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- 2023.06.02
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性病の症状|のどに違和感が現れることはあるのか?
性病の症状は喉に現れることもあります。
性病で喉に症状が現れるのはクラミジアと淋菌、梅毒の3種類が有名です。ほかにも、喉に症状が現れる性病はありますが、特徴的なのは上記の3種類でしょう。性病が喉に現れる理由と原因、風邪と間違いやすい理由について解説します。
性病でのどに症状が現れることは?
性病は喉に症状が現れることもあります。
喉に現れやすい性病は「クラミジア・淋菌・梅毒」です。とくに、喉への感染が疑われるのはクラミジアと淋菌だと言われています。それらの症状を咽頭クラミジア・咽頭淋菌と呼びますので、知っておくと性病を早期発見できます。
咽頭クラミジア
咽頭クラミジアとは、咽頭にクラミジアが感染すると引き起こされます。
咽頭クラミジアは喉の腫れや痛み、咳、発熱などが特徴的な性病です。自覚症状が現れにくいので、感染したことに気づかないケースも多いと言われています。クラミジアは性病の中でも感染者数の多い性病なので、気をつけましょう。
咽頭淋菌
咽頭淋菌とは、淋菌が咽頭に感染した症状で、咽頭淋病とも呼ばれます。
クラミジアと同等に喉の腫れや痛みが特徴的です。また、淋菌に感染した方の10%〜30%の方がクラミジアも併発していると言われている。それほど、クラミジアと淋菌は感染者数の多い性病であると言えるでしょう。
梅毒
梅毒に感染すると、喉に出来物が現れます。
喉への痛みや違和感がないので、感染に気づかないケースも多いようです。また、梅毒の症状は現れてから数週間で消えてしまうため、自然治癒したと誤解しやすい。しかし、体内に梅毒の原因菌は残り続けるので、気をつけましょう。
性病が喉に感染する理由
性病が喉に感染してしまう理由について解説します。
なぜ、性病は性器ではなく、喉へ感染してしまうのか。その理由は主に「キス」と「オーラルセックス」が疑われます。キスとオーラルセックスが喉へ感染してしまう原因についてわかりやすく解説します。
キスによる感染
キス(ディープキス)を行うと粘膜と粘膜が接触するため、口内の菌が感染します。
性病となる原因菌やウイルスが口内から感染する可能性があるのです。性病には咽頭に感染するものもあるため、キスによる感染は十分に考えられるでしょう。咽頭への感染はキスによる可能性が高いことは知っておきましょう。
オーラルセックスによる感染
オーラルセックスを行うと性器から咽頭へ感染します。
性器に性病が感染している場合はオーラルセックスによって咽頭に感染する可能性が考えられます。とくに、クラミジアや淋菌は咽頭へ感染するケースが多いです。オーラルセックスによる感染もあることは知っておきましょう。
喉の性病は風邪と間違いやすい?
喉の性病は風邪と間違いやすいです。
実は喉に感染する性病の症状は「喉の痛みや違和感」といった風邪と似た症状が多いため、風邪を引いたと勘違いしやすいと言われています。喉に痛みがあり、風邪を引いたと思っても、実は性病に感染していたというケースは十分に考えられるでしょう。
風邪と喉の性病は似ている
風邪と喉の性病は症状が似ています。
喉の痛みや咳、これらは性病の症状です。しかし、自己判断は難しいので、必ず専門家の診断を受けましょう。風邪薬を飲んでもしばらく症状が続くなら、性病の疑いを持ち、泌尿器科や性病科への受診をオススメします。
風邪薬で治ることはあるのか?
喉の性病は風邪薬で治ることはありません。
性病の原因はさまざまですが、主に細菌が原因です。細菌は抗生物質によって治るため、感染した性病に有効な抗生物質を飲む必要があります。ただし、風邪の際に抗生物質も一緒に処方された時は、その抗生物質で治ってしまうこともあるようです。
性病は性病検査が必要です
性病は性病検査を受けるべきです。
性病に感染しても、自己判断で決めるのはオススメしません。性病検査を受け、感染した性病を特定しましょう。性病によって処方する薬は異なりますので、自宅に余っている抗生物質や抗真菌剤を飲んでも必ず治療できるとは限りません。
また、性病の症状によって抗生物質を服用する期間も異なりますので注意しましょう。
自己判断で決めるのは危険
性病を自己判断するべきではありません。
性病はさまざまあり、性病によって症状や治療法は変わってきます。処方される薬が同じでも、症状によって服用する期間が異なるため、自己判断で治療するべきではないので、パートナーが性病にかかった際でも注意しましょう。
泌尿器科や性病科へ受診する
性病は泌尿器科や性病科へ受診しましょう。
性病は尿や血液などから簡単に検査できます。そして、薬を飲むだけで完治する性病も多いので、まずは性病検査を受けましょう。当院でも数十種類の性病を同時に検査できるので、性病感染について知りたい方は当院へお越しください。
処方薬を最後まで服用しましょう
性病で処方される治療薬(抗生物質)は最後まで飲みきりましょう。
治ったと自己判断して治療薬の服用を中止すると危険です。症状が治まっても、体内に原因菌が残り、増殖する恐れがあります。また、抗生物質の耐性を持って変化する耐性菌になる可能性もあるので、抗生物質は最後まで飲みきりましょう。
まとめ
性病の症状は喉に現れることがあります。
喉の症状は風邪とよく似ているため、風邪と勘違いされる方も多いです。性病は風邪薬で治すことはできないので、必ず抗生物質などの治療薬を飲みましょう。抗生物質は市販されておらず、クリニックにて処方箋を貰いましょう。
当院では性病検査と治療薬の院内処方を行っています。
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