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アモーレクリニック HOME | 性病に関する記事 | 男性のエイズの症状について解説します
- 2023.06.27
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男性のエイズの症状について解説します
男性がエイズに感染するとどのような症状が起こるのか。
エイズの症状と期間、原因について解説します。エイズとは、HIVというヒト免疫不全ウイルスのことです。細菌やウイルスから身を守る免疫細胞に感染するウイルスで、他人へうつることもあり、HIVに感染してからエイズを発症するまでには長いラグがあります。
そんなエイズの症状について詳しく解説します。
エイズの症状とは
エイズの症状には主に5種類あります。
その症状はインフルエンザと似ていて、HIVに感染しても、気づかずに放置したり、風邪薬を飲むだけで済ませたりする方が多いです。下記の症状が起きた時は、必ずクリニックへ受診して原因を見つけましょう。
発熱
エイズには発熱といった症状が見られます。
高熱が出るため、風邪を引いたと勘違いしやすいです。高熱がエイズの初期症状だと気づかずに放置されてしまう方は多い。発熱が起きた際は39度以上もの高熱が起きるため、クリニックへの受診をオススメします。
また、発熱は感染者の90%以上に見られる特徴的な症状です。
リンパ節が腫れる
身体にはさまざまなリンパ節が存在し、エイズに感染すると腫れます。
リンパ節の腫れはエイズの症状の中でも、トップレベルに特徴的な症状です。エイズに感染するとリンパの多い首が腫れます。首の腫れはインフルエンザなどの時にも見られる症状なので、流行り風邪を引いてしまったと勘違いしやすいでしょう。
咽頭炎
咽頭炎とは、咽頭に炎症が起きる症状のことです。
エイズは高熱やリンパ節の腫れなどを引き起こしますが、咽頭に炎症を起こします。これは風邪やインフルエンザなどの時も同様に見られる症状です。喉に熱を持ち、しゃべりにくさがある時は、咽頭炎を引き起こしている可能性が高いです。
筋肉痛
HIVに感染すると筋肉痛の症状が見られることもあります。
風邪やインフルエンザに感染した時も筋肉痛に似た症状が見られることは報告されています。そのため、高熱を引いた際に起こりやすい倦怠感や筋肉痛だと勘違いしやすいです。もちろん、筋肉痛が起きると必ずしもHIVに感染したというわけではありません。
下痢
HIVに感染すると下痢の症状が見られることもあります。
下痢を引き起こす原因はわかっていないが、感染時期のいずれかに下痢症状が見られると分かっている。しかし、すべての方に見られるわけではないですし、風邪やインフルエンザの時にも下痢は特徴的な症状でしょう。
エイズの症状の期間とは
エイズに感染した際の症状は初期と発症期で異なります。
エイズは「感染初期・無症候期・発症期」という段階を踏んで症状が進む。その症状を知ることで、エイズを発症する前の期間について知りましょう。
感染初期
エイズの初期症状は前述したとおり。発熱や咽頭炎などが見られます。
上記の症状はHIVに感染した際の初期症状となります。初期症状をインフルエンザと勘違いされる方は多く、初期症状は感染してから1〜2週間で症状が現れて、1〜3週間ほどで無症状の期間へ以降しますので、治ったと勘違いしやすい。
また、初期症状が現れない方もいますので、ご注意ください。
無症候期
エイズの無症候期は最大10年間も続きます。
HIVの初期症状は数週間で治まるため、エイズに感染したと気づかない方は多い。3年〜10年の間に免疫を担うリンパ球が減っていくため、免疫力は低下を続けます。HIVに感染してから10年後に発症するのは恐ろしい感染症だと言えるでしょう。
発症期
エイズの無症候期を過ぎると発症期に入ります。
エイズを発症すると、下痢や体重減少などが起こり、免疫を担うリンパ球が減っているため、通常は感染しないようなウイルスや真菌(カビ)に感染します。そのため、エイズを発症すると感染症を発症しやすいと言えるため、エイズは体調不良を起こしやすい。
エイズに感染する原因とは
エイズ(HIV)はなぜ感染するのか。
感染する経路について解説します。エイズの原因は主に性行為・血液・母子感染の3つだと言われています。それらがエイズに感染する原因について知りましょう。
性的感染
エイズは性的感染が最も多いと言われています。
エイズは粘膜や傷から感染するため、性行為が多い。また、アナルセックスの場合は、腸内の粘膜が他の組織よりも薄いため、HIVが侵入しやすいと言われています。そのため、膣性行為よりも、アナルセックスの方が感染確率は高いと考えられている。
血液感染
エイズは血液による感染確率が最も高いです。
注射器や針の使い回しが最も感染確率は高い。現在は注射器を使い回すことはしないため、血液による感染は減っていると言われています。しかし、麻薬などの自己で注射器を使う場合は、共用するケースがおおいため、感染経路として考えられます。
母子感染
エイズは母子感染も考えられます。
出産時や授乳する際に、HIVが感染します。感染を予防するには妊娠初期のHIV検査や妊娠中の抗HIV療法などがあげられます。また、粘膜である膣を通さない、帝王切開などの選択的出産方法も防止策としては有名です。
現在、母子感染する確率は1%未満だと言われています。
まとめ
エイズは男性女性に限らず、症状が現れます。
HIVに感染すると初期症状としてインフルエンザに似た発熱やリンパ節の腫れなどが起こり、その後は最大10年の無症状期間を経て、発症期へ移行します。体内の免疫力を担うリンパ球が減るため、細菌やウイルスに感染しやすくなる恐ろしい病気です。
エイズは初期段階で、しっかりと治療を行うことが大切です。
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