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「尿道から膿が出た!」そんなときに考えられる性病にはどんなものがある?

もし「尿道から膿が出ている!」ということに気付いたら、どうしますか?

 

まず「性病ではないか」と疑うでしょうし、次には当然治療について考えるはずでしょう。

 

なかには「自分でなんとか治療できないか……」と考える人もいるかもしれませんが、性病を自分で治療するのはかなり難しいもの。

 

そもそも「どの性病に感染しているのか」がわからないと治療に適した薬の服用など、効果的な治療ができないためです。

 

どの性病の可能性があるのかは、ちゃんと病院で検査を受けなければわかりません。

 

とは言っても、実際に検査を受ける前に「どんな性病の可能性があるのか、一応知っておきたい……」と思うのが人情、というものですよね。

 

そこで今回は、尿道から膿が出た場合にはどんな性病に感染している可能性があるのか、ご紹介します。

 

性病に感染した場合は尿道から出る膿の種類はさまざま!

「尿道から膿が出る」と聞いて、どのような膿を想像するでしょうか。

 

ニキビをつぶしたときに出る、白っぽくてドロドロした膿を想像する人もいるでしょうし、擦り傷などが化膿したときの、黄色っぽい膿を想像する人もいるかもしれません。

 

それと同じように、性病に感染したときに尿道から出る膿も、病気によって異なっています。

 

ここでは「こういった膿が尿道から出たら、この性病に感染している可能性がある」という例をご紹介しましょう。

 

尿道から白い膿が出て痛みを感じる場合は「淋病」の可能性

尿道から白っぽい膿が出て、さらに排尿時などに痛みを感じる場合は「淋病」に感染している可能性があります。

 

淋病は、感染後の潜伏期間が2日間から7日間と短めで、膿だけではなく排尿時に尿道に強い痛みを感じる場合も多いことから、比較的わかりやすい性病と言えるでしょう。

 

淋病は女性が感染した場合が症状が出にくいため、気付かずに男性に感染することがあります。

 

また性器だけではなく喉に感染する「咽頭淋病」も増えているため、挿入時にコンドームを着用していたとしても、オーラルセックス時に着用していなければ淋病に感染する可能性は高くなる、と言えるでしょう。

 

また白だけではなく、黄色や緑色っぽい膿が出た場合も淋病に感染していることが多いとされています。

 

尿道から透明の膿が出て痛みなどはあまりないときはクラジミア・トリコモナスの可能性

膿のなかには、色がついていない透明でトロッとした粘液状のものもあります。

 

尿道から出た液体が透明だと、ちょっと「膿」だとは考えない可能性もあるかもしれません。

 

しかし「何もしていないのに、急に透明の液体が尿道から出てきた」なんてときには、膿である可能性を疑ったほうが良いでしょう。

 

透明の膿が尿道から出たけれど、あまり痛みやかゆみなどの症状は出ていない……という場合は「クラジミア」や「トリコモナス」といった性病の可能性があります。

 

クラジミアは「日本国内でもっとも多い性病」とも言われており、男女共に大きな症状が出ないこともあるため、感染しやすいのが面倒なところです。

 

トリコモナスは、女性が感染した場合は重い炎症のような症状が出る場合もありますが、ほとんど症状が出ない場合もあります。

 

さらに男性が感染した場合は、ほとんどが無症状という可能性が高く、より感染に気付きにくく、それだけに相手に感染させやすく、また感染させられやすい性病と言えるでしょう。

 

「症状が出なければ、放置していてもいいんじゃ?」と考えるかもしれませんが、性病は治療をせずに放置していて、自然治癒するものではありません。

 

治療するまでは感染しっ放しで、セックスをすればするだけ相手に感染させている可能性があるのですから、しっかり治療することが大切になります。

 

一概に「膿が〇色だから〇〇」とは決められない

膿の色と性病の種類について説明しましたが、すべてが該当するとは限りません。

 

症状の程度によっては、膿の色が白くても淋病以外に感染している場合もありますし、黄色っぽい膿が出て検査したら性病ではなく尿道炎だった、というケースもあります。

 

また性病に感染する場合、どれか1種類だけに感染している、というケースはあまり多くはありません。

 

「淋病とクラミジア」など、複数の性病に同時に感染していることも多くあります。

 

とにかく「異常が出たらしっかり検査する」こと、これを守るようにしてください。

 

尿道から膿が出たときに取るべき対処法とは?

尿道から膿が出た場合、ほとんどの人間はあせってしまってどうすれば良いのかわからなくなってしまうでしょう。

 

何度も経験していれば、冷静にどんな対処をすれば良いのか判断できるかもしれませんが、そんな尿道から膿が出るような状態を何度も経験する、というのもあまりうれしいことではありませんよね。

 

どうすれば良いかわからない人のために「尿道から膿が出たらどうするか」の対処法を、順を追って説明していきましょう。

 

尿道から膿が出たら病院でまず診察を受ける

尿道から膿が出たら、とにかく早めに病院で診察を受けて検査をしてもらう、これに越したことはありません。

 

早く検査を受ければそれだけ早く治療も受けられますので、辛い思いも短期間で済みます。

 

「しばらく我慢していたら、症状が軽くなってきた」なんて安心する人もいますが、もし性病が原因だった場合はけっして良くなったわけではありません。

 

性病は放置していても完治しませんので、放置している間により悪化してしまう可能性もあります。

 

当然問診で「心当たりは?」など聞かれますので、それが恥ずかしい、という人もいるかもしれませんが、ずっと尿道から膿を出し続けるよりはマシだと考えてください。

 

 

感染している性病が確定したら治療を受ける

検査の結果が出るまで数日かかりますが、ほとんどの場合は病状から医師がどの病気か判断して、薬を出してくれるでしょう。

 

その薬を飲めば、ほとんどの場合は尿道からの膿は止まりますし、症状も軽くなります。

 

ただしだからと言って、そこで病院に行かなくなってはいけません。

 

まだ体内に原因菌やウイルスが残っていて、また増殖してしまう可能性もあります。

 

また医師の見立てが間違っていた場合は、薬が効かない可能性もあります。

 

 

いずれにしてもしっかり検査結果を聞きに行って、薬をもらってくるべきです。

 

もらった薬はすべて飲んで病院で完治したことを証明してもらう

症状が亡くなったからと言って、途中でもらった薬を飲むのを止めてはいけません。

 

万が一体内に菌が残っていた場合、途中で薬を飲むのを止めるとその薬に対する耐性を身に付けた菌が誕生する可能性があります。

 

そういった事態を避けるためにも、もらった薬はきちんとすべて飲んで、その後に再び検査を受けて「完全に治った」ということを確認するようにしましょう。

 

そうしないと、何度も治りかけてはまた症状が出る、なんてことを繰り返してしまうかもしれませんよ。

 

尿道から膿が出るなどの怪しい症状があったらすぐに病院で検査を受けよう!

とにかく、尿道から膿が出ることを含め、痛みがある、かゆみがあるなど、怪しい症状があったらすぐに病院で検査を受けるようにしましょう。

 

「恥ずかしい」などの理由で検査を避ける人もいますが、放置していて悪化したり、不妊の原因になったりすることもあります。

 

性病検査を受けられる病院で検査を受け、完治するまでしっかりと治療を続けるようにしてください。

 

名古屋市中区「栄」駅近くの「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」では、性病検査の検査と治療が安心して受けられます。

 

また複数の性病の検査を同時に受けられるセット検査や、結婚前に性病の感染について調べる「ブライダルチェック」なども受けられますので、活用してください!

 

パパ活をするときは「性病」に注意!感染しないコツもチェック!

最近は「パパ活」が当然のようにおこなわれているようです。

 

女の子にとってはお小遣い稼ぎになりますし、また「お金を払ってでも、若い女の子と交流したい!」という男性の欲望も叶えてくれるわけですから、パパ活が流行するのもなんとなくわかります。

 

また月額料金で定期的に会える「パパ活契約」を交わすことで、わざわざ何回も出会いを探さずに済む点、男女共に安心して会える点なども、パパ活の流行に大きく影響している、と考えられるわけですね。

 

ところでパパ活は、前提としてはあくまでも「お茶や食事、デート」をすることです。

 

しかし現実問題として、お茶や食事だけでは終わらず「大人の関係」、つまり肉体関係になってしまうケースも多いとのこと。

 

お金を払って肉体関係を結ぶと、これは買売春となるため、本来は法律的に禁止されている行為です。

 

そしてそれ以上に大問題となっているのが、肉体関係を伴うパパ活によって、性病に感染する男女が増えている、という事実。

 

性病に感染してしまっては、せっかくの楽しいパパ活も台無しになってしまいますよね。

 

そこで今回は、パパ活で性病に感染する男女が増えている理由と、パパ活で性病に感染しないコツについて、ご紹介します。

 

パパ活は性病の宝庫って本当!?その理由は?

パパ活で性病に感染する男女が増えている、というのは、実は不思議なことだと思われているのはご存じでしょうか。

 

なぜならばパパ活とは、そもそも肉体関係を伴わない関係のことですから、性病に感染する可能性は皆無に近いはずです。

 

また万が一、肉体関係が生まれてしまったとしても、不特定多数ではなく決まった相手のみとの関係になりますので、性病に感染する可能性は低くなるはずなんですね。

 

それなのにパパ活で性病に感染する男女が増えている、ということは、パパ活をする男女の意識が低くなっていることの表れ、と言えるでしょう。

 

具体的には、次のような原因があります。

 

若い女の子の性病に関する意識が低くなっている

女の子は「パパ活相手だけと交流している」わけではありません。

 

別に彼氏がいるかもしれませんし、セックスフレンドがいる可能性もあるでしょう。

 

もしかしたら、ナンパされて一夜限りの関係、なんてセックスもたくさん経験しているかもしれませんね。

 

「コンドームをしていれば、性病には感染しないんでしょ?」と考えている女の子も多いのですが、セックスの最初からコンドームを着用していなければ性病予防に関しては無意味だ、とは知らない女の子が多いのも事実。

 

そのため、女の子が性病に感染し、それがパパにも……というケースが増えているわけです。

 

パパのほうも性病に関しては意識がゆるいケースが多い

もちろん、パパ活で性病に感染するケースが増えているのは、女の子の意識の問題だけではありません。

 

パパのほうも、きちんとした性病の知識を身につけないまま大人になった、という男性が多いのが事実です。

 

そもそも普通の知識と倫理観を持っていれば、パパ活で肉体関係になることなどありえない話です。

 

そこを気にせず、無防備にセックスをしてしまって性病に感染してしまい、さらにそれを奥さんにも二次感染させてしまう、という話も多く聞かれるんですよ。

 

奥さんが性病に感染したことが原因でパパ活していたことがバレてしまい、離婚につながる場合も……。

 

パパからのお小遣いが少なくなったため複数のパパと肉体関係を結ぶ女の子も増えた

パパ活は本来、経済力があるパパがひとりいれば、女の子にとって十分な収入となるような関係として成り立っていたものです。

 

しかし新型コロナウイルスの流行や不景気の影響もあり、女の子に毎月数十万円払ってくれるような、太っ腹なパパが少なくなってきた、という事実があります。

 

そのため、女の子としてはひとりではなくふたり、さらにそれ以上と、パパ活契約を結ぶパパの数を増やしている場合も多くなっているんです。

 

パパの数を増やせば当然収入は多くなるかもしれませんが、それだけに肉体関係によって性病に感染してしまうケースも増えます。

 

またパパのほうも、パパ活相場が低下したのにつけこんで、少ない金額で複数の女の子を相手にパパ活をしているような、モラルの低い男性が増えています。

 

「不特定多数とのセックスをしないで済む」という、パパ活のメリットはもはや失われてしまっているわけですね。

 

パパ活をしても性病に感染せずにすむコツは?

パパ活による性病のリスクが高まっている以上、性病に感染するのを防ぐ一番のコツは「パパ活をやめること」です。

 

とは言っても、そこでスパッとパパ活を止めるのも、難しいでしょう。

 

人間、一度楽しい時間を過ごしてしまったら、なかなかそこから逃れられなくなるものですからね。

 

そこで、パパ活を継続しながら性病に感染するのを防ぐコツについてご紹介します。

 

とにかくセックスをするならコンドームの着用を徹底する

「コンドームは避妊用」「挿入時に着用すれば、問題ない」と考えている人は男性にも女性にも多いのですが、その考え方は正しくありません。

 

性病防止用としてコンドームを着用するのであれば、セックスが始まる前から着用しておかなければ無意味なのです。

 

性病は挿入だけでなく、オーラルセックスや体液に触れるだけでも感染する可能性があります。

 

つまり挿入時以外にはコンドームを着用していない、というセックスをしていると、せっかくコンドームを着用していても性病予防としてはまったく無意味、ということになってしまうわけですね。

 

「コンドームは好きではない」という男性も多くいますし、女の子でもオーラルセックスの際のコンドームは「ゴムっぽくて苦手」なんて意見があります。

 

でも男女共に、性病感染を予防するならコンドームの正しい着用について知っておくべき、と言えるでしょう。

 

定期的にお互い性病検査を受ける

定期的に病院で性病検査を受けて、万が一感染が判明したらすぐに治療するべきです。

 

そうすれば自分の健康を守るだけではなく、家族などへの二次感染も防げます。

 

気を付けなければならないのが、どちらか片方だけが性病検査を受けたとしても無意味だ、という点。

 

せっかく自分が性病を治療しても、パパ活相手が性病に感染したままだったら、またその相手から感染してしまってせっかくの検査・治療が無意味になってしまいます。

 

できるだけ同じタイミングで性病検査に行き、検査結果が出るまでは肉体関係は控えるようにしましょう。

 

そういった意味で、複数の相手とパパ活をするのは、男女共にオススメできません。

 

自分がひとりだけ、と決めていても、相手が複数相手にパパ活していたら無意味なわけです。

 

お互いに「パパ活はひとりだけ」と約束できるような相手がいれば良いのですが、そうでなければ常に性病の危険はある、と考えましょう。

 

性病は関係なくそもそもパパ活で肉体関係を結ぶのは止めよう!

パパ活は性病の宝庫である、という以前に、そもそもパパ活で肉体関係を結ぶことを止めるべきです。

 

むしろ「性病に感染する」程度はまだマシであって、最悪の場合は警察の厄介になる、なんてことにもなりかねません。

 

もし過去のパパ活経験から「ひょっとしたら性病かも?」という疑いがあるなら、一度性病検査を受けるべきでしょう。

 

名古屋市中区「栄」駅近くの「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」では、各種性病検査が受けられます。

 

放置して悪化してしまう前に、ぜひしっかり検査を受けて、もし感染が判明したら治療を受けるようにしましょう!

 

性病検査は自分でしても大丈夫?「性病検査キット」のメリットデメリット

「ひょっとしたら、性病かもしれない……」

 

性器から膿が出たり、おしっこのたびに痛みがあったりしたとき、まず心配になるのはその点ではないでしょうか。

 

特に「風俗で遊んだ」とか「行きずりの相手と性交渉してしまった」とか、身に覚えがある場合は、心配でたまらなくなりますよね。

 

そんなときは、もちろん泌尿器科やメンズクリニックに行って性病検査をしてもらうのがオススメです。

 

……とは言っても、なかには「性病検査を受けに行くのは恥ずかしい」「保険証を使うことで、家族や会社に受診がバレてしまうかも」なんて理由で、なかなか重い腰を上げられない、なんて男性もいるのではないでしょうか。

 

特にちょっとした痒みや痛みなど「なんか心配だけど、わざわざ治療してもらうまでもない気がする」なんて軽い症状のときには、その傾向がより強まってしまうものです。

 

しかし性病は、放置していて治るものではありません。

 

放置している間に、より悪化してしまう可能性もあります。

 

それでも病院には行きたくない……という男性が手を出しがちなのが「性病検査キット」です。

 

病院に行かずに性病検査ができるわけですから、つい頼りたくなる気持ちはわかりますが、では本当に性病は性病検査キットで検査して問題ないのでしょうか?

 

今回は、そんな性病検査キットを使うメリットデメリットについて、解説していきます。

 

性病検査キットにはメリットもたくさん!

性病検査キットは、複数のタイプやさまざまな料金のものが存在しています。

 

それだけ数多くの種類の商品が販売されているということは、ユーザーからの需要・人気が高いため、とも言えるわけですね。

 

それではなぜ、性病検査キットがそんなにも人気があるのか、そのメリットをご紹介します。

 

メリット①検査費用が病院で受けるよりも安くなる

性病検査キットの価格は、だいたい5,000円から10,000円といったところです。

 

病院やメンズクリニックで性病検査を受けると、性病検査の費用だけではなく初診料や再診料などもかかってきますので、トータルで見るとかなりの費用がかかってしまいます。

 

その点、性病検査キットは購入費だけで済みますので、検査という点だけで見れば費用は安く済むケースが多くなります。

 

メリット②性病検査キットを使えば匿名で検査ができる

性病検査を受ける際の大きな壁となるのが、誰かに性病検査を受けたことがバレてしまったらどうしよう、という心配です。

 

そのため「できる限り、個人情報は出したくない」と考える人が多い、と言えるでしょう。

 

その点、性病検査キットのなかには完全に匿名で検査を受けられるものもあります。

 

検査結果もパソコンやスマートフォンなどから確認できますので、名前や住所などの個人情報を出す必要がまったくないわけですね。

 

絶対にバレたくない、という人には、大きなメリットとなるでしょう。

 

メリット③365日検査が受けられる性病検査キットもある

病院やメンズクリニックだと、どうしても休診日がある場合が多いため、早く性病検査を受けたいのに受けられない、なんて可能性もあります。

 

特に年末年始やお盆などは、長期で休診してしまう場合もあるので、症状がヒドイ人にとってはかなりツラい状況になりかねません。

 

その点、性病検査キットは、すべてではありませんが365日検査を受け付けてくれるものもあります。

 

もちろん年末年始やお盆の時期にも、性病検査だけなら受けられますので、早めに結果を知って対処できるのは助かるポイント、と言えるでしょう。

 

性病検査キットにはデメリットも!しっかりと知っておこう

性病検査キットのメリットについてだけ見ると「素晴らしい!」と感じるかもしれません。

 

しかしメリットもあればデメリットもあるのが、世の中の常というもの。

 

もちろん性病検査キットにも、注意しなければならないデメリットが存在しています。

 

しっかりとデメリットも知って、性病検査キットを利用するかどうかを決めるべきでしょう。

 

デメリット①性病検査の精度が低くなる可能性がある

病院やメンズクリニックでの性病検査は、医師や看護師といったプロがおこなってくれます。

 

そのため、怪しいと思われる部位を正確にチェックする検体を検査できますが、自分で検査する場合は、うまく怪しい部分の検体を採取できるとは限りません。

 

まったく関係ない部分の検体を送ってしまったら、当然「問題なし」という検査結果が出てしまうわけですね。

 

またもし正確な検体を採取できたとしても、それを自分の手で封筒に入れ、郵送して実際に検査ができるのは採取から数日後、という場合もあります。

 

もしその間に雑菌などが混ざってしまったら、正確な検査結果が出ない可能性も考えられますね。

 

正確な検査結果を知りたいのであれば、プロが採取してくれて保存・検査環境もバッチリな病院やメンズクリニックを選ぶべきと言えるでしょう。

 

デメリット②自分で検査項目を選ぶため的外れな検査をしてしまう可能性がある

性病検査キットでは複数の性病が検査できますが、すべての性病を同時に検査できるわけではありません。

 

多くても3~4種類である場合が多いので、どの性病検査を受けるのかは、結局患者さん本人が選ぶことになります。

 

「こういう症状が出ているから、おそらくこの性病かな?」と判断して性病検査キットを選ぶとは思いますが、世の中にはよく似た症状の性病もたくさん存在します。

 

もし全然的外れな性病検査を受けてしまうと、当然「問題なし」という検査結果が出てしまうわけですから、そこで安心してしまって治療せずに放置してしまう、という結果になってしまいかねません。

 

その点、病院やメンズクリニックであれば、症状から疑わしい性病を判断して的確な性病検査をしてくれますので、もし性病に感染していたらほぼ確実に感染が判明するでしょう。

 

そういった性病検査の正確性では、どうしても性病検査キットは一歩劣る、と言わざるを得ません。

 

③性病検査キットでは性病の治療はできない

性病検査キットでできることは、性病に感染しているかどうかをチェックすることです。

 

つまりもし性病に感染していることが判明したら、結局病院やメンズクリニックへ出かけていかなければなりません。

 

そうなると、検査後にすぐ治療を受けられない性病検査キットには、かなりのデメリットがある、と言えるでしょう。

 

なんらかの症状がはっきり出ているのであれば、性病検査キットでの検査などせずに、直接病院やメンズクリニックで検査&治療してもらったほうが、完治までも早くなります。

 

どう考えてもそのほうが、自分にとっても良いと思えませんか?

 

疑わしい症状があるのなら直接メンズクリニックで性病検査を受けよう

性病検査キットは、コストパフォーマンスや匿名性などさまざまなメリットがありますが、正確性の点ではやっぱりメンズクリニックでの性病検査には勝てない、と言えます。

 

またもし性病に感染していることが判明しても、治療ができないのも大きなデメリットです。

 

「特に症状はないけど、念のため……」なんてときには性病検査キットでの検査も有効かもしれませんが、明らかに「なにかおかしい」という場合は、直接病院やメンズクリニックで検査を受けたほうが、結果的に費用も時間もかからずに済むでしょう。

 

名古屋市中区、栄駅周辺で性病検査ができるメンズクリニックをお探しでしたら、ぜひ「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」で一度診察を受けてみてください!

 

意外と知らない「淋病」ってどんな性病?淋病の基礎知識について学ぼう

性病には、さまざまな種類の病気が存在しています。

 

ちょっとした違和感に襲われる程度の性病もあれば、激しい痛みや膿が出る性病など、症状もさまざまですが、ひとつ言えるのは「ほとんどの人は、性病にかかりたくない」と考えている、ということではないでしょうか。

 

しかし性病に感染しないようにするためには、さまざまな性病についての知識を身につけておく必要があります。

 

そこで今回は「淋病」についての知識をお伝えします。

 

淋病と言えば、性病を代表する存在として知られていますが、実際にはどのような病気なのか、その詳細を知っている人はそれほど多くはないのではないでしょうか。

 

淋病についてしっかり学んで、感染に気を付けましょう!

 

淋病の原因は?どのような症状が起こる?

まず性病について知るためには、その病気がどのような病気なのかを知ることが大切になります。

 

原因を知らなければ感染しないように対策することもできませんし、また症状を知らなければ自分の身体がどのような病気に感染しているのかもわからないでしょう。

 

もちろん最終的には自己判断ではなく、医師の診断を受けるべきですが、ある程度病気のことを知っていれば自分がどんな病気に感染しているのかも推察できます。

 

それでは淋病の原因や、感染すると起こる症状について、ご説明していきます。

 

淋病は「淋菌」に感染することで発病する

淋病は、その名もズバリ「淋菌」に感染することが原因となって発病します。

 

淋菌は性交渉によって、淋菌に感染している部位との粘膜接触、または分泌物に接触することで感染する菌です。

 

ただし感染した部位から離れてしまうと、淋菌は数時間で死滅してしまうような弱い菌でもありますので、性交渉以外で淋病に感染する危険はほぼない、と言えるでしょう。

 

とは言っても、淋菌が弱い菌であるのは、感染した部位から離れてからの話。

 

人体同士が接触した場合は、非常に強い感染力を持っていますので、油断は禁物です。

 

淋病の症状は男女によってかなりの差がある

淋菌の潜伏期間は、感染してから2日から1週間程度です。

 

性交渉からそれほどの時間が経たないうちに異常が現れますので「もしかしたら、あの時……」と察せるのではないでしょうか。

 

男性の場合は、淋病に感染すると尿道炎が起こり、尿道のかゆみや違和感、排尿時の痛みなどの症状が出ます。

 

また尿道から膿が出ることもあり、痛みも激しい場合がありますが、人によってはほとんど症状が出ないことも。

 

また女性の場合は、おりものの量が増えたり下腹部に痛みが出たりしますが、男性と違ってまったく症状が出ないことも少なくありません。

 

そのため自分が淋菌に感染していることに気付かず、治療を受けないままさまざまな男性と性交渉をしてしまって、淋病を拡散させる原因ともなっています。

 

もしパートナーの男性が淋病の症状を発症したら、女性は自分も感染していることを疑って、症状がなくてもクリニックで診察を受けておいたほうが良いでしょう。

 

しかし、行きずりの相手との性交渉で感染した場合は、なかなか感染に気付けない場合も多くなります。

 

そういった意味で、淋病に感染するような行為をおこなったら、定期的に性病検査を受けておくと安心、と言えるでしょう。

 

淋病は性器以外に喉や目にも感染する

淋病は多くの場合、淋菌が性器に感染することによって性器に症状が現れます。

 

しかし淋菌が感染するのは性器だけではなく、喉や目の粘膜にも感染するのです。

 

喉に感染する場合はオーラルセックスで、目に感染する場合は淋菌が含まれている分泌物に触れた手で目を擦る、などで感染します。

 

喉に淋菌が感染した場合は、喉の痛みや腫れ、違和感などの症状が出ます。

 

目に感染すると、淋菌性結膜炎になって目の腫れや目やにが出たり、最悪の場合は角膜に穴が空いて失明したりする場合も。

 

自分の身を守るためにも、不特定多数の相手との性交渉は避けるのが無難と言えます。

 

淋病は放置するとさまざまな危険が!淋病を早めに治療するべき3つの理由

淋病は激しい症状が出る場合がありますので、そういった場合はすぐに治療をする人が多くなります。

 

しかしほとんど症状が出ない場合もあるため、感染したことに気付かずなかなか治療を受けない人がいるのも確かな話。

 

もしも淋病の治療を受けずに放置しておくと、さまざまなリスクがあるのです。

 

そのリスクを3つ、ご紹介します。

 

他の性病に感染する可能性が高くなる

淋病に感染すると、男性の場合は尿道から膿や、その他の分泌物が出るようになり、女性の場合はオリモノなどの分泌が多くなります。

 

膿が出る場合はともかく、それ以外の場合はあまり目立った症状とは言えないため、放置してしまう人も多いのではないでしょうか。

 

しかし分泌物を放置しておくと、性器周辺の衛生状態が悪くなってしまいます。

 

そのためクラミジアや梅毒、HIVといった、淋病以外の性病に感染する可能性が高くなってしまうのです。

 

特に梅毒やHIVに感染すると、命の危険にさらされる場合もありますので、感染リスクが高まるのは大きなデメリットと言えるでしょう。

 

男女ともに不妊症になる可能性がある

淋病に感染したまま放置すると、男性も女性も不妊症になる可能性があります。

 

男性の場合は淋菌が尿道から精巣にまで達してしまい、精巣上体炎を引き起こします。

 

精巣上体炎になると、炎症によって精子の通り道がふさがれてしまい、無精子症になってしまうのです。

 

また女性の場合は、長期間淋菌に感染していることによって骨盤内で炎症を起こすことで不妊症になる確率が高まります。

 

万が一、妊娠中に淋菌に感染してしまうと、流産や死産の原因にもなる点にも注意。

 

さらに淋菌に感染した状態で出産をすると、産まれてくる赤ちゃんに淋菌が母子感染してしまう可能性が非常に高くなります。

 

将来的に子どもがほしいと思っているのであれば、淋病の感染には気を遣って、定期的に検査を受けておくほうが安心です。

 

中途半端に薬を飲むと淋菌が「耐性菌」になってしまうかもしれない

淋菌に感染してさまざまな症状が出た場合、中途半端に薬を飲んでしまうのは良くありません。

 

身体の中の淋菌が飲んだ薬に対して耐性を持ち、薬の効き目が弱くなる「耐性菌」となってしまうかもしれないためです。

 

またちゃんとクリニックで診察を受け、薬をもらった場合も最後までしっかりと薬を飲み、その後の診察で体内から淋菌がなくなったことを確認しなければなりません。

 

淋病の症状は薬を飲むと早めに出なくなるため、その時点で安心して薬を飲むのを止めてしまったり、クリニックに行くのを止めてしまったりする人も多いのです。

 

しかし症状が出なくなったとしても、まだ身体の中には淋菌が残っている可能性があります。

 

結果として、せっかく効果があった薬に対して淋菌が耐性を付けてしまい、同じ薬を飲んでも効かなくなってしまうわけです。

 

最後まで薬はしっかり飲むようにすることで、淋菌が耐性菌になることは防げます。

 

淋病の疑いがあったら「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」で診察を受けよう

淋病は無症状の場合でも、放置しておくとさまざまなデメリットのある性病です。

 

特に不妊症になってしまうと、一生ものの後悔になる可能性も。

 

そんな事態にならないように、違和感や不調を感じたら専門のクリニックへ行って治療を受けるようにしましょう。

 

名古屋市中区、栄駅近くの「AMORE CLINIC(アモーレクリニック)」ではさまざまな性病の診察、治療をおこなっていますので、なにかあったらぜひ診察を受けてみてください!

知っているようで意外と知らない性病「トリコモナス」の症状や感染経路を知ってしっかり予防しよう!

性病にはいろいろとありますが、淋病や梅毒、HIVといった存在については知識がある男性も多いでしょう。

 

しかし「トリコモナス」については、聞いたことはあっても意外と良く知らない、という男性もいるのではないでしょうか。

 

それは先に挙げた淋病や梅毒、HIVと違って、トリコモナスがかなり地味な存在、命に係わるような悪さはしない性病であることに原因があるのかもしれません。

 

命に係わるようなことはない、とは言っても、油断して感染しても良い、というわけではありません。

 

そこで今回は、知っているようで意外と知らない性病、トリコモナスについて、その症状や感染経路、予防法についてご説明します。

 

セックス以外で感染する可能性も……トリコモナスの原因や症状にはどんなものがある?

トリコモナスは、症状こそそれほど強くはありませんが、非常に感染力の強い性病です。

 

また症状がそれほど強くないと言っても、場合によってはその後の人生に大きな影響を及ぼすような結果となるケースもあるので、けっして油断はしてはいけませんよ。

 

トリコモナスは「トリコモナス原虫」によって引き起こされる性病

トリコモナスは細菌やウイルスではなく、目に見えないほど小さな微生物である「トリコモナス原虫」が性器の中に入り込むことで引き起こされる性病です。

 

トリコモナス原虫が寄生する部分は男女によって違い、男性の場合は尿道や前立腺、そして精のうに寄生し、女性の場合は尿道や腟内、子宮頚管といった部分に寄生します。

 

目には見えないほどに小さなものだ、とは言っても、自分の身体の中に微生物が入り込んできている、と思うとかなり気分も悪いですよね。

 

また細菌などと違い、清潔さを保っていれば繁殖しづらく感染しにくい、といったものでもないので、それもトリコモナスの厄介な部分だ、と言えるでしょう。

 

トリコモナスの症状は男性と女性によって異なっている

トリコモナスに感染すると、男性の場合は尿道から膿が出たり、おしっこのときにかゆみがあったり、日常的に尿道のかゆみや痛み、違和感などの症状が出てきます。

 

女性の場合は、主に膣炎の症状を引き起こし、性器の外周部分に強いかゆみが出たり、緑色がかった泡状で臭いオリモノが出たりします。

 

ただし感染しても、男女ともにこういった症状が出ない無症状のままで、感染に気付かないケースも多いのです。

 

「症状が出ないのなら、感染しても問題ないんじゃないの?」なんて思うかもしれませんが、残念ながらそうはいきません。

 

トリコモナスに感染すると、放置しているうちに自然治癒する……なんてことはありません。

 

そのため感染に気付いていない間にだんだんと悪化していってしまい、男性の場合は精のうの炎症で正常な精子が作られなくなって、不妊の原因となる可能性も。

 

女性も場合も、腟の炎症が悪化して不妊症や早産、流産の原因となる可能性があります。

 

できるだけ早く、症状が軽いうちにトリコモナスは治療しておくべき、と言えますね。

 

トリコモナスはセックスだけではなく日常生活のなかで感染する可能性もある

トリコモナスは微生物であるため、人間の体外でもある程度の期間は生き延びることができます。

 

そのためトリコモナスに感染している人が使った下着やタオルを使い回したり、便座に先に座った人がトリコモナスに感染していると原虫が便座に付着して、次に座った人に感染する可能性もゼロとは言えません。

 

つまり家族がトリコモナスに感染していると、その家族が使ったタオルなどを使い回すことで子どもやセックス経験がない男女もトリコモナスに感染するわけですね。

 

「トリコモナス=性病」とのイメージを持っていると、子どもが性器に異変を訴えてもなかなかトリコモナスだと気付かず、治療が遅れてしまうかもしれないのは厄介な状態、と言えるのです。

 

トリコモナスの予防法はその他の性病の予防法とかなり近い!

感染力が強く、しかも感染に気付きにくい点でかなり厄介な性病であるトリコモナス。

 

感染に気付かずに悪化して、不妊症を発症してしまった、なんてことにならないようにするためにも、まずはしっかりと予防することが重要になります。

 

とは言っても、トリコモナスの予防にはそれほど特別な方法が求められるわけではありません。

 

他の性病と同じような方法でトリコモナスも予防できるので、しっかりと頭に入れておいてトリコモナスも、他の性病も感染しないように気を付けましょう。

 

セックスのときにはコンドームを使って不特定多数の相手とはセックスを避ける

セックスのときにコンドームを使うのは、男性にとっても女性にとっても、少なくとも相手から性病に感染させられる危険性が少なくなる点で非常に有効です。

 

ただし「コンドームは避妊のために使う」と考えている場合、挿入の直前でないとコンドームを装着しない、という人も多いでしょう。

 

性病に感染する、感染させるタイミングは、けっして挿入時だけではなく、セックスの前戯のときから注意が必要です。

 

性病予防を目的とする場合は、セックスが始まる前からしっかりコンドームを装着しておくことが必要となります。

 

そしてなによりも、不特定多数の相手とのセックスを避けるのが重要です。

 

セックスをする相手が増えれば増えるほど、お互いに性病に感染する、感染させる可能性は高くなっていきますので、セックスする相手は決まった相手だけにするのが望ましいですね。

 

女性が生理中だとトリコモナスが繁殖しやすいのでセックスは避ける

女性がトリコモナスに感染している場合、生理中は腟内でトリコモナス原虫が繁殖しやすくなっていることが判明しています。

 

生理中は血が出ていますので、なかなかセックスをしたいと思わないかもしれませんが、なかには「コンドームをしていれば別にイイか……」なんて考える人もいるでしょう。

 

しかし先に説明したような理由から、生理中はたとえコンドームを装着したとしてもセックスは避けるべきでしょう。

 

セックス後におしっこをすれば尿道内に侵入したトリコモナス原虫を洗い流せることも

セックスのあとにトイレに行っておしっこをすると、男女ともに尿道内に侵入したトリコモナス原虫をおしっこで洗い流せる可能性はあります。

 

この「セックス後のおしっこ」は、トリコモナス原虫以外の細菌やウイルスなどにも有効とされていますので、とりあえずセックスしたらできるだけ早くおしっこをするのは良いことと言えるでしょう。

 

ただしもちろん、おしっこをしても100%性病予防ができるとは言えませんので、あまりこの方法を信頼しすぎると痛い目を見る可能性もあります。

 

定期的に性病検査を受ければ無症状のトリコモナスも治療できる

トリコモナスは世界中で毎日100万人以上が感染している、とも言われています。

 

しかも感染に気付きにくい性病ですので、知らないうちに相手に感染させている、させられている可能性が高いのも厄介です。

 

このトリコモナスに対抗するには、どんな小さなものでも異常を感じたら専門医の診察を受けるか、無症状でもできるだけ定期的に性病検査を受けるしかありません。

 

「性病検査を受けるのはお金がかかるから……」と躊躇するかもしれませんが、万が一不妊症などになってしまったらその治療にはより多くのお金がかかる可能性があります。

 

自分だけではなく、周囲の人間の身体を守るためにも、定期的な性病検査を受けておくのは非常に有効な手段だ、と言えますね!