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アモーレクリニック HOME | パイプカット・ED・シリコン挿入に関する記事 | 降圧剤を飲んでED薬を飲んでいるが低血圧のリスクはあるのか?
- 2023.11.30
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降圧剤を飲んでED薬を飲んでいるが低血圧のリスクはあるのか?
高血圧の方は治療薬の降圧剤を服用していることでしょう。
降圧剤は血管の収縮を防ぐ作用があり、高血圧の症状を緩和します。そして、ED治療薬は血管を拡張して血液の巡りを促進する効果があるため、似たような薬であると言えます。では、降圧剤を飲んでいる人はED治療薬が飲めないのでしょうか。
降圧剤とED治療薬で低血圧などのリスクは高まるのか解説します。
降圧剤とED治療薬の相性について
降圧剤とED治療薬は相性が悪いのでしょうか。
どちらも血圧を下げる効果があるため、併用すると低血圧の危険性があると考えられます。人は血圧が下がりすぎると低血圧になり、立ちくらみやめまいといった症状が現れる危険性もあるので、注意しましょう。
どちらも血圧を下げる効果がある
降圧剤は血管の収縮を抑える効果があります。
そして、ED治療薬も血管を拡張して、結果的に血管の収縮を抑える作用があります。そのため、両方の薬を服用すると、重複して血圧を下げてしまいます。そのため、本来であれば降圧剤だけで高血圧の症状を抑えられるのに、血圧が下がりすぎてしまう。
そのため、降圧剤とED治療薬を併用するのは注意が必要だと考えられています。
併用すると血圧が下がりすぎる危険性
前述した通り、降圧剤とED治療薬の併用は血圧が下がりすぎます。
ED治療薬を服用すると副作用で「めまい・たちくらみ」といった症状が報告されています。これは、血管が拡張して、血圧が下がって起こると考えられている。なので、降圧剤と併用すると上記の副作用が現れやすいと言えるでしょう。
ED治療薬を服用する際には事前に医師に報告する
ED治療薬を服用する際は、医師に高血圧であることを報告しましょう。
多くの医師は、降圧剤とED治療薬の相性について深く理解しているので、問診の際に服用している薬を聞くと思います。そこで、降圧剤の服用を報告しないと、医師も間違った判断を行ってしまうので、必ず降圧剤の服用は報告しましょう。
また、ED治療薬と相性の悪い薬は他にもあるので、お薬手帳は持参するのがオススメです。
降圧剤はEDの原因になると考えられている
降圧剤は、EDの原因になると考えられている。
降圧剤は血管の収縮を抑えるため、EDに対して良い働きをしそうだと考える方は多いと思います。しかし、降圧剤の作用を考えると、必ずしもそうとは言い切れないのです。降圧剤がEDの原因になってしまう理由について詳しく解説します。
利尿薬で亜鉛不足に
降圧剤には、利尿薬が処方されることもあります。
利尿剤はナトリウムイオンという物質の再吸収を阻害する働きがあります。その働きによって、水分が血液に溶け込めなくなるので、尿として排泄され、循環する血液量が減少して血圧が下がるという仕組みになっているようです。
高血圧の薬に、利尿薬が使われるのは上記が理由です。
しかし、利尿薬は亜鉛も尿として排出されてしまうため、亜鉛不足になりやすい。亜鉛は勃起と深い関わりがあるので、結果的にEDにつながると考えられています。
自律神経の働きかけで神経伝達が弱まる
降圧剤には、ベータ遮断薬と中枢性交感神経抑制薬があります。
これらは、自律神経に働きかけて、血管の収縮を防ぐ作用がある。そのため、降圧作用につながります。しかし、上記の薬は神経伝達を弱めてしまうため、性的刺激によって勃起する神経伝達が阻害されてしまうリスクもあるのです。
降圧剤がEDにつながるのは、上記が理由だと考えられています。
抗うつ剤もEDの原因につながる
降圧剤以外にも抗うつ剤などもEDの原因となる。
抗うつ剤は、セロトニンという物質を増加させる作用があります。そして、抗うつ剤によってセロトニンが増えるとドーパミンという性的衝動にかかわる物質が抑制されてしまうのです。そのため、性欲が落ちたり、勃起の神経伝達がうまく働かなかったりすることにつながるのです。
ほかにも、薬の作用によってEDにつながるので、医師に相談しましょう。
降圧剤を飲んでいる人だとED治療薬は飲めないのか?
降圧剤を服用している人は、ED治療薬は飲めないのか。
降圧剤によってEDが引き起こることもあるのに、ED治療薬が飲めないとなると、EDを解決する方法がないと考えてしまいます。実は降圧剤を飲んでいても、基本的にED治療薬を服用することは問題ないと考えられています。
降圧剤との併用は禁止されてはいない
降圧剤とED治療薬の併用は禁止されていません。
しかし、併用注意にはなっています。降圧剤とED治療薬を同時に服用すると、血管の収縮を抑えすぎてしまい、低血圧の症状である「めまい・立ちくらみ」が起こります。降圧剤とED治療薬の併用は禁止されていませんが、併用注意となっていることは知っておきましょう。
しかし副作用が強く現れることはある
降圧剤とED治療薬を併用すると、副作用が強く現れると言われている。
ED治療薬の副作用は「動悸・めまい・立ちくらみ」などの血管にかかるものです。これらは、血管が拡張して血液の巡りが良くなりすぎると起こる副作用です。そのため、血管の収縮を抑える降圧剤と併用すると、上記の副作用が起こりやすいと考えられています。
高血圧の治療をしていない人は処方が禁止されることも
血圧が高く、高血圧なのに治療していない人はED治療薬が使えません。
これは、血圧が高い状態でED治療薬を使用するのは危険だと考えられているからです。なので、高血圧で薬を使っていない人はED治療薬が使えません。ED治療薬を使うためには、降圧剤を服用するか、血圧を正常な数値に戻すしか方法はないです。
まとめ
降圧剤を服用していても、ED治療薬は服用できます。
しかし、降圧剤とED治療薬を併用すると副作用が強く表れてしまいます。対処するには、食生活や運動によって、血圧を正常に戻して、降圧剤から卒業することです。また、EDは抗うつ剤などでも引き起こる可能性があるので、注意しましょう。
EDの診断を受ける時は、お薬手帳を持参しましょう。
当院では、ED治療薬の処方を行っています。
アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。
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