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- 2023.03.27
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結膜炎が治らない|クラミジアが原因かも知れません
結膜炎が起こり、なかなか治らない。一般的に結膜炎は抗炎症成分配合の点眼薬を薬局・ドラッグストアで購入して点眼すれば、2週間程度で治るケースが多いです。
しかし、1か月以上も治らない結膜炎もある。原因はさまざまですが、考えられる要因のひとつに「クラミジア」が挙げられます。
クラミジアは性器などに感染する性病ですが、実は眼球にも感染して、結膜炎を起こすことが確認されているので注意が必要でしょう。
クラミジア結膜炎について詳しく解説します。
結膜炎が治らない理由とは
結膜炎が治らない時に原因として考えられるのは「アレルギー性」と「ウイルス性」です。アレルギー性は花粉やハウスダスト、ウイルス性はクラミジア・ヘルペスです。
結膜炎がなかなか治らない理由について解説します。
アレルギー性結膜炎だから
アレルギー性結膜炎とは「花粉」や「ハウスダスト」などのアレルギー物質に反応して起こる結膜炎のことです。花粉症は鼻水などの症状を思い浮かべますが、結膜炎も起こります。
なので、中々治らない結膜炎はアレルギーによって起こっているかも知れません。特定の季節に起こるのなら花粉が怪しく、掃除して改善するならハウスダストやダニなどが疑えます。
一度アレルギー検査を行いましょう。また、アレルギー性の結膜炎の場合は抗アレルギー点眼薬を使うことで症状を抑えることに期待できます。
クラミジアやヘルペスが原因だから
結膜炎にはウイルス性のものもあります。
とくに、クラミジアやヘルペスといった性病の結膜炎もある。クラミジア結膜炎はクラミジアに効果のある点眼薬を使わなければ治らないので、注意しましょう。
なかなか治らない結膜炎はクラミジアやヘルペスかも。
クラミジア結膜炎に感染する原因
クラミジア結膜炎が感染する原因について解説します。
クラミジア結膜炎の感染経路を知ることは大事です。クラミジア結膜炎を発症するのは主に2つの原因が考えられます。
性器を触った手で目をこする
クラミジアに感染した性器を触った手で目をこするとクラミジアが目に入り、感染する可能性があります。そのため、クラミジア結膜炎に感染した人は性器にも感染しているケースが多い。
クラミジアが性器と結膜炎で併発している時は内服薬で治療することもあるようです。
クラミジアは男女共に感染する性病なので、注意しましょう。
病原体が付着したタオルで顔を拭く
クラミジアが付着したタオルで顔を拭くとクラミジア結膜炎を発症します。しかし、クラミジアは体外では生存できないほど、弱い病原体なので、可能性としては低いと思われます。
また、湯船などで感染するケースは限りなくゼロに近いです。
クラミジア結膜炎の症状について
クラミジア結膜炎にはどういった症状があるのか。
クラミジア結膜炎は感染すると目にさまざまな症状を引き起こします。主に目の充血・まぶたの腫れ・目やにが特徴的です。
目の充血
クラミジア結膜炎で特徴的なのは目の充血です。目の充血が続く場合は結膜炎を疑いましょう。クラミジアが目に炎症を起こし、かゆみや痛みなどを発生させます。
まぶたの腫れ
クラミジア結膜炎はまぶたの腫れも起こりやすい。すべての方にまぶたの腫れが発生するわけではありませんが、まぶたの晴れが続く場合はクラミジアに感染した可能性は考えられます。
粘土のある目ヤニ
クラミジア結膜炎は目ヤニが出来る。目ヤニは粘土があり、なかなか取れないので注意しましょう。
目を擦ると傷ができる可能性もあるので、こすらないように。
クラミジア結膜炎の治療方法
クラミジア結膜炎に感染したら、正しい治療法を行いましょう。クラミジア結膜炎は一般的な結膜炎と異なり、放置しても治りません。必ず、病院で処方された点眼薬や内服薬を使います。
クラミジア結膜炎の治療法について解説します。
抗生物質を含んだ点眼薬が必要
クラミジア結膜炎は抗生物質で治療します。クラミジアは細菌が原因の性病のため「抗生物質」が効果的です。主に抗生物質を配合した点眼薬や内服薬が処方されます。
症状によっては点滴を用いる場合もある。
一般的な点眼薬では完治しない
結膜炎は抗炎症作用配合の点眼薬を使って治療します。しかし、クラミジア結膜炎は細菌が原因なので、病原体に有効な抗生物質を配合した点眼薬でないと完治できません。
必ず病院で処方された点眼薬を使いましょう。
クラミジア結膜炎は何科で検査する?
クラミジア結膜炎にかかったら、何科にいけばいいのか。
クラミジア結膜炎は目に症状が起こっているため、眼科へ行く方も多いと思います。果たして、眼科の受診でいいのでしょうか。
眼科の受診で問題ありません
クラミジア結膜炎は性病ですが、眼科で問題ありません。しかし、精密な検査を行わないと原因は特定できません。
抗生物質を配合した点眼薬でないとクラミジア結膜炎は治らないので注意しましょう。
性病科でも点眼薬を処方可能です
クラミジア結膜炎は性病科やメンズクリニックでも治療薬を処方してくれます。当院でもクラミジア結膜炎に有効な点眼薬や内服薬の処方を行っているので、ご安心ください。
最初は眼科へ受診することをオススメします。
まとめ
治らない結膜炎はクラミジアが原因かも知れません。クラミジアは抗生物質を配合した目薬でないと、完治は難しいです。
結膜炎が3~4週間も続くのであれば、アレルギー性かウイルス性を疑いましょう。アレルギーの場合は抗アレルギー薬を使い、ウイルス性の場合は抗生物質配合の治療薬を使います。
当院でもクラミジア結膜炎に有効な点眼薬や内服薬などを処方していますので、クラミジア性の結膜炎が疑われる場合は当院へお越しください。
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