

血精液症の症状

血精液症になると、精液に血が混ざります。

 

血が混ざるため、不安に感じる方も多いでしょう。射精時に痛みを伴ったり、慢性的な痛みやかゆみが起こったりします。また、血精液症は必ずしも痛みが起こるとは限らず、尿自体は普通の色をしているケースもあるようです。

 

精液に赤や黒っぽい血が混ざる

 

精液に血が混ざるのを血精液症と呼びます。

 

血は鮮明な赤色や酸化した黒っぽい色が特徴的です。しかし、出血量が少なければ、血液が精液で薄まり、ピンクっぽい色が見られることもある。血液に赤や黒っぽい色が見られる場合は、血精液症と判断して、クリニックに受診して問題ないでしょう。

 

射精時に痛みを感じる

 

射精時に痛みを感じるのも、血精液症の症状です。

 

しかし、血精液症は必ずしも痛みを感じるとは限りません。痛みのない血精液症もあるので、痛みがなければ、安心というわけではないです。実際に性病のクラミジアは半数以上が無症状ですし、腫瘍の場合は痛みを感じないことも多いでしょう。

 

尿には普通な場合もあります

 

血精液症は、精液に血が混ざる症状です。

 

そのため、尿自体は透明の場合があります。これは、尿が通る尿道や膀胱には問題がなく、精巣や精管に出血がある場合に見られる特徴です。なので、血精液症でも尿自体は普通な場合があります。それでも、念のためクリニックに受診するべきでしょう。

 

血精液症の治し方

 

血精液症は、原因が複数考えられます。

 

必ずしも陰嚢や前立腺の炎症、股間周辺の腫瘍(がん)とは限りません。尿検査や血液検査といった精密検査をクリニックで行う必要があります。原因によって治療法が異なるので、自己判断で市販薬を使うことはオススメできません。

 

精密検査で原因を調べる

 

精密検査で、血精液症の原因を調べます。

 

炎症が原因の場合は抗炎症薬、腫瘍の場合は良性か悪性の検査。クラミジアや淋菌の場合は抗生物質などの性病治療薬の服用が必要になります。血精液症が数週間も続くなら、泌尿器科やメンズクリニックに受診してください。

 

数か月で自然治癒するケースも多い

 

血精液症は、数か月で自然治癒するケースも多いです。

 

出血自体は、数か月も経てば、自然に治まります。しかし、仮に症状が治まっても、原因が改善されたとは限りませんので、クリニックでの精密検査は必要です。基本的に、尿や精液に血が混ざった時は、検査を行ってください。

 

念のため検査を推奨する

 

血精液症は自然治癒することがあります。

 

しかし、自然治癒しても、性病の場合は体内から原因菌が消えたわけではありません。腫瘍の場合は進行していく場合もありますので、注意しましょう。精液に血が混ざった時は、最悪のケースを考えて泌尿器科等に受診することを推奨します。

 

まとめ

 

血精液症は、陰嚢や前立腺の炎症や腫瘍が原因です。

 

ほかにも、性病によって精液に血が混ざっている可能性も考えられます。血精液症になると、精液に血が混ざり、射精時に痛みを感じることもあるようです。精液に血が混ざった時は、念のために泌尿器科やメンズクリニックに受診しましょう。

 

当院では、数十種類の性病検査を行っています。

 

アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。

 

電話・メール・LINEにて予約可能です。

 

完全予約制のため、予約なしでは受付できませんのでご注意ください。

 

本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。

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