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パパ活をするときは「性病」に注意!感染しないコツもチェック!

最近は「パパ活」が当然のようにおこなわれているようです。

 

女の子にとってはお小遣い稼ぎになりますし、また「お金を払ってでも、若い女の子と交流したい!」という男性の欲望も叶えてくれるわけですから、パパ活が流行するのもなんとなくわかります。

 

また月額料金で定期的に会える「パパ活契約」を交わすことで、わざわざ何回も出会いを探さずに済む点、男女共に安心して会える点なども、パパ活の流行に大きく影響している、と考えられるわけですね。

 

ところでパパ活は、前提としてはあくまでも「お茶や食事、デート」をすることです。

 

しかし現実問題として、お茶や食事だけでは終わらず「大人の関係」、つまり肉体関係になってしまうケースも多いとのこと。

 

お金を払って肉体関係を結ぶと、これは買売春となるため、本来は法律的に禁止されている行為です。

 

そしてそれ以上に大問題となっているのが、肉体関係を伴うパパ活によって、性病に感染する男女が増えている、という事実。

 

性病に感染してしまっては、せっかくの楽しいパパ活も台無しになってしまいますよね。

 

そこで今回は、パパ活で性病に感染する男女が増えている理由と、パパ活で性病に感染しないコツについて、ご紹介します。

 

パパ活は性病の宝庫って本当!?その理由は?

パパ活で性病に感染する男女が増えている、というのは、実は不思議なことだと思われているのはご存じでしょうか。

 

なぜならばパパ活とは、そもそも肉体関係を伴わない関係のことですから、性病に感染する可能性は皆無に近いはずです。

 

また万が一、肉体関係が生まれてしまったとしても、不特定多数ではなく決まった相手のみとの関係になりますので、性病に感染する可能性は低くなるはずなんですね。

 

それなのにパパ活で性病に感染する男女が増えている、ということは、パパ活をする男女の意識が低くなっていることの表れ、と言えるでしょう。

 

具体的には、次のような原因があります。

 

若い女の子の性病に関する意識が低くなっている

女の子は「パパ活相手だけと交流している」わけではありません。

 

別に彼氏がいるかもしれませんし、セックスフレンドがいる可能性もあるでしょう。

 

もしかしたら、ナンパされて一夜限りの関係、なんてセックスもたくさん経験しているかもしれませんね。

 

「コンドームをしていれば、性病には感染しないんでしょ?」と考えている女の子も多いのですが、セックスの最初からコンドームを着用していなければ性病予防に関しては無意味だ、とは知らない女の子が多いのも事実。

 

そのため、女の子が性病に感染し、それがパパにも……というケースが増えているわけです。

 

パパのほうも性病に関しては意識がゆるいケースが多い

もちろん、パパ活で性病に感染するケースが増えているのは、女の子の意識の問題だけではありません。

 

パパのほうも、きちんとした性病の知識を身につけないまま大人になった、という男性が多いのが事実です。

 

そもそも普通の知識と倫理観を持っていれば、パパ活で肉体関係になることなどありえない話です。

 

そこを気にせず、無防備にセックスをしてしまって性病に感染してしまい、さらにそれを奥さんにも二次感染させてしまう、という話も多く聞かれるんですよ。

 

奥さんが性病に感染したことが原因でパパ活していたことがバレてしまい、離婚につながる場合も……。

 

パパからのお小遣いが少なくなったため複数のパパと肉体関係を結ぶ女の子も増えた

パパ活は本来、経済力があるパパがひとりいれば、女の子にとって十分な収入となるような関係として成り立っていたものです。

 

しかし新型コロナウイルスの流行や不景気の影響もあり、女の子に毎月数十万円払ってくれるような、太っ腹なパパが少なくなってきた、という事実があります。

 

そのため、女の子としてはひとりではなくふたり、さらにそれ以上と、パパ活契約を結ぶパパの数を増やしている場合も多くなっているんです。

 

パパの数を増やせば当然収入は多くなるかもしれませんが、それだけに肉体関係によって性病に感染してしまうケースも増えます。

 

またパパのほうも、パパ活相場が低下したのにつけこんで、少ない金額で複数の女の子を相手にパパ活をしているような、モラルの低い男性が増えています。

 

「不特定多数とのセックスをしないで済む」という、パパ活のメリットはもはや失われてしまっているわけですね。

 

パパ活をしても性病に感染せずにすむコツは?

パパ活による性病のリスクが高まっている以上、性病に感染するのを防ぐ一番のコツは「パパ活をやめること」です。

 

とは言っても、そこでスパッとパパ活を止めるのも、難しいでしょう。

 

人間、一度楽しい時間を過ごしてしまったら、なかなかそこから逃れられなくなるものですからね。

 

そこで、パパ活を継続しながら性病に感染するのを防ぐコツについてご紹介します。

 

とにかくセックスをするならコンドームの着用を徹底する

「コンドームは避妊用」「挿入時に着用すれば、問題ない」と考えている人は男性にも女性にも多いのですが、その考え方は正しくありません。

 

性病防止用としてコンドームを着用するのであれば、セックスが始まる前から着用しておかなければ無意味なのです。

 

性病は挿入だけでなく、オーラルセックスや体液に触れるだけでも感染する可能性があります。

 

つまり挿入時以外にはコンドームを着用していない、というセックスをしていると、せっかくコンドームを着用していても性病予防としてはまったく無意味、ということになってしまうわけですね。

 

「コンドームは好きではない」という男性も多くいますし、女の子でもオーラルセックスの際のコンドームは「ゴムっぽくて苦手」なんて意見があります。

 

でも男女共に、性病感染を予防するならコンドームの正しい着用について知っておくべき、と言えるでしょう。

 

定期的にお互い性病検査を受ける

定期的に病院で性病検査を受けて、万が一感染が判明したらすぐに治療するべきです。

 

そうすれば自分の健康を守るだけではなく、家族などへの二次感染も防げます。

 

気を付けなければならないのが、どちらか片方だけが性病検査を受けたとしても無意味だ、という点。

 

せっかく自分が性病を治療しても、パパ活相手が性病に感染したままだったら、またその相手から感染してしまってせっかくの検査・治療が無意味になってしまいます。

 

できるだけ同じタイミングで性病検査に行き、検査結果が出るまでは肉体関係は控えるようにしましょう。

 

そういった意味で、複数の相手とパパ活をするのは、男女共にオススメできません。

 

自分がひとりだけ、と決めていても、相手が複数相手にパパ活していたら無意味なわけです。

 

お互いに「パパ活はひとりだけ」と約束できるような相手がいれば良いのですが、そうでなければ常に性病の危険はある、と考えましょう。

 

性病は関係なくそもそもパパ活で肉体関係を結ぶのは止めよう!

パパ活は性病の宝庫である、という以前に、そもそもパパ活で肉体関係を結ぶことを止めるべきです。

 

むしろ「性病に感染する」程度はまだマシであって、最悪の場合は警察の厄介になる、なんてことにもなりかねません。

 

もし過去のパパ活経験から「ひょっとしたら性病かも?」という疑いがあるなら、一度性病検査を受けるべきでしょう。

 

名古屋市中区「栄」駅近くの「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」では、各種性病検査が受けられます。

 

放置して悪化してしまう前に、ぜひしっかり検査を受けて、もし感染が判明したら治療を受けるようにしましょう!

 

性病検査は自分でしても大丈夫?「性病検査キット」のメリットデメリット

「ひょっとしたら、性病かもしれない……」

 

性器から膿が出たり、おしっこのたびに痛みがあったりしたとき、まず心配になるのはその点ではないでしょうか。

 

特に「風俗で遊んだ」とか「行きずりの相手と性交渉してしまった」とか、身に覚えがある場合は、心配でたまらなくなりますよね。

 

そんなときは、もちろん泌尿器科やメンズクリニックに行って性病検査をしてもらうのがオススメです。

 

……とは言っても、なかには「性病検査を受けに行くのは恥ずかしい」「保険証を使うことで、家族や会社に受診がバレてしまうかも」なんて理由で、なかなか重い腰を上げられない、なんて男性もいるのではないでしょうか。

 

特にちょっとした痒みや痛みなど「なんか心配だけど、わざわざ治療してもらうまでもない気がする」なんて軽い症状のときには、その傾向がより強まってしまうものです。

 

しかし性病は、放置していて治るものではありません。

 

放置している間に、より悪化してしまう可能性もあります。

 

それでも病院には行きたくない……という男性が手を出しがちなのが「性病検査キット」です。

 

病院に行かずに性病検査ができるわけですから、つい頼りたくなる気持ちはわかりますが、では本当に性病は性病検査キットで検査して問題ないのでしょうか?

 

今回は、そんな性病検査キットを使うメリットデメリットについて、解説していきます。

 

性病検査キットにはメリットもたくさん!

性病検査キットは、複数のタイプやさまざまな料金のものが存在しています。

 

それだけ数多くの種類の商品が販売されているということは、ユーザーからの需要・人気が高いため、とも言えるわけですね。

 

それではなぜ、性病検査キットがそんなにも人気があるのか、そのメリットをご紹介します。

 

メリット①検査費用が病院で受けるよりも安くなる

性病検査キットの価格は、だいたい5,000円から10,000円といったところです。

 

病院やメンズクリニックで性病検査を受けると、性病検査の費用だけではなく初診料や再診料などもかかってきますので、トータルで見るとかなりの費用がかかってしまいます。

 

その点、性病検査キットは購入費だけで済みますので、検査という点だけで見れば費用は安く済むケースが多くなります。

 

メリット②性病検査キットを使えば匿名で検査ができる

性病検査を受ける際の大きな壁となるのが、誰かに性病検査を受けたことがバレてしまったらどうしよう、という心配です。

 

そのため「できる限り、個人情報は出したくない」と考える人が多い、と言えるでしょう。

 

その点、性病検査キットのなかには完全に匿名で検査を受けられるものもあります。

 

検査結果もパソコンやスマートフォンなどから確認できますので、名前や住所などの個人情報を出す必要がまったくないわけですね。

 

絶対にバレたくない、という人には、大きなメリットとなるでしょう。

 

メリット③365日検査が受けられる性病検査キットもある

病院やメンズクリニックだと、どうしても休診日がある場合が多いため、早く性病検査を受けたいのに受けられない、なんて可能性もあります。

 

特に年末年始やお盆などは、長期で休診してしまう場合もあるので、症状がヒドイ人にとってはかなりツラい状況になりかねません。

 

その点、性病検査キットは、すべてではありませんが365日検査を受け付けてくれるものもあります。

 

もちろん年末年始やお盆の時期にも、性病検査だけなら受けられますので、早めに結果を知って対処できるのは助かるポイント、と言えるでしょう。

 

性病検査キットにはデメリットも!しっかりと知っておこう

性病検査キットのメリットについてだけ見ると「素晴らしい!」と感じるかもしれません。

 

しかしメリットもあればデメリットもあるのが、世の中の常というもの。

 

もちろん性病検査キットにも、注意しなければならないデメリットが存在しています。

 

しっかりとデメリットも知って、性病検査キットを利用するかどうかを決めるべきでしょう。

 

デメリット①性病検査の精度が低くなる可能性がある

病院やメンズクリニックでの性病検査は、医師や看護師といったプロがおこなってくれます。

 

そのため、怪しいと思われる部位を正確にチェックする検体を検査できますが、自分で検査する場合は、うまく怪しい部分の検体を採取できるとは限りません。

 

まったく関係ない部分の検体を送ってしまったら、当然「問題なし」という検査結果が出てしまうわけですね。

 

またもし正確な検体を採取できたとしても、それを自分の手で封筒に入れ、郵送して実際に検査ができるのは採取から数日後、という場合もあります。

 

もしその間に雑菌などが混ざってしまったら、正確な検査結果が出ない可能性も考えられますね。

 

正確な検査結果を知りたいのであれば、プロが採取してくれて保存・検査環境もバッチリな病院やメンズクリニックを選ぶべきと言えるでしょう。

 

デメリット②自分で検査項目を選ぶため的外れな検査をしてしまう可能性がある

性病検査キットでは複数の性病が検査できますが、すべての性病を同時に検査できるわけではありません。

 

多くても3~4種類である場合が多いので、どの性病検査を受けるのかは、結局患者さん本人が選ぶことになります。

 

「こういう症状が出ているから、おそらくこの性病かな?」と判断して性病検査キットを選ぶとは思いますが、世の中にはよく似た症状の性病もたくさん存在します。

 

もし全然的外れな性病検査を受けてしまうと、当然「問題なし」という検査結果が出てしまうわけですから、そこで安心してしまって治療せずに放置してしまう、という結果になってしまいかねません。

 

その点、病院やメンズクリニックであれば、症状から疑わしい性病を判断して的確な性病検査をしてくれますので、もし性病に感染していたらほぼ確実に感染が判明するでしょう。

 

そういった性病検査の正確性では、どうしても性病検査キットは一歩劣る、と言わざるを得ません。

 

③性病検査キットでは性病の治療はできない

性病検査キットでできることは、性病に感染しているかどうかをチェックすることです。

 

つまりもし性病に感染していることが判明したら、結局病院やメンズクリニックへ出かけていかなければなりません。

 

そうなると、検査後にすぐ治療を受けられない性病検査キットには、かなりのデメリットがある、と言えるでしょう。

 

なんらかの症状がはっきり出ているのであれば、性病検査キットでの検査などせずに、直接病院やメンズクリニックで検査&治療してもらったほうが、完治までも早くなります。

 

どう考えてもそのほうが、自分にとっても良いと思えませんか?

 

疑わしい症状があるのなら直接メンズクリニックで性病検査を受けよう

性病検査キットは、コストパフォーマンスや匿名性などさまざまなメリットがありますが、正確性の点ではやっぱりメンズクリニックでの性病検査には勝てない、と言えます。

 

またもし性病に感染していることが判明しても、治療ができないのも大きなデメリットです。

 

「特に症状はないけど、念のため……」なんてときには性病検査キットでの検査も有効かもしれませんが、明らかに「なにかおかしい」という場合は、直接病院やメンズクリニックで検査を受けたほうが、結果的に費用も時間もかからずに済むでしょう。

 

名古屋市中区、栄駅周辺で性病検査ができるメンズクリニックをお探しでしたら、ぜひ「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」で一度診察を受けてみてください!

 

意外と知らない「淋病」ってどんな性病?淋病の基礎知識について学ぼう

性病には、さまざまな種類の病気が存在しています。

 

ちょっとした違和感に襲われる程度の性病もあれば、激しい痛みや膿が出る性病など、症状もさまざまですが、ひとつ言えるのは「ほとんどの人は、性病にかかりたくない」と考えている、ということではないでしょうか。

 

しかし性病に感染しないようにするためには、さまざまな性病についての知識を身につけておく必要があります。

 

そこで今回は「淋病」についての知識をお伝えします。

 

淋病と言えば、性病を代表する存在として知られていますが、実際にはどのような病気なのか、その詳細を知っている人はそれほど多くはないのではないでしょうか。

 

淋病についてしっかり学んで、感染に気を付けましょう!

 

淋病の原因は?どのような症状が起こる?

まず性病について知るためには、その病気がどのような病気なのかを知ることが大切になります。

 

原因を知らなければ感染しないように対策することもできませんし、また症状を知らなければ自分の身体がどのような病気に感染しているのかもわからないでしょう。

 

もちろん最終的には自己判断ではなく、医師の診断を受けるべきですが、ある程度病気のことを知っていれば自分がどんな病気に感染しているのかも推察できます。

 

それでは淋病の原因や、感染すると起こる症状について、ご説明していきます。

 

淋病は「淋菌」に感染することで発病する

淋病は、その名もズバリ「淋菌」に感染することが原因となって発病します。

 

淋菌は性交渉によって、淋菌に感染している部位との粘膜接触、または分泌物に接触することで感染する菌です。

 

ただし感染した部位から離れてしまうと、淋菌は数時間で死滅してしまうような弱い菌でもありますので、性交渉以外で淋病に感染する危険はほぼない、と言えるでしょう。

 

とは言っても、淋菌が弱い菌であるのは、感染した部位から離れてからの話。

 

人体同士が接触した場合は、非常に強い感染力を持っていますので、油断は禁物です。

 

淋病の症状は男女によってかなりの差がある

淋菌の潜伏期間は、感染してから2日から1週間程度です。

 

性交渉からそれほどの時間が経たないうちに異常が現れますので「もしかしたら、あの時……」と察せるのではないでしょうか。

 

男性の場合は、淋病に感染すると尿道炎が起こり、尿道のかゆみや違和感、排尿時の痛みなどの症状が出ます。

 

また尿道から膿が出ることもあり、痛みも激しい場合がありますが、人によってはほとんど症状が出ないことも。

 

また女性の場合は、おりものの量が増えたり下腹部に痛みが出たりしますが、男性と違ってまったく症状が出ないことも少なくありません。

 

そのため自分が淋菌に感染していることに気付かず、治療を受けないままさまざまな男性と性交渉をしてしまって、淋病を拡散させる原因ともなっています。

 

もしパートナーの男性が淋病の症状を発症したら、女性は自分も感染していることを疑って、症状がなくてもクリニックで診察を受けておいたほうが良いでしょう。

 

しかし、行きずりの相手との性交渉で感染した場合は、なかなか感染に気付けない場合も多くなります。

 

そういった意味で、淋病に感染するような行為をおこなったら、定期的に性病検査を受けておくと安心、と言えるでしょう。

 

淋病は性器以外に喉や目にも感染する

淋病は多くの場合、淋菌が性器に感染することによって性器に症状が現れます。

 

しかし淋菌が感染するのは性器だけではなく、喉や目の粘膜にも感染するのです。

 

喉に感染する場合はオーラルセックスで、目に感染する場合は淋菌が含まれている分泌物に触れた手で目を擦る、などで感染します。

 

喉に淋菌が感染した場合は、喉の痛みや腫れ、違和感などの症状が出ます。

 

目に感染すると、淋菌性結膜炎になって目の腫れや目やにが出たり、最悪の場合は角膜に穴が空いて失明したりする場合も。

 

自分の身を守るためにも、不特定多数の相手との性交渉は避けるのが無難と言えます。

 

淋病は放置するとさまざまな危険が!淋病を早めに治療するべき3つの理由

淋病は激しい症状が出る場合がありますので、そういった場合はすぐに治療をする人が多くなります。

 

しかしほとんど症状が出ない場合もあるため、感染したことに気付かずなかなか治療を受けない人がいるのも確かな話。

 

もしも淋病の治療を受けずに放置しておくと、さまざまなリスクがあるのです。

 

そのリスクを3つ、ご紹介します。

 

他の性病に感染する可能性が高くなる

淋病に感染すると、男性の場合は尿道から膿や、その他の分泌物が出るようになり、女性の場合はオリモノなどの分泌が多くなります。

 

膿が出る場合はともかく、それ以外の場合はあまり目立った症状とは言えないため、放置してしまう人も多いのではないでしょうか。

 

しかし分泌物を放置しておくと、性器周辺の衛生状態が悪くなってしまいます。

 

そのためクラミジアや梅毒、HIVといった、淋病以外の性病に感染する可能性が高くなってしまうのです。

 

特に梅毒やHIVに感染すると、命の危険にさらされる場合もありますので、感染リスクが高まるのは大きなデメリットと言えるでしょう。

 

男女ともに不妊症になる可能性がある

淋病に感染したまま放置すると、男性も女性も不妊症になる可能性があります。

 

男性の場合は淋菌が尿道から精巣にまで達してしまい、精巣上体炎を引き起こします。

 

精巣上体炎になると、炎症によって精子の通り道がふさがれてしまい、無精子症になってしまうのです。

 

また女性の場合は、長期間淋菌に感染していることによって骨盤内で炎症を起こすことで不妊症になる確率が高まります。

 

万が一、妊娠中に淋菌に感染してしまうと、流産や死産の原因にもなる点にも注意。

 

さらに淋菌に感染した状態で出産をすると、産まれてくる赤ちゃんに淋菌が母子感染してしまう可能性が非常に高くなります。

 

将来的に子どもがほしいと思っているのであれば、淋病の感染には気を遣って、定期的に検査を受けておくほうが安心です。

 

中途半端に薬を飲むと淋菌が「耐性菌」になってしまうかもしれない

淋菌に感染してさまざまな症状が出た場合、中途半端に薬を飲んでしまうのは良くありません。

 

身体の中の淋菌が飲んだ薬に対して耐性を持ち、薬の効き目が弱くなる「耐性菌」となってしまうかもしれないためです。

 

またちゃんとクリニックで診察を受け、薬をもらった場合も最後までしっかりと薬を飲み、その後の診察で体内から淋菌がなくなったことを確認しなければなりません。

 

淋病の症状は薬を飲むと早めに出なくなるため、その時点で安心して薬を飲むのを止めてしまったり、クリニックに行くのを止めてしまったりする人も多いのです。

 

しかし症状が出なくなったとしても、まだ身体の中には淋菌が残っている可能性があります。

 

結果として、せっかく効果があった薬に対して淋菌が耐性を付けてしまい、同じ薬を飲んでも効かなくなってしまうわけです。

 

最後まで薬はしっかり飲むようにすることで、淋菌が耐性菌になることは防げます。

 

淋病の疑いがあったら「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」で診察を受けよう

淋病は無症状の場合でも、放置しておくとさまざまなデメリットのある性病です。

 

特に不妊症になってしまうと、一生ものの後悔になる可能性も。

 

そんな事態にならないように、違和感や不調を感じたら専門のクリニックへ行って治療を受けるようにしましょう。

 

名古屋市中区、栄駅近くの「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」ではさまざまな性病の診察、治療をおこなっていますので、なにかあったらぜひ診察を受けてみてください!

「肛門尖圭コンジローマ」の可能性があったらすぐに診察&治療を受けよう!

「尖圭コンジローマ」という病気をご存じでしょうか?

 

先がとがった小さなイボが性器周辺にできる性病ですが、イボができるだけで痛みやかゆみがないので、気付かなかったり気付いたとしても放置してしまいがちな病気です。

 

性器にできた場合は、イボが視線の中に入るのでまだ気づきやすいと言えますが、意外と気付きにくいのが肛門の周辺にできる「肛門尖圭コンジローマ」です。

 

肛門周辺にイボができるのが「肛門尖圭コンジローマ」ですが、性器と違って肛門の周辺はなかなか自分の目で確認することができません。

 

そのため、肛門尖圭コンジローマが発症していることになかなか気づきにくいわけですね。

 

「でも痛みもかゆみもないのなら、そのまま放置していてもいいのでは?」なんて考えるかもしれません。

 

しかし肛門尖圭コンジローマは、早めに治療したほうが良い性病です。

 

そこで今回は、肛門尖圭コンジローマとはどのような性病なのか、そして治療したほうが良い理由について、ご紹介します。

 

「肛門尖圭コンジローマ」とはどんな病気?原因や症状をご紹介

肛門の周辺にイボができる性病である、肛門尖圭コンジローマ。

 

その症状を聞いただけでも、できるだけ感染したくはないと思える病気ですよね。

 

感染を防ぐためには、どういった原因で感染するのかを知っていなければなりません。

 

そこで肛門尖圭コンジローマに感染する原因と、もし感染したらどういった症状が出るのかをご紹介します。

 

肛門尖圭コンジローマはHPVに感染することで発症する

肛門尖圭コンジローマが発症する原因は、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することです。

 

HPVは自然界に存在する一般的なウイルスですが、同じHPVでも少しずつ型の違うものが百数十種類も存在しています。

 

種類は豊富ですが、HPVのほとんどは感染すると人間の身体にイボを生じさせる原因となっており、尖圭コンジローマは主にHPV6型とHPV11型に感染することで発症します。

 

HPVは感染すると、子宮頸がんの原因になるとも言われていますが、子宮頸がんの原因となるのはHPV16型とHPV18型が多いとされています。

 

尖圭コンジローマの原因となるHPVとは型が違いますので、その点では少し安心できますね。

 

肛門尖圭コンジローマの症状とは?

肛門尖圭コンジローマの症状は、先にもご紹介したように「肛門の周辺に小さなイボがたくさんできる」というものです。

 

最初はイボの大きさが1ミリ~3ミリ程度で、痛みもかゆみもないため、発症に気づきにくいのがポイントです。

 

さらに言えば、尖圭コンジローマはHPVに感染してから発症までに時間がかかるのも、より気づきにくさに拍車をかける原因です。

 

HPVの潜伏期間は、短くて数週間、長いと8ヶ月程度であるため、発症してもその原因となった性行為との関連性に気付きにくく、性病だと思わない、なんてこともあるのです。

 

そのため、発症してから放置することが多くなってしまいます。

 

肛門尖圭コンジローマを放置していると、だんだんとイボのサイズが大きくなってきます。

 

そしてイボ同士がくっつくことで、より大きくカリフラワーのような形状のイボへと変化していくのです。

 

この状態になっても、痛みやかゆみはありませんが、さすがに違和感があるため肛門尖圭コンジローマに気付く、というケースが多くなります。

 

肛門尖圭コンジローマの治療はどのようなものがある?

肛門尖圭コンジローマは、初期であれば軟膏などを塗る薬物治療で症状が治まる場合があります。

 

しかし症状が進んでイボが大きくなってしまうと、軟膏などの薬物では治療できず、外科的な方法でイボを取り去る必要が出てきます。

 

外科的治療には、イボを電気メスやレーザーを使用して焼き切る場合と、液体窒素によって凍結させて取り去る場合があります。

 

ただし薬物治療でも外科的治療でも、イボ自体をなくすことはできても、体内に侵入したHPVを取り除くことはできません。

 

そのため、治療後に再発する可能性がある点には注意が必要です。

 

肛門尖圭コンジローマを早めに治療したほうが良い理由は?

肛門尖圭コンジローマは、痛みやかゆみなどの症状もありませんので、放置してしまいがちな性病です。

 

イボができる場所も場所なので、診察してもらうのが恥ずかしい、という理由もあるでしょう。

 

しかし肛門尖圭コンジローマは、早めに治療したほうが良い性病です。

 

その理由について、ご紹介します。

 

尖圭コンジローマは他人に感染しやすいため

肛門尖圭コンジローマに限らず、尖圭コンジローマの原因となるHPVは他人に感染しやすいウイルスです。

 

男性器の尖圭コンジローマであれば、コンドームの着用などで感染の危険を下げることはできますが、肛門尖圭コンジローマだと剥き出しになってしまうので、感染の可能性が高くなります。

 

さらに発症している本人の、発症に気付いていない場合もあるので、よりガードが低くなって、感染の危険性が高くなる、と言えるでしょう。

 

肛門尖圭コンジローマは放置していても良くはならないため

性病に感染した人のなかには、診察を受けずに「放置しておいたら、自然に良くなるんじゃないか」と考えてしまう人もいます。

 

痛みや膿が出て苦しめられる場合は、放置していても我慢ができず、メンズクリニックに駆け込む人も多いですが、肛門尖圭コンジローマの場合はイボができるだけなので、つい放置してしまいがちになるのです。

 

しかし残念ながら、肛門尖圭コンジローマは放置していても自然に良くなることはありません。

 

むしろ早いうちに診察を受けて治療をすれば、軟膏などで治せる可能性が高くなりますが、放置していて悪化してしまうと外科的な手術を受けなければならなくなります。

 

当然時間も費用もより多く必要になってしまいますので、早めに治療をしたほうが良い、と言えますね。

 

梅毒による「扁平コンジローマ」の可能性もあるため

肛門周辺にイボができて「ああ、肛門尖圭コンジローマか」と思い込むのは、少々危険と言えます。

 

なぜかと言えば、肛門周辺にできるコンジローマは、肛門尖圭コンジローマだけではなく「扁平コンジローマ」である可能性もあるためです。

 

そしてこの「扁平コンジローマ」は、梅毒が原因で現れる可能性がある症状。

 

つまり「肛門尖圭コンジローマかと思っていたら、実は梅毒だった」なんて可能性もあるわけですね。

 

もし梅毒に感染していた場合は、早めに治療を受けなければ命に係わることになってしまうかもしれません。

 

そういったことを考えると、素人判断で自分の病気について判断してしまうと危険です。

 

少しでも妙な感じがしたら、けっして自分で判断せずにしっかり診察を受けたほうが良い、と言えるでしょう。

 

肛門尖圭コンジローマの可能性があったらすぐにメンズクリニックで治療を受けよう!

肛門尖圭コンジローマは、症状としては痛みや膿が出るなど派手なものはありませんが、放置しておいても治らないうえに悪化すると治療に時間がかかってしまう、厄介な性病です。

 

さらに別の病気である、梅毒の可能性もあるので、もし肛門周辺にイボを見つけたら、すぐにメンズクリニックで診察を受け、治療してもらうべきと言えるでしょう。

 

放置していると、他の人に感染させてしまう可能性があることからも、肛門尖圭コンジローマは厄介な性病です。

 

早めの治療を心掛け、安心して性生活を楽しめるようにしてください。

知っているようで意外と知らない性病「トリコモナス」の症状や感染経路を知ってしっかり予防しよう!

性病にはいろいろとありますが、淋病や梅毒、HIVといった存在については知識がある男性も多いでしょう。

 

しかし「トリコモナス」については、聞いたことはあっても意外と良く知らない、という男性もいるのではないでしょうか。

 

それは先に挙げた淋病や梅毒、HIVと違って、トリコモナスがかなり地味な存在、命に係わるような悪さはしない性病であることに原因があるのかもしれません。

 

命に係わるようなことはない、とは言っても、油断して感染しても良い、というわけではありません。

 

そこで今回は、知っているようで意外と知らない性病、トリコモナスについて、その症状や感染経路、予防法についてご説明します。

 

セックス以外で感染する可能性も……トリコモナスの原因や症状にはどんなものがある?

トリコモナスは、症状こそそれほど強くはありませんが、非常に感染力の強い性病です。

 

また症状がそれほど強くないと言っても、場合によってはその後の人生に大きな影響を及ぼすような結果となるケースもあるので、けっして油断はしてはいけませんよ。

 

トリコモナスは「トリコモナス原虫」によって引き起こされる性病

トリコモナスは細菌やウイルスではなく、目に見えないほど小さな微生物である「トリコモナス原虫」が性器の中に入り込むことで引き起こされる性病です。

 

トリコモナス原虫が寄生する部分は男女によって違い、男性の場合は尿道や前立腺、そして精のうに寄生し、女性の場合は尿道や腟内、子宮頚管といった部分に寄生します。

 

目には見えないほどに小さなものだ、とは言っても、自分の身体の中に微生物が入り込んできている、と思うとかなり気分も悪いですよね。

 

また細菌などと違い、清潔さを保っていれば繁殖しづらく感染しにくい、といったものでもないので、それもトリコモナスの厄介な部分だ、と言えるでしょう。

 

トリコモナスの症状は男性と女性によって異なっている

トリコモナスに感染すると、男性の場合は尿道から膿が出たり、おしっこのときにかゆみがあったり、日常的に尿道のかゆみや痛み、違和感などの症状が出てきます。

 

女性の場合は、主に膣炎の症状を引き起こし、性器の外周部分に強いかゆみが出たり、緑色がかった泡状で臭いオリモノが出たりします。

 

ただし感染しても、男女ともにこういった症状が出ない無症状のままで、感染に気付かないケースも多いのです。

 

「症状が出ないのなら、感染しても問題ないんじゃないの?」なんて思うかもしれませんが、残念ながらそうはいきません。

 

トリコモナスに感染すると、放置しているうちに自然治癒する……なんてことはありません。

 

そのため感染に気付いていない間にだんだんと悪化していってしまい、男性の場合は精のうの炎症で正常な精子が作られなくなって、不妊の原因となる可能性も。

 

女性も場合も、腟の炎症が悪化して不妊症や早産、流産の原因となる可能性があります。

 

できるだけ早く、症状が軽いうちにトリコモナスは治療しておくべき、と言えますね。

 

トリコモナスはセックスだけではなく日常生活のなかで感染する可能性もある

トリコモナスは微生物であるため、人間の体外でもある程度の期間は生き延びることができます。

 

そのためトリコモナスに感染している人が使った下着やタオルを使い回したり、便座に先に座った人がトリコモナスに感染していると原虫が便座に付着して、次に座った人に感染する可能性もゼロとは言えません。

 

つまり家族がトリコモナスに感染していると、その家族が使ったタオルなどを使い回すことで子どもやセックス経験がない男女もトリコモナスに感染するわけですね。

 

「トリコモナス=性病」とのイメージを持っていると、子どもが性器に異変を訴えてもなかなかトリコモナスだと気付かず、治療が遅れてしまうかもしれないのは厄介な状態、と言えるのです。

 

トリコモナスの予防法はその他の性病の予防法とかなり近い!

感染力が強く、しかも感染に気付きにくい点でかなり厄介な性病であるトリコモナス。

 

感染に気付かずに悪化して、不妊症を発症してしまった、なんてことにならないようにするためにも、まずはしっかりと予防することが重要になります。

 

とは言っても、トリコモナスの予防にはそれほど特別な方法が求められるわけではありません。

 

他の性病と同じような方法でトリコモナスも予防できるので、しっかりと頭に入れておいてトリコモナスも、他の性病も感染しないように気を付けましょう。

 

セックスのときにはコンドームを使って不特定多数の相手とはセックスを避ける

セックスのときにコンドームを使うのは、男性にとっても女性にとっても、少なくとも相手から性病に感染させられる危険性が少なくなる点で非常に有効です。

 

ただし「コンドームは避妊のために使う」と考えている場合、挿入の直前でないとコンドームを装着しない、という人も多いでしょう。

 

性病に感染する、感染させるタイミングは、けっして挿入時だけではなく、セックスの前戯のときから注意が必要です。

 

性病予防を目的とする場合は、セックスが始まる前からしっかりコンドームを装着しておくことが必要となります。

 

そしてなによりも、不特定多数の相手とのセックスを避けるのが重要です。

 

セックスをする相手が増えれば増えるほど、お互いに性病に感染する、感染させる可能性は高くなっていきますので、セックスする相手は決まった相手だけにするのが望ましいですね。

 

女性が生理中だとトリコモナスが繁殖しやすいのでセックスは避ける

女性がトリコモナスに感染している場合、生理中は腟内でトリコモナス原虫が繁殖しやすくなっていることが判明しています。

 

生理中は血が出ていますので、なかなかセックスをしたいと思わないかもしれませんが、なかには「コンドームをしていれば別にイイか……」なんて考える人もいるでしょう。

 

しかし先に説明したような理由から、生理中はたとえコンドームを装着したとしてもセックスは避けるべきでしょう。

 

セックス後におしっこをすれば尿道内に侵入したトリコモナス原虫を洗い流せることも

セックスのあとにトイレに行っておしっこをすると、男女ともに尿道内に侵入したトリコモナス原虫をおしっこで洗い流せる可能性はあります。

 

この「セックス後のおしっこ」は、トリコモナス原虫以外の細菌やウイルスなどにも有効とされていますので、とりあえずセックスしたらできるだけ早くおしっこをするのは良いことと言えるでしょう。

 

ただしもちろん、おしっこをしても100%性病予防ができるとは言えませんので、あまりこの方法を信頼しすぎると痛い目を見る可能性もあります。

 

定期的に性病検査を受ければ無症状のトリコモナスも治療できる

トリコモナスは世界中で毎日100万人以上が感染している、とも言われています。

 

しかも感染に気付きにくい性病ですので、知らないうちに相手に感染させている、させられている可能性が高いのも厄介です。

 

このトリコモナスに対抗するには、どんな小さなものでも異常を感じたら専門医の診察を受けるか、無症状でもできるだけ定期的に性病検査を受けるしかありません。

 

「性病検査を受けるのはお金がかかるから……」と躊躇するかもしれませんが、万が一不妊症などになってしまったらその治療にはより多くのお金がかかる可能性があります。

 

自分だけではなく、周囲の人間の身体を守るためにも、定期的な性病検査を受けておくのは非常に有効な手段だ、と言えますね!

 

HPV(ヒトパピローマウイルス)とはどんなウイルスか知っていますか?感染経路や予防方法についてもご紹介

メンズクリニックや泌尿器科医院などで性病検査を受ける際に「HPV」という名称を聞いたことのある人もいるのではないでしょうか。

 

さまざまなところで話題になる機会も多い、このHPVですが、実際には「聞いたことはあっても、詳しくは知らない」という男性も多いでしょう。

 

HPVとは「ヒトパピローマウイルス」の英語表記、Human PapillomaVirusのH、P、Vの文字を取ってそう呼ばれています。

 

……とは言っても、結局「じゃあヒトパピローマウイルスってどんなウイルスなの?」と考えてしまう人も多いはずです。

 

このHPV、梅毒やHIVのように良く知られた存在ではありませんが、実際にはそれらと同じくらいの恐ろしさを秘めたウイルスなんですよ!

 

そこで今回は、このHPVとはどのようなウイルスなのか、そしてその感染経路や予防方法についてご説明していきます。

 

HPVとはどのようなウイルスでどんな症状を引き起こすの?

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、知名度的にはあまり高くありませんが、性病としてはかなり一般的なウイルスです。

 

つまり性交渉をする場合は、かなりの確率でHPVに感染する可能性があるわけですね。

 

ですので今後の生活のためにも、少なくともHPVの存在については知っておいたほうが良い、と言えます。

 

HPVの種類は100種類以上!有名な尖圭コンジローマもHPVの一種

HPVという名称で呼ばれるウイルスは、1種類だけではありません。

 

現在までに100種類以上のHPVが確認されており、しかも「皮膚に感染するHPV」と「粘液に感染するHPV」のように、感染する場所もその種類によって異なるのです。

 

そんなにも種類があって、感染する場所も異なるのであれば、それはもう別のウイルスなのでは?とも思ってしまうかもしれませんが、分類上は同じ種類のウイルスだ、という点がHPVについての理解を難しくしているひとつの原因、と言えるかもしれませんね。

 

100種類以上に分類されるHPVですが、あえてひとまとめに説明するのであれば「性交渉によって感染するウイルスで、感染すると性器やその周辺の粘膜にイボを作るウイルス」と言えるでしょう。

 

たとえば性器にイボができることで有名な性病に「尖圭コンジローマ」がありますが、この尖圭コンジローマを引き起こすウイルスもHPVの一種なのです。

 

HPVに感染するとさまざまなガンの原因となる可能性がある

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、さまざまなガンの原因となる可能性があることでも知られています。

 

特に女性の子宮頚に感染すると子宮頸ガンを引き起こす可能性があると言われており、大きな問題とされていることはご存じの男性もいるでしょう。

 

ちなみにすべてのHPVがガンを引き起こすわけではありません。

 

HPVは「低リスク型HPV」と「高リスク型HPV」に分類されていて、このうち高リスク型HPVがガンを引き起こすリスクが高いウイルスとされています。

 

有名な「尖圭コンジローマ」は低リスク型HPVに分類されるので、ガンについては安心ではありますね。

 

だからと言って、感染したいわけではありませんが……。

 

また高リスク型HPVは、身体中に感染する可能性があるため、子宮頚以外にも陰茎ガン、中咽頭ガン、肛門ガンなど、さまざまなガンの原因となるわけです。

 

もちろん高リスク型HPVに感染すると、すべてがガンとなるわけではありませんが、ガンのリスクを下げるのであれば感染しないに越したことはありませんね。

 

HPVに感染してもほとんどが免疫で自然に消滅する

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、尖圭コンジローマのようにわかりやすい症状が出るものばかりではなく、感染してもなんの症状も出ないものも多くなっています。

 

また感染してもほとんどが、人間がもともと持っている免疫によって自然に消滅するケースが多いのも、性病としてはあまり重要視されない原因のひとつかもしれません。

 

HPVがガンに進行するケースは、高リスク型HPVが数年以上の長期間にわたって感染し続ける場合で起こる可能性が高くなります。

 

つまりHPVに感染しても、ガンにならない人は多くいるわけですが、感染しやすく、同時に人に感染させやすいウイルスですので、他の人のことも考えるとやっぱり注意するべきウイルスである、と言えるでしょう。

 

HPVの感染経路にはどのようなものがある?感染を予防するためにできることは?

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、感染しても直接的な症状が出ないケースが考えられるため、なかなか感染に気付きにくいのが特徴と言えます。

 

そのため自分への感染を予防し、同時に他人への感染も予防するのは、その感染経路と予防方法をしっかりと理解しておかなければなりません。

 

HPVの感染はほとんど性交渉によって引き起こされる

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、そのほとんどが性交渉によって感染するウイルスです。

 

つまり性交渉の回数が多い人、さまざまな相手と性交渉をおこなう人のほうが、そうでない人と比べてHPVに感染する可能性は高くなるわけですね。

 

これは他の性病に関しても同様のことが言えますが、感染するとわかりやすい症状が出る性病と違い、HPVは静かに感染し続けた結果、ガンに発展する可能性がある点が恐ろしい、と言えるでしょう。

 

男性は高リスク型HPVに感染しても症状が出ずにわかりにくい

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、女性だけでなく男性にも感染するウイルスです。

 

低リスク型HPVに感染すれば、ペニスにイボができる尖圭コンジローマを発症して感染が判明するケースもありますが、高リスク型HPVに感染した場合は特に症状が出ないため、感染に気付かないケースも多くなっているのが問題、と言えるでしょう。

男性の高リスク型HPV感染については、まだわかっていないことも多いのです。

 

HPV感染はコンドームである程度は予防できるが予防しきれない可能性もある

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、他の性病と同じくコンドームを利用することで感染をある程度予防できます。

 

しかしHPVは性器だけでなく、その他の粘膜にも感染するウイルスですので、性器以外の部分から感染する、感染させる可能性は否定できません。

 

コンドームだけでは予防できないと考えると、HPVが非常にやっかいな存在であることは理解できるのではないでしょうか。

 

女性の高リスク型HPV感染予防にはワクチンも有効

高リスク型HPV(ヒトパピローマウイルス)のなかでも、子宮頚ガンを引き起こすHPVは大きな問題となっています。

 

子宮頚ガンを発症する女性は毎年1万人以上、そしてそのなかで亡くなってしまう人は3千人近いと言われています。

 

高リスク型HPVに感染することによって女性が子宮頚ガンを発症するのを防ぐため、ワクチンの接種もおこなわれています。

 

このワクチンはまだ性交渉をおこなっていない、HPVに感染していない女性のほうが効果が高いと言われているので、身近な女性にはワクチンの摂取をすすめるのも良いかもしれませんね。

 

HPVを他人に感染させるのを防ぐためにも定期的に性病検査を受けよう

男性にとってHPVは、症状もほとんど出ないためそれほど重要視される性病ではないかもしれません。

 

しかし男性がHPVに感染することで、性交渉をした女性の子宮頚ガンのリスクが跳ね上がることになってしまいます。

 

他人にそのようなリスクを負わせるのを防ぐため、男性も定期的に性病検査を受けてHPVに感染していないかチェックするのも重要だ、と言えますね。

 

違法風俗店はデメリットだらけだから利用は避けるべき!特に性病に感染したら後悔してもしたりないかも?

風俗で遊ぶ男性は数多くいます。

 

もちろん風俗で遊ぶこと自体は違法ではありませんし、遊びに行きすぎてお金がなくなってしまったり、性病をうつされて夫婦関係が破綻してしまったりしなければ、大きな問題はないでしょう。

 

しかし世の中には、きちんとした営業許可を受けていない「違法風俗店」と呼べるものも存在しています。

 

これらの違法風俗店は利用中に摘発される可能性があり、利用者自体は逮捕などはされないものの警察署で事情を聞かれるなど、恥ずかしい思いをします。

 

さらにそれ以上に問題なのが、こういった違法風俗店では性病に感染する可能性も高くなる、という点です。

 

しかもHIVや梅毒など、危険な性病に感染する可能性も、一般的な性風俗店と比べて高くなる、と言えるのです。

 

そこで今回は、違法風俗店にはどのようなお店があるのか、そして違法風俗店の利用にはどのような問題点があるのかについて、紹介していきます。

 

違法風俗店にはどのようなお店があってどのような行為がされているのか?

違法風俗店はその名のとおり、風営法などを守らず、正式な届け出も出さずに営業している風俗店です。

 

そのため風俗嬢の性病などに関してもほぼ野放し状態で、違法風俗店の利用でタチの悪い性病をうつされた、なんて話も聞かれます。

 

違法風俗店の利用を避けるためには、どういった形態の風俗店が違法であるのかをしっておかなければなりませんので、簡単に説明しましょう。

 

違法風俗でおこなわれる行為①メンズエステ店やマッサージ店での本番行為

メンズエステ店やマッサージ店では、いわゆる性的なサービス、ヌキ行為は法的に認められていません。

 

なかにはちゃんと届け出を出して、ヌキありの風俗店としてのメンズエステとして「メンズ風俗エステ」も存在しているので、非常に見分けはつきにくいのが実態です。

 

しかしどちらにしても本番行為、つまりセックスは認められていません。

 

認められていないにもかかわらず、本番行為のサービスを売りにしているメンズエステ店もあり、そういったお店はほぼ違法営業の風俗店、と言えるでしょう。

 

こういった違法メンズエステ店は、街のマンションの一室などでひっそりと営業されていることが多いです。

 

駅前でお酒を飲んで、酔っ払って帰る途中の男性に声をかけてお店へと連れて行くケースもあり、性病をうつされるだけでなくボッタクリの被害に遭う可能性も。

 

声をかけられても付いていってはいけません。

 

違法風俗でおこなわれる行為②「立ちんぼ」による買売春

「立ちんぼ」とは、街の一角に立って男性に声をかけ、売春行為をおこなう違法風俗です。

 

正確には店舗があるわけではなく、声をかけてホテルなどを利用するケースが多いのですが、リーダー的な役割を担う人物とその下で働く女性など、組織だった形でおこなわれているケースも多いため、仕組みとしては風俗店的な部分も大きいと言えるでしょう。

 

こちらも性病をうつされる可能性があるだけでなく、ボッタクリに遭うかもしれません。

 

ただ単にボッタクられるだけでなく、怖い男性に脅されて大金の支払いを求められる、なんて事態に巻き込まれることも。

 

立ちんぼはある程度の大都市の繁華街の一角など、出没する場所が決まっているのも特徴です。

 

インターネットなどで調べれば簡単に見つかるかもしれませんが、興味本位で利用してみよう、なんて思わないでくださいね。

 

違法風俗でおこなわれる行為③デリヘル嬢による本番行為

お店自体は違法風俗ではなくても、そこで働く風俗嬢によって違法行為がおこなわれるケースもあります。

 

代表的なものが、デリヘル嬢による本番サービス。

 

デリヘルは、お客の男性が待つホテルなどに風俗嬢がやってきて、サービスをしてくれる仕組みになっています。

 

そのため風俗店の従業員の監視の目が届かないため、デリヘル嬢によってはお客に本番サービスを提案し、追加料金を取ったり次回以降の指名を確保しようとしたりするのです。

 

こういう行為をおこなう風俗嬢は、他のお客にも本番サービスをおこなっていますし、職業的な倫理観もないので性病に関する意識も低い、と言わざるを得ません。

 

誘われたからと言って本番サービスを受けるのは、デメリットが大きいと言えるでしょう。

 

違法風俗店では危険な性病に感染する以外に大きなトラブルに巻き込まれる可能性もある

違法風俗店では、性病に感染することだけが危険なわけではありません。

 

それ以上に危険なトラブルに巻き込まれる可能性もありますので、利用は避けるべき、と言えるのです。

 

違法風俗では梅毒やHIVなどに感染する可能性が格段に高くなる

誰だって性病には感染したくないものですよね。

 

しかし風俗店で遊ぶ以上、どうしても性病に感染する可能性は避けられない部分はあります。

 

とは言っても、感染した性病が薬などで完治するものでしたら、一時的に落ち込むでしょうがまだ安心できます。

 

違法風俗店では性病検査などがおこなわれている可能性は低いので、梅毒やHIVなど、危険性の高い性病に感染したまま働いている女の子の存在を否定できません。

 

しかも違法風俗店では本番サービスがおこなわれるケースも多いため、さらに感染の危険は高くなる、と言えるでしょう。

 

梅毒は現在では治療できる病気ではありますし、HIVも完治はまだできませんが、薬で体内のウイルスの活動をおさえられます。

 

とは言ってもこういった性病には感染しないほうが良いのは確かですよね。

 

感染しないためには、違法風俗店を利用しないに越したことはないのです。

 

性病の感染よりも怖いトラブルに巻き込まれる可能性も高くなる

違法風俗店を利用することによるデメリットは、ただ単に危険な性病に感染する可能性が高まるだけではありません。

 

そもそも存在が違法なものですから、利用中に摘発を受ける可能性があります。

 

先にも書いたように、その結果利用者が逮捕されるようなことはありませんが、事情聴取は受けますし、恥ずかしい思いをするでしょう。

 

またそもそもが違法ですので、ボッタクリや脅しなどの行為も簡単におこなってきます。

 

最初から違法なのですから、それ以上の違法行為をおこなって通報されたりなどしても、お店を閉めて逃げれば良い、くらいに考えているのかもしれません。

 

デリヘル嬢の本番サービスは、万が一お店にバレたら罰金や今後利用禁止となる可能性も。

 

「女の子から誘ってきたんだ!」なんて言っても、残念ながらその言い訳は通用しません。

 

こういったデメリットを考えれば考えるほど、違法風俗店を利用する理由はなくなる、としか言えませんよね。

 

万が一違法風俗店を利用してしまったらすぐに性病検査を受けよう!

違法風俗店は、普段とはちょっと違った風俗遊びや普段は受けられないようなサービスに興味がある、という男性には興味深い存在かもしれません。

 

しかし利用するにはあまりにもデメリットが大きく、決してオススメできるような存在ではありません。

 

トラブルに巻き込まれることもそうですが、なによりも一生に関わるような性病に感染してしまったら、後悔しか残りませんよね。

 

違法風俗店で性病に感染したとしても、誰も責任は取ってはくれません。

 

自分で自分の身を守ることを念頭に、違法風俗店は利用しない、万が一利用してしまったらすぐにメンズクリニックで性病検査を受ける、といった点を心がけるようにしてください!

 

「風俗嬢はしっかり性病検査をしているので安心して遊べます」という風俗店のうたい文句は本当?

風俗遊びは、一度ハマってしまうとなかなか抜け出せないものです。

 

毎週のようにお気に入りのお店、お気に入りの風俗嬢に予約を入れたり、毎回お店や風俗嬢を変えて遊んでみたり……。

 

わからない人にはわからないでしょうが、一度味わってしまうと止められなくなるのが風俗遊び、と言えるかもしれません。

 

特に若い頃にほとんど遊ばず、中高年になってからキャバクラや風俗といった遊びを覚えた人ほど、深くハマってしまうケースが多い、とも言われています。

 

そう考えると、ある程度若いうちから多少は遊んでおいたほうが良いのかもしれませんね。

 

とは言っても、風俗で遊ぶ男性にとって気になるのが、性病に感染してしまわないかどうか、という点です。

 

性病に感染すれば、痛い思いや不快な思い、恥ずかしい思いをしますし、医療費などもかかってしまいます。

 

HIVや梅毒など、深刻な性病に感染する可能性も否定はできません。

 

そして風俗店も、お客のそんな心理は理解していますので、よくホームページなどで「定期的に性病検査をおこなっているので安心して遊べます」といった文言を見かけます。

 

しかしそれは本当なのでしょうか?

 

今回は風俗店では性病検査が本当におこなわれているのか、そして風俗遊びで性病に感染しないようにできることはないか、ご紹介します。

 

風俗店でおこなわれている性病検査の実態とは?

はっきり言いましょう。

 

「性病検査をしている」と言っている風俗店でも、実際は性病検査をおこなっていない、というパターンは非常に多くなっています。

 

風俗店での性病検査の実態について、ご説明しましょう。

 

そもそも性病検査などおこなっていないお店も多い

一言で風俗店と言っても、その業態や料金体系はお店によって変わってきます。

 

なかでも「格安で遊べる」を売りにしているような風俗店は、わざわざ性病検査にお金をかけるようなことをしないケースが多くあります。

 

また格安のお店は、その安さでひとりでも多くのお客を遊ばせて、利益を確保しています。

 

つまり所属している風俗嬢も、毎日数多くの男性とプレイをしなければならないわけで、すなわちお客から性病を感染させられてしまう可能性も高くなるわけです。

 

お客から性病を感染させられた風俗嬢が、さらに別のお客に性病を感染させる……そんな「性病スパイラル」が起こる環境が整えられている、と言えます。

 

性病検査をおこなっている風俗店でも多くて月に1回程度

風俗好きの男性に名前を知られているような人気風俗店や、高い金額でゴージャスにお客に遊んでもらうのを目的とした高級風俗店などでは、実際に性病検査がおこなわれている可能性が高くなります。

 

なぜならば、現在ではなにかあったらすぐにインターネットで悪評が広まってしまう世の中です。

 

「あのお店で性病に感染した!」などと書き込みをされたら、お客が減ってしまって風俗店的に大ダメージを受けます。

 

そのため、多少のお金はかかっても、しっかり所属する風俗嬢に性病検査を実施して、性病感染トラブルを防ぐほうを大事に考えているわけです。

 

とは言っても、さすがに風俗嬢が出勤するたびに、毎回性病検査をおこなっているわけではありません。

 

しっかりした風俗店でも、風俗嬢の性病検査は多くて月に1回程度、場合によっては数か月に1回程度、なんてケースもあります。

 

毎月性病検査をおこなっている風俗店だからと言って絶対に安心とは言えない

たとえ毎月1回の性病検査をおこなっている風俗店でも、遊んだときに絶対に安心か、と言われたら、そこには「?」が付きます。

 

なぜならば、性病検査後にお客から性病に感染させられてしまう可能性もあるためです。

 

そうなったらその風俗嬢は次の検査までは、相手をしたお客に性病を感染させてしまうかもしれないのは理解できますよね?

 

こういった理由から、どれほど風俗嬢や風俗店が気を付けて、しっかり性病検査をおこなったとしても、性病に感染する可能性をゼロにするのは難しいのです。

 

風俗店で遊ぶのであればお客の男性も定期的な性病検査を受けるべき

性病関連の問題は、つい風俗店や風俗嬢にその責任を押し付けてしまう考え方になりがちです。

 

しかしそれは、あまりにも自分勝手な考え方、と言えるでしょう。

 

しっかりとお客の男性も、性病に関する知識を身に付け、性病検査を定期的に受けるべきなのです。

 

性病検査をおこなっている風俗店でも性病に感染する可能性がある

先ほども説明しましたが、しっかり性病検査をおこなっている風俗店で遊んでも、性病に感染してしまう可能性は完全にはなくせません。

 

性病に感染する可能性をできるだけ下げるのであれば、プレイの前からしっかりコンドームを装着し、プレイ後もシャワーを浴びるまでは外さないくらいの気持ちでいなければならないでしょう。

 

しかし実際問題として、風俗店でずっとコンドームを装着しているような男性は少数派です。

 

たとえ本番行為がなくても、体液の付着や喉の奥にいる菌から性病に感染させられる可能性は高いので、男性はその点を念頭に入れて風俗遊びをするべきです。

 

症状が出ないからと言って性病に感染していないとは限らない

性病に感染すると、尿道が痛んだり、見慣れないデキモノができたり、尿道から膿が出たり……そんな異常が起こります。

 

しかしこういった、ある意味「わかりやすい異常」が起こる性病ばかりではありません。

 

ほとんど、あるいはまったく症状が出なくても、性病に感染しているかもしれないのです。

 

特に男性はクラミジア感染症に感染しても、半数以上は症状が出ないと言われています。

 

また梅毒などは、一時的に身体に斑点状の発疹が出ますが、しばらくするとそれも消えてしまって無症状となります。

 

そのため「治った」と勘違いしてしまい、そのまま体内で病気が進行してしまうケースも見られるのです。

 

こういった「表に症状が出てこない、出にくい性病」を発見し、治療するにはやっぱり、男性も性病検査を定期的に受けるのが有効となります。

 

男性が性病検査を受ければ風俗で働く女の子たちも守れる

風俗で遊ぶ際の一番の問題は、風俗嬢がお客に性病を感染させ、お客が風俗嬢に性病を感染させ……といった連鎖が続いてしまう点にあります。

 

特に無自覚な性病に感染している男性は、油断していて風俗嬢に性病を感染させてしまいがちです。

 

こういった性病の連鎖を断ち切るには、風俗嬢もそうですが、風俗で遊ぶ男性も性病検査を定期的に受けておく必要がある、と言えるでしょう。

 

風俗で遊ぶ男性、全員がこういった意識を持って性病検査を受ければ、お客から風俗嬢に、そして風俗嬢から他のお客に……といった事態を防げるようになります。

 

それは風俗で働く女の子を守ることになり、同時に風俗遊びをする男性自身の身を守ることにもなるのです。

 

安心安全に風俗で遊ぶためにはお客側の努力も必要

安心安全に風俗遊びをしたいのであれば、その責任を風俗店と風俗嬢ばかりに押し付けてはいけません。

 

お客としても、さまざまな情報を入手し、遊ぶお店を選んで、性病に感染する危険性を自分から低くする努力が必要です。

 

そして同時に、お客自身が性病検査を定期的に受けて、風俗嬢に性病を感染させないようにしなければなりません。

 

決して自分のためだけでなく、風俗嬢や他の男性のためにもそういう努力をして、スマートに風俗遊びができる、格好良い男になりたいものですね!

 

こんな症状が出たら性病に感染しているかも?不安な男性のための症状から見る性病チェック

セックスをすることで感染する可能性がある病気。

 

それらをまとめて「性病」と言いますが、性病にはさまざまな種類が存在しています。

 

そして種類がさまざまであれば、当然その症状にもさまざまなものがあるわけです。

 

身体、特に性器に異常が出た場合、なにか性病に感染する心当たりがある男性は「ひょっとしたら……」と思いつつ、決定的な症状が現れない限り、なかなか医者に診察してもらう決心がつかないものですよね。

 

でも「ひょっとしたら……」状態のまま毎日を過ごすのは、不安ですしストレスにもなります。

 

そこで今回は、性病の可能性に怯える男性のために、症状別に考えられる性病をご紹介していきます。

 

身体の外側に異常が出た場合に感染した可能性がある性病

性病に感染すると、ブツブツのできものや腫れのように身体の外側に異常が出る場合と、痛みや膿が出るなど身体の内側に異常が出る場合があります。

 

どちらか片方ではなく、両方の異常が出ることももちろんあります。

 

まずは身体の外側に異常が出た場合の症状と、そこから感染の可能性が考えられる性病についてご紹介します。

 

ペニスやアナルにブツブツができた場合

ペニスやアナルにブツブツができた場合は、見た目からして不安になりますよね。

 

亀頭のカリの部分にできたブツブツは「フォアダイス」といって、性病ではなく放置していても問題のないものです。

 

しかし水ぶくれ状のブツブツと一緒に赤い腫れがあったり、ピリピリした痛みがあったりした場合は「性器ヘルペス」の可能性があります。

 

小さなブツブツではなく、少し大きめのコリコリしたイボやしこりができている場合は「梅毒」の初期症状、または「尖圭コンジローマ」の可能性があります。

 

どちらの場合も痛みやかゆみなどは感じないことが多く、特に「梅毒」はしばらくすると消えてしまい「治った」と勘違いしがちですが、決して治ったわけではなく身体の中で病気が進行していくので、一刻も早く治療を受けるべきでしょう。

 

唇や口の中、のどにブツブツができたり痛みがあったりする場合

唇周辺に水ぶくれのようなブツブツができた場合は「口唇ヘルペス」の可能性があります。

 

ピリピリした痛みなどが出ることも多く、見た目も悪いので病院へ行く男性も多いでしょう。

 

喉の奥に痛みを感じる場合、風邪のような症状なのであまり違和感がないかもしれませんが、淋病やクラミジア感染症の可能性も捨てきれません。

 

これらの性病は、喉に感染した場合はそれほど強い症状が出ないことが多いため、放置してしまう男性も多くいます。

 

しかし放置するとパートナーなど、セックスした相手に感染させてしまうかもしれませんので、喉の不調が長く続くようなら一度医者に診てもらうべきでしょう。

 

股間の周辺や陰毛の付近がかゆい場合

股間の周辺や陰毛の付近にかゆみがあるときは「疥癬」または「ケジラミ」の可能性があります。

 

皮膚に斑点のような発疹が出たり、赤いブツブツが出たりしている場合は「疥癬」が疑われます。

 

「疥癬」は「ヒゼンダニ」というダニが皮膚に寄生して発症する病気であり、激しいかゆみがあるのでかなりツラい思いをすることになります。

 

「ケジラミ」の場合は陰毛にケジラミが寄生する病気です。

 

皮膚には異常は特に出ませんが、陰毛の中にケジラミや卵が肉眼で見えることもあります。

 

こちらも強いかゆみがあるので、早めに病院で治療しましょう。

 

身体の内部に異常が出た場合に感染した可能性がある性病

身体の内部の異常とは、膿が出たり痛みがあったり、または発熱やだるさなど、外見からはわかりにくい異常を指します。

 

特に発熱やだるさなどは、性病と関係ないと考えてしまう場合も多く、わかりにくい症状のひとつと言えるでしょう。

 

これらの症状が出た場合、考えられる性病についてご紹介します。

 

ペニスから膿が出た場合

ペニスから膿が出た場合は、ほとんどの男性が焦って病院に行くことでしょう。

 

明らかに「異常だ!」と感じるので、わかりやすい性病と言えます。

 

ただしペニスから出る膿にも種類があり、ちょっとわかりにくい場合もあるのです。

 

わかりやすいのは「淋病」でしょう。

 

白くドロッとした膿が尿道から出るのに加え、おしっこのときなどに激しく痛むことも多いので、我慢できずに病院へ行く男性が多いはずです。

 

一方、わかりにくいのが「クラミジア」による膿。

 

半透明でネバネバする粘液のような膿で、一見すると膿とはわかりにくく、尿道の痛みもあまりないのでそのまま放置してしまうケースが多く見られます。

 

しかし「クラミジア」を放置しておくと「前立腺炎」や「精巣上体炎」を発症することがあり、特に「精巣上体炎」は不妊症の原因ともなるため、子どもがほしい人などは注意が必要です。

 

おしっこのときなど尿道に痛みを感じる場合

性病に感染すると、尿道が炎症を起こす「尿道炎」になる場合があります。

 

尿道炎の原因となる細菌はさまざまで、その細菌の種類によって感染している性病もさまざま違うものになります。

 

特に痛みが強いのが、先にも紹介した「淋病」の場合です。

 

尿道の痛みに加えて白っぽい、または薄い黄色の膿が出るので、わかりやすいですね。

 

他に尿道炎の原因となるものとして「クラミジア」があります。

 

ただ尿道炎の原因となるものは他にも数多くあり、大腸菌や腸球菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマなどの細菌やウイルス、トリコモナスなどの原虫などが挙げられます。

 

そのため「尿道炎の症状=性病」とは言えませんが、尿道炎は痛み、かゆみ、不快感などが出る場合もあるので、放置するよりは治療するほうが良いでしょう。

 

放置している期間が長くなれば長くなるほど、治療にも時間がかかってしまいますし、後遺症が出る可能性も高くなりますので、早め早めの検査と治療が重要になります。

 

発熱や身体のだるさなどがある場合

高い熱が出たり、身体のだるさが取れなかったりする場合は、さまざまな病気の可能性がありますが、性病が原因であることも皆無ではありません。

 

特に38℃から39℃以上の高熱が出た場合、性病としては「HIV感染症」が疑われます。

 

他に「淋病」「梅毒」といった病気でも37℃近くの発熱がある場合がありますので、高い熱をともなう性病はかなり恐ろしいもの、と認識しておくべきでしょう。

 

また発熱とともに強い身体のだるさがあったり、おしっこの色が濃くなったりした場合などは「B型肝炎」「C型肝炎」など、肝臓に異常があることも。

 

これらの肝炎は「性病」として語られることはあまりありませんが、特に「B型肝炎」はセックスにより感染することが多い病気です。

 

将来的に肝硬変などになるかもしれませんので、早めに医者に診てもらいましょう。

 

「念のために受けてみる」くらいの気持ちで性病検査を受けてみよう

いままで説明したことからもわかるように、性病はすべてがわかりやすい症状をともなったものではありません。

 

気付かないうちに感染していて、悪化してしまうかもしれませんし、他の人に感染させてしまう場合もあります。

 

そういったことを避けるためには、定期的に「念のため」の気持ちで性病検査を受けることが必要でしょう。

 

特に風俗でよく遊ぶ人や、不特定多数の相手とセックスすることが多い男性は注意が必要です。

 

「性病検査はお金がかかる」なんて思うかもしれませんが、悪化してしまったら治療するほうがより時間もお金もかかってしまうもの。

 

そういったことを避けるためにも、定期的に性病検査を受けてしっかり治療することが大事なのです。

 

「新型コロナウイルスの流行で性病が減少した」って本当なの?性病ごとに感染者数をチェック

世界中での新型コロナウイルスの流行になかなか歯止めがかからない状況のなか。

 

飲食店の営業時間が制限され、家の外での飲酒も難しくなった今、新型コロナウイルスへの感染を恐れて自分から外出を控える人も増えてきています。

 

誰もが不自由な生活を強いられている状態で、うんざりしてきている人も多いのではないでしょうか。

 

そんななか「新型コロナウイルスの流行で、性病に感染する人が減少している」という話があります。

 

確かに人々が家の外に出ず、セックスをする機会が減少しているとすれば、性病に感染する人が減少してもおかしな話ではありません。

 

それでは実際、性病の感染者数は減少しているのでしょうか?

 

それぞれの性病について、そして性病以外の感染症についても調べてみました。

 

性病は感染者数が減少しているものもあれば変わらないものもある

性病にはさまざまな種類がありますが、基本的にセックスで感染するため、粘膜同士の接触による感染となります。

 

そこが飛沫感染する新型コロナウイルスとは異なる点であり、性病の感染者が減少している印象を受ける大きなポイントでもあります。

 

それでは実際の感染者数を見てみましょう。

 

梅毒やHIVの感染者は減少傾向にある

まずは梅毒とHIVの感染者数から見ていきましょう。

 

2019年の報告では、梅毒の感染者は5221人、HIVの感染者は922人とされています。

 

一方、2020年になると梅毒の感染者は3971人、HIVの感染者は719人となります。

 

確かに梅毒、HIVともに感染者は減少してはいますが、そこまで劇的に減少している、と言える数字ではないようですね。

 

梅毒もHIVも、感染してすぐに身体に異常が出る病気ではありませんが、長期間放置していると命に関わることが多い性病です。

 

それが多少なりとも減少しているのは、喜ぶべきこと、と言えるのかもしれません。

 

淋病やクラミジアなどの一般的な性病の感染者数はほとんど例年と変化がない

それでは梅毒やHIVとは少し異なり、淋病やクラミジア、ヘルペスといった比較的多くの人が感染する可能性がある、一般的な性病の場合はどうでしょうか。

 

かなり感染者数が多いためはっきりとした人数はわかりませんが、報告数としてはどの性病も例年とほとんど変わっていない、と報告されています。

 

これらの性病は感染してもあまり症状が出ない場合もあるため、特定のパートナーとのセックスでも感染してしまう可能性はあります。

 

しかし例年と感染者数が変わらないのは、その理由では説明はつかないでしょう。

 

新型コロナウイルスが流行している状況下でも、不特定多数の相手とセックスをおこなっている人の数は、あまり減っていないと考えたほうが妥当だと思われます。

 

梅毒とHIVの感染者が減少しているのは検査を受ける人が減っているため?

淋病やクラミジアなどに感染する人は減っていないのに、梅毒とHIVの感染者は減少している、そのようなことは起こりえるのでしょうか?

 

淋病やクラミジアと、梅毒やHIVの大きな違いとして、梅毒やHIVは感染しても症状が出るまでに時間がかかる点があります。

 

そのため「性器に激しい痛みを感じる」「性器から膿が出る」といった症状のある淋病やクラミジアとは違い、感染してもなかなか医者に診てもらおう、とはなりません。

 

感染自体に気付かないことも多いわけですから、それは当然と言えます。

 

それではなぜ梅毒やHIVに感染したことが判明する人が多いのかと言うと、これらの性病は保健所などで無料で検査できる、という特徴があるためでしょう。

 

重篤な状態に陥る、命に係わる病気である梅毒やHIVは、国を挙げて感染者数を減らすことを目標としています。

 

そしてこれらの病気の恐ろしさを知っている人も多いので、心当たりがある人は「症状は出ていないけど検査を受けてみよう」と考え、その結果として感染が判明することが多いのです。

 

しかし新型コロナウイルスの流行により、保健所での梅毒、HIV検査が一時休止を余儀なくされているケースがあります。

 

保健所での検査をおこなっていたとしても、新型コロナウイルスへの感染を恐れて外出を控える=検査も控えることになってしまっている場合も。

 

こういったことを考えると、梅毒やHIVに感染はしていても検査を受けていないため、感染者としてカウントされていない患者が多いのではないのか、と推測されます。

 

つまり2019年よりも2020年の感染者が減っている、というのはあくまでも見た目の数字だけであり、実際は両年とも感染者数は大きく変わってはいない、とも考えられるのです。

 

おたふく風邪や水ぼうそうなどの感染者数は減少している

新型コロナウイルスの流行下でも、性病の感染者数は特に変化はない、という推測が成り立ちました。

 

それでは性病以外の感染症の場合はどうなのでしょうか。

 

性病と同じく、感染者数に変化はないのでしょうか。

 

性病以外の感染症の感染者数は減少傾向

飛沫感染する感染症には、風疹やおたふく風邪、水ぼうそうなどがあります。

 

これらの感染症は、2019年に比べて2020年は患者数がかなり減っている、と報告されています。

 

感染すればわかりやすい症状が出る感染症ばかりですので、梅毒やHIVとは異なり、見かけだけの感染者数減少とは考えにくいでしょう。

 

また感染症にはノロウイルスなど、接触感染で拡がるものもあります。

 

この接触感染による感染症、たとえば感染性胃腸炎の患者数も、2020年は例年と比べて報告数が激減しています。

 

つまり新型コロナウイルスの流行による感染対策は、性病以外の感染症には有効に働いている可能性が高いわけですね。

 

新型コロナウイルスの流行下でも性病の感染者数が減らないのは風俗利用者が多いため?

それではなぜ他の感染症と違い、性病の感染者数は新型コロナウイルスの流行下でもあまり減少しないのでしょうか。

 

その理由として考えられるのは、性風俗利用者が多いためと考えられます。

 

性風俗ももちろん新型コロナウイルスの影響を受け、一時期は売り上げが激減したと言われていますが、感染対策やお客を呼び戻すためのサービスの充実などにより、だいぶ売り上げも戻ってきたようです。

 

しかしその結果、粘膜同士の接触が増えるため、性病の感染も歯止めがかからない状態となってしまっているのです。

 

コンドームを利用すれば性病は防げることがほとんどですが、残念ながらピンサロやデリヘルといった性風俗でコンドームを利用するお客はあまりいません。

 

また性器をアルコール消毒したりすることも、まずないでしょう。

 

そのため性病は、新型コロナウイルスの流行に関係なく、感染者が例年と変わらないと考えられます。

 

性風俗では新型コロナウイルスの感染対策だけでなく性病の感染対策も万全に!

人間、長い間我慢を続けられるものではありません。

 

最初は性風俗の利用を我慢していたとしても、新型コロナウイルスの影響が長期間に及ぶにつれ、だんだん我慢できなくなって性風俗へ出かけてしまう人がいても、責めることはできないでしょう。

 

しかし性風俗を利用すれば、性病だけではなく新型コロナウイルスに感染する可能性もあります。

 

「しっかりと感染対策をしているから大丈夫」と考えるかもしれませんが、せっかくだったらコンドームもちゃんと着用して、性病の感染対策もしっかり取るべき、と言えるでしょう。