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アモーレクリニック HOME | 性病に関する記事 | 陰嚢湿疹にオロナイン軟膏は効くのか?
- 2023.07.25
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陰嚢湿疹にオロナイン軟膏は効くのか?
陰嚢に赤い湿疹が現れる症状を「陰嚢湿疹」と呼びます。
陰嚢湿疹は、陰嚢周辺に皮膚炎が起きている状態です。陰嚢が乾燥したり、蒸れたりすることによって肌のバリア機能が低下して、発症すると考えられています。そんな、陰嚢湿疹に薬局やドラッグストアで販売されているオロナイン軟膏は効くのでしょうか。
陰嚢湿疹の原因と症状、治療法について詳しく解説します。
陰嚢湿疹にオロナインは効く?
陰嚢湿疹にオロナイン軟膏は効くのか。
一般的に、オロナイン軟膏には殺菌作用を含んでいるため、傷口の殺菌やニキビなどの細菌によって起こる炎症の治療に用いられています。陰嚢湿疹は皮膚炎なので、オロナイン軟膏が効くのではと考える方は多いでしょう。
湿疹にオロナインは使用できない
一般的にオロナイン軟膏は湿疹には使われません。
湿疹は皮膚炎ですが、ただれやかぶれのため、オロナイン軟膏の使用目的として適切ではないので注意しましょう。オロナイン軟膏は殺菌作用によって炎症を抑えます。湿疹は細菌が原因ではなく、バリア機能の低下による皮膚のトラブルです。
そのため、細菌が原因では陰嚢湿疹にオロナインは使用できないのです。
湿疹用の市販薬を使用するべき
陰嚢湿疹には、湿疹用の治療薬を使用してください。
肌のバリア機能の低下による皮膚炎を抑える外用薬は薬局やドラッグストアにて市販されています。湿疹用の治療薬を用いることで、陰嚢湿疹の症状は改善していくでしょう。
病院の処方薬の方がオススメです
もし、市販薬で効果がない場合は、処方薬を使いましょう。
病院で検査を行い、適切な治療薬を処方して貰うことで、陰嚢湿疹を確実に治せます。薬局やドラッグストアで市販されているものは、医師の判断がなくても問題ないような配合量と成分しか使われていないため、効果は弱い傾向にあります。
確実に治療するなら、クリニックにて処方される薬が効果的です。
陰嚢湿疹を発症する原因とは
陰嚢湿疹を発症する原因とはなにか。
陰嚢湿疹とは、湿疹のため、乾燥したり蒸れたりすることで起こる皮膚炎です。細菌が原因ではないので、殺菌作用のある抗炎症薬では効果には期待できません。肌のバリア機能の低下を高める治療薬(湿疹用の薬)が推奨されています。
湿疹とは皮膚炎のことです
湿疹とは、一般的に皮膚炎のことです。
皮膚に炎症が起こる仕組みは様々。傷口から細菌やウイルスが侵入して炎症が起こったり、肌のバリア機能の低下によって小さな刺激でも炎症が起こる敏感肌だったりします。陰嚢湿疹は湿疹のため、肌がかぶれてしまっていると考えてください。
陰嚢が乾燥している
陰嚢が乾燥するとことで、陰嚢湿疹は引き起こります。
肌は乾燥すると柔軟性を失い、刺激に対して弱くなります。そのため、皮膚炎が起こりやすい状態と言えるので、陰嚢を保湿してあげることが重要です。
汗や蒸れで生じることもある
陰嚢湿疹は、汗や蒸れなどでも引き起こります。
肌が保湿されすぎると、角質が柔らかくなって、肌のバリア機能が低下します。また、汗の皮脂や蒸れによる高い湿度によって雑菌も繁殖しやすくなる。なので、陰嚢湿疹は乾燥させずに、蒸れないように通気性も確保してあげることが大切です。
陰嚢湿疹の症状とは
陰嚢湿疹の症状について解説します。
陰嚢湿疹は皮膚炎の一種ですが、陰嚢にさまざまな症状を引き起こします。陰嚢湿疹を発症すると陰嚢に炎症が起きて、赤みや痒みが出るので注意しましょう。
陰嚢に赤みが出る
陰嚢に赤みが出るため、睾丸の赤みは陰嚢湿疹を疑いましょう。
赤みの原因は炎症で、肌のバリア機能の低下によるものです。細菌が侵入して引き起こされているわけでは無く、皮膚が乾燥したり蒸れたりしているのが原因だと考えられます。
睾丸周辺が痒くなる
陰嚢湿疹は、睾丸周辺がかゆくなります。
痒みには個人差があります。夜、睡眠不足に陥るほどのかゆみが発生することもあるので、陰嚢湿疹は早急に治療したい症状のひとつです。QOL(生活の質)に関係する症状なので、陰嚢湿疹は湿疹用の治療薬を使って、症状を緩和させるべきです。
細菌が侵入して炎症が悪化する
陰嚢湿疹はかぶれのため、細菌が原因ではありません。
しかし、陰嚢湿疹のかゆみによって、ひっかき傷が出来ることもあります。そうすると、小さな傷から細菌が侵入して、細菌性の皮膚炎を併発する恐れもある。
痒みが悪化するため、治りも遅くなります。
陰嚢湿疹の治療法
陰嚢湿疹はどのような治療法を用いるのか。
陰嚢湿疹は湿疹用の治療薬を使います。その時に、ステロイド配合の外用薬を使うことで、治りが早くなるので、薬剤師などに相談しましょう。また、市販薬で効果が無かった時は病院に受診して、治療薬を処方してもらってください。
ステロイドの外用薬を利用する
ステロイドの外用薬を使用することで、陰嚢湿疹は早く治療できます。
ステロイド治療は、炎症を抑える効果が強いため、陰嚢湿疹を素早く治療できる。しかし、ステロイドは長期にわたって大量に使用すると副腎機能が低下する恐れもあるので、使用する時は用法を守って、正しく治療することをオススメします。
市販薬で治らない場合は病院へ受診
市販薬で治らない時は、必ず病院へ受診しましょう。
病院にて処方される薬は症状に合わせて量と服用期間が決められます。医師や薬剤師の説明を受けて、用量用法を守って正しく服用しましょう。
受診するクリニックは皮膚科や泌尿器科です。
陰嚢に対する症状なので、泌尿器科へ受診することをオススメします。
まとめ
陰嚢湿疹にオロナインは使用できません。
湿疹用の治療薬を使いましょう。また、市販薬でも効果に期待できますが、クリニックにて処方される治療薬の方が治る可能性は高いと考えられるので、クリニックへ受診して治療薬を処方して貰うことをオススメします。
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