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性病の治療中にはやらないほうが良いNG行為とは?

性病には感染したくない、と注意している人は多いでしょうが、どんなに注意しても性病に感染してしまう可能性はあります。

 

愛するパートナーに触れたい、セックスしたいという思いは、人間である以上なかなか否定することはできません。

 

そしてもちろんセックスをした場合は、性病に感染する可能性はゼロではなくなってしまうわけですね。

 

もし性病に絶対に感染したくない、となったら、誰とも肉体的に接触を持たずに一生を無菌室内で過ごすくらいの方法しかなくなってしまうでしょう。

 

そんなわけで、人間は性病に完成する可能性からはなかなか解放されません。

 

そこで重要となるのは「性病に感染したときに、手早くしっかりと完治させること」です。

 

性病の治療は、症状が出た場合に病院やメンズクリニックで診察を受けて、処方してもらった薬を飲むという場合がほとんどでしょう。

 

しかし同じ性病を発症し、同じクリニックで同じ薬を服用したとしても、完治までに差が出る場合もあるでしょう。

 

その差は、治療を受けている人が治療中にどのような行動をしていたかに大きく左右されます。

 

あまりやってはいけないような行為をしていれば治りは遅くなりますし、やってはいけないことは我慢していればそれだけ治りが早くなるわけですね。

 

では性病の治療中には、どのような行為がしてはいけないNG行為となっているのでしょうか?

 

この記事ではそんなNG行為についてご紹介しますので、性病の治療を受ける際の参考にしてください!

 

性病の治療中にしてはいけないNG行為とは?

性病の治療中には、まずはしっかりと薬を飲んで安静にしていることが重要になります。

 

このあたりは性病か他の病気かは関係なく、どんな病気にも共通している部分と言えますね。

 

なかには「そのうち自然に良くなるのでは?」と期待して、病院に行かずに済ませようとする人もいますが、性病は基本的にほとんど自然治癒する可能性はありません。

 

しっかりと薬を飲んで、体内の病原菌を退治しなければ、延々と苦しむことになってしまうわけですね。

 

というわけで、性病に感染してしまったら病院やメンズクリニックで診察を受けるのは、まず必須の行動と言えるのです。

 

さらにそのうえで、性病の完治を少しでも早めるためには、やってはいけないNG行為を避ける必要があります。

 

次のような行為は避けるべきNG行為とされていますので、しっかり把握しておくようにしましょう。

 

性病治療中にしてはいけないNG行為①セックス

性病の治療中には、セックスは避けるようにしましょう。

 

性病の治療を始めると、尿道から膿が出たり尿道炎による痛みが出たり、といった症状は比較的早めに治まります。

 

そのため早めに日常生活を問題なく送れるようにはなりますが、症状が軽くなったからと言って身体の中から性病の原因菌が完全に消えたわけではありません。

 

特に精液などの体液の中には原因菌が残っている場合が多いため、もしセックスをするとパートナーにも性病をうつしてしまうことになりかねないわけですね。

 

もしパートナーに性病をうつしてしまった場合、自分の性病治療が終わったとしてもその後でパートナーとセックスすることで、再び自分にも同じ性病が感染してしまうことになります。

 

そうなるとまた最初から治療のやり直しになってしまうわけですから、たとえコンドームを着用したとしても万が一の場合を考えて、セックスをするのは止めておきましょう。

 

また性病の症状として、尿道炎や尿道から膿が出る、という場合が多くなっています。

 

セックスは性器に大きな負担をかけることになりますので、これらの症状が悪化してしまう可能性もあります。

 

そうなれば性病の完治までは余計に時間がかかってしまいますので、そういったことも考えると性病の治療中にセックスをするのは避けるべき、と言えるのです。

 

性病治療中にしてはいけないNG行為②オナニー

性病治療中のセックスをNG行為とする大きな原因は、パートナーに性病をうつしてしまう可能性が高いためです。

 

「だったら、オナニーはひとりでする行為なんだから、しても問題ないよね?」と考える人もいるかもしれません。

 

しかしオナニーも、できれば性病治療中にはしないほうが良いNG行為に挙げられます。

 

セックスの項でも軽く触れましたが、性行為は性器に大きな負担をかけることになります。

 

それはオナニーでも同様ですから、尿道炎などの症状がオナニーをすることで悪化してしまい、治りが遅くなってしまう可能性が高まるのです。

 

またさらなる問題点として、オナニーをすると尿道口から雑菌などが侵入する場合も考えられるでしょう。

 

性病に感染していると、さまざまな菌に対する抵抗力が低くなるため、そういった雑菌による症状も出てくるかもしれません。

 

そういった意味で、性病の治療中にはオナニーもガマンするべきなのです。

 

性病治療中にしてはいけないNG行為③飲酒

性病に感染すると、気持ちが沈んで悶々としてしまうものです。

 

そんなときはパーッとお酒を飲んで気分転換……なんて考えるかもしれませんが、性病の治療中は飲酒もNG行為となっています。

 

飲酒をすると心拍数が上がり、血液の流れが変化します。

 

そのため薬から血液内に溶け出した薬効成分が体内を正常に廻らなくなり、効果が出過ぎてしまったり逆に効果が薄れてしまったりするのです。

 

また尿道炎や膀胱炎といった症状が出ている場合は、飲酒によって尿道周辺がむくんでしまうため、症状が悪化してしまうかもしれません。

 

症状が悪化するとまた最初から治療のやり直し、なんてことにもなりかねませんので、注意しましょう。

 

逆に性病の治療中にやるべき行為にはどんなものがある?

アレもだめ、コレもだめ、ではストレスが溜まりますよね。

 

そんなストレスを解消……とはいかないかもしれませんが、性病の治療中にはやっておくと完治までが早まる行為も存在しています。

 

それらについてもご紹介しておきましょう。

 

性病の治療中にやるべき行為①性器を清潔に保つ

性病に感染すると、性器に炎症が起こったり膿が出たりして、清潔な状態に保つのが難しくなります。

 

特に膿などがでると、グチャグチャな状態でジメジメと湿気が高い状態になってしまうことも。

 

そうなると性病の原因菌以外の雑菌なども繁殖しやすい状態になって、その雑菌による尿道炎などが発症してしまう可能性も高まります。

 

できるだけ頻繁に着替える、性器を頻繁に拭って膿などを拭き取るなど、清潔さを保つようにしておきましょう。

 

そもそも常に性器を清潔に保つようにしておけば、病原菌が多少付着したとしても元々身体が持っている抵抗力で性病が発症するほど菌が繁殖することを抑えられます。

常に性器は清潔に保っておくのが大切なわけですね。

 

性病の治療中にやるべき行為②薬は決まった時間に最後まで飲む

処方された薬は、決められた時間に飲むようにしましょう。

 

薬を決められた時間に飲むことで、体内の薬用成分が一定に保たれ、病原菌の退治に役立ちます。

 

また症状が消えたことで「治った」と勘違いして薬を飲むのを止めてしまう人もいますが、処方された薬は最後まで飲むようにしましょう。

 

症状が消えても体内には病原菌はまだ残っていますので、もし体内で再び病原菌が増殖したら再び性病の症状が出てしまうでしょう。

 

しっかり最後まで薬を飲み切ってから医師の診察・検査を受け、病原菌が体内から消えたことを確認してください。

 

性病の治療を受けるなら信頼できるクリニックへ!

性病はどんなに注意しても感染してしまう可能性があるものですので、もし感染したときにどう治療するべきかを知っておくのが重要になります。

 

大事なのは、信頼できるクリニックで診察を受け、効果的な薬の処方と完治するまでしっかりと治療を受けること。

 

名古屋市中区「栄」駅周辺で性病に強いメンズクリニックを探しているなら、ぜひ「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」で一度診察を受けてみてください!

 

性病検査は自分でしても大丈夫?「性病検査キット」のメリットデメリット

「ひょっとしたら、性病かもしれない……」

 

性器から膿が出たり、おしっこのたびに痛みがあったりしたとき、まず心配になるのはその点ではないでしょうか。

 

特に「風俗で遊んだ」とか「行きずりの相手と性交渉してしまった」とか、身に覚えがある場合は、心配でたまらなくなりますよね。

 

そんなときは、もちろん泌尿器科やメンズクリニックに行って性病検査をしてもらうのがオススメです。

 

……とは言っても、なかには「性病検査を受けに行くのは恥ずかしい」「保険証を使うことで、家族や会社に受診がバレてしまうかも」なんて理由で、なかなか重い腰を上げられない、なんて男性もいるのではないでしょうか。

 

特にちょっとした痒みや痛みなど「なんか心配だけど、わざわざ治療してもらうまでもない気がする」なんて軽い症状のときには、その傾向がより強まってしまうものです。

 

しかし性病は、放置していて治るものではありません。

 

放置している間に、より悪化してしまう可能性もあります。

 

それでも病院には行きたくない……という男性が手を出しがちなのが「性病検査キット」です。

 

病院に行かずに性病検査ができるわけですから、つい頼りたくなる気持ちはわかりますが、では本当に性病は性病検査キットで検査して問題ないのでしょうか?

 

今回は、そんな性病検査キットを使うメリットデメリットについて、解説していきます。

 

性病検査キットにはメリットもたくさん!

性病検査キットは、複数のタイプやさまざまな料金のものが存在しています。

 

それだけ数多くの種類の商品が販売されているということは、ユーザーからの需要・人気が高いため、とも言えるわけですね。

 

それではなぜ、性病検査キットがそんなにも人気があるのか、そのメリットをご紹介します。

 

メリット①検査費用が病院で受けるよりも安くなる

性病検査キットの価格は、だいたい5,000円から10,000円といったところです。

 

病院やメンズクリニックで性病検査を受けると、性病検査の費用だけではなく初診料や再診料などもかかってきますので、トータルで見るとかなりの費用がかかってしまいます。

 

その点、性病検査キットは購入費だけで済みますので、検査という点だけで見れば費用は安く済むケースが多くなります。

 

メリット②性病検査キットを使えば匿名で検査ができる

性病検査を受ける際の大きな壁となるのが、誰かに性病検査を受けたことがバレてしまったらどうしよう、という心配です。

 

そのため「できる限り、個人情報は出したくない」と考える人が多い、と言えるでしょう。

 

その点、性病検査キットのなかには完全に匿名で検査を受けられるものもあります。

 

検査結果もパソコンやスマートフォンなどから確認できますので、名前や住所などの個人情報を出す必要がまったくないわけですね。

 

絶対にバレたくない、という人には、大きなメリットとなるでしょう。

 

メリット③365日検査が受けられる性病検査キットもある

病院やメンズクリニックだと、どうしても休診日がある場合が多いため、早く性病検査を受けたいのに受けられない、なんて可能性もあります。

 

特に年末年始やお盆などは、長期で休診してしまう場合もあるので、症状がヒドイ人にとってはかなりツラい状況になりかねません。

 

その点、性病検査キットは、すべてではありませんが365日検査を受け付けてくれるものもあります。

 

もちろん年末年始やお盆の時期にも、性病検査だけなら受けられますので、早めに結果を知って対処できるのは助かるポイント、と言えるでしょう。

 

性病検査キットにはデメリットも!しっかりと知っておこう

性病検査キットのメリットについてだけ見ると「素晴らしい!」と感じるかもしれません。

 

しかしメリットもあればデメリットもあるのが、世の中の常というもの。

 

もちろん性病検査キットにも、注意しなければならないデメリットが存在しています。

 

しっかりとデメリットも知って、性病検査キットを利用するかどうかを決めるべきでしょう。

 

デメリット①性病検査の精度が低くなる可能性がある

病院やメンズクリニックでの性病検査は、医師や看護師といったプロがおこなってくれます。

 

そのため、怪しいと思われる部位を正確にチェックする検体を検査できますが、自分で検査する場合は、うまく怪しい部分の検体を採取できるとは限りません。

 

まったく関係ない部分の検体を送ってしまったら、当然「問題なし」という検査結果が出てしまうわけですね。

 

またもし正確な検体を採取できたとしても、それを自分の手で封筒に入れ、郵送して実際に検査ができるのは採取から数日後、という場合もあります。

 

もしその間に雑菌などが混ざってしまったら、正確な検査結果が出ない可能性も考えられますね。

 

正確な検査結果を知りたいのであれば、プロが採取してくれて保存・検査環境もバッチリな病院やメンズクリニックを選ぶべきと言えるでしょう。

 

デメリット②自分で検査項目を選ぶため的外れな検査をしてしまう可能性がある

性病検査キットでは複数の性病が検査できますが、すべての性病を同時に検査できるわけではありません。

 

多くても3~4種類である場合が多いので、どの性病検査を受けるのかは、結局患者さん本人が選ぶことになります。

 

「こういう症状が出ているから、おそらくこの性病かな?」と判断して性病検査キットを選ぶとは思いますが、世の中にはよく似た症状の性病もたくさん存在します。

 

もし全然的外れな性病検査を受けてしまうと、当然「問題なし」という検査結果が出てしまうわけですから、そこで安心してしまって治療せずに放置してしまう、という結果になってしまいかねません。

 

その点、病院やメンズクリニックであれば、症状から疑わしい性病を判断して的確な性病検査をしてくれますので、もし性病に感染していたらほぼ確実に感染が判明するでしょう。

 

そういった性病検査の正確性では、どうしても性病検査キットは一歩劣る、と言わざるを得ません。

 

③性病検査キットでは性病の治療はできない

性病検査キットでできることは、性病に感染しているかどうかをチェックすることです。

 

つまりもし性病に感染していることが判明したら、結局病院やメンズクリニックへ出かけていかなければなりません。

 

そうなると、検査後にすぐ治療を受けられない性病検査キットには、かなりのデメリットがある、と言えるでしょう。

 

なんらかの症状がはっきり出ているのであれば、性病検査キットでの検査などせずに、直接病院やメンズクリニックで検査&治療してもらったほうが、完治までも早くなります。

 

どう考えてもそのほうが、自分にとっても良いと思えませんか?

 

疑わしい症状があるのなら直接メンズクリニックで性病検査を受けよう

性病検査キットは、コストパフォーマンスや匿名性などさまざまなメリットがありますが、正確性の点ではやっぱりメンズクリニックでの性病検査には勝てない、と言えます。

 

またもし性病に感染していることが判明しても、治療ができないのも大きなデメリットです。

 

「特に症状はないけど、念のため……」なんてときには性病検査キットでの検査も有効かもしれませんが、明らかに「なにかおかしい」という場合は、直接病院やメンズクリニックで検査を受けたほうが、結果的に費用も時間もかからずに済むでしょう。

 

名古屋市中区、栄駅周辺で性病検査ができるメンズクリニックをお探しでしたら、ぜひ「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」で一度診察を受けてみてください!

 

「肛門尖圭コンジローマ」の可能性があったらすぐに診察&治療を受けよう!

「尖圭コンジローマ」という病気をご存じでしょうか?

 

先がとがった小さなイボが性器周辺にできる性病ですが、イボができるだけで痛みやかゆみがないので、気付かなかったり気付いたとしても放置してしまいがちな病気です。

 

性器にできた場合は、イボが視線の中に入るのでまだ気づきやすいと言えますが、意外と気付きにくいのが肛門の周辺にできる「肛門尖圭コンジローマ」です。

 

肛門周辺にイボができるのが「肛門尖圭コンジローマ」ですが、性器と違って肛門の周辺はなかなか自分の目で確認することができません。

 

そのため、肛門尖圭コンジローマが発症していることになかなか気づきにくいわけですね。

 

「でも痛みもかゆみもないのなら、そのまま放置していてもいいのでは?」なんて考えるかもしれません。

 

しかし肛門尖圭コンジローマは、早めに治療したほうが良い性病です。

 

そこで今回は、肛門尖圭コンジローマとはどのような性病なのか、そして治療したほうが良い理由について、ご紹介します。

 

「肛門尖圭コンジローマ」とはどんな病気?原因や症状をご紹介

肛門の周辺にイボができる性病である、肛門尖圭コンジローマ。

 

その症状を聞いただけでも、できるだけ感染したくはないと思える病気ですよね。

 

感染を防ぐためには、どういった原因で感染するのかを知っていなければなりません。

 

そこで肛門尖圭コンジローマに感染する原因と、もし感染したらどういった症状が出るのかをご紹介します。

 

肛門尖圭コンジローマはHPVに感染することで発症する

肛門尖圭コンジローマが発症する原因は、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することです。

 

HPVは自然界に存在する一般的なウイルスですが、同じHPVでも少しずつ型の違うものが百数十種類も存在しています。

 

種類は豊富ですが、HPVのほとんどは感染すると人間の身体にイボを生じさせる原因となっており、尖圭コンジローマは主にHPV6型とHPV11型に感染することで発症します。

 

HPVは感染すると、子宮頸がんの原因になるとも言われていますが、子宮頸がんの原因となるのはHPV16型とHPV18型が多いとされています。

 

尖圭コンジローマの原因となるHPVとは型が違いますので、その点では少し安心できますね。

 

肛門尖圭コンジローマの症状とは?

肛門尖圭コンジローマの症状は、先にもご紹介したように「肛門の周辺に小さなイボがたくさんできる」というものです。

 

最初はイボの大きさが1ミリ~3ミリ程度で、痛みもかゆみもないため、発症に気づきにくいのがポイントです。

 

さらに言えば、尖圭コンジローマはHPVに感染してから発症までに時間がかかるのも、より気づきにくさに拍車をかける原因です。

 

HPVの潜伏期間は、短くて数週間、長いと8ヶ月程度であるため、発症してもその原因となった性行為との関連性に気付きにくく、性病だと思わない、なんてこともあるのです。

 

そのため、発症してから放置することが多くなってしまいます。

 

肛門尖圭コンジローマを放置していると、だんだんとイボのサイズが大きくなってきます。

 

そしてイボ同士がくっつくことで、より大きくカリフラワーのような形状のイボへと変化していくのです。

 

この状態になっても、痛みやかゆみはありませんが、さすがに違和感があるため肛門尖圭コンジローマに気付く、というケースが多くなります。

 

肛門尖圭コンジローマの治療はどのようなものがある?

肛門尖圭コンジローマは、初期であれば軟膏などを塗る薬物治療で症状が治まる場合があります。

 

しかし症状が進んでイボが大きくなってしまうと、軟膏などの薬物では治療できず、外科的な方法でイボを取り去る必要が出てきます。

 

外科的治療には、イボを電気メスやレーザーを使用して焼き切る場合と、液体窒素によって凍結させて取り去る場合があります。

 

ただし薬物治療でも外科的治療でも、イボ自体をなくすことはできても、体内に侵入したHPVを取り除くことはできません。

 

そのため、治療後に再発する可能性がある点には注意が必要です。

 

肛門尖圭コンジローマを早めに治療したほうが良い理由は?

肛門尖圭コンジローマは、痛みやかゆみなどの症状もありませんので、放置してしまいがちな性病です。

 

イボができる場所も場所なので、診察してもらうのが恥ずかしい、という理由もあるでしょう。

 

しかし肛門尖圭コンジローマは、早めに治療したほうが良い性病です。

 

その理由について、ご紹介します。

 

尖圭コンジローマは他人に感染しやすいため

肛門尖圭コンジローマに限らず、尖圭コンジローマの原因となるHPVは他人に感染しやすいウイルスです。

 

男性器の尖圭コンジローマであれば、コンドームの着用などで感染の危険を下げることはできますが、肛門尖圭コンジローマだと剥き出しになってしまうので、感染の可能性が高くなります。

 

さらに発症している本人の、発症に気付いていない場合もあるので、よりガードが低くなって、感染の危険性が高くなる、と言えるでしょう。

 

肛門尖圭コンジローマは放置していても良くはならないため

性病に感染した人のなかには、診察を受けずに「放置しておいたら、自然に良くなるんじゃないか」と考えてしまう人もいます。

 

痛みや膿が出て苦しめられる場合は、放置していても我慢ができず、メンズクリニックに駆け込む人も多いですが、肛門尖圭コンジローマの場合はイボができるだけなので、つい放置してしまいがちになるのです。

 

しかし残念ながら、肛門尖圭コンジローマは放置していても自然に良くなることはありません。

 

むしろ早いうちに診察を受けて治療をすれば、軟膏などで治せる可能性が高くなりますが、放置していて悪化してしまうと外科的な手術を受けなければならなくなります。

 

当然時間も費用もより多く必要になってしまいますので、早めに治療をしたほうが良い、と言えますね。

 

梅毒による「扁平コンジローマ」の可能性もあるため

肛門周辺にイボができて「ああ、肛門尖圭コンジローマか」と思い込むのは、少々危険と言えます。

 

なぜかと言えば、肛門周辺にできるコンジローマは、肛門尖圭コンジローマだけではなく「扁平コンジローマ」である可能性もあるためです。

 

そしてこの「扁平コンジローマ」は、梅毒が原因で現れる可能性がある症状。

 

つまり「肛門尖圭コンジローマかと思っていたら、実は梅毒だった」なんて可能性もあるわけですね。

 

もし梅毒に感染していた場合は、早めに治療を受けなければ命に係わることになってしまうかもしれません。

 

そういったことを考えると、素人判断で自分の病気について判断してしまうと危険です。

 

少しでも妙な感じがしたら、けっして自分で判断せずにしっかり診察を受けたほうが良い、と言えるでしょう。

 

肛門尖圭コンジローマの可能性があったらすぐにメンズクリニックで治療を受けよう!

肛門尖圭コンジローマは、症状としては痛みや膿が出るなど派手なものはありませんが、放置しておいても治らないうえに悪化すると治療に時間がかかってしまう、厄介な性病です。

 

さらに別の病気である、梅毒の可能性もあるので、もし肛門周辺にイボを見つけたら、すぐにメンズクリニックで診察を受け、治療してもらうべきと言えるでしょう。

 

放置していると、他の人に感染させてしまう可能性があることからも、肛門尖圭コンジローマは厄介な性病です。

 

早めの治療を心掛け、安心して性生活を楽しめるようにしてください。