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アモーレクリニック HOME性病に関する記事デリケートゾーンにワセリンは問題なし?粘膜に良くないのか?

2023.08.24
デリケートゾーンにワセリンは問題なし?粘膜に良くないのか?

デリケートゾーンにワセリンを塗るのは問題ないのか。

 

デリケートゾーンにワセリンを塗ることで、皮膚を保湿して、かゆみを抑える効果に期待できます。しかし、デリケートゾーンは粘膜に近いため、ワセリンを塗ること自体に問題があると考える方も多いでしょう。

 

デリケートゾーンにワセリンを塗っても大丈夫?

デリケートゾーンにワセリンを塗っても大丈夫なのか。

 

粘膜にワセリンを塗る危険性とデリケートゾーン用の塗り薬について解説します。デリケートゾーンは主に性器や肛門周辺を指します。デリケートゾーンは粘膜が近いため、刺激や成分の強い塗り薬を使うと必要以上に作用が出るので、注意しましょう。

 

粘膜にワセリンを塗ると作用が強く出る

 

デリケートゾーンにワセリンを塗ると必要以上に作用が強く出ます。

 

これは、粘膜が皮膚の中でも薄いため、成分を顔や腕などの皮膚と比べて多く吸収してしまうからです。ワセリン自体はそこまで強い成分を配合していないため、粘膜に塗っても作用が強く出すぎることは考えられません。

 

しかし、ワセリンでも粘膜に塗ることで、逆にかゆくなる可能性は考えられます。

 

ワセリンは粘膜を避けて塗るべきです

 

ワセリンは粘膜を避けて塗ることをオススメします。

 

本来ワセリンは顔や二の腕などに塗って保湿するためのものです。デリケートゾーン用に販売されているわけではないので、使用は控えることをオススメします。ワセリンは油分を含むため、乾燥しにくく、肌を保湿する効果に長けています。

 

デリケートゾーン用の塗り薬がオススメです

 

男性用・女性用のデリケートゾーン用の治療薬が販売されています。

 

クリニックに受診しなくても、薬局・ドラッグストアにて市販されています。デリケートゾーンのかゆみ対策としてワセリンを使うか悩んでいる方は、薬局・ドラッグストアでデリケートゾーン用の塗り薬を購入してください。

 

ワセリンにはどういった効果がある?

ワセリンには、どのような効果が期待されるのか。

 

ワセリンとは、石油から精製された保湿剤のことです。石油から作られているため、刺激が強そうに思えます。しかし、石油を高純度に精製しているため、赤ちゃんの肌に使えるほど優しい成分です。ワセリンは安心して使える保湿剤として長く愛されています。

 

また、ワセリンは純度が高ければ高いほど、白色に近づくとされています。

 

肌の乾燥を防ぐ

 

ワセリンは塗ることで、肌の乾燥を防ぎます。

 

石油由来の天然成分なので、肌に油膜を作るように保湿して、乾燥を防ぐ。乳液などと比べると蒸発しにくいため、長時間の保湿に期待できます。乾燥肌の方に好まれ、フェイスクリームとしても、ボディクリームとして使用できる保湿剤です。

 

ニキビの繁殖を防止する

 

ニキビが発生する原因はさまざまですが、乾燥も原因のひとつです。

 

そのため、ワセリンを塗ることで、肌のバリア機能を高めて、ニキビ対策になります。またデリケートゾーンに塗ることで、発疹などの対策にもなる。しかし、デリケートゾーンは粘膜が近いため、塗る時は粘膜を避けて塗ることをオススメします。

 

傷口を早く治す

 

ワセリンは傷口にも塗れます。

 

傷口は絆創膏などを貼るのが一般的です。絆創膏を貼ることで、傷口の乾燥を防いで治りを早くする効果があります。つまり、傷口にワセリンを塗ることは、傷口の乾燥を防いで治りを早くする効果に期待できるとわかるでしょう。

 

デリケートゾーンのかゆみは性病の可能性あり

 

デリケートゾーンのかゆみは、性病の可能性もあります。

 

クラミジアや淋菌といった細菌性の性病に感染すると、性器周辺に炎症が起き、かゆみや排尿痛を感じることがあります。これらは、細菌が原因なので、ワセリンを塗っても治まることがなく、抗生物質などの治療薬の服用が必要です。

 

デリケートゾーンのかゆみは性病?

 

デリケートゾーンのかゆみは性病が原因かも知れません。

 

性病に感染すると、尿道から精巣にまで菌やウイルスが侵入します。そして、多くの性病は陰部にかゆみや痛みを引き起こす症状が特徴的です。なので、デリケートゾーンのかゆみが長期間に続く場合は、性病感染を疑いましょう。

 

性病は自然治癒しません

 

性病は、菌屋ウイルスが原因で、自己免疫で完治しません。

 

必ず抗生物質や抗ウイルス薬などの治療薬を飲みます。抗生物質や抗ウイルス薬は薬局・ドラッグストアで市販されていないので、処方箋を貰う必要があります。なので、性器にかゆみが起こった時はクリニックへ受診しましょう。

 

抗生物質などの治療薬が必要です

 

性病は細菌の場合は抗生物質で治り、ウイルスの場合は抗ウイルス薬で治ります。

 

また、菌の中でも「細菌(クラミジア・淋菌等)」や「真菌(カンジダ・白癬菌等)」があり、原因によって治療法が異なります。また、抗生物質や抗真菌薬の服用する量や期間は症状によって異なり、医師の診察が必要になるので、注意しましょう。

 

デリケートゾーンにかゆみが起きた時は、泌尿器科へ受診することをオススメします。

 

まとめ

 

ワセリンは保湿剤としては、とても効果があります。

 

しかし、デリケートゾーンは粘膜が近いため、使用することはオススメしません。もし塗る場合は粘膜を避けて保湿クリームとして使用してください。デリケートゾーンにかゆみが起きた際には、デリケートゾーン用の塗り薬などを使いましょう。

 

また、デリケートゾーンのかゆみは性病の可能性があるので、注意しましょう。

 

当院では、性病の検査も行っています。

 

アモーレクリニックはスペシャリストによる治療・丁寧なカウンセリング・安心の料金体系・万全なアフターケア・完全個室・予約制の特徴があるメンズクリニックです。

 

電話・メール・LINEにて予約可能です。

 

完全予約制のため、予約なしでは受付できませんのでご注意ください。

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