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アモーレクリニック HOME | 性病に関する記事 | かゆくないけど大丈夫?陰茎の赤い斑点について
- 2023.02.28
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かゆくないけど大丈夫?陰茎の赤い斑点について
性器に赤い斑点ができた場合、性病を疑う人は多いと思います。しかし、症状として「かゆくない」は大丈夫なのか。かゆみのない赤い斑点は性病ではないのか解説します。
陰茎の赤い斑点でかゆくない場合は、亀頭包皮炎や性器ヘルペス、インキンタムシの3種が疑われる。その3種の病気と、赤い斑点が梅毒の可能性が疑われる理由について解説します。
また、赤い斑点にステロイドが有効かも知っておきましょう。
陰茎の赤い斑点の正体とは
陰茎の赤い斑点の正体は3つあります。
それは亀頭包皮炎と性器ヘルペス、インキンタムシです。それぞれ症状や原因も、赤い斑点の現れ方も異なります。
亀頭包皮炎
亀頭包皮炎とは、亀頭や包皮に炎症が起きて赤みや腫れを起こす病気のことです。原因は皮膚の刺激やブドウ球菌などの細菌が増殖することで発症すると考えられています。
そして、亀頭包皮炎は原因がニキビと同じブドウ球菌なので、ニキビのような赤い斑点が特徴的です。
そのため、陰茎の赤い斑点は亀頭包皮炎かも知れません。
性器ヘルペス
性器ヘルペスとは、単純ヘルペスウィルスの感染によって水ぶくれのような症状が起こる病気のことです。水疱のようなものができ、それが赤い斑点に見えることもあります。
陰茎の赤い斑点は性器ヘルペスの疑いもある。
インキンタムシ
インキンタムシとは、白癬菌(はくせんきん)というカビの感染症で、性器に痒みや赤い環状の発疹が現れます。そのため、インキンタムシは赤い斑点のように見えることもあるのです。
つまり、陰茎の赤い斑点はインキンタムシかも知れません。赤いかぶれのような見た目で、斑点状に見えることもあるのです。
かゆみのない赤い斑点は梅毒かも?
亀頭包皮炎や性器ヘルペス、インキンタムシには赤い斑点が見られる特徴があります。しかし、症状として「かゆみ」を起こすことが多い。なので、かゆみのない赤い斑点は別の病気が疑われます。
その病気はさまざま考えられますが、疑わしい病気として「梅毒」があげられます。梅毒とは、梅毒トレポネーマという細菌に感染することで起こる性病のことです。
その中の症状で、赤い斑点が現れます。
梅毒の症状
梅毒に感染すると風邪と似た症状が現れます。発熱や倦怠感などを訴える人が多いようです。そして、梅毒は症状が出てもすぐに収まり、定期的な周期で症状を起こす特徴がある。
梅毒に感染した3週間後近くに「唇や性器に出来物」が現れて、3か月後には身体のどこか(とくに手足)に赤い斑点ができる。
そして数年後には体全体に炎症が広がるとわかっています。
その時の赤い斑点が性器に現れても不思議ではない。また、初期症状の唇や性器の出来物が「赤い斑点」に見えることも。かゆみが起こりにくい性質もあるため、かゆみのない赤い斑点は梅毒かも知れません。
梅毒の原因|感染経路はどこ?
梅毒の原因は性行為による感染が多い。粘膜や皮膚の接触によって梅毒トレポネーマは感染します。また、お風呂やタオルの使い回しなどで感染する可能性は限りなくゼロに近いです。
基本的には性行為による感染が多いと言われています。
梅毒の治療方法について
梅毒の治療法は「ペニシリンなどの抗菌薬」を使います。梅毒は細菌による感染症なので、細菌に対して効果のある抗菌薬が有効で、そのなかでもペニシリンが使われるケースは多い。
また、梅毒は初期の方が完治しやすいです。進行しすぎると、完治しにくいので注意しましょう。梅毒は放置すると命の危険もある、恐ろしい病気です。
陰茎の赤い斑点にステロイドは有効か?
陰茎にできた赤い斑点にステロイドは有効なのか。ステロイドとは炎症を抑える薬ですが、赤い斑点が炎症ならば、ステロイドは有効に思えますが、果たしてどうなのでしょう。
陰茎の赤い斑点とステロイドについて解説します。
ステロイドで性病は完治できない
ステロイドとは、炎症を抑える薬のため、細菌やウイルスを死滅させる効果はありません。ステロイドの中には殺菌成分も含んだ製品もありますが、性病を治すほどの効果はない。
なので、ステロイドで性病は完治できません。
炎症を抑えることは期待できる
ステロイド自体には抗炎症作用があるため、赤い斑点が炎症の場合は炎症を抑える効果は期待できる。しかし、性病の場合は根本的な解決にはなりませんので、注意しましょう。
もちろん、陰茎の赤い斑点がただの炎症だった場合はステロイドなどは有効かもしれません。それでも、陰茎の赤い斑点にステロイドを処方するかどうか自己判断は難しいと思います。
医師に診察してもらうのが一番です
陰茎の赤い斑点は医師に相談するのが確実です。ただの炎症か、性病による斑点かを特定するのは難しい。なので、医師に診察してもらい、検査を行って性病か判断してもらいましょう。
まとめ
陰茎の赤い斑点は亀頭包皮炎や性器ヘルペス、インキンタムシが疑われます。しかし、かゆくない場合は「梅毒」の可能性もあるため注意しましょう。梅毒は命の危険がある恐ろしい性病です。
陰茎の赤い斑点は医師に相談して、検査してもらいましょう。
正しい検査をすることで、性病を特定し、正しい治療が行なえます。性病の検査はアモーレクリニックで行なえます。当院でも数十種類の性病を同時に検査可能です。
もちろん、1項目から検査を行うこともできるのでご安心ください。
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