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アモーレクリニック HOME性病に関する記事抗生物質と性病|すべての性病に効果があるのか?

2024.03.02
抗生物質と性病|すべての性病に効果があるのか?

抗生物質は性病などの細菌による感染症に広く使われています。

 

抗生物質は、細菌の性病には効果があります。しかし、なぜ性病を治すのでしょうか。抗生物質には、内服薬と点滴・注射があり、性病によって治療方法は異なります。性病に対して抗生物質が使われる理由についてわかりやすく解説します。

 

抗生物質は性病を治すのか?

抗生物質は性病に対して効果があります。

 

そして、抗生物質は性病の中でも「細菌」に効きます。性病には、細菌以外にウイルスや真菌があり、ウイルスや真菌に対して抗生物質は効果がありません。そのため、ヘルペスウイルスやカンジダなどに抗生物質を投与しても、治らないのです。

 

抗生物質は細菌に対して効果がある

 

抗生物質とは、細菌を死滅させる効果があります。

 

性病の中には、細菌に分類されるものがある。それらは身体の免疫細胞で対応できないので、抗生物質に頼ることになります。抗生物質は正しく使えば、多くの細菌による感染症の治療薬となりますので、大切な医薬品だと言えるでしょう。

 

細菌の性病のみ効果があります

 

抗生物質は細菌による性病に効果があります。

 

そのため、性器ヘルペスや口唇ヘルペスの原因となるヘルペスウイルスには効果がありません。ほかにも、真菌の一種であるカンジダにも効果がない。ウイルスには抗ウイルス薬、真菌には抗真菌薬が使われます。

 

抗生物質は処方箋なしで購入できません

 

抗生物質は市販されていません。

 

抗生物質は強力な医薬品です。そして、使い方を間違えれば細菌に耐性をもたらしてしまうため、注意が必要な治療薬とも言えるでしょう。抗生物質の処方は医師による処方箋をもとに購入するため、薬局・ドラッグストアで市販はされていないのです。

 

抗生物質は内服薬や点滴がある

抗生物質には、内服薬と点滴・注射があります。

 

多くの場合は内服薬での治療が多いです。しかし、淋菌といった耐性を持ちやすい細菌だったり、症状が強く表れていたりすると点滴での治療を選択するケースがあります。抗生物質は一度の治療で完全に死滅させて、完治させることが何よりも重要なのです。

 

多くは内服薬による投与

 

抗生物質は内服薬での治療がほとんどです。

 

クラミジアや梅毒といった細菌の性病は、内服薬を使います。抗生物質は1日1回のもの、1日に4回飲むものがあります。抗生物質は毎日飲むことが重要です。もし、抗生物質の飲み忘れに気づいた時は菌に耐性を持たせないためにもすぐに服用しましょう。

 

症状が強い場合は点滴や注射で治療

 

症状が強く表れている時は、点滴・注射による治療も考慮します。

 

内服薬よりも、点滴・注射の方が効果は高いです。また、淋菌といった一部の細菌には抗生物質に対して耐性を持ちやすい細菌も存在します。そういった細菌には、内服薬よりも点滴・注射での投与を選択するクリニックもあるようです。

 

耐性を持たせないことが重要です

 

細菌の性病は、耐性を持たせないことが重要です。

 

抗生物質に対する耐性を持った細菌は、抗生物質が効きにくくなります。そのため、治療期間が伸びたり、抗生物質が効かなくなったりします。それは、性病の治療が困難になることを意味するので、耐性を持たせないことが大切です。

 

そういった意味でも、抗生物質の飲み忘れはないようにしましょう。

 

性病の検査方法と治療方法

 

性病はどのようにして検査し、治療を行っていくのか。

 

性病の検査は男性の場合は尿検査が一般的です。尿検査で感染している性病を見つけ、性病にあった治療薬が処方されます。細菌の場合は抗生物質が処方される。そして、クリニックによっては1か月後に再検査を行うところもあるようです。

 

男性は尿検査を行う

 

尿検査で多くの性病を見つけられます。

 

また、尿検査ではなく、血液検査を行うクリニックもあるようです。これは、梅毒やHIVは尿検査で発見しにくく、血液検査でしかわからない性病が隠れているケースもあるからです。そのため、血液検査で総合的な検査を行うクリニックもあります。

 

性病に応じて抗生物質が処方される

 

性病が細菌の場合は、抗生物質が処方されます。

 

抗生物質にも種類があり、ペニシリン系やアミノグリコシド系といったものがある。性病の種類や症状に合わせて医師の判断で処方されます。また、ウイルスの場合は抗ウイルス薬、真菌の場合は抗真菌薬が処方されるのです。

 

約1か月後に再検査するクリニックも

 

クリニックによっては、約1か月後に再検査を行います。

 

これは、抗真菌薬の用量用法を守って服用したとしても、細菌が完全に死滅しきらないケースがあるからです。そうすると再び活性化して、増殖します。その際に、抗生物質に耐性を持ってしまう可能性もあるので、注意が必要です。

 

耐性を持たせないためにも、再検査を行っているクリニックもあります。

 

まとめ

 

抗生物質は細菌の性病に効果があります。

 

しかし、性病にはウイルスや真菌も存在します。多くの性病は細菌ですが、ウイルスの可能性もあるため、必ずしも抗生物質が使われるとは限りません。また、処方された治療薬は医師の説明を守って服用することで、完治できます。

 

抗生物質を飲み忘れたり、自己判断で服用を中止したりすると、治療期間が伸びます。

 

抗生物質は必ず処方された量を最後まで飲みきりましょう。

 

当院では、数十種類の性病検査を行っていますので、気になる方はお越しください。

 

アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。

 

電話・メール・LINEにて予約可能です。

 

完全予約制のため、予約なしでは受付できませんのでご注意ください。

 

本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています。

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