新着情報
news & topics
アモーレクリニック HOME | 性病に関する記事 | コンドームの正しい使い方を要チェック!間違った使い方では性病予防はできません
- 2023.03.18
-
コンドームの正しい使い方を要チェック!間違った使い方では性病予防はできません
性病の予防をするのには、コンドームの着用が効果的です。
避妊だけでなく、性病予防の目的でコンドームを利用している、という男性も、かなりの数が存在していることでしょう。
しかしコンドームは、性病に対する絶対無敵のバリアではありません。
効果的であることは確かですが、コンドームを間違った利用法で使ってしまうと、一気に無意味な存在と化してしまうのです。
とくに最近のコンドームは、素材や薄さが改善され、装着している違和感がほとんどなくなってきています。
しかしそれだけに、しっかりと利用上の注意を守らなければ、あっさりと破れたり外れたりしてしまう危険性も備えている、と言えるでしょう。
コンドームを利用する際の正しい注意点を知り、性病の危険から自分を守ってください!
コンドームを利用するときにまず注意するべき4つのポイント
まず、コンドームを実際に着用する前の時点で、気を付けておかなければならないポイントがあります。
これらのポイントを守らないと、コンドームを着用する前から性病に感染する&望まない妊娠をさせてしまうリスクが高くなる、と言えるでしょう。
①使用するコンドームは自分で用意する
セックスのときに使用するコンドームは、自分で用意したものにしましょう。
ラブホテルには部屋にコンドームが備えてありますが、そういったラブホテルのコンドームは必ずしも安全とは限りません。
なかには前の客が、小さな針を使って穴を開けるイタズラをしている可能性もゼロではありません。
ラブホテルは客の入れ替えをする前に掃除をしますが、コンドームなどは使用されていなければそのまま次の客に使い回されることがほとんどです。
たとえイタズラされていても、掃除のタイミングで交換される、なんてことは期待薄なわけですね。
またペニスの太さや長さなどから、標準的なコンドームだと小さすぎる、大きすぎるなどの問題が起こることも考えられます。
サイズの合わないコンドームだと、途中で外れてしまうケースもありますので、コンドームは自分で用意した、自分にピッタリ合うものを利用しましょう。
②使用期限に気を付ける
コンドームには、使用期限があります。
そんなに簡単に使用期限が来てしまうようなものではありませんが、あまりセックスをしない男性だと、うっかり家に置きっぱなしにしていたり、カバンに入れっぱなしにしていたコンドームを使う、なんて場合もゼロではありません。
使用期限が過ぎたコンドームは劣化している可能性があるため、使用中に破れてしまう可能性が高くなります。
とくにカバンに入れっぱなしにしていたような場合は、温度差やカバンの中でもみくちゃにされたことで強度が落ちている場合が考えられますので、より危険度が上がります。
「いつからあるのかわからない」なんてレベルのコンドームは、使わずに捨ててしまうのが良いでしょう。
③セックスの最初からコンドームを着用する
避妊のためではなく、性病予防のためにコンドームを利用するのであれば、挿入時だけコンドームを着用するのは効果的ではありません。
性病の原因となる細菌やウイルスは、粘膜同士や体液と粘膜が接触した際に移動しますので、前戯の最中にも粘膜や体液が接触すれば、性病に感染してもおかしくはないのです。
また女性の喉に淋菌が感染している場合など、コンドームなしでフェラチオをされれば当然、淋病に感染します。
安全性を重視するのであれば、コンドームはセックスのスタート時点から着用し、フィニッシュまで外さないようにしましょう。
④一度使用したコンドームを再利用しない
コンドームは一度使用しても、破れるようなことはありません。
そのため、一度使用したコンドームでも、洗って再利用できるような気持ちになるものです。
安いものでもありませんし、一度使用したコンドームを洗ってもう一度使用する……なんてことは、絶対にNGです。
一度使用したコンドームは、破れてはいないかもしれませんが、小さな穴が空いていたり、細かい傷が入っていたりします。
そのため再利用すると、負担に耐え切れずに途中で破れてしまう場合が非常に多くなります。
また洗っても落としきれなかった細菌やウイルスが存在していたら、当然ペニスの粘膜に接触して性病に感染してしまうわけです。
さまざまな危険性から、コンドームの再利用は避けるべきと言えるでしょう。
コンドームを着用する際に注意するべきポイントとは
コンドームを着用する前に注意するべきポイントについてご紹介しましたが、次は実際に着用するときに注意するべきポイントをご紹介します。
コンドームを着用するのに手間取ってしまうと、せっかく盛り上がったセックスの雰囲気が醒めてしまいがちです。
とは言え、慌てて着用しようとして失敗したら元も子もありませんので、注意点を気にしつつスムーズに着用できるようにしましょう。
①コンドームの裏表を間違えない
コンドームには、裏表があります。
この裏表を間違えてしまうと、着用しにくいだけでなく、使用中に外れてしまう場合もあります。
しっかり裏表を確認して、間違えないように着用しましょう。
②着用したときに空気が入らないようにする
コンドームを着用するときは、先端の部分に空気が入らないようにしましょう。
しっかりと亀頭にコンドームを被せて空気が入らないようにして、それから竿部分に着用していくのがコツです。
もしコンドームの先端部分に空気が残ったままになっていると、使用中にコンドームが破れる原因になってしまいますので、気を付けてください。
③着用するときに爪を立てないようにする
コンドームは伸縮はしやすいので、ペニスに装着するとゴムが伸びたような状態になっていたとしても、それだけで破れてしまうようなことはありません。
ただしその状態で爪を立てたりすると、あっさり破れてしまうのです。
とくにコンドームを着用しようとしてうまくいかず、焦って伸ばしたところに爪が当たってしまうと、あっさりとコンドームは破れてしまいます。
破れてしまったコンドームは、当然ですが避妊効果も性病防止効果も失われてしまいますので、気を付けましょう。
また爪だけでなく、コンドームはハンドクリームや軟膏などを塗った手で着用するのも避けましょう。
ハンドクリームや軟膏などに含まれる油分にコンドームは弱いため、あっさりと破れてしまう場合が増えます。
④コンドームの2枚重ねは危険
コンドームを利用する際に「早漏予防」や「破れるのを防ぐ」といった理由で、2枚重ねで着用する男性もいます。
しかしこれは非常に危険です。
コンドームを2枚重ねで着用すると、使用中にコンドーム同士が擦れ合い、その刺激で破れてしまうケースがあるのです。
さらに言えば、コンドームを2枚重ねにしたからと言って、性病防止効果がアップすることもありません。
ただ単にリスクを高めるだけですので、コンドームの2枚重ねは止めておきましょう。
コンドームを正しく使って楽しいセックスライフを送ろう!
コンドームは、非常に気軽な避妊・性病予防手段ですので、数多くの男性によって利用されています。
しかしそんな便利なコンドームも正しい使い方をしなければ、まったく意味のないものになってしまいかねません。
今回ご紹介した注意点をしっかり把握して、コンドームを正しくつかって楽しいセックスライフを送ってください。
万が一コンドームの利用に失敗したら「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」で性病検査を受ければ安心です!