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アモーレクリニック HOME | 性病に関する記事 | 梅毒の感染は献血するとわかるのか?
- 2023.11.30
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梅毒の感染は献血するとわかるのか?
梅毒の感染を献血で検査できるのでしょうか。
献血とは、無償で供血することです。血液は現代の医学でも人工的に作れず、長期間保存もできません。なので、定期的に必要な血液を確保する必要がある。そこで、献血は大きな役割を持っています。
そんな献血で梅毒の感染はわかるのか、詳しく解説します。
梅毒は献血するとわかるのか?
梅毒は献血した時に検査結果としてわかるのでしょうか。
献血すると健康診断のように、さまざまな項目がわかります。そして、梅毒なども希望があれば検査結果で報告してくれるようです。しかし、HIVなどは原則通知されないようです。梅毒などはわかりますが、一部の感染症はわかりません。
希望した場合は検査結果がわかる
梅毒やB型/C型肝炎は希望があれば検査結果がわかります。
基本的に献血した際に感染症がある場合は、その血液を廃棄したり、検査試薬製造等で有効活用したりします。また、献血でわかる検査はすべての感染症がわかるわけではなく、原則通知の義務はないので、あくまで献血した方への特典のようなものです。
献血で異常がなくても、クリニックでの性病検査は大切です。
HIVなどは原則通知されません
献血でHIVなどは原則通知されません。
献血でわかるのは、血圧や脈拍、コレステロール値などです。感染症は希望した方のみ通知され、すべての感染症が検査されるわけではないので、注意しましょう。また、すでに性病などに感染していることがわかっている場合は献血を控えましょう。
検査目的の献血はお断りしている
献血は検査目的での利用をお断りしています。
献血はあくまで医療機関で必要な血液を無償で供血する場所です。そこで献血に協力してくれた方へ感謝の気持ちとして、検査サービスを行っているだけなので、注意しましょう。そもそも血液検査としては項目が不十分ですし、病気が見つかっても原則通知の義務はありません。
献血ができない人っているのか
献血ができない方はいるのでしょうか。
献血は誰でも参加できるのが特徴です。しかし、献血では健康的な血液のみが使われるので、輸血に使えない血液は廃棄処分されます。献血のルールはさまざまですが、下記に当てはまる方は献血を受けられませんので、控えましょう。
発熱や体調不良の方
当日に発熱や体調不良があると献血できません。
また、血圧が高すぎたり、低すぎたりすると採血によって立ちくらみやめまいが起こることもあります。貧血の方は献血で、貧血が悪化する可能性もあるでしょう。体調が良い時以外は基本的に献血に行くことはオススメできません。
4週間以内に海外に行った方
海外から帰国して4週間以内の人は献血できません。
どの国でも原則4週間となっていますが、マラリア流行地を旅行した場合は原則として帰国1年間は献血できません。また、長期滞在の場合は帰国後3年となります。ほかにも、さまざまな血液を返して感染する原虫症は多く、明確にルールが定められています。
6か月以内に性行為を行った方
6か月以内に性行為が合った方も献血を控えた方が良いです。
ただし、6か月以内に不特定の異性や新たな異性、男性同士の性行為に限ります。パートナーとの性行為は原則問題ありません。これは、性行為によって起こる性感染症のリスクを考えて採血をご遠慮して貰っているようです。
梅毒が疑われる特徴的な症状とは
献血で性病感染がわかることを説明しました。
しかし、献血は性病検査ではないので、検査目的の利用は控えましょう。性病検査は泌尿器科や性病科、メンズクリニックなどの医療機関で受けるべきです。また、梅毒は感染すると特徴的な症状が起こるので、症状と合っている方は検査を検討しましょう。
唇に出来物がある
梅毒に感染すると唇に出来物が現れます。
その出来物は、数週間で自然に消えるため、梅毒だと気づきにくいです。自然に消えても身体の中から菌が消えたわけではありません。性行為を行えば、相手にうつしてしまうリスクがあるので、注意しましょう。
全身に赤い発疹がある
梅毒に感染すると、全身に赤い発疹が現れます。
この症状が梅毒の最も特徴的な症状です。赤い発疹が現れて、数週間以上続くなら、梅毒を疑いましょう。また、赤い発疹も数か月で自然に消える特徴があるため、治ったと勘違いしやすいのも梅毒の恐ろしいところです。
全身に炎症が起こる
梅毒の赤い発疹の後、全身に炎症が起こります。
ゴム腫のようなものができることもあり、この段階で放置される方は少ないでしょう。全身に炎症が起こると、治療を始めても時間がかかり、皮膚の炎症の後が残るといった後遺症も見られるので、理想を言うと一段階前にクリニックで性病検査を受けたいです。
この炎症を放置すると、脳や心臓に病変が起こるまで悪化し、命の危険もあります。
まとめ
献血にて梅毒の感染はわかります。
しかし、献血は性病検査を目的に受けるものではありません。医療に必要な血液(輸血)を無償で供血するためのものであって、健康診断や性病検査のものではないので、その点を踏まえた上で献血に行くことを推奨します。
また、発熱や体調不良の方は原則献血を受けられません。
献血のルールは事前にホームページなどで確認してから行きましょう。
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