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アモーレクリニック HOME | パイプカット・ED・シリコン挿入に関する記事 | 男性の「適度なオナニー頻度」が存在しているって本当?
- 2023.09.03
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男性の「適度なオナニー頻度」が存在しているって本当?
恋人ができても、結婚しても止められないのが、男性のオナニーです。
女性の場合は「なんでセックスする相手がいるのに、オナニーするの?」と疑問に思う人も多いのですが、男性からすれば「パートナーのセックスとオナニーは、まったく別物」である、という意識が強め。
パートナーがいても、定期的なオナニーを継続している男性がほとんど、と言えるでしょう。
もちろん、パートナーができたからと言って男性がオナニーを止めなければならない理由はありません。
むしろパートナーがいても、オナニーを継続するほうが健康に良い、なんて意見があるくらいです。
とは言え、さすがにパートナーの存在を無視してオナニー三昧とはいきませんし、年齢を重ねてからも毎日何回もオナニーしている、なんてわけにはいかないでしょう。
オナニーには「適切な頻度」があり、あまりしすぎるのはもちろん、しなさすぎても問題がある、と言われています。
そこで今回は、男性が年代別にどのくらいの頻度でオナニーをしているのか、そしてオナニーの「適切な頻度」とはどの程度と言われているのか、をご紹介します。
男性の年代別オナニーの頻度はどの程度?高齢になってもオナニーを続けている男性は多い!
まず参考に、男性の年代別オナニーの頻度について知っておきましょう。
もちろんこれはあくまでも「参考」の数字であって「自分はこんなにオナニーしていない」「データに比べてオナニーの頻度が多いんだけど、問題なの?」なんて、不安になる必要はありません。
オナニーの頻度には個人差があって当然なので、あくまでも平均的な頻度、として考えてくださいね。
若ければ若いほどオナニーの頻度が多い
コンドームやローションなどを開発・販売しているジェクス株式会社が2020年に調査した「JEX SEX SURVEY2020」によると、若ければ若いほどオナニーの頻度が多い傾向が見られます。
たとえば「毎日オナニーする」のは、20代が19.0%、30代が10.6%、40代が5.4%、50代が5.9%、60代が1.8%となっています。
40代から肉体的な衰えを感じる男性が多い、とは聞きますが、実際にデータとしても40代でガクっと「毎日オナニーする」男性は減っていることがわかりますね。
20代、30代だと「毎日」から「週に2~3回」が半数以上となっているのに対し、40代になると「毎日」から「週に2~3回」が30%強とかなり減少するのも、40代で精力が減退する証明と言えるでしょう。
60代以上になってもオナニーを続ける男性はいる
40代を迎えると、一気に頻度が減ってしまうオナニーですが、年齢に関係なくオナニー自体は続ける男性が多いのも事実です。
たとえば60代男性について、オナニーの頻度を見てみましょう。
「毎日」は1.8%、「週4回~6回」が2.4%、「週2回~3回」が10.0%、「週1回」が22.3%、「月2回~3回」が13.0%、「月1回」が11.2%となっています。
「1年以上していない」60代男性も22.4%と、5人に1人程度はいますが、逆に言えば5人に4人は60代になっても、ある程度の頻度でオナニーは継続している、ということですね。
こういったデータを見ても、男性はいくつになってもオナニーを続ける生き物である、と考えられます。
男性にとっての「適切なオナニー頻度」は存在する?
「オナニーは適切な頻度でおこなえば、健康に良い」との言葉を聞いたことがある男性は多いでしょう。
しかし実際に、どの程度の頻度が適切な頻度なのか?となると、なかなかそこまでは知らないのではないでしょうか。
ここでは「身体に良いと言われるオナニー頻度」を3パターン、ご紹介します。
月に21回以上オナニーすると「前立腺がん」の発症率が下がる
まず言われているのが、月に21回以上オナニーをすると「前立腺がん」の発症率が下がる、との説です。
アメリカのハーバード大学公衆衛生大学院の調査で、月に21回以上オナニーをする男性は、月に4回から7回オナニーをする男性に比べて、前立腺がんの発症率が2割前後低くなる、との結果が発表されています。
前立腺がんは、現在男性が罹患するがんとしては数が増えてきており、かなりの数の男性が前立腺がんのリスクを抱えている、と言われています。
もちろん前立腺がんを発症すれば命にも関わってきますので、オナニーで前立腺がんの発症率を下げられるのであれば、それはかなり有益な情報と言えるのではないでしょうか。
とは言え、月に21回となると、週に4回から5回はオナニーをしなければならない計算になります。
中年以降の男性にとっては、まずこの回数をこなすのもちょっと大変なのではないでしょうか。
逆に言えば、高齢になっても月に21回オナニーをこなせるような男性は、もともとが健康体で前立腺がんのリスクが低いのでは……なんて想像もしてしまいますね。
まだ医学的に証明もされていない説ですので「こんな説もある」程度に考えておいたほうが無難かもしれません。
男性機能の維持のためには3日に1回はオナニーするべき!
勃起力や精子の製造力などの男性機能は、使わなければどんどん衰えていきます。
運動せずに寝てばかりいると、筋肉がどんどん衰えていくのと同じですね。
そのため男性機能をある程度維持するためには、3日に1回はオナニーをすると良い、と言われています。
そもそも男性が1回射精すると、空になった精子がフルに充填されるまでの期間が3日程度、となっているため、3日に1回オナニーをして精子の生産を継続する、という意味では理にかなっているわけですね。
7日に1回オナニーするとテストステロン値が高まる
中国にある浙江大学の研究によると、7日に1回のオナニーで男性ホルモンであるテストステロンの値が高まる、との結果が出ています。
オナニーを我慢することで体内のテストステロン値が毎日高まっていくのですが、この値が最高値になるのがオナニーを我慢し始めてから7日目のこと。
7日目を過ぎると、だんだんとテストステロン値が下がっていってしまうため、7日目の時点でオナニーをして射精すれば、また翌日からテストステロン値が高まっていく、との理屈です。
テストステロンの値が下がると、性欲が減退するのはもちろんのこと、筋肉量が減って脂肪が増える、つまりメタボの原因になったり、イライラや不安感が高まったり、といった影響が出てきます。
男性更年期障害の原因ともなりますので、テストステロン値はある程度保っておいたほうが良い、と言えそうですね。
オナニーのしすぎはEDの原因になる?
オナニーのしなさすぎは男性機能の低下、つまりEDの原因となりえますが、逆にオナニーをしすぎてもEDになる可能性がある、と言われています。
オナニーをしすぎると、ペニスが強い刺激や自分が好む刺激に慣れてしまい、相手がいるセックスになったときに刺激に満足できず、勃起できなくなるわけです。
また単純にオナニーで射精してしまうため、セックスではもう射精するだけの精液が残っておらず、勃起できないケースも考えられます。
この場合は、EDの原因としては精神的な要因が大きく、肉体的にはとくに問題が見られないケースも多いです。
しばらくオナニーを我慢すればセックスでも勃起できるようになる確率は高い、と言えそうですね。
もしEDの傾向があったらメンズクリニックに相談を!
オナニーには適切な頻度がある、と言われてはいるものの、完全に医学的に証明されているわけではないのが実際のところです。
ただし男性機能は使わなければ使わないだけ衰えていくのは事実ですので、男性機能を保ちたいのであれば定期的なセックス、またはオナニーはしておくべきでしょう。
またオナニーのしすぎがEDの原因となるケースもありますが、そもそもEDにはさまざまな原因が考えられるため、単純に「オナニーのしすぎ」が原因とは言えません。
もしEDの傾向が出てきたら、メンズクリニックで専門医に診察を受けたほうが、早めの治療ができるためオススメですよ。