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アモーレクリニック HOME | パイプカット・ED・シリコン挿入に関する記事 | 精神安定剤を飲んでも性行為はできる?
- 2023.02.28
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精神安定剤を飲んでも性行為はできる?
メンタルケアする精神安定剤を飲むと性行為に影響があると言われています。精神安定剤には精神を安定させるホルモン、セロトニンの増加させる効果があり、それが性行為に対して良くない影響を与えると報告されている。
では、どういった影響が起こるのか詳しく解説します。それには、精神に大きな影響を与えるセロトニンとドーパミンについて知る必要がありそうです。
精神安定剤が性行為に与える影響
精神安定剤はセロトニンを増加させます。セロトニンが増えると相対的にドーパミンの量が減ると言われています。
その関係性が性行為に対して悪影響があると考えられている。
精神安定剤はセロトニンを増やす
精神安定剤は体内のセロトニンを増やします。
セロトニンとは、幸せホルモンとも呼ばれている。体内のドーパミンやノンアドレナリンを減らし、リラックス状態へ導くため、精神を安定させるのに効果的なホルモンです。
精神安定剤は、その幸せホルモンを薬の作用によって増加させることで憂鬱な気持ちを抑えたり、やる気を出させることに繋げるとされています。
セロトニンはドーパミンを減らす
体内のセロトニンが増えると、ドーパミンは減ります。ドーパミンが増える時は主に「性行為」の時です。緊張や興奮などが高まっている時に優位になるホルモンだとわかっている。
精神安定剤はセロトニンが増えるので、効果が継続している内はドーパミンが増えにくい状態であると言えるでしょう。
ドーパミンは快楽や興奮に関係するホルモン
ドーパミンは快楽や興奮に関係するホルモンのため、性行為時に分泌されやすい。なので、ドーパミンが正しく分泌されないと神経伝達として、正常に興奮状態にならないと言えるでしょう。
ドーパミンだけが原因ではありませんが、性行為に大きな影響を与えることは間違いないです。
ドーパミンが減るためEDの可能性も
ドーパミンは快楽や興奮のホルモンなので、ドーパミンが減るとEDのリスクがある。もちろん、EDには生活習慣が原因の器質性ED、精神が原因の心因性ED、薬による影響で起こる薬剤性EDの3種類にわけられます。
そのため、EDの原因がドーパミンだけとは限りません。しかし、精神安定剤を服用してセロトニンが増えた状態では、正しくドーパミンが分泌されずにEDになるケースもあります。
薬による影響なので、薬剤性EDと言えるでしょう。
また、精神安定剤によって勃起しにくい状態になり、性行為にたいして不安を覚えることで心因性EDを併発するケースもある。つまり、精神安定剤は性行為に対して大きな影響を与える薬です。
精神安定剤を飲んでEDになった場合は?
精神安定剤を飲んでEDになった場合はどのような対処を行えばいいのでしょうか。まずは、勇気を振り絞って医師に相談するのがオススメです。精神安定剤が原因なら、精神安定剤を変更したり、ED治療薬の処方などの対策法があります。
では、その2つの対策法について詳しく解説します。
ED治療薬(バイアグラ)を併用する
ED治療薬は体内の血流の流れを促進して、勃起時にペニスへ流れる血液の量を増やす薬です。とくに、有名なものであればバイアグラなどがあります。
精神安定剤とED治療薬は相性の問題もありますので、医師に相談して的確な処方を受けることが大切です。
精神安定剤を変更する
ED治療薬の服用が難しいなら、精神安定剤を変更する方法もあります。精神科医に相談してみるといいでしょう。
勃起できないなどの身体の異変が起きた場合は、ひとりで悩むのではなく、精神科医にしっかりと報告することが大切です。
不安が原因の心因性EDもある
精神安定剤がEDを引き起こすことはありますが、不安な原因で起こる心因性EDにも注意が必要です。性行為の不安やトラウマからEDを発症する方はおり、若者に多い傾向があります。
心因性EDについて詳しく解説します。
性行為の不安や恐怖でEDになる
性行為の不安や恐怖でEDになるものを「心因性ED」と呼びます。心因性EDは、ストレスや性行為のトラウマで発症する。仕事が忙しい、悩んでいるなどの性行為と関係ないストレスでも、EDを引き起こすケースは報告されている。
また、性行為に対してトラウマがある場合は勃起ができないとEDを発症することもあるようです。心因性EDはさまざまな要因で発症するEDであることをご理解ください。
心因性EDの治療で精神安定剤を使うことも
精神安定剤がEDを引き起こす可能性について解説してきましたが、実は心因性EDの治療に精神安定剤を用いる場合もある。
心因性EDの原因はさまざまで、不安感によって起こるのならば、精神安定剤によってリラックスな状態へ導くことで安静にし、EDを克服される方もいるようです。
そのバランスは医師の判断に任せましょう。
早漏を改善するED治療薬もある
EDの定義はさまざま。しかし、当院では「満足する性行為が行えないことをED」と定義しています。つまり、中折れや早漏なども一種のEDとして考えられている。
なので、早漏の方で性行為に対して不安を覚えるなら、早漏治療薬の服用もオススメです。内服薬「プリリジー・ポゼット」は射精までの時間を3倍~4倍に増やします。
早漏になる原因はいくつかありますが、一つとしてドーパミンが増えすぎることです。この薬はセロトニンとドーパミンの量を調節して、急激に性的興奮が高まりすぎないようにします。
早漏を治療することで性行為に自信を取り戻せるかも。
まとめ
精神安定剤はセロトニンを増やすため、性行為に対して悪い影響を与える可能性もあります。しかし、セロトニンはドーパミンを減らすため、性的興奮を遅らせる効果も考えられる。なので、治療改善の効果も期待できるかも知れません。
つまり、精神安定剤が性行為に対していいかわるいかはその人の体質などに影響されます。もし、精神安定剤が原因でEDを発症するなら精神科医やメンズクリニックに相談するのがいいでしょう。
ED治療薬の併用などで改善が見込めます。
当院ではED治療も行っております。さまざまな原因で起こるEDに対して的確なアドバイスと治療を行いますので、EDに悩んでいるのでしたら、当院へお越しください。
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