※これは架空の話で実在の人物・団体とは一切関係ありません。「匂いフェチ」と呼ばれる女性の中には、自分がその日履いたショーツの匂いを、毎日欠かすことなく鼻に押し付け、うっとりとしている美女がいるというのをご存知ですか?もちろんそんな彼女は、パンティライナーなど絶対使いません。もろに割れ目にクロッチが密着し、ありありと「縦すじ」が股布の中央には残っています。そのぞくぞくするような饐えた香ばしい淫臭が、彼女にとってたまらない芳香に感じられるようです。
45歳の綿鍋美智子も、そんな極めつけな匂いフェチの一人。彼女は大学の心理学教室に勤める准教授ですが、未だ独身です。長くスレンダーな黒髪を颯爽と風になびかせ、バチッとスーツを着こなす彼女の凜々しい姿は、女子学生の憧れの的です。これまで浮いた話など何一つない彼女でしたが、実はかなり匂いに関して倒錯しています。特に、彼女は自分が身に付け、分泌物にまみれた下着の匂いを、クンクン嗅ぐことに異様な執着を持っています。女性器や排泄器が下着に残した秘めた淫臭を、鼻腔の奥まで胸一杯吸い込むことで、彼女は常々身震いするような興奮を全身で感じていたのです。
そんな彼女が、ある時ふたつ年下の後輩と、酒に酔った勢いでうっかり肉体関係を持ってしまいます。相手の男性は岡本雅義43歳。美智子の所属する心理学科の講師として、その春大学に迎えられた彼は、もともと同じ大学の後輩です。妙に意気投合した二人は、酩酊するほど深酒をした挙げ句、ついつい体の関係を持ってしまいます。その結果、雅義は美智子から「トリコモナス膣炎」というSTDに感染させられてしまいます。匂いフェチの独身女性とトリコモナスにまつわるお話を、これからみなさんにご紹介致します。