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性感染症のブライダルチェック

先日、20代のカップルで来られた患者様がいました。

これから結婚を控えているそうです。

結婚を前に、お互いの性感染症のチェックをしよう、ということになったそうです。

 

とても、立派です。

お互いに、自分自身のことをチェックし、結果をオープンにし合う。

もし、病気が見つかれば、一緒に治していく。

お互いのことを思いやったカップル、最近増えているんです。

 

ブライダルチェックには、淋菌、クラミジア、梅毒、HIV、c型肝炎、b型肝炎、カンジダ、トリコモナスが含まれています。

 

 

ぜひ、風俗に行って、何かに感染しているかもしれないと、漠然とした不安のある方。

これから、新しいパートナーと付き合い始める方。

 

ぜひ、一度、現時点での自分の性生活を見直すとよいですよ。

 

性感染症・・ブライダルチェック

先日は、性感染症の検査の患者さんが多かったです。

淋菌、クラミジア、梅毒、HIV、カンジダ・・。

色々な検査を行っています。

 

40歳男性の方、市販の検査キットで淋菌陽性だったので、検査治療して欲しいと来られました。

 

市販の検査キットで、陽性と出た場合、ある程度、精度が高いので、信頼してもらって良いと思います。

 

ただ、陰性と出た場合・・。これが心配なんです。

 

マイナス。

つまり、感染していない。

 

本当に!??

 

淋菌陽性なんですよね?

淋菌を持っている女性は、基本的にクラミジアも怪しいです。

でも、この男性、クラミジアは陰性でした。

 

そうです、検査というのは、基本的に陽性を疑って行います。

しかし、陰性と出た場合、本当に陰性なのか・・

これって、結構大事なんです。

 

ということで、再度、淋菌、クラミジア、梅毒、HIVを含むブライダルチェックの検査をして、そのうえで、治療を行いました。

 

包皮炎の患者さま

昨日、包皮炎の患者さんが来られました。

2週間ほど前に風俗に行かれたそうです。

 

診察をすると、尿道口から膿が出て、排尿時痛もあるそうです。

睾丸、鼠径にしこりはなかったです。

 

可能性としては、淋菌、クラミジア、その混合感染が強いです。

 

そして、包皮炎。

亀頭直下で皮膚がただれてしまっています。

もともと、包茎のある患者さんで、嵌頓による締め付けもあり、

首を絞めた感じでパンパンに張れていました。

 

 

治療方針は、①検査②投薬③手術です。

①検査は、リン・クラ・バイ(淋菌、クラミジア、梅毒)は必須にしています。もちろん、ウイルス性感染として、HIV、HBV、HCVも検査したいです。

②投薬は、ジスロマック1g1×。ロセフィン1gdiivです。

③手術は包茎手術。嵌頓もあり、手術してしまった方が治りが早いことは間違いないです。

 

 

ということで、一通りお話しし、本日、検査、投薬。

明日、手術予約となりました。

 

包茎手術は一度すれば根本的に解決なので、男性諸君は身だしなみとして受けられることをお勧めしますよ。