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性病の感染経路の意外な落とし穴!”童貞”でも安心できない?!

「童貞は性病にはならない」なんて言葉をよく耳にしますが、性病の感染経路には意外なところに落とし穴があります。

「最近はソープともご無沙汰だから大丈夫だろう」

「セックスまではしてないから移らない」

童貞ではないにしろ、こんなふうに楽天的に考えている人は要注意。

もしかしたらあなたが知らないうちに性感染症に感染をしているかもしれません。

 

 

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性病の感染ルート、あなたは全部知っていますか?

 

 

性感染症の感染ルートを学校の保健体育の授業で習ったという人は多いですが、疑いがある感染経路について詳しく知っているという人は意外と少ないかもしれません。

ここでは、一般的な性感染症の感染経路や可能性がゼロではない感染ルートについても解説していきますので、自分がどこまで詳しいかを知るためにもぜひ一緒に確認してみて下さいね。

性感染症(STD) の殆どは性行為で感染が拡大している

学校で習う場合の多くは「性的感染」「母子感染」「血液感染」と教えられますが、先進国の中でも日本はずば抜けて性感染症(STD) 感染が性行為によって拡大しています。

大きな歓楽街が多い東京をはじめとした大阪・名古屋・福岡などの主要都市では特に性風俗店からの感染が拡大しており、知らないうちに人から人へと移り性感染症患者があとを絶ちません。

性風俗店では性病検査の実施を謳っているお店も多いですが、実際には全部のお店が女性キャストに専門機関での検査を促して検査結果の提出を完全に義務付けているわけではないですし、女性キャストが自ら分泌液を採取し提出するという”正確性に欠ける”検査を行っている、という場合も考えられます。

また、陰部の検査は徹底していても喉の検査はしていないというケースもあるため、本人が気づかないうちに男性を接客し、感染を拡大させていることも。

性病は一度での性行為でも感染することもあるので、お店に遊びに行ったらその分だけ検査を受けることが大切です。

キスやディープキスでの感染

 

例えば、パートナーが口腔内にクラミジアや淋菌を有していたとしても、感染力はそれほどないため軽いキス程度では感染リスクは極めて低いと言えます。

ただし、ヘルペス感染症や梅毒の病変部分があるような場合は”皮膚と皮膚の接触”でも感染する可能性はあるのです。

また、口内炎や口の中に傷がある場合も要注意。

キスやディープキスをすることによって傷口から感染しやすくなってしまうので気をつけましょう。

セックス(膣性交)での感染

みなさんもご存知の通り、性病は性感染症にかかっている相手との膣性交によって感染します。

最近では特に梅毒患者数が増加傾向にあり、その感染力はHIVなど他の性病と比べても非常に強いのが難点。

たった1回の性交渉で梅毒が感染する可能性は15~30%と非常に高く、口に梅毒の病変部分がある場合では特に感染リスクも高まります。

オーラルセックス(口腔性交)感染

オーラルセックスは口や舌を使って相手の性器を刺激する性行為で、感染者の口から自分の性器へ、または感染している性器から自分の口へと感染が拡大するのが特徴です。

オーラルセックスで性器から口腔へ感染した場合は無症状のことが多く、自分が感染していることに気付かないまま更に別の相手にオーラルセックスを介して性器に感染させてしまうことも少なくはありません。

また、いわゆる”本番なし”と呼ばれる性風俗店での主な感染経路にもなっています。

アナルセックス(肛門性交)感染

アナルセックスの場合は避妊の心配がない性行為のため、コンドームの着用をする人も少ない傾向にあるのが厄介なところ。

精液や分泌液が相手の肛門や腸内に達する場合が多く、膣と違って狭い肛門を経由した性行為のためどうしても出血を伴いやすくなるのが特徴です。

膣や口とは違って腸や肛門内は物理的な刺激が想定されていないため傷もつきやすく、ウイルスの侵入を簡単に許し、性病に感染しやすくなってしまうことも。

肛門性交は通常の性行為と比べて性感染症の観点から見ると、それが男女間であるか同性間であるかにかかわらず、いわゆる”ネコ”や”女役”と呼ばれる受け身側の組織を傷つけやすいという理由から、膣性交に比べてHIV感染のリスクが高くなる行為なのです。

母子感染

母子感染は文字通り母親から赤ちゃんに感染してしまう感染経路です。

ちなみに、最近ではブライダルチェックと呼ばれる結婚前の感染症検査を受ける方が増えてきましたよね。

特定のパートナーであっても双方きちんと検査し治療しなければ再発を繰り返し、お互いがお互いに移し合うというイタチごっこに。

母子感染を防ぐためにも結婚前や婚約を機にブライダルチェックでお互いの身の潔白を証明し、性病を「移さず貰わず」を誓い合うのが相手へのマナーではないでしょうか。

傷口の接触や注射器の回し打ちによる血液感染

「注射器の使いまわし」と聞くと薬物のイメージが強いのが一般的ですが、過去には輸血による血液感染も肝炎の原因の一つとして挙げられていました。(現代では、検査がしっかりとされていますのでご安心を。)

ただ、1番身近な血液感染は性行為での傷口感染が性病の感染経路として挙げられます。

例えば、性行為の前のエチケットとして歯を磨く方も多いかと思いますが、ブラッシングによる出血もキスや口腔性交による血液感染の原因にもなり、決して他人事では済まされないほど身近に危険は潜んでいるのです。

「日常生活では移らない」とも言い切れない意外な感染経路

「日常生活では性病は移らない」と言いますが、過去にはサウナや温泉施設が原因で性病が感染した人がいることも、非常に稀な事例ですが事実としてあります。

これはレアなケースなのであまり気にしすぎるのも良くありませんが、性器に異変を感じる場合や心配な場合はクリニックで相談してみると検査をしてもらえるので、不安の解消にも一度受診をしてみると良いかもしれません。

最近では感染力の高い性病がニュースでも話題に

ネットでは世界中の様々なニュースを気軽に読むことができるようになりましたが、世界各地で新型の性感染症が流行しているようです。

同時にその新型の細菌やウイルスの脅威も海を越えて日本にやってきては感染者を増やし、日本でも「新型の性病」としてニュースに取り上げられるようになりました。

既存の抗生物質が効かない「スーパー淋病」

淋病という性病の名前を耳にしたことがある人は多いかもしれませんが、その淋病が進化した「スーパー淋病」と呼ばれる性感染症が今、世界中で問題になっています。

この「スーパー淋病」、なんだかギャグのような性病のネーミングですが、感染をしてしまうと冗談では済まされないほど厄介な性病なのが特徴。

というのも、”既存の抗生剤が効かない淋病”として世界保健機関(WHO)もその危険性を警告しているほど非常に恐ろしい、まさに「スーパー淋病」なのです。

日本でも既に京都市内のファッションヘルスに勤める女性が感染したという報告が出ており、確認された件数として少ないものの安心できるわけではありません。

特に女性の場合は症状が出にくいため、感染していることに気づかず病気の拡大をさせている可能性があるのが心配されるところです。

大流行中の「梅毒」の感染患者も増加の一途

梅毒感染をした患者も日本では増加傾向にあり、名古屋でも年間多くの感染者の報告が出ています。

不特定多数の相手とのお遊びが多い人、感染が疑われるパートナーとの性行為をもった人、東京や大阪などに出張に行ってお店で遊んだという経験がある場合は、梅毒の感染をしていてもおかしくはないので早めの受診をおすすめします。

 

 

性感染症の疑いがある場合はすぐに病院で検査を

 

自分の性器にブツブツやカサカサ、赤みや痒みなどが現れたりすると「これって性病かも…」と心配になってしまいますよね。

また、最近ではネット通販で性病検査キットが手軽に購入できるため、自分で検査にチャレンジしてみようかと思っている人も多いと思います。

性病検査キットは手軽だが「治療」はしてくれない

人に会うことも陰部を見せることもないため、気軽に検査できるのが性病検査キット魅力ですよね。

匿名検査などのプライバシーの観点からも検査キットはとても便利な性病検査ツールでもあります。

ですが、キットによって検査可能な性感染症は限られており、検査項目を自己判断でピックアップして検査を受けると病気の疑いに取りこぼしが生じてしまうことも。

また、様々な項目の検査キットや確実性の高いキットを購入しようとなると、金額が膨れ上がってしまったり、性病が発覚となると提携先の病院やクリニックで治療や再検査を行わなければならないなど、”結果的には高くついてしまった”なんてこともあるようです。

不安な時こそ医療機関での検査をすることはとても大切。

その後の治療や検査漏れを防ぐためにも、勇気を出して病院やクリニックにかかることをオススメします。

男性の場合は泌尿器科、女性は婦人科で検査・治療を

 

検査キットは便利な反面、気になる症状を今すぐどうにかすることは出来ません。

性病の感染の疑いが気になった場合は、泌尿器科や性病科、女性の場合なら婦人科のほうが検査も出来て症状を抑えるための治療もしてもらえるという点から安心感があります。

性病は早期に発見できればそれだけ治療の負担も軽くなるので、出来るだけ早くに相談しに行きましょう。

 

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性病を自分で治療したい人が読むべきドクターからの警告

性器に何らかの異常や違和感がある場合や性感染症の疑いがある場合、たいていの人が真っ先に思いつくのは「泌尿器科へ行くのは恥ずかしい」ではないでしょうか?

なかには「どうにか自分で治せないものか」とネットで情報集めをする…なんて人もいると思います。

今回は、自分で治療したいと思った人がネットでたどり着くであろう情報の真意を解説したいと思います。

性病に心当たりのある人は必見です。

性病をセルフ治療したい!市販薬や抗生物質は効く?

実際にインターネットで「性病 治し方」「性病 自分で治す」という具合に検索してみると、様々な民間治療や体験談などが見つかります。

(なかには、お医者さんからすれば「これは絶対やめるべき」と思える都市伝説のような治療方法まで…)

もう既にネットの情報を実践して症状が緩和した人もいるかもしれませんが、自然治癒させることは”ほぼ不可能”と言われています。

ここまで読んでギクッとした人は、最後までしっかり読んでみて下さいね。

薬局などの薬では根本的な治療にはならないどころか悪化の原因に

性感染症にかかってしまった場合、検査をして早期発見をするのが理想ではありますが、残念ながら大体の人は性器に何らかの異常がでてから性病を疑うという場合が多い傾向にあります。

人によってはドラッグストアや薬局にお薬を買いに走る人もいるようですが、ほとんどの性感染症は市販の薬では治すことができません。

市販薬の中にはカンジダ症を治すお薬もありますが、そのお薬を使うべき人は一度でもドクターからカンジダの診断を受け、なおかつ1、2か月以内の再発の疑いがある場合に限られます。

塗り薬などで一時的に症状が緩和しても根本的な解決にはなっていないため、そのまま放置して検査も受けず治療もしないとなると、病気が悪化したり大切なパートナーに感染させてしまいかねません。

「家に余ってた抗生剤」は絶対に飲まないで

都市伝説のようなお話ですが、「余っていた抗生物質を飲んだら性病が治った」という人の情報も見受けられますが、これは絶対にしてはいけない民間治療と言えます。

また、下手に服用することで免疫力が落ちて病気に感染しやすくなってしまったり、原因菌やウイルスに抗体ができる可能性も充分に考えられます。

確かに、性感染症を治療する場合は抗生剤を使用するのですが、風邪や別の感染症にかかった時に病院から処方される抗生物質は性感染症治療に使われる抗生剤とは違いますし、名前が同じでも用法も用量も全く変わってきます。

どんな病気であっても病院から処方されて余っている薬を自己判断で飲むのはとても危険な行為なので絶対にやめましょう。

保健所は”検査”をする所であって”治療”をしてくれる場所ではない

性感染症と献血

「保健所では無料で性病検査をしてもらえる」というのは確かに正しい知識ですし、そのおかげもあって性感染症の早期発見にも大いに役立っているのは紛れもない事実。

ですが、症状が出ている場合は保健所に行ってもお薬を処方されるわけでもありませんし、治療を施してもらえるわけではないのでひと安心とは言い切れません。

症状が出ていない場合は保健所の利用も選択肢のひとつですが、「痛み」「かゆみ」「ただれ」「膿や変色」「ブツブツ」など、何らかの症状がある場合は保健所からも病院を勧められることを考えると、病院やクリニックに相談するのが1番早い解決策の一つです。

「性病検査キットでは”陰性”」でも別の性病の可能性がある

最近ではネット通販で気軽に性病検査が出来るようになり、恥ずかしい思いをせずに感染のチェックができると人気ですよね。

確かに、国の認可が下りている検査キットは検査の確実性も非常に高いですし、定期的な検査としても手軽ですが、検査キットの種類によっては別の性病の可能性が見落とされがちなため”陰性”の診断でも油断はできません。

また、潜伏期間によっては確実な検査結果が出ない場合もあり、仮に陽性が出た場合は専門の医療機関への受診を勧められ再検査…と思わぬ費用が膨れてしまうことも考えられます。

不安な性行為があった場合やすでに症状がある場合などは、最初の段階で専門の医師に相談して検査を受けた方が早期発見や早期治療につながることもあります。

確実に完治させるなら専門クリニックが1番

病院で感染症検査

これらのことを考えると、やはり専門のクリニックや泌尿器科への受診が検査も正確で、症状の緩和や完治ができるため1番おすすめです。

また、最近では喉の性病や目の性病も流行しているので、感染の見落としをなくすためにも喉の性病検査や目の性病検査ができるクリニックを受診するほうが同時治療もできるため安心・確実に性病治療が行えます。

クリニックでの性病治療ってどんなことをするの?

病院やクリニックによって治療内容や治療期間は変わってきますが、大体の場合はお薬を使った治療や外科手術が一般的です。

性病の種類によって「内服薬」「点眼」「塗り薬」

性感染症の種類も性器感染や咽頭感染、結膜感染などがあるので、それぞれの状態に合わせてお薬を変えていきます。

「内服薬」は、それぞれの性感染症の原因菌やウイルスに有効な抗生剤を飲んでもらい、痛みなどの症状がある場合はその症状を緩和させるお薬も一緒に処方される場合が多いです。

「点眼薬」はいわゆる目薬のことで、性感染症が結膜や瞼の粘膜に感染してしまった場合に有効です。

「塗り薬」はウイルスや原因菌の増殖を抑制する軟膏やクリームが処方されます。

ちなみに…

処方されたお薬が余ると(特に軟膏!)風俗店などへ遊びに行くたびに使用して性感染症予防をするという人がたまにいるようですが、健康な状態で使用することで自己免疫力が低下して感染リスクが高まったり、性感染症ウイルスが抗体をもってしまい抗生剤が効きにくくなる場合があります。

もったいない気持ちは分かりますが、余った薬は処分して”薬の再利用”をするのは絶対にやめましょう!

重度の場合や病気によっては「点滴治療」がしてもらえる

大体の病院やクリニックでは感染の症状が重い場合や早急な治療が必要な場合には点滴を用いた治療を行うため、より早く症状が緩和されるような治療を施してもらえます。

最近の性病感染は無症状が多く、症状が出ている時には思っているより進行がすすんでいることも少なくはありません。

早めの治療を行うことで症状を緩和させ、悪化を食い止めることができるのです。

HPV(ヒトパピローマウイルス)の場合は外科的な処置

「手術」という言葉を聞くと尻込みしてしまう患者さんも多いですが、日帰り手術というよりは10分程度の診察治療に近い時間で終わるため拍子抜けされる人が実際には多いです。

ヒトパピローマウイルスは尖圭コンジロームという性感染症の原因ウイルスでもあり、男性で言えば「性病による亀頭のブツブツ」の原因でもあるのですが、この謎のブツブツは特殊な機械で簡単に治療ができてしまいます。

また、似たようなブツブツの種類には「フォアダイス」という亀頭にできるイボがあります。

こちらは病気ではないため放っておいても問題はないのですが、コンプレックスに感じる人や尖圭コンジロームか心配な人は手術治療によって取ってしまうこともできますよ!

治療や診察が恥ずかしい場合は同性のドクターを選んで

「泌尿器科」や「性病科」「(女性の場合は)婦人科」というイメージから「検査をしたいけど恥ずかしい」と思う人は殆どではないでしょうか。

たしかに病院やクリニックによっては診察室で他人と顔を合わせたり、電話で予約を取ったり症状を説明するのも何だか恥ずかしいですよね。

ですが、大切なパートナーへの感染を避けるためだけでなく、なにより自分の身体のためにも不安を感じた場合はすぐに専門のドクターに相談するのが1番です。

性感染症は病気とはいえ発病する箇所や病気のイメージから「なかなか病院へ足を運びにくい」と思っている人もいますが、そんな人にはプライバシー環境が完備された同性の医師による「安心できる病院」への通院をおすすめします。

ネットで性病の治し方を調べるのではなく、メール予約や完全個室など患者さんのプライバシーを考えた配慮ある病院や、安心して足を運べる同性の専門医がいるクリニックを探して受診することで、病気の発見や早期治療がはじめて出来るのです。

お気に入りのデリ嬢は…

こんにちは。院長の千原です。本日は、風俗と性感染症について記事を書いてみます。

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皆さんどこで性感染症に感染することが多いでしょうか。やはり、一番多いのは風俗です。自分より前のお客さんが感染していたら、それをもらう可能性が出てきますね。女の子も定期的に検査、治療をしていますが、限界があります。淋菌、クラミジア、梅毒・・。感染力の強い菌も怖いですが、耐性菌も増えてきていますので、治療難治性も心配です。風俗に行ったら、怪しい接触をしたら、少しでも症状があるなら、是非ご相談ください。当院はこの分野の専門病院ですので安心していただけます。

 

今回から、国家試験の問題を少し変えてお出しします。医学生はトライしてみてください。

・・・・・・・・・・・ 泌尿器科 医師国家試験 模擬 ・・・・・・・・・・・

39歳の男性。腰痛を主訴に来院。約1年前から左陰嚢の腫大を自覚していたが、特に受診はしていなかった。2か月前から腰痛が出現したため受診。既往歴に特記すべきことはなし。血液所見に異常を認めなし。血液生化学所見:LD 1,600U/L(基準170〜350)、hCG 1,900mIU/mL(基準1.0以下)、α-フェトプロテイン900ng/mL(基準25以下)。この患者にまず行うべきなのはどれか。
a CTガイド下肺生検
b 左高位精巣摘除術
c 左精巣水瘤切除術
d 左精巣生検
e CTガイド下後腹膜リンパ節生検

・・・・・・・・・・・ 答えは  記事最後です  ・・・・・・・・・・・

 

 

風俗は性感染症の危険が一杯!治療なら安心・実績の専門クリニック

身も心も溶けてしまいそうな興奮と熱烈なサービスが風俗遊びの楽しみです。お店によっては、モデルと見間違うような若くて愛らしいピチピチギャルなど選び放題。ウブで可憐な年端もいかない乙女達とのめくるめく刹那の時間。男性に生まれた幸福を体の芯から感じる瞬間です。

けれど、翌日の朝、尿道に覚える灼熱の痛みと後悔が、一度に風俗遊びのリスクを思い知らせてくれるのもある意味、避けられない現実です。しかも、前夜に味わったサービスが濃厚であればあるほど、性器の先端から滲み出る異常な分泌液は程度が酷く、心底後悔に苛む時間です。

この記事では男性の悲しい性(さが)とも言える風俗遊びと性感染症のリスク、治療の実態についてリアルにご紹介します。

1. 素人娘と遊ぶ派遣型デリヘル
数ある風俗遊びの中で、最も新鮮な興奮を味わえるのが、「派遣型デリバリーヘルス」。運が良ければその日が風俗デビュー初日というプレミアムな女の子とめぐり会えます。正真正銘の素人娘。しかも、小遣い欲しさで応募してきたという健気でうぶな少女なら興奮も最大限。

いつも贔屓にしているデリヘル「シンデレラ」の出勤表に、「本日お試し出勤」のおすすめマーク付きでアップされていたのが18歳「愛花ちゃん」。なじみの店長も「正真正銘の素人!風俗経験正直なし。おっとり美人なんで大切に扱って下さいね」。その言葉に嘘はない、そう直感で感じ取り、交渉成立。はやる心を抑えつつ、指定されたラブホに直行です。

2. 恋人もどきの真剣サービス
ドアを開けた瞬間、思わず心の中で「ガッツポーズ」。現れたのは黒髪ロングのいたいけな10代後半の可愛い少女。なんでこんな普通の女の子が、デリヘルにいるの?と言う疑問はさておき満面の笑みで、部屋に招き入れたのはもちろん。お店にチェックインと料金を確認し、支払いを済ませればサービススタートです。

デリヘル未経験の方の為に、デリヘルの一般的なサービスをご紹介すると、次の通り。

① 服を着たまま、軽く抱き合って、口づけ。ディープキスOKの娘もいます。(なぜかデリヘル嬢、通称「デリ嬢」はキスを嫌がる子が多い。唇は恋人だけのものだとか。)
② 服を互いに脱いで(脱がせて)裸になってシャワーで洗いっこ。この時に、慣れたデリ嬢は歯磨きとイソジンでうがいを忘れない。ボディソープにも殺菌効果のある薬剤を入れてある。ペニスを中心に念入りに洗いながらチェック。「できもの」がないかなど、デリ嬢の手こきサービスと同時。
③ 歯磨きを終えたらいよいよベッドイン。
④ 攻めても良いし、攻められてもOK。舌と舌を絡め合うディープキスから愛撫、そしてお待ちかねの濃厚フェラチオ。お返しにと69(シックスナイン)でクンニリングス。互いの性器をしばしの間むさぼり合います。
⑤ そして、いよいよ正常位スタイルで素股。スキン(コンドーム)を装着して、互いの性器と性器をこすり合わせて疑似セックス。膣口に添えるだけで簡単に挿入してしまうスリルを味わいつつ、そのままフィニッシュ。

あとはスキンに溜まった精液を片付け、再びシャワーを浴びて服を着ればサービス終了です。いわゆる挿入する「本番」サービスは違法行為なので、デリヘルはソープと違ってもどかしさは残るものの、恋人感覚で秘め事の時間を楽しめる最高の風俗サービスであることに変わりありません。

話を元に戻すと、その日ホテルに派遣された愛花ちゃん18歳は、その日まで風俗経験のないほぼ素人娘でした。しかも、ぎごちなさや小刻みに震え、頬を紅潮させる様子が股間を最大限に充血させます。ちなみに愛花ちゃん、この時すでにバージンではなく、付き合っている遊び人の彼氏もいて、定期的にセックスはしているとのこと。

しかし、まだまだ恥じらいを残した愛花ちゃんは、口づけ一つする度に、じっと瞳を閉じてため息をつき、滑らかで張りのある乳房と固く勃起した乳首が愛らしい。甘い歓声を上げながらも、店長にレッスンされた一連のサービスは健気に頑張ってくれます。口いっぱいに頬張った男性器を懸命に舌で転がし、喉の奥まで深く飲み込むような口ピストン。こちらの舌技でクリにあふれる快感がこらえきれなくなっても、必死にフェラを続けようとするその姿は感動ものです。

こうしてほぼ素人娘の愛花ちゃんとのめくるめく快感の時間は過ぎました。実はそれから、2ヶ月の間、愛花ちゃんは自分にとってお気に入りのデリ嬢の一人になります。少しずつ客慣れしてきたものの、風俗デビューを指南した客である私との蜜月は続きました。

3. 後悔は感染症の先に立たず?
下半身に異変を感じたのは、愛花ちゃんと遊ぶようになって2ヶ月目のこと。ふと、深夜こらえきれないような尿意と尿道口からあふれ出す異様な分泌物が最初です。「あれ?なんかにかぶれたかな?」その程度に考えていた自分は甘かったようです。翌日には、オシッコをする度に激しい痛みが尿道を走ります。

もしやと思い、すぐにかかりつけの泌尿器専門医院のドアを叩くと、間違いなく「淋菌性尿道炎」の急性期でした。この診断結果はやむを得ないと覚悟していました。なぜなら、ここ数回、デリ嬢愛花ちゃんとは避妊もせずに、ひたすら「生本番」をする懇ろな関係になっていたからです。

もちろん射精する時は、互いの約束で膣口からペニスを引き抜き、「外出し」が二人の基本ルール。とは言ってもうっかり間に合わず、中出しに近いタイミングで射精することもあり、風俗嬢とは絶対生本番をしてはいけないというルールを自ら破っていたのです。

たぶん人気嬢の愛花ちゃんのこと、自分以外にもそんな「生関係」の客がいたとしても不思議ではなかったはずです。私の性感染症は間違いなく、人気デリ嬢愛花から頂いたものに間違いありません。自分の不覚でした。

4. 待っていた恥辱と治療
親切なドクターは症状を問診すると、すぐに若い看護師のスタッフに検査を命じます。実はこの瞬間こそ泌尿器科での緊張の瞬間です。年配のナースならまだしも、看護学校を卒業したてのピチピチ看護師が、患者である自分に、改めて赤裸々な問診と、触診による簡易検査を行います。その手順は次の通り。

① カルテに症状を記載する為、原因となった行為の具体的内容や回数、日時、性器の症状を遠慮なく質問してくる。
② 質問が終わるとカーテンが閉じられ、触診と検査が開始。ゴム手袋をはめたうら若い緊張気味の可愛いナースが「下着を下ろして横になって下さい」と命令。
③ パンツを下ろし、渋々股間を手で押さえつつ診察ベッドに横たわる。すると無慈悲にその手をどけられ、仮性包茎気味のペニスの先端を「グリッ」と剥かれる。尿道口に細い綿棒の先端をそのまま押し込む。その瞬間の痛みといったら、表現のしようがありません。
④ 困ったことにそのままの格好で、再び亀頭部の観察と陰茎の根元や周辺を凝視しています。さらに辛いのは、感染症の痛みを感じているはずなのに、若いナースの白魚のような指で刺激されている内、ついむくむくとペニスが勃起してしまったことです。
⑤ その変化に気付き、亀頭の先端をつまんだまま困った表情を見せる若いナースは一言、「あっ、ごめんなさいね。」と慌てて指先を離して目をそらします。なんとも情けない羞恥の時間です。ベッドから降りても、固く屹立したままのペニスには、先刻味わった綿棒の痛みが却って辛く感じるのはもちろんです。

検査結果が出ると、改めてドクターの診察が待っています。その日の結果は次の通りです。

 亀頭にぶつぶつはないものの、尿道から黄色いや透明の膿が出ている。
 ナースの触診によれば、陰茎に腫れぼったさと違和感がある。何より亀頭が腫れている。
 風俗を生業としている女性と避妊具を使用しない性交渉を繰り返してきた経過からも、性感染症の一種である「淋菌性尿道炎」の急性期である。すぐに抗生物質を2週間服用して治療する必要あり。
 今は発熱していないので通院で可能だが、万が一高熱を出すような場合には、直ちに入院して点滴治療が必要。当院は自由診療が基本なので、料金は診察料が「10000円」。検査は1項目毎8000円。STD(性感染症)の治療は10000万円から。

保険診療に比べるとやや割高感はありますが、その分清潔で設備の整ったクリニックと、懇切丁寧なスタッフや経験豊富な専門医が待機しています。確実にSTDを治癒させたいなら、自由診療の専門医の治療を選択するのも良い選択です。

 

まとめ

めくるめく風俗嬢とのアバンチュールを自制できなかった為、淋菌性尿道炎という苦い疾病に罹患した経験は、未だに忘れることはできません。綿棒を勃起した亀頭の先端、狭い尿道口に差し込まれる痛みは表現できないほどの恥ずかしさと痛みで一杯です。

あれからすぐ後、愛花ちゃんはデリヘル店を退店しました。残念ながら、彼女を介して、何人かのお客が同じ感染症に苦しめられた末の結末だと考えられます。

若い女性との秘め事の後には、ちょっぴり恥ずかしい泌尿器の治療が待っています。けれど、信頼できる専門医の元、設備の整った病院で効果のある治療を受ければ、性感染症は確実に直りますのでご安心を。
ぜひ皆さんにも万が一に備え、信頼できる泌尿器専門の病院を探しておくことをおすすめします。

 

お待たせしました。

答え・・b

男性に一番多い性病って?

こんにちは、泌尿器科専門医千原です。本日は男性で一番多い性病について書いてみました。男性が気を付ける性病ってそんな特定なもの、あるんでしょうか?ズバリ、あるんです。答えは・・・。読み始めたらすぐ答えが出てきますよ。(笑)

後半は、そんな男性がかかりやすい性病(答えは文中です!)の感染経路、検査方法、治療法をまとめています。ぜひ、ご覧ください。

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男性で一番多い性病とは?男性が気をつけるべき性病を解説!

性病とは言っても種類がたくさんあるため、性病ごとの症状や治療方法、検査方法などが異なり、なかなか区別するのは難しいです。
たくさんの種類のある性病の中でも最も頻度の高い性病や症状の出やすい性病について理解しておくと、性病を疑うことができやすくなります。
性病をできるだけ早く疑うようにすることで、早めに受診するという行動に結びつきやすくなり、早期発見・早期治療につなげることが可能です。
性病は慢性化すると症状が治りにくくなったり、女性の場合では不妊症に繋がってしまうという危険性もあるので注意が必要な疾患です。
今回の記事では特に男性で一番多い性病について焦点を当てて詳しく解説していきたいと思います。

男性で一番多い性病は何?

結論から言ってしまうと、男性で最も多いとされる性病はクラミジア尿道炎です。
性別で言うと女性の方が多い性感染症なのですが、男性が感染する性病の中でも最も多い疾患となっています。
クラミジア尿道炎は、性器の粘膜同士が接触することで感染が成立する感染症です。
そのため、一度の性行為であっても感染が成立するので、性行為の回数が少ないからと言って感染しないというわけではありません。
また、感染してから症状が出るまでの潜伏期間が他の性感染症と比較すると長いということが特徴になっており、10日以上経過してから症状が出るということも珍しくないです。
そのため複数のパートナーと性行為を行う機会があるという方は、次から次へと複数のパートナーへクラミジアが感染しているという場合もあります。
クラミジアは精子の通り道によく感染することが分かっているため、男性の場合は無精子症の原因になるとされているので注意が必要です。
ちなみにクラミジアのみでなく、梅毒も近年急激に患者数が増えているということで注意喚起がされていることも覚えておきましょう。ペニシリンが開発されてから急激に患者数が減ったのですが、梅毒は命に関わるような危険な感染症ですので、こちらも合わせて予防や早期発見が重要になってきます。

クラミジア性尿道炎の症状はどのようなものがある?


クラミジアの典型的な症状は、尿道のかゆみ、違和感、排尿痛、尿道から膿(うみ)が出るといった症状があります。
先ほども述べたようにクラミジア性尿道炎は潜伏期間が長いため、無症状で長期間経過するという人もいれば10日程度経過してから症状が出るという方もいます。
女性の場合は症状が出やすいため、早期治療に結びつきやすいのですが、男性は症状が出にくいため、パートナーである女性が初めてクラミジアに感染していることが分かって、男性も一緒に治療を開始するということが多いです。
ちなみに淋菌性尿道炎もクラミジア性尿道炎と同様の症状が出ることが特徴なので、症状から疾患の鑑別をすることはなかなか簡単ではありません。
しかし、淋病では性行為があってから症状が出現するまでの期間が短かったり、膿の量が多く粘性が強いといった特徴があることから、淋病を疑うことも可能です。

クラミジア性尿道炎はどのように検査をするの?

クラミジア性尿道炎はこのような尿道周囲の症状が出ることから、尿検査をすることで尿中に混じっている細菌を検出することが可能です。
また、女性の場合は膣内の細胞をぬぐうことで膣内に潜んでいる細菌を検出していきます。
さらに、血液検査を行うことで血液中のクラミジア抗原を検出することで診断を確定させるという方法もあります。
どの検査方法を選択するかというのは症状の程度や経過に合わせて主治医が選択しますので、あなたの症状や経過を適切に医師に伝えるということを意識しておきましょう。

病院に受診しないで検査する方法もあるの?


性病疾患はプライベートな疾患なので、できるだけ人に会うことなく検査を進めていきたいという人もいると思います。
そのような人は性病検査キットを利用することで自宅で性病検査を行うことが可能です。
この方法だと時間や場所を選ばずに検査できることや、費用面でも病院や保健所で検査するよりも費用を抑えることができるので、性病検査キットを利用する人は増えてきています。
また、インターネットを通して申し込みができることや、郵送で検体を送ることもできるので、わざわざ遠方の医療機関まで足を運ばなくても検査ができるというメリットもあります。
しかし、自己判断で検査を行ったり検査結果を過信してしまうと、正確な治療を開始することができなくなってしまいます。
できる限り専門の医師がいる医療機関を受診して検査してもらうことをおすすめします。

クラミジア性尿道炎の治療方法とは?


クラミジア性尿道炎の治療方法として第一選択とされるのは抗菌薬の内服です。
抗菌薬は一度内服するのみでは完治しないので、処方された内服薬を全て飲み切ることで完治を期待することが可能となります。
そのため、症状が改善したからといって自己判断で内服を中止することは非常に危険です。
症状が改善しても内服薬は全て飲みきり、主治医に治療が終了したかどうかということをきちんと確認するようにしましょう。
また、症状が比較的早期に落ち着くため、クラミジア性尿道炎が完治していないにもかからわずパートナーと性行為をしてしまうと、性器粘膜同士や性器と口腔粘膜が接触することでクラミジアが感染してしまい、感染症が広がってしまうという危険性もあることを理解しておく必要があります。
パートナーもクラミジア性尿道炎に感染している可能性が高くなってきますので、一緒に治療して、お互いが完治してから性行為を再開するようにしましょう。
その際は性感染症を再発しないためにも、コンドームの使用など性感染症予防を徹底した行動を取るよう意識することが重要です。

性感染症が疑われる症状が出現した場合は栄セントラルクリニックに相談しよう


今回の記事では男性で一番多いとされる性病のクラミジア性尿道炎に関しての解説をしてきました。
男性では多いとされる感染症ですが、あまり症状が出ないということが特徴なので、まずは性感染症を予防することを徹底することが必要です。少しでも性感染症の症状を思わせるような症状が出現すれば、症状が悪化したり感染症が拡大する前に性病を専門とする医療機関を受診することをおすすめします。
栄セントラルクリニックでは完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
また、男性医師やスタッフによるカウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法を経過を説明しながら進めていきます。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

 

 

 

 

 

病院で感染症検査

性感染症の疑問、答えます!!

こんにちは、栄セントラルクリニック医師の千原です。今回は、性病かな、と思った方は是非ご一読ください。

性病を疑ったときはどこの病院に行けばいい?
性病を疑うような症状って?
どんな検査をするの?痛い?
どうやって治療する?

この辺りをまとめてみました。性病は、疑いだしたら怖くて仕方ないです。とにかく早く専門の医師に診てもらい、検査・治療してしまいましょう。

 

 

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性病を疑った時は何科を受診すれば良いの?適切な診療科を教えます!


「性行為を行ってから性病のような症状が出たけれども、何科を受診すれば良いかわからない」
「性病治療に特化した医療機関を受診したい」
性病を治療する上でこのような考えを持った経験はありませんか?
性病の治療を開始する前にまずは性病であることを診断してもらわなければなりません。
今回の記事では性病を疑うような症状が出現した時に、どの診療科を受診すれば良いかということについて解説します。
この記事を読むことで適切な診療が分かり、適切な受診行動が取れるようになります。

そもそも性病とはどのように感染するの?

性感染症は性器の粘膜同士が接触することによって感染が成立するという感染症です。
また、性器粘膜同士でなくても、性器と口腔粘膜のようなオーラルセックスや、目の粘膜、尿や便からも感染するということが性感染症の特徴です。
コンドームを適切に使用するなどの感染防止対策を徹底していれば防ぐことが可能な場合が多いのですが、口腔粘膜への感染は防ぐことが難しいので、不特定多数の相手と性交渉を行う機会がある人は特に注意する必要があります。

性病を疑うような症状はどんなものがある?


性行為を仕事として行なっている人や、複数のパートナーと性行為を行う機会が多い人でなければ、性感染症にかかる機会はあまり多くありません。
性感染症のような症状が出たとしても、それが性病なのかどうかということをはっきりと疑うことができる人は少ないです。
それでは、どのような症状が出たら性病だと考えれば良いのでしょうか。
性病の症状として代表的なものを以下に挙げていきます。
・亀頭にブツブツがある
・おしっこをする時に痛む
・尿道から黄色や透明の膿(うみ)が出る
・陰茎に違和感がある
・尿道に灼熱感がある
・血尿が出る
・結膜が、強い炎症を起こす
・白色クリーム状のドロっとした目ヤニが出る
・まぶたや結膜が腫れる
・眼瞼結膜に、ブツブツが出る
・耳の前のリンパ節がはれ、痛みを伴う
・のどの腫れ
・のどの痛み
・発熱など
性行為があってからこれらの症状に該当するようであれば、性病を疑う必要があります。
もちろん、性病には潜伏期間があるので、症状が出た頃には感染が成立してからしばらくの期間が経過しているという可能性が高いです。
そのため、できるだけ早期に治癒させるためには、治療を早期に開始する必要があります。

性病を疑ったらまずは何科に受診すれば良いの?


以上のような症状が出現した場合に気になるのは、まずはどの診療科に受診するかということではないでしょうか。
性病を取り扱う診療科は複数あります。
もちろん性病科は性病を専門とした診療科ですが、泌尿器科や皮膚科、産婦人科、眼科でも性病を治療することが可能です。
出ている症状が泌尿器系の場所に出現しているのか、皮膚に出ているのか、目に出ているのかということによって受診する診療科を選んでも問題ありません。
出ている症状が確実に性病のであるということが分かるのであれば、最初から性病科を受診することで専門的な検査や治療を受けることができます。
しかし、性病以外の可能性も考えるのであれば、症状が出ている診療科に受診することで、幅広い疾患からあなたの病名を絞り込んで診断してくれます。

性病はどのように検査していくのか?


性病であることを診断するためにはあなたに起こっている症状や、そこまでに至った経緯を慎重に聞いていく必要があります。
これらの問診を参考にして疑わしい性病をある程度絞り込んで検査を進めていきます。
検査方法には尿検査や血液検査、膣内ぬぐい検査やうがい液検査といった検査が行われます。
検査項目によっては検査した当日に検査結果が分かるというものもあるのですが、ほとんどの検査では3日から7日程度判定するまでに時間がかかることが通常です。
あなたが実施する検査がどのくらいの期間を想定しているのかということを主治医に聞いてみると、今後の方針が把握しやすいでしょう。
プライバシー面が気になるため、病院や保健所で検査をすることに抵抗があるという方は、性病検査キットを利用してみるのも良いです。
性病検査キットはインターネットで簡単に申し込むことが可能で、郵送で送られてきた性病検査キットを自分のタイミングで自宅で使用して検体を採取することができます。
あとはその検体を郵送で送ることで性病検査を専門としている施設で検査結果を出してくれるのです。
こちらも検索結果が分かるまでは一週間前後かかるのですが、場所や時間にとらわれず他人に合わずに検査できるというメリットや料金が安価なものもあることから人気を集めています。

性病はどのように治療が進んでいくのか


たいていの性病であれば、診断がつくことで対象となる性感染症に効果のある抗菌薬を内服することで治療を進めていきます。
受診した診療科で性病の治療を進めていくことがほとんどなのですが、中には性病の治療を専門外としていたり、症状が強くて対応が難しいと考える医療機関もあります。
その場合は総合病院を紹介されたり、性病科を紹介されたりすることがあるので、自宅から通院しやすいなど、あなたが受診しやすい病院を紹介してもらうようにしましょう。
性感染症の治療の第一選択は、抗菌薬を内服して治療するという方法です。
何もしなければ自然によくなるということはないので、抗菌薬の内服に抵抗があるとしてもしっかりと治療を受けて感染症を治癒させる必要があります。
抗菌薬は内服してしばらく経つと徐々に症状が改善してくることが分かるのですが、自己判断で抗菌薬の内服を途中で中断してしまうと、症状が再び悪化してしまうことがあります。
処方された抗菌薬は3日から1週間程度内服することを指示されることが多いです。
指示通りに最後まで飲みきる事で抗菌薬の効果がしっかりと発揮されるので、性感染症を完治させるためにも正しく内服薬を服用することがポイントです。
性感染症の症状が強く出ており、内服薬の効果が現れない場合は注射薬を使用することもあります。
症状によってどのような治療方針で進めていくかということはあなたの病状と主治医の判断によりますので、しっかりと相談しながら治療を進めていきましょう。

性病を疑う場合は栄セントラルクリニックに相談しよう


今回の記事では性病についての基本的な知識と、性病を疑った時に受診すべき診療科について解説してきました。
受診する診療科によって治療方法や検査方法が異なる場合もありますが、性病であると診断されたのであれば性病を専門とする医療機関に転院しても良いでしょう。
栄セントラルクリニックは性病を治療するために必要な検査や治療方法、治療期間は異なってくるので、あなたに最適な治療方法や経過を説明しながら進めていきます。
また、完全予約制となっており、電話やメールで診療予約を行うことが可能です。
また、男性医師やスタッフによるカウンセリングも行っており、気軽に相談しやすいということも特徴となっています。
カウンセリングで聞いた内容から、あなたの症状や経過に合わせた治療方法を提案していくことで、治療の進め方に同意を得ながら進めていくことが可能です。
さらには夜間診療にも対応しているため、日中はお仕事などが忙しくて受診できないという方にとっても時間の融通が利くというメリットがあります。
駅からのアクセスも良いため、通院にかかるストレスも少なくて済みますし、プライバシーにも配慮しながら治療を進めていきますので、安心して通院を継続することも可能です。
今回の記事を参考にしてできるだけ早期に性病を疑うことができるようになり、適切な受診や治療を進めていけるようになってほしいと思います。

風俗に行ったら、検査に行こう!

こんにちは。栄セントラルクリニック、ドクターの鈴木です。栄セントラルクリニックは、久屋大通駅0分の所にあります。ご存知の方は、あっ、と思うかもしれませんが、名古屋の中心地であり、繁華街である錦3丁目の入り口に位置します。
世の男性は付き合い、酔った勢い、いろいろな理由で錦三丁目にお世話になることがあります。ただ、やはり怖いのが性感染症。そこで、今回のタイトルは、【風俗に行ったら、検査行こう!】です。なんだか軽いノリですが、しっかりとその重要性をまとめてみました。少々長文ですが、一度、一緒に勉強しましょう。

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風俗に行ったら、検査に行こう!

風俗で遊んだときの男のエチケットは、性病に感染していないかクリニックへ行って検査することです。
これが彼女や妻への『償い』であり『愛情』ではないでしょか。

でも実際には「痛い」「かゆい」「変なものができた」など、いわゆる性病の症状が出てから慌ててクリニックに駆け込む場合がほとんどです。

いま、これでは遅いといわれています。
なぜなら、症状の少ない性病が流行っているからです。
それは知らないうちに大勢の人に広がっていることになります。

現在、風俗へ行ったあとに専門のクリニックに行って検査する男性が増えています。
専門クリニックとは、泌尿器科がある医療機関のことです。
泌尿器科は、性病を専門に治療しているところもありますが、生殖機能の状態などもしっかり検査してくれるところです。
患者さんの個人情報は、外部に漏れないようにしっかりと管理されています。

そこで、いまどのような性病が流行っているのか、その性病にはどんな症状があるのか、もし検査しなかったときのリスクにはどんなものがあるのか、これらの点について解説します。

いま流行りの性病とは

いま流行っている性病を知っていますか。
それはニュースや新聞などで大きく報道されている梅毒です。

梅毒は、1943年に世界ではじめて開発された抗生物質ペニシリンによって、過去の性病だといわれるまでに減少していました。
ところが平成23年ごろから、それまで全国1,000人以下だった無症状で発見しにくい梅毒が再び増えはじめたのです。

平成22年に梅毒に感染しては、全国で621人と少なかったのですが、それからわずか7年あまりで9倍に増えたのです。
そして2018年9月時点の感染者数が5,081人、驚くようなスピードで増え続けいます。

【梅毒にかかった人】
男性                    女性     合計
2010年 497人    124人     621人
2017年 3,925人   1,895人    5,820人

なぜ再び梅毒が増えているのか

厚生労働省と国立感染症研究所は、いま急激に増え続けている梅毒の感染源を風俗と断定しつつあります。
その背景には、風俗で働いている20代の女性に梅毒が多いことを、性病に感染した人を報告する制度によってわかってきているからです。

一方の風俗店は、むかしから梅毒などの性病を防止するために外国人観光客の入店を断っていたはずなのですが、業界への不況の波によって受け入れせざる負えない状況になっています。

つまり、いまの梅毒の拡大には風俗で働く女性とお客の男性によるものだと考えられています。

ところが、20代女性だけでなくフリーセックスを楽しむ主婦などにも感染していることがわかっています。
いま、梅毒を拡大させないためには性病検査が重要といわれています。

性病の感染者数が多いクラミジア

いま流行の性病は梅毒でありますが、そのほかに風俗で感染する怖れのある性病がクラミジアであります。

クラミジアは、感染しても症状が軽い性病といわれています。
男性の場合、「尿道のかゆみ」「排尿時の軽い痛み」などです。
女性の場合、「軽い生理痛のような痛み」「黄色いおりもの」などです。

このような症状の軽いラミジアに感染した人は、毎年男性と女性をあわせて25,000人もいます。
性病のなかでもっとも感染した人が大勢います。

【むかしから蔓延しえいるクラミジア】
男性  女性      合計
平成19年 12,428人   13,887人    26,315人
平成29年 12,072人   12,753人    24,825人

梅毒の感染者が多い東京・大阪・名古屋

日本で梅毒感染者が増えている地域は、外国人観光客の多いところになっています。
つまり日本の繁華街がもっとも多いエリアである東京・大阪・名古屋であります。

2018年の感染者5,081人のうち、東京1,284人・大阪874人・愛知337人と、この3県だけ半分を占めていることになります。

つまり、東京では歌舞伎町、大阪では梅田、名古屋ではなどが、もっとも危ないエリアになるのです。

さらに、東京から名古屋へ、東京から大阪へ、大坂から名古屋へ、仕事で出張して開放的になることから、感染範囲が広がる可能性が高くなります。

そもそも梅毒とは

梅毒は、感染したことに気づかずにいると数10年後に心臓・血管・神経などに異常があらわれる怖い性病であります。

まず感染してから3週間ほどの潜伏期間があり、その後に感染した性器や口に「タダレ」や「しこり」などができます。
これは数週間ほどで消えてしまいます。

それから、手・足・全身にブツブツのような発疹が出てきますが、これも数ヶ月ほどで消えてしまうのです。
つまり梅毒の症状は、疲れが溜まっているからや体調が悪いからなどで気づかずに過ぎてしまうのです。

梅毒の血液検査は、風俗で遊んでから1か月ぐらいしてからクリニックへ行くのがベストと考えられています。
これは、月に1回しか性病を検査しない風俗の女性から感染する可能性が高いことを裏付けています。

性病にかかったときのリスク

女性たちは、男性が風俗へ行くことをよく知っています。
でも、まさか自分のパートナーが風俗で別の女性と遊んでいるとは思っていません。

それから女性たちは、男性が風俗へ行くことを浮気ではないと言っています。
でも、自分のパートナーが風俗で別の女性と遊んでいることを、浮気とみなします。

つまり自分のパートナーが風俗に行き、そこで性病に感染したことがわかった時点で、別れ話になるか離婚になる確率が高くなるのです。

女性たちは、男性が風俗へ行くことをよく知っています。
でも、まさか自分のパートナーが風俗で別の女性と遊んでいるとは思っていません。

それから女性たちは、男性が風俗へ行くことを浮気ではないと言っています。
でも、自分のパートナーが風俗で別の女性と遊んでいることを、浮気とみなします。

つまり自分のパートナーが風俗に行き、そこで性病に感染したことがわかった時点で、別れ話になるか離婚になる確率が高くなるのです。

パートナーが知ったとき

法律上、風俗で遊んだことは浮気の対象になります。
夫婦の場合、妻が離婚と慰謝料を要求することができます。
また彼女の場合、性病をうつされたことに対する治療費と慰謝料などを請求できます。

これが夫婦であれば、1回ぐらいなら許してくれるかも知れませんが、一度起きた女性トラブルはいつまでも引きずられ、夫婦喧嘩の再びに性病のことを言われるでしょう。

さらに彼女の場合、当然別れることになりますが周りの友達にも知れ渡り、あなたが結婚するときに相手方の親から調査されるとトラブルに発展することになります。

結局、風俗で遊んだ男性が悪く、さらに性病に感染したことが発覚したら、大変なことになるのです。

パートナーに感染させるリスク

風俗で性病に感染したとき、被害を受けるのはパートナーである彼女や妻になります。

梅毒の場合、「胎児への感染」「先天性の障害」「早産」「死産」「新生児死亡」などのリスクが生じます。

クラミジア感染の場合、「不妊症」「卵管炎」「腹膜炎」「子宮外妊娠」「流産」「早産などのリスクが生じます。

そのために男性が性病に感染したとき、パートナーといっしょに治療する必要性が出てきます。
風俗で遊んだあとは、性病に感染していないか検査し確認してから、パートナーとセックスしましょう。

妊活するとき、性病の検査が待っています

女性の晩婚化が進み、不妊治療をする女性が増えています。
それにあわせて、男性の婚期も遅れ風俗で遊ぶ機会が増えています。

そこで気になるのが不妊の原因です。
いまわかっていることは男性のおよそ50%が何らかの不妊の原因になっていることです。

そのためにパートナーといっしょに不妊治療をするとき、性病に感染していないか検査します。

つまり梅毒やクラミジアなどの性病に感染した場合、治療していないとパートナーにわかってしまいます。

性病を早期に治療することがエチケット

男性は、会社の人間関係、仕事のストレス、個人的な興味などから風俗で遊ぶ機会があります。
だから性病に感染しないため、性病に感染したときのことを考えなくてはいけません。

そこで風俗で遊んだあとの男のエチケットについて大事な3点を教えます。

・ 風俗で遊んだ1週間後に、クリニックで第1回目の生殖器や全身を検査してもらう
・ 風俗で遊んだ1ヶ月後に、クリニックで第2回目として血液検査をしてもらう
・ 性病に感染していないことが確認されるまでパートナーとのセックスはしない

性病とは、だれでも感染する病気です。
風俗は、パートナーに隠れて遊びに行くところです。
だから、遊んだあとの処理は男性のエチケットになります。