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口腔性交で感染する性病にはどのような病気がある?

性病のなかには、口腔性交、いわゆる「フェラチオ」や「クンニで感染するものも存在しています。

 

性器と喉の粘膜同士が接触することで、喉の粘膜に性病が感染してしまうわけですね。

 

もちろん喉の粘膜に性病が感染した状態で、相手に口腔性交をおこなえば、喉から性器への性病感染も起こります。

 

一方、キスの場合、唇を合わせるだけのキスなら感染の危険性は低いですが、唾液を交換するディープキスの場合は感染の可能性が高くなる、とも。

 

つまり喉の粘膜に性病が感染していると、さまざまな行為が性病感染を拡大させるものとなってしまうわけですね。

 

しかしそのような危険性を聞いても、具体的に口腔性交で喉の粘膜にどのような性病が感染するのか、を知らなければ、実感を持って予防に取り組むのも難しいかもしれません。

 

そこで実際に喉の粘膜に感染する性病にはどのようなものがあるのか、そして喉に性病が感染するとどういった症状が出るのか、をご紹介していきます。

 

口腔性交で喉の粘膜に感染する性病は数多く存在する

まずは口腔性交で喉の粘膜に感染する性病の種類について、ご紹介しましょう。

 

最初に言ってしまいますと、喉の粘膜に感染する性病の数は、想像以上に多く存在しています。

 

むしろ「性器には感染するけれども、喉の粘膜には感染しない」なんて性病自体が数少ない、と言えるでしょう。

 

つまり喉に性病が感染する機会は、想像以上に多いわけですね。

 

しっかりとそのことを把握して、性病の感染予防をするようにしましょう。

 

○咽頭クラミジア

咽頭クラミジアは、主に「クラミジア・トラコマティス」と呼ばれる細菌が喉の粘膜に付着することで感染する性病です。

 

そもそもクラミジアという性病自体が、性病のなかでもトップレベルに感染者が多いものですので、咽頭クラミジアに感染する人も非常に多い、という事実があります。

 

クラミジアに感染する人が多いのは、クラミジアは感染してもはっきりとした症状が出ない場合も多い、という厄介な性質が原因です。

 

はっきりとした症状が出ないため「自分がクラミジアに感染している」と気付かずに、ノーガードで性交渉をしてしまって相手に感染を拡げてしまう、なんてパターンが多いわけですね。

 

○咽頭淋病

淋菌が喉の粘膜に感染して発病するのが「咽頭淋病」です。

 

淋病はクラミジアに比べると症状が出やすい性病ですので、そういった意味では感染した状態で口腔性交をおこなう、といった状況にはなりにくい、と言えます。

 

しかし場合によっては淋病もあまり症状が出ないケースがありますし、感染してから症状が出るまでの潜伏期間で口腔性交をおこなってしまう、というパターンも考えられますね。

 

とくに女性の場合、淋病に感染しても無症状である場合が多いので、淋病に感染している女性にクンニして、男性の喉に感染が拡がってしまうケースが多いようです。

 

○梅毒

梅毒は「梅毒トレポネーマ」と呼ばれる細菌が原因で感染する性病です。

 

一度感染すると、治療しても血液検査などで「陽性」となってしまうため、非常に面倒な存在と言えます。

 

また感染してから、何度か無症状の状態を繰り返しながら少しずつ病状が進行していくため、なにかの症状が出てもそのあと無症状になることで「治った」と放置してしまう人がいるのも厄介な点でしょう。

 

梅毒も口腔粘膜や喉に感染する場合があり、感染すると唇や口内の粘膜にただれや潰瘍が出現するケースがありますが、症状が出ない場合も。

 

また性器に梅毒が感染した場合も、治療せずにいると症状が進んだ第二期ごろに口腔粘膜に異常が現れるため、口腔粘膜に異常が生じたら梅毒を疑ってみるべきでしょう。

 

○咽頭ヘルペス

咽頭ヘルペスは「単純ヘルペスウイルス(HSV)」と呼ばれるウイルスによって感染する性病です。

 

「単純ヘルペスウイルス」は、非常に感染力の高いウイルスとして知られていて、症状としては小さな水膨れがたくさん発生します。

 

この水膨れは破れやすく、中に「単純ヘルペスウイルス」が存在しているため、患部に接触すると感染しやすい性病と言えますね。

 

喉にヘルペスが感染すると、強い痛みをともなう水膨れができたり、リンパ節が腫れたり、高熱が出たりします。

 

とくに初めて感染したときには症状が強くなるのが、注意点と言えますね。

 

また一度「単純ヘルペスウイルス」に感染してしまうと、身体の中にウイルスが存在し続けるため、完治することがありません。

 

ただし常に症状が出るわけではなく、潜伏状態を保っているケースも多くあります。

 

抵抗力などが落ちると再び体内で「単純ヘルペスウイルス」が暴れ始めて症状が再発しますが、再発の際は初めての発症に比べて症状が軽くなるのが特徴です。

 

喉の粘膜に性病が感染するとどのような症状が起こる?

喉の粘膜に性病が感染すると、さまざまな症状が現れます。

 

どの性病にも共通して同じ症状が現れるわけではありませんが、なにか異変があったら喉の粘膜への性病感染を疑ってみるべきでしょう。

 

具体的にどのような症状が出るのか、ご紹介します。

 

○喉の痛み

喉の痛みは、多くの性病で起こる症状です。

 

その痛みのレベルは、イガイガとした違和感からズキズキと痛んで食べ物が飲み込めないほどまで、さまざまです。

 

とは言ってもほとんどの場合は軽い違和感や軽い痛み程度であり、食べ物が飲み込めないほどの痛みが発生するのは「咽頭ヘルペス」くらいです。

 

○喉の腫れ

喉が赤くなったり腫れたりする場合は、性病のなかでも「咽頭クラミジア」と「咽頭淋病」の疑いがあります。

 

喉の腫れのなかでも、リンパ節が腫れている場合は「梅毒」や「HIV」の症状が進行した状態が考えられますので、早めに治療を受けたほうが良いでしょう。

 

○喉のできもの

喉や口腔粘膜に、できものができている場合、そのできものに痛みやかゆみなどがなければ「梅毒」の感染が疑われます。

 

痛みをともなう小さな水ぶくれがたくさんできている場合は「咽頭ヘルペス」の可能性が高いでしょう。

 

性病による喉の異常は風邪との症状と間違いやすいため注意!

喉の粘膜に性病が感染した場合、現れる症状としては「喉の痛み」「喉の腫れ」「喉のできもの」といったものがあります。

 

「喉のできもの」はともかくとして、残りの「喉の痛み」「喉の腫れ」は、風邪の症状と間違えて放置してしまい、結果として性病の治療が遅くなってしまいがちです。

 

風邪のその他の症状である「咳」や「鼻水」といった症状がない場合や、しばらく時間が経っても喉の痛みや腫れが消えない場合、性病による症状のケースが考えられるため、早めに専門の病院へ行って性病の検査・治療を受けるようにしてください。

 

※性病に関する治療はコチラのページをチェック!

※本記事は、日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAS及びJSAPS)所属のアモーレクリニック院長鈴木秀明医師の監修のもと、内容の正確性や信頼性を確認しています

ソープランドの隠語「NS」「NN」って?油断すると性病の危険度アップ!

日本にはさまざまな風俗店が存在していますが、そのなかでも「風俗の王道」と呼ばれているのが、ソープランドです。

 

ソープランドがほかの風俗店と違うのは、挿入があるかないか、の点なっています。

 

ソープランド以外の風俗では挿入はNGとなっていますし、さらには「マットプレイ」などソープランド独自のプレイも存在しているのも、ソープランドの独自な特徴。

 

これらの点から、海外からの観光客にとっても「風俗で遊ぶならソープランドに行くべき!」と、一種の観光スポットとしても人気が高くなっているんです。

 

そんなソープランドには、ソープ業界のみで使われる隠語として「NS」「NN」といった言葉が存在しています。

 

ソープランドファンのなかには、この「NS」「NN」が楽しめるお店じゃないと、行く意味がない、とまで言い切る人もいるほどです。

 

しかしこの「NS」「NN」、実は「性病に感染する危険がある」と、あまり良く思われていない存在でもあることは、知っておかなければなりません。

 

それではソープランド特有の隠語「NS」と「NN」とはどういった意味なのか、そしてなぜ性病の増加につながっているのか、ご紹介していきましょう。

 

→性病の検査詳細ページ

 

ソープランドの「NS」「NN」とはコンドームを使わない挿入プレイ!

まずソープランドの隠語である「NS」「NN」がどういった意味を持っているのかと言えば、簡単に言えば「挿入するときにコンドームを使わないプレイ」という意味です。

 

「NS」は「ノースキン」、つまりコンドームなしでの生挿入、「NN」は「生中出し」、つまりコンドームなしで挿入して、そのまま膣内に射精することを指します。

 

一般的なソープランドでは、挿入時にはコンドームを着用するのが常識となっているため、そのぶん「特別なプレイ」となるわけですね。

 

○ソープランドの「NS」「NN」は性病に対してあまりにも無防備!

ソープランドの「NS」「NN」は、コンドームを装着せずに挿入するプレイとなります。

 

コンドームを装着せずに挿入するとなると、一番心配になるのは「妊娠」の問題となるのが予想されますが、妊娠はソープで働く女の子が「ピル」を飲んでいれば、防げるものです。

 

しかしコンドームの効果は、妊娠を防ぐこと以上に、性病を予防する点にあります。

 

そのため「NS」「NN」を取り入れているソープランドでは、性病へのガードがまったくできていない、と言えるでしょう。

 

ソープランドでは定期的に働いている女の子の性病検査をおこなっていますが、まったく意味がなくなってしまうわけです。

 

○「NS」「NN」を取り入れるソープランドが増加した理由

近年、日本のソープランドでは「NS」「NN」を取り入れるお店が増えています。

 

新型コロナウイルスが流行した影響で、風俗店に遊びに行くお客さんがかなり減ってしまって、ソープランドだけでなく数多くの風俗店が閉店の危機を迎えました。

 

そんな状況で、風俗店がお客さんをつなぎとめるためにできることと言えば、プレイをよりハードに、過激にする方向性だったのです。

 

そのため、それまでコンドーム着用を義務付けていたソープランドも、より過激なサービスをおこなうため「NS」「NN」を取り入れるようになったわけですね。

 

そして一度サービスが過激化してしまうと、そのサービスを昔の状況に戻すのは難しくなってしまいます。

 

サービスを元に戻してしまうと、過激なサービスに慣れてしまったお客さんがお店に来なくなってしまう可能性が高くなるためですね。

 

こういった理由から、日本のソープランドは「NS」「NN」を取り入れたお店が増加してしまったわけです。

 

ソープランドで「NS」「NN」が増加すると性病の感染拡大の危険が増加する!

ソープランドで「NS」「NN」が増加すると、簡単に言って性病に感染する危険が大幅に増加します。

 

たとえ働いている女の子が性病に関する予防をしたくても、性病に感染している可能性があるお客さんとコンドームなしでセックスをしてしまったら、当然女の子も性病に感染する可能性が非常に高くなるわけですね。

 

とくに海外からの観光客の場合、自分の国から性病を持ち込んでくるケースもゼロではありません。

 

○ソープランドの女の子が性病検査を受けてもお客さんへの感染が防げない可能性がある

「ソープランドで遊んでも、性病に感染しない」と考えている男性もいます。

 

その理由は、ソープランドで働いている女の子は、定期的に性病検査を受けているためです。

 

確かにその意見には一理あるのですが、ソープランドの女の子が性病検査を受けるのは、多くても月に1回程度。

 

つまり女の子が性病に感染してから性病検査を受けるまでの間に接客を受けた男性は、性病に感染する可能性が否定できないわけですね。

 

○日本ではソープランド経由での梅毒患者が増加している

とくに日本で問題となっているのは、梅毒患者の増加です。

 

梅毒は感染すると、長い時間をかけて身体のさまざまな機能を破壊していき、最終的には命まで奪われてしまう恐ろしい病気です。

 

適切な治療を受ければ完治できる性病ですが、できれば感染しないほうが良いのは間違いないでしょう。

 

この梅毒が増加している原因として、海外からの観光客から感染したソープランドの女の子が、お客さんにも感染させている、との説もあります。

 

海外からの観光客ばかりではなく、当然日本人男性も梅毒に感染している可能性はあるわけですから、コンドームなしのプレイはかなり危険だ、と言えるでしょう。

 

もちろんソープランドだけが原因となっているわけではなく、パパ活の流行などそのほかの原因も大きなものではありますが、ソープランドから梅毒が拡がっていったのも、ひとつのルートとしては可能性が高いと考えられるわけですね。

 

○なぜ海外からの観光客に日本の「NS」「NN」ソープランドの人気が高いのか?

海外の観光客が、わざわざ日本の「NS」「NN」ソープランドに遊びに来るのは、なぜでしょうか。

 

そもそも海外にも、風俗は存在しています。

 

しかも日本とは違い、挿入することが前提の遊び方ですから、わざわざ日本に来て「NS」「NN」のソープランドで遊ぶ理由はないようにも思えますよね。

 

日本のソープランドが海外の観光客から人気が高いのは、女の子が丁寧に、優しく接客してくれるため、との部分が大きいです。

 

海外では「セックスできれば良いでしょ」といった感じで、女の子がお客の男性にサービスする、といった形ではなかなか遊べません。

 

その点、日本の風俗では女の子が丁寧に接客してくれて、お客さんを楽しませてくれます。

 

そういった「ご奉仕精神」と、日本人の女の子が持つミステリアスな雰囲気が合わさって、日本の風俗にハマってしまう海外の男性が多いわけですね。

 

ただそういった点が、日本で性病の流行に結び付いてしまっていることを考えると、ちょっと複雑な気持ちにもなってしまいます。

 

性病に感染したくないなら「NS」「NN」のソープランドでもコンドームを装着するべき

性病に感染したくないのなら、風俗で遊ばなければ良い……ともいえるでしょうが、なかなか難しい部分があるのも事実です。

 

そのため、もし「NS」「NN」のソープランドで遊ぶ場合でも、自分からコンドームの着用を希望して、しっかり性病予防をするのが大切、と言えるでしょう。

 

もちろん、これはソープランドだけでの話ではありません。

 

その他の風俗で遊ぶときも、いつもコンドームを装着して性病予防を心がけていれば、危険な性病に感染する可能性を大幅に低下できるでしょう。

こんな症状が出たら性病に感染しているかも?不安な男性のための症状から見る性病チェック

セックスをすることで感染する可能性がある病気。

 

それらをまとめて「性病」と言いますが、性病にはさまざまな種類が存在しています。

 

そして種類がさまざまであれば、当然その症状にもさまざまなものがあるわけです。

 

身体、特に性器に異常が出た場合、なにか性病に感染する心当たりがある男性は「ひょっとしたら……」と思いつつ、決定的な症状が現れない限り、なかなか医者に診察してもらう決心がつかないものですよね。

 

でも「ひょっとしたら……」状態のまま毎日を過ごすのは、不安ですしストレスにもなります。

 

そこで今回は、性病の可能性に怯える男性のために、症状別に考えられる性病をご紹介していきます。

 

身体の外側に異常が出た場合に感染した可能性がある性病

性病に感染すると、ブツブツのできものや腫れのように身体の外側に異常が出る場合と、痛みや膿が出るなど身体の内側に異常が出る場合があります。

 

どちらか片方ではなく、両方の異常が出ることももちろんあります。

 

まずは身体の外側に異常が出た場合の症状と、そこから感染の可能性が考えられる性病についてご紹介します。

 

ペニスやアナルにブツブツができた場合

ペニスやアナルにブツブツができた場合は、見た目からして不安になりますよね。

 

亀頭のカリの部分にできたブツブツは「フォアダイス」といって、性病ではなく放置していても問題のないものです。

 

しかし水ぶくれ状のブツブツと一緒に赤い腫れがあったり、ピリピリした痛みがあったりした場合は「性器ヘルペス」の可能性があります。

 

小さなブツブツではなく、少し大きめのコリコリしたイボやしこりができている場合は「梅毒」の初期症状、または「尖圭コンジローマ」の可能性があります。

 

どちらの場合も痛みやかゆみなどは感じないことが多く、特に「梅毒」はしばらくすると消えてしまい「治った」と勘違いしがちですが、決して治ったわけではなく身体の中で病気が進行していくので、一刻も早く治療を受けるべきでしょう。

 

唇や口の中、のどにブツブツができたり痛みがあったりする場合

唇周辺に水ぶくれのようなブツブツができた場合は「口唇ヘルペス」の可能性があります。

 

ピリピリした痛みなどが出ることも多く、見た目も悪いので病院へ行く男性も多いでしょう。

 

喉の奥に痛みを感じる場合、風邪のような症状なのであまり違和感がないかもしれませんが、淋病やクラミジア感染症の可能性も捨てきれません。

 

これらの性病は、喉に感染した場合はそれほど強い症状が出ないことが多いため、放置してしまう男性も多くいます。

 

しかし放置するとパートナーなど、セックスした相手に感染させてしまうかもしれませんので、喉の不調が長く続くようなら一度医者に診てもらうべきでしょう。

 

股間の周辺や陰毛の付近がかゆい場合

股間の周辺や陰毛の付近にかゆみがあるときは「疥癬」または「ケジラミ」の可能性があります。

 

皮膚に斑点のような発疹が出たり、赤いブツブツが出たりしている場合は「疥癬」が疑われます。

 

「疥癬」は「ヒゼンダニ」というダニが皮膚に寄生して発症する病気であり、激しいかゆみがあるのでかなりツラい思いをすることになります。

 

「ケジラミ」の場合は陰毛にケジラミが寄生する病気です。

 

皮膚には異常は特に出ませんが、陰毛の中にケジラミや卵が肉眼で見えることもあります。

 

こちらも強いかゆみがあるので、早めに病院で治療しましょう。

 

身体の内部に異常が出た場合に感染した可能性がある性病

身体の内部の異常とは、膿が出たり痛みがあったり、または発熱やだるさなど、外見からはわかりにくい異常を指します。

 

特に発熱やだるさなどは、性病と関係ないと考えてしまう場合も多く、わかりにくい症状のひとつと言えるでしょう。

 

これらの症状が出た場合、考えられる性病についてご紹介します。

 

ペニスから膿が出た場合

ペニスから膿が出た場合は、ほとんどの男性が焦って病院に行くことでしょう。

 

明らかに「異常だ!」と感じるので、わかりやすい性病と言えます。

 

ただしペニスから出る膿にも種類があり、ちょっとわかりにくい場合もあるのです。

 

わかりやすいのは「淋病」でしょう。

 

白くドロッとした膿が尿道から出るのに加え、おしっこのときなどに激しく痛むことも多いので、我慢できずに病院へ行く男性が多いはずです。

 

一方、わかりにくいのが「クラミジア」による膿。

 

半透明でネバネバする粘液のような膿で、一見すると膿とはわかりにくく、尿道の痛みもあまりないのでそのまま放置してしまうケースが多く見られます。

 

しかし「クラミジア」を放置しておくと「前立腺炎」や「精巣上体炎」を発症することがあり、特に「精巣上体炎」は不妊症の原因ともなるため、子どもがほしい人などは注意が必要です。

 

おしっこのときなど尿道に痛みを感じる場合

性病に感染すると、尿道が炎症を起こす「尿道炎」になる場合があります。

 

尿道炎の原因となる細菌はさまざまで、その細菌の種類によって感染している性病もさまざま違うものになります。

 

特に痛みが強いのが、先にも紹介した「淋病」の場合です。

 

尿道の痛みに加えて白っぽい、または薄い黄色の膿が出るので、わかりやすいですね。

 

他に尿道炎の原因となるものとして「クラミジア」があります。

 

ただ尿道炎の原因となるものは他にも数多くあり、大腸菌や腸球菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマなどの細菌やウイルス、トリコモナスなどの原虫などが挙げられます。

 

そのため「尿道炎の症状=性病」とは言えませんが、尿道炎は痛み、かゆみ、不快感などが出る場合もあるので、放置するよりは治療するほうが良いでしょう。

 

放置している期間が長くなれば長くなるほど、治療にも時間がかかってしまいますし、後遺症が出る可能性も高くなりますので、早め早めの検査と治療が重要になります。

 

発熱や身体のだるさなどがある場合

高い熱が出たり、身体のだるさが取れなかったりする場合は、さまざまな病気の可能性がありますが、性病が原因であることも皆無ではありません。

 

特に38℃から39℃以上の高熱が出た場合、性病としては「HIV感染症」が疑われます。

 

他に「淋病」「梅毒」といった病気でも37℃近くの発熱がある場合がありますので、高い熱をともなう性病はかなり恐ろしいもの、と認識しておくべきでしょう。

 

また発熱とともに強い身体のだるさがあったり、おしっこの色が濃くなったりした場合などは「B型肝炎」「C型肝炎」など、肝臓に異常があることも。

 

これらの肝炎は「性病」として語られることはあまりありませんが、特に「B型肝炎」はセックスにより感染することが多い病気です。

 

将来的に肝硬変などになるかもしれませんので、早めに医者に診てもらいましょう。

 

「念のために受けてみる」くらいの気持ちで性病検査を受けてみよう

いままで説明したことからもわかるように、性病はすべてがわかりやすい症状をともなったものではありません。

 

気付かないうちに感染していて、悪化してしまうかもしれませんし、他の人に感染させてしまう場合もあります。

 

そういったことを避けるためには、定期的に「念のため」の気持ちで性病検査を受けることが必要でしょう。

 

特に風俗でよく遊ぶ人や、不特定多数の相手とセックスすることが多い男性は注意が必要です。

 

「性病検査はお金がかかる」なんて思うかもしれませんが、悪化してしまったら治療するほうがより時間もお金もかかってしまうもの。

 

そういったことを避けるためにも、定期的に性病検査を受けてしっかり治療することが大事なのです。

 

「新型コロナウイルスの流行で性病が減少した」って本当なの?性病ごとに感染者数をチェック

世界中での新型コロナウイルスの流行になかなか歯止めがかからない状況のなか。

 

飲食店の営業時間が制限され、家の外での飲酒も難しくなった今、新型コロナウイルスへの感染を恐れて自分から外出を控える人も増えてきています。

 

誰もが不自由な生活を強いられている状態で、うんざりしてきている人も多いのではないでしょうか。

 

そんななか「新型コロナウイルスの流行で、性病に感染する人が減少している」という話があります。

 

確かに人々が家の外に出ず、セックスをする機会が減少しているとすれば、性病に感染する人が減少してもおかしな話ではありません。

 

それでは実際、性病の感染者数は減少しているのでしょうか?

 

それぞれの性病について、そして性病以外の感染症についても調べてみました。

 

性病は感染者数が減少しているものもあれば変わらないものもある

性病にはさまざまな種類がありますが、基本的にセックスで感染するため、粘膜同士の接触による感染となります。

 

そこが飛沫感染する新型コロナウイルスとは異なる点であり、性病の感染者が減少している印象を受ける大きなポイントでもあります。

 

それでは実際の感染者数を見てみましょう。

 

梅毒やHIVの感染者は減少傾向にある

まずは梅毒とHIVの感染者数から見ていきましょう。

 

2019年の報告では、梅毒の感染者は5221人、HIVの感染者は922人とされています。

 

一方、2020年になると梅毒の感染者は3971人、HIVの感染者は719人となります。

 

確かに梅毒、HIVともに感染者は減少してはいますが、そこまで劇的に減少している、と言える数字ではないようですね。

 

梅毒もHIVも、感染してすぐに身体に異常が出る病気ではありませんが、長期間放置していると命に関わることが多い性病です。

 

それが多少なりとも減少しているのは、喜ぶべきこと、と言えるのかもしれません。

 

淋病やクラミジアなどの一般的な性病の感染者数はほとんど例年と変化がない

それでは梅毒やHIVとは少し異なり、淋病やクラミジア、ヘルペスといった比較的多くの人が感染する可能性がある、一般的な性病の場合はどうでしょうか。

 

かなり感染者数が多いためはっきりとした人数はわかりませんが、報告数としてはどの性病も例年とほとんど変わっていない、と報告されています。

 

これらの性病は感染してもあまり症状が出ない場合もあるため、特定のパートナーとのセックスでも感染してしまう可能性はあります。

 

しかし例年と感染者数が変わらないのは、その理由では説明はつかないでしょう。

 

新型コロナウイルスが流行している状況下でも、不特定多数の相手とセックスをおこなっている人の数は、あまり減っていないと考えたほうが妥当だと思われます。

 

梅毒とHIVの感染者が減少しているのは検査を受ける人が減っているため?

淋病やクラミジアなどに感染する人は減っていないのに、梅毒とHIVの感染者は減少している、そのようなことは起こりえるのでしょうか?

 

淋病やクラミジアと、梅毒やHIVの大きな違いとして、梅毒やHIVは感染しても症状が出るまでに時間がかかる点があります。

 

そのため「性器に激しい痛みを感じる」「性器から膿が出る」といった症状のある淋病やクラミジアとは違い、感染してもなかなか医者に診てもらおう、とはなりません。

 

感染自体に気付かないことも多いわけですから、それは当然と言えます。

 

それではなぜ梅毒やHIVに感染したことが判明する人が多いのかと言うと、これらの性病は保健所などで無料で検査できる、という特徴があるためでしょう。

 

重篤な状態に陥る、命に係わる病気である梅毒やHIVは、国を挙げて感染者数を減らすことを目標としています。

 

そしてこれらの病気の恐ろしさを知っている人も多いので、心当たりがある人は「症状は出ていないけど検査を受けてみよう」と考え、その結果として感染が判明することが多いのです。

 

しかし新型コロナウイルスの流行により、保健所での梅毒、HIV検査が一時休止を余儀なくされているケースがあります。

 

保健所での検査をおこなっていたとしても、新型コロナウイルスへの感染を恐れて外出を控える=検査も控えることになってしまっている場合も。

 

こういったことを考えると、梅毒やHIVに感染はしていても検査を受けていないため、感染者としてカウントされていない患者が多いのではないのか、と推測されます。

 

つまり2019年よりも2020年の感染者が減っている、というのはあくまでも見た目の数字だけであり、実際は両年とも感染者数は大きく変わってはいない、とも考えられるのです。

 

おたふく風邪や水ぼうそうなどの感染者数は減少している

新型コロナウイルスの流行下でも、性病の感染者数は特に変化はない、という推測が成り立ちました。

 

それでは性病以外の感染症の場合はどうなのでしょうか。

 

性病と同じく、感染者数に変化はないのでしょうか。

 

性病以外の感染症の感染者数は減少傾向

飛沫感染する感染症には、風疹やおたふく風邪、水ぼうそうなどがあります。

 

これらの感染症は、2019年に比べて2020年は患者数がかなり減っている、と報告されています。

 

感染すればわかりやすい症状が出る感染症ばかりですので、梅毒やHIVとは異なり、見かけだけの感染者数減少とは考えにくいでしょう。

 

また感染症にはノロウイルスなど、接触感染で拡がるものもあります。

 

この接触感染による感染症、たとえば感染性胃腸炎の患者数も、2020年は例年と比べて報告数が激減しています。

 

つまり新型コロナウイルスの流行による感染対策は、性病以外の感染症には有効に働いている可能性が高いわけですね。

 

新型コロナウイルスの流行下でも性病の感染者数が減らないのは風俗利用者が多いため?

それではなぜ他の感染症と違い、性病の感染者数は新型コロナウイルスの流行下でもあまり減少しないのでしょうか。

 

その理由として考えられるのは、性風俗利用者が多いためと考えられます。

 

性風俗ももちろん新型コロナウイルスの影響を受け、一時期は売り上げが激減したと言われていますが、感染対策やお客を呼び戻すためのサービスの充実などにより、だいぶ売り上げも戻ってきたようです。

 

しかしその結果、粘膜同士の接触が増えるため、性病の感染も歯止めがかからない状態となってしまっているのです。

 

コンドームを利用すれば性病は防げることがほとんどですが、残念ながらピンサロやデリヘルといった性風俗でコンドームを利用するお客はあまりいません。

 

また性器をアルコール消毒したりすることも、まずないでしょう。

 

そのため性病は、新型コロナウイルスの流行に関係なく、感染者が例年と変わらないと考えられます。

 

性風俗では新型コロナウイルスの感染対策だけでなく性病の感染対策も万全に!

人間、長い間我慢を続けられるものではありません。

 

最初は性風俗の利用を我慢していたとしても、新型コロナウイルスの影響が長期間に及ぶにつれ、だんだん我慢できなくなって性風俗へ出かけてしまう人がいても、責めることはできないでしょう。

 

しかし性風俗を利用すれば、性病だけではなく新型コロナウイルスに感染する可能性もあります。

 

「しっかりと感染対策をしているから大丈夫」と考えるかもしれませんが、せっかくだったらコンドームもちゃんと着用して、性病の感染対策もしっかり取るべき、と言えるでしょう。

 

梅毒の病原菌

放置していると命の危険が!感染者増加中の性病「梅毒」にご注意!

梅毒の病原菌

性病にはさまざまな種類が存在していますが、中でも「梅毒」には恐ろしい病気、というイメージがあります。実際に梅毒は感染してから放置しておくと、内臓や脳にも異常が起き、命を落とすことにもなる危険な病気です。

 

そんな梅毒に感染する人は一時期減少傾向にありましたが、ここ数年で梅毒患者が急増している、というのです。

 

そこで今回は、梅毒の感染者が増加している原因と、そもそも梅毒とはどのような病気なのかを説明していきましょう。

 

梅毒の感染者数が増加している3つの理由

性病に感染している男性

日本の梅毒感染者は、1990年代以降は年間1000人を下回っていました。それが2013年には感染者が1200人を超え、2017年には5000人以上、2019年には6000人以上と、ものすごい勢いで感染者が増加しているのです。

 

感染者は20~50歳代の男性が多く、女性は20歳代が他の年代に比べて多くなっています。しかしさらに若い年代や高齢者の中にも感染者の報告があるため、専門家は今後さらに感染者が増える可能性がある、と見ているようです。

 

このように日本で梅毒の感染者が増えているのには、3つの理由が考えられます。その3つの理由を紹介しますので、感染を避けるヒントとしてください。

 

梅毒の症状がわからず感染に気付かないため治療を受けない

梅毒は日本でも戦国時代から江戸時代に流行し、多くの患者を苦しめましたが、その後はペニシリンなどの抗生物質の治療により、どんどん患者数が減少していきました。しかし患者数が減少し、梅毒という病気があまり世間的に知られないものとなってしまったため、症状が出ても感染に気付く人が少なくなってしまったのです。

 

梅毒は最初は大した症状が出ず、しばらくするとその症状も消えることを繰り返すため、梅毒の症状を知らない人は自分が梅毒に感染している、とは思いません。そのため治療をしないまま他の人と性交渉を重ねてしまい、感染を拡大させていると考えられます。

 

マッチングアプリなどのSNSで不特定多数との性交渉を持つ人が増えた

マッチングアプリなどが流行することにより、男女問わずその日初めて会った良く知らない相手と性交渉を持つ場合が多くなってきたのも、梅毒感染者が増加している原因と言われています。実際にマッチングアプリの利用率の高い都道府県ほど梅毒感染者数が多い、という調査結果も報告されています。

 

梅毒は感染しても、初期のうちは症状が出ていない期間が長いため、見た目で相手が感染しているかどうかを判別できません。またコンドームを着用していたとしても、キスやオーラルセックスでも感染するため、確実に感染を防げるわけではないのです。

 

海外観光客からの持ち込み感染が増えた

海外からの観光客が増加した結果、梅毒が持ち込まれて日本での感染者数が増えたのではないか、と予測する人もいます。実際に日本に先行してアメリカやオーストラリア、カナダやヨーロッパの数か国で梅毒感染者が増加しており、また訪日観光客が急増している中国の梅毒感染者数が多いこともあって、この説を支持する人も多いのです。

 

海外からの観光客が、日本人と旅先でのロマンスを楽しんだり、風俗店を利用することで梅毒が日本人の間でも増加している、というわけですね。特に日本の風俗店は海外観光客から「サービスが良い」という理由で人気があるため、風俗で働く女性が感染してしまうのではないか、と言われています。

 

梅毒とはどんな症状が出る病気かを知って感染の早期発見に努めよう!

性器を観察する女性

梅毒は恐ろしい病気ではありますが、決して治療が難しい病気ではありません。特に感染初期には、ペニシリンなどの抗生物質を服用することで簡単に治療が可能なため、早期発見早期治療が大事だと言えます。

 

そのため梅毒の症状について知っておけば、万が一感染してしまってもすぐに気付いて治療ができ、自分だけでなく他人も守れるわけです。

 

梅毒がどのような症状を起こす病気なのかを説明しますので、知識として身に付けておいてください。

 

梅毒の症状:感染第1期(感染後3週間程度)

梅毒の感染を起こした部位に「しこり」や「潰瘍」ができます。男性の場合はペニス、女性の場合は膣や陰唇、場合によっては肛門にもできる可能性があります。この「しこり」や「潰瘍」は少し弾力があり、痛みはありません。

 

「しこり」や「潰瘍」は1個だけであることが多く、これと同時に股の部分にリンパ節が腫れたためにグリグリした膨らみを感じることもあります。しかしこの腫れも痛みはなく、1ヵ月ほどで自然に消えてしまうのであまり気にしない人も多いのです。

 

しかし自然治癒したわけではなく、免疫力がアップしたために一時的に菌が体内へと引っ込んだだけであり、放置しておくと体内でどんどん菌が増殖していってしまいます。

 

梅毒の症状:感染第2期(感染数か月後)

症状が一時的に消えているうちに体内で菌が増殖すると、身体のあらゆるところに「バラ発疹」と呼ばれるピンク色の発疹が現れます。このバラ発疹は手のひらや足の裏に現れることが多く、梅毒特有の症状と言われています。発疹の大きさは0.5~2㎝と大きめですが、痒みも痛みもありません。

 

バラ発疹の他には、陰部に「扁平コンジローマ」と呼ばれるイボができたり、口の粘膜に炎症が起きたりします。これらの症状も放置しておけば自然に消えてしまいますが、もちろん梅毒が自然治癒したわけではありません。

 

第1期と第2期の症状は同時に現れたり、第2期の症状が何度も繰り返して出現したりすることもあります。

 

梅毒の症状:晩期顕性梅毒(感染後数年)

梅毒に感染後、数年経過すると、皮膚や筋肉、骨や臓器に「ゴム腫」と呼ばれるゴムのような腫瘍が出現し、身体の組織を破壊していきます。特に鼻の骨は破壊されやすいため「梅毒に感染すると鼻が落ちる」と言われる原因ともなっています。

 

この段階までくると、脳も含めたあらゆる臓器が腐り始め、死亡してしまうこともあるのです。

 

「ひょっとしたら…」と思ったらアモーレクリニックで性病検査を受けよう!

性病検査

梅毒に感染する人間が増えているのには、マッチングアプリの普及や海外観光客の持ち込みなどの理由が考えられますが、一番の理由は「感染者が梅毒に対する正しい知識を持っていないため」が大きいのではないでしょうか。

 

症状が出たり引っ込んだりするため、自然治癒したと勘違いしやすく、そのためどんどん感染の輪が広がっていってしまうのです。

 

また妊娠中の女性が梅毒に感染していると、お腹の赤ちゃんにも胎盤を通じて先天的に梅毒が感染してしまい、死産や早産、奇形や新生児死亡の原因となってしまうかもしれません。

 

自分だけでなく、他人の人生まで狂わせてしまう可能性がある梅毒ですから「危ないかな」と思ったら「アモーレクリニック」のような専門機関で検査を受けるべきです。ただし感染後4週間以上経過しないと、感染したことを示す抗体が検出されませんので、検査を受けるのがあまりにも早くても意味がない、と覚えておいてください。

 

早いうちに治療を受ければ、比較的簡単に治るのが梅毒ですから、初期症状をしっかりと覚えておいて、怪しいなと思ったらすぐに検査を受けるようにしましょうね!

性病で痛む性器を押さえる男性

性交渉していないのに性病になる!?日常生活に潜む感染の危険性!

性病で痛む性器を押さえる男性

性病は「性感染症」と言われるだけあって、性交渉によって感染すると思われています。その認識は決して間違いではありませんが、性病が性交渉によって「のみ」感染する、と考えてはいけません。

 

実は「性交渉をしていないのに、性病に感染してしまった!」というケースもあり、普段通りに日常生活を送っていて性病に感染する可能性も、ゼロではないのです。

 

それでは日常生活で感染する可能性がある性病にはどのようなものがあるのか、そしてどのような状況で感染してしまう可能性があるのか、紹介していきましょう。

 

日常生活で感染する可能性がある代表的な3種類の性病!

トリコモナス原虫の顕微鏡写真

日常生活で感染してしまう可能性がある性病と、その感染シチュエーションについて説明していきます。

 

誤解してはいけないのは「このシチュエーションは絶対性病に感染する!」わけではない点と、例に挙げる性病3種類以外にも、感染する可能性がある性病も存在する点です。あくまでも「可能性がある」状況として、考えてください。

 

衣類やタオルを他人と使い回すと「ケジラミ」になるかも!?

 

「ケジラミ」は、シラミの一種である昆虫のケジラミが陰毛に直接取り付いて感染する性病です。ケジラミは吸血性の昆虫であり、血を吸われるとその部分が激しい痒みを発症します。

 

またメスの成虫が1.0㎜~1.2㎜、オスの成虫が0.8㎜~1.0㎜と、小さいながらも目に見えるレベルの大きさでもあり、自分の陰毛にケジラミが取り付いている様子を実際に目にすると、視覚的にもショックが大きい性病と言えるでしょう。

 

日常生活の中で「ケジラミ」に感染する可能性があるのは、衣類やタオルを他人と共有したり、布団や毛布などを使い回したりした場合です。布地に残っていたケジラミの成虫や卵が陰毛に取り付くことで、感染してしまう可能性があります。そのため、家族の中にケジラミに感染した人間がいると、家族も感染してしまう可能性が飛躍的に高くなります。

 

また温泉施設やサウナなどで見かける仮眠スペースなど、どこの誰が寝たのかわからないような場所で使用された形跡のある布団や毛布をそのまま使用すると、ケジラミに感染する可能性があります。仮眠スペースを使用するときは、布団や毛布は使い回さずに新しいものを使用するなど、最低限の注意はしたいものですね。

 

トイレの便座から「トリコモナス」に感染する可能性がある!?

 

「トリコモナス」は、顕微鏡でしか見られないほど小さなアメーバのような生物「原虫」が性器の中に入り込み、炎症を起こす性病です。

 

男性と女性で寄生する部分が違い、男性は前立腺や精のう、尿道に寄生し、女性は膣内や子宮頚管、膀胱や尿道に寄生します。尿道炎や膣炎の原因となり、痛みや痒みの症状が現れる一方で、感染していても症状が出ない感染者も約20%~50%いると言われており、そのため感染に気付かずに放置されてしまう場合もあります。

 

そしてこの「トリコモナス」原虫は、感染していると尿と一緒に尿道から流れ出る可能性があります。そのためトイレの便座などに付いた「トリコモナス」原虫が、次に便座に腰掛けた人の性器の中に入り込むことで、感染してしまうのです。

 

この「トリコモナス」原虫は乾燥に非常に弱いため、衣服などに付着しても干されたり乾燥機にかけられたりすると、ほとんどの場合は死滅します。しかし反対に水分があればしぶとく生き延び、強い感染力を発揮する面があるため、例に挙げたトイレの便座やプール、湿ったタオルなどを経由して感染するのです。

 

公衆浴場のイスから「梅毒」に感染する可能性も!?

 

性病の代表のように語られ、性病に対する知識があまりない人でも一度は名前を聞いた経験があるだろうと思われるのが「梅毒」です。

 

梅毒は「トレポネーマ」と呼ばれる菌が、粘膜や傷口から体内に入り込むと発症します。身体にしこりができたり、アザやイボなどが発生したりする時期がある一方で、身体に何の変化も起こらない時期もあり、さらに完全に無症状の場合もあるので感染に気付いても放置してしまう人もいる、厄介な性病の1つです。

 

梅毒の症状が出ている場所を「病変部」と呼び、その部分と接触すると感染する可能性が高まるため、強い感染力を持つ菌ですが、ほとんどの場合は性交渉によっての感染となります。

 

しかし梅毒が他人に感染する状態になっている人が公衆浴場のイスに座り、偶然即座にその椅子に他の人が座って粘膜と「トレポネーマ」が接触してしまう…。そのようにして運悪く梅毒に感染してしまう可能性は、わずかですが存在します。

 

性交渉以外で性病に感染するのはレアケース!

消毒液を使って除菌掃除する

性病に性交渉を介して以外の理由で感染する可能性は、それほど高くはありません。しかし可能性がゼロではない以上、ちょっとしたことに気を付けるのは損ではないのではないでしょうか。

 

安心して日常生活を送るために、頭に入れておくと安心な豆知識についてご紹介します。

 

性病の原因となる菌は基本的に感染力が低い!

 

瀬永病の原因となるものには、菌や原虫などさまざまな要因がありますが、共通して言えるのは「通常は感染力が低い」ということです。

 

基本的にこれらの菌や原虫は、人間の体内でないと生きられません。そのため人間が身体と身体を濃厚に接触させる、性交渉によってでないとほとんど感染できないのであり、だからこそ「性病」と呼ばれているのです。

 

しかし先に説明した「トリコモナス」原虫のように、ある状況下ではしぶとく生き延び、感染する可能性がある性病も確かに存在していますので、知識として覚えておくべきでしょう。

 

他人と物を共有するのは避けて少しでもキレイな状態のものを使う

 

性病に感染している人と同じものを共有して使うと、同じ性病に感染する可能性は高くなります。しかしこれは性病以外の病気にも言えることですので、根本的に他人とは、家族であっても日常的に使うもの、特に粘膜に触れる可能性が高いものを共有するのはNGと考えた方が良いでしょう。

 

そうは言っても、トイレの便座や公衆浴場のイスなど、どうしても他人と共用する可能性が高いものもあります。その場合はトイレの便座はしっかりとトイレットペーパーで拭く、公衆浴場のイスはたっぷりのお湯で流した後で座るなど、ちょっとしたひと手間で性病に感染する可能性はゼロに近くできます。

 

自分だけでなく、家族にもほんの少しの注意を怠らないように話すべきでしょう。

 

万が一性病の疑いがある症状が出たら一刻も早く病院で診断を受けよう!

カップルで医師の診断を受ける

日常生活の中で性病に感染する可能性は、それほど高いわけではありません。しかし実際に、性交渉をしていないのに日常生活の中で性病に感染するケースが報告されているのも事実です。

 

確率が低いと言っても、その当たりたくないクジに当たってしまう可能性は、誰もが同じだけ持っているのです。そのことを忘れず、できるだけ注意して日常生活を送るのが大事ですが、万が一自分に性病の疑いのある症状が出たら、一刻も早く病院で診断を受けるべきです。

 

「まさか自分が性病になるはずがない」「性交渉をしていないのだから大丈夫」などと考え、そのまま放置してしまうと症状が悪化したり、不妊の原因となってしまったりするかもしれません。

しかも日常生活の中で、家族にも感染が拡大してしまう可能性もあるのです。そういったことを考えれば、診断を受けるべきでしょう。「性病じゃなかった!」なら、それはそれでOKなわけですから。

 

そして診断を受ける際は、性病に詳しい泌尿器科を備えたクリニックを選んで受診するべきだ、ということをw擦れないようにしてくださいね!

あなたの亀頭のブツブツ、簡単に取れます!~白いと病気ってホント?~

自分の亀頭や陰茎をまじまじと観察したことがないという人もいるかもしれませんが、一度よくチェックしてみてほしいのが肌色や白色の小さな”ブツブツ”です。

小さなブツブツが亀頭の周りや陰茎にある場合、見た目が気になったり性病なのではと心配してしまう人も多いはずですが、泌尿器科を専門に扱うクリニックでは確実な診断と最適な治療を行うことができます。

今回は陰茎にある謎のブツブツについてお話しします。

 

亀頭に小さなブツブツが…これは一体何だ?

亀頭のブツブツや小さなイボがあるという人は、「生まれつき」「多分病気ではないだろう」と安心している人も多いですよね。

確かに、肌色のブツブツや白いブツブツ、増えるブツブツなど人によって症状はさまざまで、病気ではない場合もあります。

ただし、良性か悪性かは専門的な知識を持った医師でなければ診断をすることはできません。

 

一番確実な方法は病院やクリニックにかかり、しっかりと診断してもらい適切な対処をすることです。

ですが、そもそもどうやってこのブツブツができたのかが気になりますよね。

 

亀頭に発生する謎のブツブツがなぜ発生するのか、考えられる原因を簡単にまとめてみました。

 

 

ブツブツの原因1:尖圭コンジローマ

尖圭(せんけい)コンジローマとは、亀頭や包皮の周辺に小さなイボや細かなブツブツが発生する病気です。

ブツブツは小さな丸に見えたり、鳥のトサカのような形をしている場合や、カリフラワー状に生えたもの、細長く生えたものなど様々な形があります。

肌色のブツブツだけではなく、白い色のブツブツやピンク色のイボも尖圭コンジローマの疑いが考えられます。

そもそも尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染していると発生しやすく、そのままの状態ではパートナーへの感染も懸念されます。

ヒトパピローマウイルスは女性に感染すると子宮頸がんを引き起こす原因にもなりうるものです。

また、尖圭コンジローマもウイルス感染なので放置しているとイボが大きくなってしまったり、肛門などにも飛び火したりと非常に厄介な一面も持っています。

 

 

ブツブツの原因2:フォアダイス

フォアダイスは亀頭や陰茎、包皮に小さく細かいブツブツが発生するイボで、病気ではありません。

表皮下に脂線が現れた状態で、肌色や白色の小さなニキビのように見えるのが特徴です。

ただ、見た目が尖圭コンジローマと似ているため油断は禁物。

専門家の診断で良性のブツブツか悪性のブツブツかを判断することが大切です。

良性の場合でも見た目が気持ち悪い、見られるのが恥ずかしいと言う場合は除去することも可能です。

 

 

ブツブツの原因3:性感染症(STD)

いわゆる”性病”にかかっている時にも、白いブツブツや肌色のブツブツができることがあります。

痛みや痒みなどの違和感を感じる場合もありますが、最近の性病の傾向としては無痛の状態でそのまま放置されてしまうケースも少なくはありません。

性感染症は大きな自己判断や自然治癒をしようとせずに泌尿器科やクリニックなどの専門機関を受診しましょう。

 

 

ブツブツを治す方法は?

亀頭や陰茎に出来てしまったブツブツを治す方法にはどのような方法があるのでしょうか。

尖圭コンジローマ・フォアダイス・性病の時の場合と様々なケースがありますが、大体は主に2つのパターンがあります。

 

 

軟膏などで治す治療法

軟膏の処方は男性器にできたブツブツに直接ご自身で塗り薬を塗ってもらう治療法です。

性感染症によって出来たブツブツやイボを治療する場合に使用されることが多く、内服薬などでウイルスや病原菌を抑えて同時に軟膏でブツブツを治します。

ただ、フォアダイスの場合には病気ではないため軟膏薬は時間がかかってしまい、根気強いケアが必要となるのがデメリットと言えるでしょう。

 

 

外科手術で治す治療法

当院でも行っている外科手術での治療は、日帰り手術であっという間に除去することができます。

フォアダイスなどの病原菌やウイルス性のものでない場合も除去することができ、何より短期間の治療方法なのでストレスも少ないのではないでしょうか。

バイポーラと呼ばれる電気メスで焼くためウイルス性の症状にも効き目があり、再発防止も同時に行うことができます。

また、施術も10分程度で完了するため、忙しくてなかなか病院に行くことが出来ない人や、毎日軟膏を塗るのがめんどくさい人には最適な治療方法です。

さらに、性病検査などの良性・悪性の判断から手術に至るまで全ての過程が同時に行えるため、時間と労力の節約になります。

 

 

 

ブツブツを除去する外科手術ってどんな感じ?

外科手術と聞くととても大がかりなイメージがありますが、実際どのような感じか気になりますよね。

ここでは当院での亀頭のブツブツ・イボ除去の例を挙げて除去手術完了までの流れを解説していきます。

 

 

まずはメールや電話、ラインなどでご予約を

ブツブツやイボに悩んでいる人には、「これは病気かな?」と気になっている人もいますよね。

メールやラインであれば文章で会話ができるため恥ずかしい思いをせずに済みますし、なにより自分の都合のいいタイミングで相談をすることが出来ます。

そのまま予約を取ることで電話予約をする手間も省けますよ!

 

 

完全予約制で待合も恥ずかしくない

一般的な泌尿器科病院、いわゆる”町医者”では待合室での待ち時間が「恥ずかしい」「誰かに見られていないか心配」と、思いのほか精神的なストレスになるものです。

当院では完全予約制にすることで患者さん同士の鉢合わせがないように細心の注意を払っています。

プライベート病院のような感覚で、誰にも知られずに受診することができるのは、デリケートな部分の悩み治療ならではではないでしょうか?

 

 

ブツブツ除去手術は痛くない

施術を行う前には必ずしっかりとしたカウンセリングと診断を行います。

ブツブツが気になって来院する患者さんの多くはご自身が性病になっていないかを気にされる方が多いのが特徴です。

どうしても心配な場合は性病検査を行うことができるので、この機会に受けてみ行わなければというようという患者さんも多く、ブツブツの原因が判明するので安心できる方も。

ただ、性病の疑いが強い場合は病気の治療から始めることになるので、心当たりのある性行為や痛み・痒みなどの症状に身に覚えがある時には事前のカウンセリングできちんと伝えることが大切です。

 

お問合せ・ご予約はAMORE CLINICへ★

AMORE CLINIC

☎052-950-3900

おしっこする時に痛いし膿が出る!それは淋菌感染症かも

 

「性病」と聞いて、どんな病気を想像するでしょうか?

性病の中にはHIVなど命に関わる病気も含まれるので「怖い病気」というイメージを抱いている人もいるでしょう。

そんな性病のうち、日本で2番目に多いのが淋菌です。

淋菌は他の性病に比べて症状が強く出るため、医療機関を受診する人が多い感染症です。

しかし、人によっては症状が弱かったり、性器だけでなく目やのどに感染するため、淋菌に感染していると気づかなかったりする場合もあります。

淋菌の性器の感染を放置していると男性不妊になる可能性もありますし、目への感染を放置しておくと、失明する可能性も。

そのようなことにならないためには、早めに検査を受け、感染が分かれば早めに治療を受けることが大切です。

また、治療は自分ひとりだけでなく、パートナーも一緒に受けなければ再感染を引き起こすので注意が必要です。

今回は、性病のうち淋菌について詳しく解説していきます。

今の自分の症状に当てはまる、または症状はないけど感染が不安という場合には、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

淋菌は男性の報告が多い性病

 

日本での性病のうち、2番目に多いのが淋菌です。

特に20代の若い世代での感染が広まっています。

女性に比べ、男性の患者が多く報告されていますが、これは男性の方が症状が強く、医療機関を受診するケースが多いためと言われています。

性器の接触によるセックスはもちろん、オーラルセックスやアナルセックスでも感染し、1回のセックスでの感染率は約30%です。

淋菌の怖いところは、感染することで免疫力が低下し。他の性病にも感染しやすくなることです。

淋菌の患者さんの20~30%はクラミジアと同時に感染していることが多いですし、HIVにも感染しやすくなります。

淋菌に感染しないためには、不特定の相手とのセックスを避けたり、コンドームを使用したりすることが大切です。

 

 

淋菌では性器の痛みや膿が特徴

 

淋菌に感染すると、セックスをしてから2~10日後に症状が現れます。

尿道で感染した場合、出現する症状は次の3つです。

・尿道のかゆみや不快感

・排尿痛

・外尿道口(おしっこの出口)からの黄色い膿

・血尿

比較的症状が強く現れるため、早い段階で医療機関を受診する男性が多いですが、典型例でない場合は膿性の排泄物ではなく粘性の排泄物が出たり、無症状だったりもします。

治療せずに放置しておくと淋菌は体の深い所へとどんどん進行していきます。

進行した淋菌は尿道や前立腺、精巣上体(精子を最終的に成熟させる組織。副睾丸ともいいます)で炎症を引き起こし、精子の通り道を塞いでしまったり、精液の成分を変化させてしまって妊娠をしづらくしたりします。

 

淋菌がのどに感染した場合には、のどの腫れや痛み、発熱がみられます。

目に感染した場合には結膜炎をおこし、白いクリーム状の目ヤニが出て瞼が腫れます。

放置しておくと角膜に穴が開き、失明する可能性もあります。

ただし、のどの感染では無症状なこともあり、感染していることに気づかないケースもあります。

 

 

男性の方が症状強い

 

淋菌に感染した場合の症状は特に男性で強く現れます。

患者さんによっては陰部の痛みで歩くのが困難になる人も。

一方女性は症状が現れにくく、感染に気付きにくいことが多いです。

女性の淋菌感染を放置しておくと子宮や骨盤まで淋菌が到達し、激しい腹痛や不妊を招くことがあります。

妊娠が成立したとしても、淋菌によって流産や早産を招いたり、出産時に産道にいる淋菌が赤ちゃんに感染し、赤ちゃんに結膜炎をおこしたりすることもあるのです。

ですから男性が積極的に医療機関を受診し、パートナーや未来の子供を守ってあげることが大切です。

 

 

淋菌の検査法

淋菌は尿の検査で調べることが出来ます。

患者さんによっては淋菌がのどや目に感染することもあるので、これらの部位の感染が疑われる場合には綿棒などで検体(検査の材料)を採取して検査することもあります。

 

 

 

淋菌の治療法

 

 

淋菌の治療には飲み薬や点滴、目薬の抗生剤で行います。

最近は抗生物質が効きにくい淋菌も増加しており、治療が長期化するケースもあります。

長期化したとしても、完治させなければ淋菌は進行してしまいますので、症状が無くなったからと自己判断で通院や薬の使用を止めずに、医師の判断で治療終了を見極めてもらうことが大切です。

また、1人が治療を受けてもパートナーが感染していれば再感染をおこしますので、性病の治療は必ずパートナーと一緒に受けましょう。

 

 

淋菌の予防法

 

 

淋菌への感染は、淋菌に感染している他人の粘膜に、粘膜が触れることで感染します。

ですから性器でのセックスはもちろん、オーラルセックスやアナルセックスでも感染する可能性があるのです。

淋菌はワクチンが開発されていないため、あらかじめ感染予防をすることはできません。

そのため、セックスをする際にコンドームを使用することが感染予防には大切になります。

オーラルセックスやアナルセックスであってもコンドームを使用しなければ完全に淋菌を予防できないので注意してくださいね。

また、不特定多数の相手とセックスは淋菌感染のリスクが上昇します。

セックスのパートナーは少ないに越したことはありません。

もし不特定多数の相手とセックスをしたり、風俗でセックスをしたりする場合にはコンドームを活用し、定期的に検査を受けるのがおすすめです。

 

 

 

アモーレクリニックでは淋菌の検査にも対応

アモーレクリニックでは、性器に感染した淋菌の検査はもちろん、のどや目に感染した淋菌の検査にも対応しています。

検査結果が出るまで1週間と紹介しましたが、アモーレクリニックでは症状をみて典型的な淋菌感染と判断した場合には結果を待たず即日で治療を開始することもあります。

早めに治療を開始することで病気の進行を食い止め、通院期間を短くするのに一役買います。

 

アモーレクリニックでは淋菌の治療を行った後、約1か月後に再検査を実施しています。

再検査を実施することで性病が完治したかを確認することが出来ます。

完治していることが分かれば、パートナーへ感染させてしまう心配がなくなり、安心して性生活を送るようになるでしょう。

 

さらに、淋菌では男性不妊に繫がるケースもあるとご紹介しましたが、アモーレクリニックでは精液検査にも対応しています。

精液検査によって男性不妊になっているかどうかが分かります。

性病の治療とともに精液検査を受けることで、自分の体への安心感はより大きくなるでしょう。

 

<h3>アモーレクリニックは通院のしやすさも魅力</h3>

アモーレクリニックは地下鉄名城線と桜通線の駅である久屋大通駅からすぐの場所にあります。

アクセスがとても良い上に、診療時間は深夜0時まで対応しているため、仕事帰りや買い物帰りにも通院しやすくなっています。

性病はデリケートな悩みであるがゆえに、他の患者様や女性のスタッフと顔を合わせるのは気が引けるもの。

アモーレクリニックは他の患者様に会わぬよう、完全個室・完全予約制での診療となっています。

カウンセリングも男性スタッフが対応しているため、安心して来院してください。

また、守秘義務がありますので、家族に隠れて通院したい場合でも大丈夫です。

家族からアモーレクリニックへの問い合わせには一切お答えしません。

それでも通院の気が引けるという患者様には、フリーダイヤルやメール、LINEでの無料相談にも対応しています。

メールやLINEは24時間対応していますので、患者様の都合のよい時に連絡することが可能です。

アモーレクリニックから勧誘などのダイレクトメールを送ることはありませんので、安心して問い合わせしてみてくださいね。

 

淋菌は放置しておくとあなたの豊かな人生を奪いかねません。

淋菌はもし感染していたとしても、治療を受ければ完治が見込める病気です。

深刻な状況になる前に早めの通院、問い合わせをおすすめします。

 

男性器の異臭SOS!匂いの対策や治療法を徹底伝授!

突然ですが、心当たりがある人も無い人も、もしかしたらあなたのアソコは嫌なニオイを放っているかもしれません。

 

ほとんど臭いが無い人もいれば夏場になると嫌な臭いがする人、シチュエーションを問わずにいつも悪臭がする人など、人によって男性器のニオイの悩みの深刻さはさまざまですよね。

 

さらに、ニオイを気にしたことがないという男性でも「女性からフェラをしてもらえない」という人は要注意で、その原因は自分でも気づいていない異臭や悪臭が原因となっていることもあるんです。

 

そこで今回は、男性器の異臭の原因を考え対策法や解決策を考えてみたいと思います。

 

男性器から異臭?匂いの原因とは

男性器の嫌なニオイを撃退するためにも、まずはじめにニオイの原因を考えてひとつひとつ対策をする必要があります。

 

男性器匂いの原因その1:恥垢

男性器の周りには恥垢(ちこう)と呼ばれる垢が溜まってきます。

これは俗にいう「チンカス」と呼ばれるもので、古い角質だけでなく残尿や精液のカスなどが恥垢となり、雑菌を繁殖させることでチーズのようなイカのような悪臭を放つのです。

 

男性器匂いの原因その2:汗

男性器に限らず、体臭の原因とも言えるのが何と言っても汗による酸っぱい刺激臭。

特に男性器の周りは構造上蒸れやすい状態となっているので、ペニスだけでなく睾丸や内股辺りもニオイを発するということも少なくはありません。

ただし、汗自体にはほとんどニオイがなく、汗をかいた湿度で常在菌が表皮の恥垢や汗の中に含まれるタンパク質成分と反応することで嫌な臭いを発生させてしまうのです。

 

男性器匂いの原因その3:包茎

日本人男性に多い包茎も臭いの原因のひとつです。

というのも、勃起をすると皮が剥ける仮性包茎の場合であっても恥垢が溜まりやすく、蒸れやすい環境によってますます雑菌が繁殖し臭いニオイを発生させるのです。

なかでも真性包茎の人は特に要注意で、皮を剥くことができないぶん恥垢が洗い流し切れずに長年の垢が蓄積されてしまっている可能性があります。

そうなってくるとお風呂でペニスをしっかり洗ってもニオイの改善ができず、衛生的に保つことが難しくなってしまうのです。

 

男性器匂いの原因その4:性病

性病にかかってしまってもペニス自体にニオイの変化がみられることはありませんが、クラミジアのように尿道から膿が出る症状がみられる性病にかかっている場合は、下着に付着した膿みがニオイを放っている場合も考えられます。

また、不衛生な状態はペニス自体の臭いの原因にもなるため、性病の症状に匂いがなくても安心はできません。

なにより男性が性感染症にかかった場合は症状が出にくいので、膿みが出ている状態は放っておくとどんどん症状が悪化していくため注意が必要です。

 

男性器匂いの原因その5:スソワキガ

ワキのニオイの原因として「ワキガ」が挙げられますが、股間の場合は「スソガ」と呼ばれるワキガと同じ原理で悪臭を発生させている可能性もあります。

スソガもワキガと同じくアポクリン腺からタンパク質や脂質、アンモニアを含む汗がでることで鉛筆のような刺激臭を発生させます。

 

男性器周りにアポクリン腺が多い体質であれば清潔にしていてもワキガのように鼻につくニオイを放っていることもあるので念入りなケアが必要となります。

 

男性器の異臭にSOS!6つの匂い対策

 

アソコのニオイに自覚症状がある人、臭いの原因に心当たりがあった人は、女性からも臭いがキツイと思われている可能性が非常に高く、大切なパートナーへのマナーやエチケットとして対策をする必要があります。

 

男性器の匂い対策その1・恥垢を定期的に拭き取る

お風呂に入って股間を洗わない人はいないかと思いますが、注目すべきは「包皮をかぶった状態で洗っていないか?」ということ。

仮性包茎の人は通常時では包皮を被っていて恥垢をきちんと洗えていない場合が多いので、意識的に皮を剥いてケアをすることが大切です。

また、おしっこで汚れてしまった場合にはきちんと拭き取り、常に衛生的な状態を維持することで恥垢が溜まるのを減らす工夫も大切です。

 

男性器の匂い対策その2・デリケートゾーンの制汗対策

夏場に股間が蒸れやすい人や汗をかきやすい体質の人であれば、シンプルにデオドラント対策を行うことで男性器の嫌な匂いを軽減する事ができます。

最近ではデリケートゾーンに使用することができる制汗クリームや制汗スプレーなども発売されているので、汗による匂いに悩んでいる人はニオイのケアとして取り入れてみるといいかもしれません。

ちなみに、汗をかいた状態でしようしても消臭効果は半減してしまうため、なるべく汗を拭き取ってから使用してみると効果的に使うことが出来ます。

 

男性器の匂い対策その3・通気性の良い下着を着用

 

最近では化学繊維で肌触りのいい下着や、ボクサータイプなどのデザイン性の高いパンツも多くなりましたが、それと同時に”蒸れ”によるニオイや汗疹に悩む男性も増えているようです。

特に男性はズボンを履くことで汗や熱がこもりやすく、高温多湿になることでニオイの元になる雑菌が増殖します。

まずは恥垢のケアや汗を拭き取ることも大切ですが、同時に通気性の良い下着を履いてムレないように工夫することも大切です。

 

男性器の匂い対策その4・仮性包茎は亀頭が剝けている状態をキープ

仮性包茎の人は通常時に皮を被っている状態なので、亀頭にニオイの原因となる雑菌が増殖しやすい構造となってしまっています。

高温多湿は恥垢が溜まりやすい環境なので、できるだけ意識的に皮が剝けている状態をキープすることで清潔に保つことが大切です。

ただしこの方法は再び皮を被ってしまう人にとってはあくまでも一時的なケア方法で、根本的な解決方法というわけではないことも頭に入れておきましょう。

 

男性器の匂い対策その5・射精後のケアを怠らない

 

パートナーとのセックスやマスターベーションなどによって射精をしたあとは、そのまま放置しておくと恥垢の原因となるため清潔にすることが大切です。

できればシャワーを浴びるなどしてぬるま湯できれいに汚れを洗い流すのが理想ですが、ウェットティッシュで拭き取るだけでも雑菌の繁殖を抑える効果が期待できます。

最低限ティッシュで精液を拭き取り、なるべく湿気を取り除くことがニオイの軽減のポイントです。

 

男性器の匂いを根本から解決する治療

男性器のニオイの原因となる「包茎」と「性病」は病院やクリニックで治療をすることでニオイの根本となる原因を断ち切る事もできます。

 

包茎治療

仮性包茎や真性包茎が原因で嫌なニオイが発生している場合は、包茎手術を行うことで臭いの原因菌の増殖を抑えペニスをできるだけ清潔に保つことが出来ます。

包茎手術後のペニスは勃起をしていなくても包皮が剝けた状態をキープできるため湿度もこもりにくく、身体を洗う際にも洗いやすいなどのメリットが多いのが特徴です。

また、包茎手術は見た目の印象も良くなるため、ニオイだけでなく見た目が気になっている人にとっては二重に嬉しい解決策と言えるでしょう。

 

性病検査

性病の症状よる膿が原因となってニオイが気になっている場合は、早急にクリニックでの検査と治療をすることをおすすめします。

 

というのも、男性が性感染症にかかった場合は女性に比べて症状が少ないため気付きにくく、膿やかゆみ・ただれなど目で見て分かる症状が出ている場合は病気がかなり進行している可能性が高く、他の病気にかかりやすい状態になっているからです。

 

大切なパートナーへの感染を防ぐためにも、少しでも異変を感じた場合にはクリニックへ相談してみましょう。

 

AMORE CLINIC

☎052-950-3900

性病の感染経路の意外な落とし穴!”童貞”でも安心できない?!

「童貞は性病にはならない」なんて言葉をよく耳にしますが、性病の感染経路には意外なところに落とし穴があります。

 

「最近はソープともご無沙汰だから大丈夫だろう」

 

「セックスまではしてないから移らない」

 

童貞ではないにしろ、こんなふうに楽天的に考えている人は要注意。

 

もしかしたらあなたが知らないうちに性感染症に感染をしているかもしれません。

 

性病の感染ルート、あなたは全部知っていますか?

性感染症の感染ルートを学校の保健体育の授業で習ったという人は多いですが、疑いがある感染経路について詳しく知っているという人は意外と少ないかもしれません。

 

ここでは、一般的な性感染症の感染経路や可能性がゼロではない感染ルートについても解説していきますので、自分がどこまで詳しいかを知るためにもぜひ一緒に確認してみて下さいね。

 

性感染症(STD) の殆どは性行為で感染が拡大している

学校で習う場合の多くは「性的感染」「母子感染」「血液感染」と教えられますが、先進国の中でも日本はずば抜けて性感染症(STD) 感染が性行為によって拡大しています。

 

大きな歓楽街が多い東京をはじめとした大阪・名古屋・福岡などの主要都市では特に性風俗店からの感染が拡大しており、知らないうちに人から人へと移り性感染症患者があとを絶ちません。

 

性風俗店では性病検査の実施を謳っているお店も多いですが、実際には全部のお店が女性キャストに専門機関での検査を促して検査結果の提出を完全に義務付けているわけではないですし、女性キャストが自ら分泌液を採取し提出するという”正確性に欠ける”検査を行っている、という場合も考えられます。

 

また、陰部の検査は徹底していても喉の検査はしていないというケースもあるため、本人が気づかないうちに男性を接客し、感染を拡大させていることも。

 

性病は一度での性行為でも感染することもあるので、お店に遊びに行ったらその分だけ検査を受けることが大切です。

キスやディープキスでの感染

例えば、パートナーが口腔内にクラミジアや淋菌を有していたとしても、感染力はそれほどないため軽いキス程度では感染リスクは極めて低いと言えます。

 

ただし、ヘルペス感染症や梅毒の病変部分があるような場合は”皮膚と皮膚の接触”でも感染する可能性はあるのです。

 

また、口内炎や口の中に傷がある場合も要注意。

 

キスやディープキスをすることによって傷口から感染しやすくなってしまうので気をつけましょう。

 

セックス(膣性交)での感染

みなさんもご存知の通り、性病は性感染症にかかっている相手との膣性交によって感染します。

 

最近では特に梅毒患者数が増加傾向にあり、その感染力はHIVなど他の性病と比べても非常に強いのが難点。

 

たった1回の性交渉で梅毒が感染する可能性は15~30%と非常に高く、口に梅毒の病変部分がある場合では特に感染リスクも高まります。

 

オーラルセックス(口腔性交)感染

オーラルセックスは口や舌を使って相手の性器を刺激する性行為で、感染者の口から自分の性器へ、または感染している性器から自分の口へと感染が拡大するのが特徴です。

 

オーラルセックスで性器から口腔へ感染した場合は無症状のことが多く、自分が感染していることに気付かないまま更に別の相手にオーラルセックスを介して性器に感染させてしまうことも少なくはありません。

 

また、いわゆる”本番なし”と呼ばれる性風俗店での主な感染経路にもなっています。

 

アナルセックス(肛門性交)感染

アナルセックスの場合は避妊の心配がない性行為のため、コンドームの着用をする人も少ない傾向にあるのが厄介なところ。

 

精液や分泌液が相手の肛門や腸内に達する場合が多く、膣と違って狭い肛門を経由した性行為のためどうしても出血を伴いやすくなるのが特徴です。

 

膣や口とは違って腸や肛門内は物理的な刺激が想定されていないため傷もつきやすく、ウイルスの侵入を簡単に許し、性病に感染しやすくなってしまうことも。

 

肛門性交は通常の性行為と比べて性感染症の観点から見ると、それが男女間であるか同性間であるかにかかわらず、いわゆる”ネコ”や”女役”と呼ばれる受け身側の組織を傷つけやすいという理由から、膣性交に比べてHIV感染のリスクが高くなる行為なのです。

 

母子感染

母子感染は文字通り母親から赤ちゃんに感染してしまう感染経路です。

 

ちなみに、最近ではブライダルチェックと呼ばれる結婚前の感染症検査を受ける方が増えてきましたよね。

 

特定のパートナーであっても双方きちんと検査し治療しなければ再発を繰り返し、お互いがお互いに移し合うというイタチごっこに。

 

母子感染を防ぐためにも結婚前や婚約を機にブライダルチェックでお互いの身の潔白を証明し、性病を「移さず貰わず」を誓い合うのが相手へのマナーではないでしょうか。

 

傷口の接触や注射器の回し打ちによる血液感染

「注射器の使いまわし」と聞くと薬物のイメージが強いのが一般的ですが、過去には輸血による血液感染も肝炎の原因の一つとして挙げられていました。(現代では、検査がしっかりとされていますのでご安心を。)

 

ただ、1番身近な血液感染は性行為での傷口感染が性病の感染経路として挙げられます。

 

例えば、性行為の前のエチケットとして歯を磨く方も多いかと思いますが、ブラッシングによる出血もキスや口腔性交による血液感染の原因にもなり、決して他人事では済まされないほど身近に危険は潜んでいるのです。

 

「日常生活では移らない」とも言い切れない意外な感染経路

「日常生活では性病は移らない」と言いますが、過去にはサウナや温泉施設が原因で性病が感染した人がいることも、非常に稀な事例ですが事実としてあります。

 

これはレアなケースなのであまり気にしすぎるのも良くありませんが、性器に異変を感じる場合や心配な場合はクリニックで相談してみると検査をしてもらえるので、不安の解消にも一度受診をしてみると良いかもしれません。

 

最近では感染力の高い性病がニュースでも話題に

ネットでは世界中の様々なニュースを気軽に読むことができるようになりましたが、世界各地で新型の性感染症が流行しているようです。

 

同時にその新型の細菌やウイルスの脅威も海を越えて日本にやってきては感染者を増やし、日本でも「新型の性病」としてニュースに取り上げられるようになりました。

 

既存の抗生物質が効かない「スーパー淋病」

淋病という性病の名前を耳にしたことがある人は多いかもしれませんが、その淋病が進化した「スーパー淋病」と呼ばれる性感染症が今、世界中で問題になっています。

 

この「スーパー淋病」、なんだかギャグのような性病のネーミングですが、感染をしてしまうと冗談では済まされないほど厄介な性病なのが特徴。

 

というのも、”既存の抗生剤が効かない淋病”として世界保健機関(WHO)もその危険性を警告しているほど非常に恐ろしい、まさに「スーパー淋病」なのです。

 

日本でも既に京都市内のファッションヘルスに勤める女性が感染したという報告が出ており、確認された件数として少ないものの安心できるわけではありません。

 

特に女性の場合は症状が出にくいため、感染していることに気づかず病気の拡大をさせている可能性があるのが心配されるところです。

 

大流行中の「梅毒」の感染患者も増加の一途

梅毒感染をした患者も日本では増加傾向にあり、名古屋でも年間多くの感染者の報告が出ています。

 

不特定多数の相手とのお遊びが多い人、感染が疑われるパートナーとの性行為をもった人、東京や大阪などに出張に行ってお店で遊んだという経験がある場合は、梅毒の感染をしていてもおかしくはないので早めの受診をおすすめします。

 

性感染症の疑いがある場合はすぐに病院で検査を

自分の性器にブツブツやカサカサ、赤みや痒みなどが現れたりすると「これって性病かも…」と心配になってしまいますよね。

 

また、最近ではネット通販で性病検査キットが手軽に購入できるため、自分で検査にチャレンジしてみようかと思っている人も多いと思います。

 

性病検査キットは手軽だが「治療」はしてくれない

人に会うことも陰部を見せることもないため、気軽に検査できるのが性病検査キット魅力ですよね。

 

匿名検査などのプライバシーの観点からも検査キットはとても便利な性病検査ツールでもあります。

 

ですが、キットによって検査可能な性感染症は限られており、検査項目を自己判断でピックアップして検査を受けると病気の疑いに取りこぼしが生じてしまうことも。

 

また、様々な項目の検査キットや確実性の高いキットを購入しようとなると、金額が膨れ上がってしまったり、性病が発覚となると提携先の病院やクリニックで治療や再検査を行わなければならないなど、”結果的には高くついてしまった”なんてこともあるようです。

 

不安な時こそ医療機関での検査をすることはとても大切。

 

その後の治療や検査漏れを防ぐためにも、勇気を出して病院やクリニックにかかることをオススメします。

 

男性の場合は泌尿器科、女性は婦人科で検査・治療を

検査キットは便利な反面、気になる症状を今すぐどうにかすることは出来ません。

 

性病の感染の疑いが気になった場合は、泌尿器科や性病科、女性の場合なら婦人科のほうが検査も出来て症状を抑えるための治療もしてもらえるという点から安心感があります。

 

性病は早期に発見できればそれだけ治療の負担も軽くなるので、出来るだけ早くに相談しに行きましょう。