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- 2023.03.27
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ペニスにニキビが出来たら?陰茎の出来物が現れるのは何故?
ペニスにニキビのような出来物。これは性病なのか。
ペニスのニキビにはフォアダイス・尖圭コンジローマ・梅毒・性器ヘルペスなどがあり、放置した時のリスク、治療法について解説します。もし、ペニスにニキビのようなものがあったら泌尿器科やメンズクリニックにて検査することをオススメします。
ペニスのニキビとはいったい何なのか。
ペニスのニキビ(出来物)の原因とは
ペニスのニキビにはフォアダイス・尖圭コンジローマ・梅毒・性器ヘルペスなどが原因として挙げられます。これらは性病のもの、生理現象のもの、2つある。症状によっては放置していいものと悪いものに分かれるので注意しましょう。
ペニスのニキビの原因について解説します。
フォアダイス
ペニスのニキビはフォアダイスかも知れません。
フォアダイスとは、亀頭の周辺、包皮に出来るブツブツのことです。男性の半分以上がフォアダイスを発症していると報告されていますが、皮脂の塊のため、放置してもまったく問題ありません。
ただの生理現象のため、性病ではありません。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマはフォアダイスと似ていて、ペニス周辺にブツブツができます。
尖圭コンジローマは、フォアダイスと異なり、性病の一種です。性器にカリフラワー状のイボができ、ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で発症します。尖圭コンジローマには低リスク型と高リスク型の2種類に分けられる。
高リスク型は子宮頸がんなどの原因となり、放置するのは危険です。
梅毒
梅毒は性病の一種で、性行為などで感染します。
梅毒トレポネーマという細菌に感染することで発症し、放置すると重症化して、さまざまな症状を引き起こすため危険な性病です。また、梅毒は妊娠中の母子感染もあり、梅毒に感染したまま出産すると胎児に梅毒がうつる可能性もあります。
性器ヘルペス
性器ヘルペスは性病の一種で、性器に腫瘍性の水ぶくれ、水疱性病変を形成する疾患です。
性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスに感染することで発症して、性器や肛門、または唇に感染することが分かっています。水ぶくれや神経痛、発熱などの症状が確認されている。
性器ヘルペスは感染すると現代の医学では完治できない性病と言われています。
ペニスのニキビは放置してもいいのか?
ペニスに出来たニキビは放置して問題ないのか。
ペニスのニキビには「フォアダイス・尖圭コンジローマ・梅毒・性器ヘルペス」の4つあることがわかりました。では、放置のリスクについて解説します。
性病と生理現象の2つに分けられる
ペニスのニキビには性病と生理現象の2つに分けられる。
性病の場合は自然治癒するケースが少なく、重症化の可能性もあるので、放置のリスクがあります。しかし、生理現象は放置しても問題ないケースが多いです。
その2つについて、深掘りしていきます。
フォアダイスは放置してもいい
フォアダイスは放置しても問題ありません。
生理現象であるフォアダイスは他人へ感染させるリスクがなく、放置して問題なし。ただ、見た目の悪さから治療を受ける方もいるようです。フォアダイスは尖圭コンジローマと似ているため、性病と疑われることもあるでしょう。
ただし、尖圭コンジローマは性病で放置するとカリフラワー状のイボが肥大化します。他人へうつすリスクもあるので、早急な治療が肝心です。
梅毒や性器ヘルペスは治療が必要
梅毒や性器ヘルペスの場合は治療が必要です。
梅毒は放置すると発熱や倦怠感、リンパ腺の腫れなどの症状があり、自然に治ることはありません。また、昔は梅毒を不治の病として言い伝えられていて、命を落とす病気として恐れられていました。もちろん、死のリスクはありますが、現代の医学では梅毒を治療できるので、命を落とす事例は少なくなってきています。
性器ヘルペスも同様に性器に痛みやかゆみを引き起こす性病です。
小さな水ぶくれができ、赤い発疹のようなものが出来ます。性器ヘルペスは現代の医学では治療ができず、完治できない病気です。しかし、症状を抑えたり、再発を予防したりすることは十分に可能なので、そこまで恐れる必要はありません。
性器ヘルペスは免疫力の低下等により、再発のリスクがあります。
ペニスのニキビにはどういった治療法がある?
ペニスのニキビはどのように治療を行うのか。
フォアダイスや尖圭コンジローマのブツブツ、梅毒や性器ヘルペスの赤い発疹が特徴的な性病の治療法を解説します。この2つの治療法を最後に紹介します。
フォアダイスや尖圭コンジローマは外科手術が必要です
フォアダイスや尖圭コンジローマは外科手術によって治療します。主に電気メスやレーザーなどを駆使して、焼き切る治療法が一般的です。フォアダイスの場合は生理現象のため、放置しても問題ありませんが、尖圭コンジローマの場合は治療が必要です。
当院でもフォアダイスと尖圭コンジローマの治療を行っています。
梅毒や性器ヘルペスは抗生物質や抗ウイルス薬を服用します
梅毒は細菌が原因のため、抗生物質を使って治療を行います。梅毒は現代の医学では抗生物質を飲むだけで完治可能な性病です。治療期間は状態によって異なりますが、2週間〜12週間程度で終わるケースが多い。
梅毒は治せる性病なので、安心して検査を受けましょう。
性器ヘルペスは現代の医学では完治できませんが、抗ウイルス薬によって体内の単純ヘルペスウイルス(HSV)を減らせます。性器ヘルペスは完治しませんが、ウイルスを減らして、免疫を高めれば、再発を防止できる性病ですので不安になりすぎないように。
梅毒も性器ヘルペスも早急な検査と治療が肝心です。
まとめ
ペニスのニキビは「フォアダイス・尖圭コンジローマ・梅毒・性器ヘルペス」の可能性が高く、それぞれの放置のリスクと治療法についてもわかったかと思います。
ペニスにニキビのようなものが出来た場合は泌尿器科やメンズクリニックに受診しましょう。もしかすると性病の可能性もあり、放置すると悪化するリスクがありますので、早急な検査をオススメします。
性病は早く治療した方が治りは早いです。
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